相沢沙呼のレビュー一覧

  • 小説の神様

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    この登場人物たちには感情と人間らしい温かさが通っている。彼らの抱える苦悩が、怒りが、悲しみが、そして何より喜びがダイレクトに伝わってくるのだ。
    売れない小説家と売れっ子小説家が二人一組で競作をする事になる。彼らの創作の行方は果たして。
    小説執筆とは文字通り骨肉の戦いである。出来上がらないプロットに泣き、思い通りにならない文章に怒り、思った通りの評価を得られない事に悲しむ。それでも小説家は書き続ける。それが呪いなのか、はたまた諦めない気持ちなのかはわからない。
    この本に出てくる人物たちは好感を持てる部分だけではない。時にヘタレで、時に傲慢で、落ち込みやすく単純である。
    それでも頁をめくる手が止め

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    2023年07月28日
  • 小説の神様

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    売れない高校生小説家の一也と売れっ子女子高生作家の詩凪が、一作の小説を共作することに。
    読者の批判に打ちのめされ自分の全てを否定し卑屈に振る舞う一也。
    詩凪はそんな一也に軽蔑の色を隠さない。
    何一つ分かり合えない二人を結ぶ"小説の神様"とは?
    人はなぜ小説を読むのか?
    作家はなぜ小説を書くのか?
    その答えは読んでのお楽しみ

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    2023年06月25日
  • マツリカ・マジョルカ

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    シリーズ一作目。
    ミステリー要素としては重くないから、怖がりな私でも読めた。
    日常の謎ということで、よく考えたらあ、そっか!となってスッキリ。
    でも最後の最後の展開には驚きました。

    柴山くん視点の描写が細かくて、読んでるこっちが恥ずかしくなった

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    2023年06月22日
  • マツリカ・マハリタ

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    「聞いてくれるだけでいい。聞いてくれるだけで、じゅうぶんだよ」

    確かに辛いことは聞いてもらえるだけで救われることもありますね。
    特に大切な人には、一人で抱え込まず頼って欲しい。

    そして最終話。私も翻弄されました。

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    2023年06月22日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    シリーズ3作目。前2作よりも謎解き要素が濃かった気がする。「凄い」と「面白い」を連呼したい!
    青春小説としても本格ミステリとしても楽しめた。

    好みは分かれそうだけど、うじうじした内気な主人公好きかもしれない。

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    2023年06月22日
  • 雨の降る日は学校に行かない

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    スクールカーストをテーマとした短編集。「辛かったら学校に来なくてもいい」は、その子にとって救いのようで救いにならない気がする。
    いじめっ子は自分の過ちに気づくことなく学校に行けて、いじめられた子は学校に行く当たり前の生活が奪われてる……。

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    2023年06月22日
  • マツリカ・マトリョシカ

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    霊媒探偵クラスの衝撃をありがとう(*´▽`*)

    シリーズ3作目だがマジョルカ、マハリタ両作
    があって初めて本書の入り小細工の密室が完成
    したといえる(時空を超えた解決だった)
    本作は過去の柴犬視点から少し客観的となり、
    うじうじ悩める狭窄視野がないだけ読みやすい
    プリーツスカートの構造だって覚えられたw

    過去2作で活躍の小西・マツリカが作品の最後
    まで出番が無いが、そこに至るまで5人の推理
    が自然にながれて作品の完成度が凄い

    さて柴犬が成長著しい、学校で変態行動を継続
    しているのに信頼できる仲間が増えてkitanoは
    嬉しい!日常の謎をここまでミステリに出来た
    作者は末恐ろしい・・・読む

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    2023年05月16日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    ネタバレ

    秋乃の性格が 自分の性格と似ていたこともあって
    感情移入をしながら読ませてもらいました.

    作家さんと読者というふたつの視点から展開される
    物語はとても新鮮で 興味深かったです.

    『 世界の行間を読む 』
    という言葉 とっても素敵ですね.

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    2023年04月29日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠(1)

    tk

    購入済み

    原作はドラマ化されている人気作だと知っていましたが未読のまま漫画版を読みました
    原作との違いは分かりませんでしたがとても面白かったです
    絵がすごく綺麗でした

    #ダーク

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    2023年03月15日
  • 午前零時のサンドリヨン

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    ネタバレ

    【再読】ポチこと須川くんが恋をしたのは、同じクラスのクールビューティー酉乃初。実は彼女はレストラン・バー『サンドリヨン』でバイトする凄腕マジシャンで…。ボーイミーツガール学園ミステリ。酉乃さんのオン・オフのギャップがとても魅力的です。ちょっと頼りない須川くんと、学校では孤高で他人に心を許さない酉乃さんの距離感とか、二人の揺れ動くココロの表現がとても繊細で、まさに相沢氏の原点がここにあると感じました。少年少女の恋と心の成長が瑞々しく描かれている作品でした。そして本作品は”ふともも愛”の始まりでもあるのだな。

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    2023年01月25日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    実写化おめでとうございます。実写化を観たので、また読み返しています。やっぱり、小説の神様、というタイトルが凄いと実感しています。

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    2023年01月08日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

    購入済み

    何度でも

    最後の最後で思わぬ展開になり、読んだあと放心状態。2度読みはしないタイプですが、これは2度読んでも楽しめそうです。

    #ドキドキハラハラ

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    2023年01月16日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    「これは、わたしのために書かれた物語かもしれない!」(P.304)
    という台詞(?)があるが、私がこの作品に対して思ったことでもある。

    小説を読む私。そして小説を書く私。
    どちらが欠けても物語を織りなすことはできないし、物語を紡ぐ一端を担っていることが幸せだと思う。そのことに気づかされて泣きそうになった。

    また、現実に打ちのめされて物語を読んだり書いたりすることが嫌いになったとき。この本を思い出して読み返したい。勇気をもらって、きっとまた歩き出せるようになる、という気がする。

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    2022年12月05日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠(1)

    購入済み

    絵が綺麗です

    原作を愛読しているので、今回のコミカライズとても嬉しかったです。キャラクターデザインがとても素敵で、とても読みやすいので小説を読んだ方も読んでいない方も楽しめると思います。

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    2022年12月04日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠(1)

    匿名

    購入済み

    面白かったです。

    ドラマを観てこの作品を知り、面白かったのでマンガも読んでみました。
    絵も綺麗だし気に入りました!続きが早く読みたいです。

    #深い #ハッピー

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    2022年12月03日
  • ロートケプシェン、こっちにおいで

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    ネタバレ

    最後まで読んでよかった。

    前作に続き背中がムズムズするような青春モノでなかなか読み進められなかった。けど、最後の章で、自分がすっかり騙されていたことに気付き、この作品が一気に大好きな作品になりました。

    たしかに違和感はあったもんな。いや、どれが誰?って。
    構造がわかった上でもう一度読み返したい。

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    2022年11月15日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(下)

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    ネタバレ

    お互いを思いながら不器用にすれ違う一也と詩凪。友人だった真中の言葉に傷つき自分を追い詰める秋乃。3人の物語の行く末は…。「小説」がきっかけで心が動いていく様子がとても良かった。一也と秋乃のウジウジした様子に苛つくと、本作に登場する「そんな主人公を必要としない読者」になりそうですね(苦笑)。これまで考えたことがない、小説を書くことと読むことの意味を深く意識させられた作品でした。本作はこれでおしまいかな。「続編の意義」があれば続く?定期的に読み返したい。物語を読むことへの純粋な思いを忘れないために…。

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    2022年11月13日
  • 小説の神様 あなたを読む物語(上)

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    ネタバレ

    無印では小説家・一也と詩凪の「魂の慟哭」を中心に描かれましたが、今回は少し学園青春ものに寄ったような印象がありますね。続編を書くことの意味、小説は単なるエンターテインメントなのか等の問題を議論しながら、後輩の成瀬秋乃にスポットを宛てて「小説」を中心とした過去・現在の友人関係が語られる今回でした。天月の持論には考えさせられるものがあるな…。ともあれ、一読者として作品にどう向き合っていけば良いのだろう。今回の副題の示す意味を考えながら下巻へ続く。

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    2022年11月13日
  • マツリカ・マハリタ

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    ネタバレ

    【再読】2年生になっても相変わらずウジウジした柴山君と、魔女的美女マツリカさんの学園コージーミステリ。自殺した女子生徒の霊『1年生のりかこさん』のエピソードを背景に含みながら進む、4編の連作短編でした。1話ずつ積み重なる謎が最後に一気に解かれ、この構成は本当に巧いなと思いました。進級して柴山君の周りも随分温かい雰囲気になってきたのに、内面の成長が追いついていませんね…。それでもマツリカさんとの距離は縮まってきて、読後には心温かくなりました。そして今回も相沢氏のふともも愛が大いに感じられるのでした。

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    2022年11月13日
  • マツリカ・マジョルカ

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    ネタバレ

    【再読】相沢作品に登場するウジウジ系主人公の中でもとびきり自己評価の低い柴山君。そんな彼と廃ビルに住む魔女的美少女マツリカさんとのボーイミーツガール。女王様気質で「おまえ」「柴犬」呼ばわりするマツリカさんの無茶ぶりに答えようと、柴山が遭遇した謎を解く学園ミステリ。キャラミスとしては秀逸すぎる作品。柴山君のキモい妄想とか、マツリカさんを見るエロい視線とか、思春期少年という感じで良い。実は柴山君がマツリカさんや同級生と交流し、少しずつ成長していく物語でもあります。一番のミステリはマツリカさんの正体ですが…。

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    2022年11月13日