北山猛邦のレビュー一覧

  • 『石球城』殺人事件

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    ネタバレ

    いや「物理の北山」と呼ばれているけれども!!
    いるけれども!
    本当に「『物理』の北山」じゃないですか!!!

    そこは読んでいて思わず笑ってしまいました

    が、それはそれ
    圧巻のトリックの数々
    調べたところ、発売予告から約17年(城シリーズとしては21年ぶりだとか)、物理トリックだけでまとめ上げたという部分からも気合のほどが伝わってきます

    世界観の構築も北山先生らしさ全開
    崩壊後の世界という事で科学技術の名残はそれなりにありつつ、そこに『結晶髑髏』という魔術のような幻想要素も登場
    それらが無理なくまとまっているからあの美しいラストへ到達できたんですよね

    密室の謎だけでなく、「石球城」という世

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    2026年09月04日
  • 『石球城』殺人事件

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    なんか凄いものを読んだ。

    北山猛邦は物凄く好きな作家では無いのですが、
    これは凄い。
    十三の密室トリックなんて今まで読んだ事が無かった。
    密室以外の色々な謎が、解き明かされる最終章には参りました。

    北山猛邦さん。あなたの頭のなかはどうなっているのか。

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    2026年08月24日
  • 『石球城』殺人事件

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    プロローグ

    酷暑の新作ミステリー第三弾!

    “石球城”という13の塔からなる城
    その13の密室で13の殺人が行われた

    13の密室の謎をどう解き明かすのか!?
    この超絶的悶絶!
    しかと見届けよ!



    本書
    『石球城』殺人事件★Super5
    akiさんの本棚から
    素晴らしい作品をご紹介いただきました
    いつもありがとうございます

    氷と暗闇が支配する“石球城”
    そして13の塔と灯火を護る13の巫女だち

    クローズド・サークルと化した城にとある侵入者が現れる
    その直後から、クローズド・サークルの塔にいる
    巫女たちがひとり、またひとりと殺されていくのだが…

    設定も各13にも及ぶ謎解きも、そして全

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    2026年08月01日
  • 『石球城』殺人事件

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     夜の明けない街。一日の午前午後を十三時間、十三日を一ヶ月、十三ヶ月を一年とする十三で巡る神聖暦という暦が生活に根付く世界に迷い込んでしまった少年は、頭部なく発見された灯台守の巫女殺しの嫌疑をかけられて、被告として神聖裁判に立つことになるのだが。終わらぬ連続殺人。少年はいつか夢見たこの世に残された最後のビーチ『最果ての海』に辿り着くことはできるのか。

     美しい創り上げられた世界は謎が解かれるたびに、その美しさを増していく。それぞれ独立していた点が線を描いて浮かび上がる真相の衝撃はあまりにも凄まじいもので、さらにそれだけでは終わらず、その先に残る余韻は一読忘れがたいものでした。読み終えるのが名

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    2026年07月24日
  • アルファベット荘事件

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    ネタバレ

    本館ミステリ長編。

    バラバラ死体。

    アルファベット荘。庭にAからZの立体の文字。Iは屋敷内。

    ディは数年前より昔の記憶を持たない。

    創生の箱。空っぽのはずの箱の中にいつの間にか物体が入り込む。

    創生の箱は衆人環境に置かれていた。鍵は教授のポケット。後で開けると中から死体。
    二重底ではない。底板が開くようなことはない。

    事件。
    庭に雪の足跡無し。
    創生の箱、なくなっている。大広間の中央に置かれていた。
    ミノルがその中で死んでいた。箱の底に鍵。

    吹雪の山荘。

    犯人は午前2時頃、ミノルさんの部屋に行き殺害後、広間にあった創生の箱の中に彼の死体を入れ、庭に足跡を残すことなく、創生の箱を

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    2026年07月19日
  • 『石球城』殺人事件

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    分厚く、読み応えのある本。13の密室トリックもすごかった。密室部分の謎解きで、理系を感じた。儚い世界観とミステリーの融合、楽しめました。

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    2026年07月18日
  • 『石球城』殺人事件

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    鬼★5 ここはどこ?私はだれ? から始まる、超デカ盛り謎解きミステリー。大量で緻密な密室殺人と、石球城の壮大な謎に慄け!

    ■あらすじ
    最果ての海を目指して凍りつく世界を彷徨っていたルーサは、気が付くと石球城なる場所に迷い込んでいた。そこは13の塔と大きな塀に囲われた都市、朝は訪れず常に夜であった。ルーサは城壁の外を目指すロメリアに出会い、塔の番人である巫女たちを訪れる。しかし塔からは首無しの死体がみつかり…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    鬼★5 これは今年の本格ミステリーのトップレベル。こんなの書けるのは、まさしく北山猛邦先生しかいないでしょう、唯一無二の化け物ミステリーです。

    なんたっ

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    2026年07月17日
  • 『石球城』殺人事件

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    面白かった〜。クローズドサークル!密室!連続殺人!こういうのが読みたいんだよ、というのをこれでもかと浴びせられた感じです。物理の北山ここに在り。工学部で良かったなーと思うのは、こういうトリックを理解できたときですね(笑)。静謐な終末世界という、北山猛邦ワールドの美しさも健在で、良い読書でした。ミステリ読みたい欲が存分に満たされました。

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    2026年07月14日
  • 『石球城』殺人事件

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    ネタバレ

     たまたま書店で見かけた北山猛邦さんの新刊の帯には、歴代メフィスト賞作家の賛辞が並んでいる。北山さんご自身、第24回受賞作『『クロック城』殺人事件』でデビューしているが、今では第71回まで受賞が決まっているそうで。

     デビュー以降、いわゆる『城』シリーズが計4作刊行されたが、正直評判は芳しくなかった。『『○○城』殺人事件』というタイトルを冠するのは、実に21年ぶり。そんな本作は、物理の北山の面目躍如にして、原点回帰と言える大作だ。

     居住地を旅立った後、凍てつく大地で気を失ったルーサ。目覚めると、そこは城壁に囲まれた都市・石球城だった。ルーサを助けたロメリアは、早速この謎の都市について説明

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    2026年07月10日
  • 『石球城』殺人事件

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    ネタバレ

    僕は旅に出た。仲間割れして、他の仲間たちは食料のことで揉めて殺し合った。僕は生き延び、血だらけのまま進んだ。

    気づいたらベッド。見たことない場所。
    僕と歳があまり変わらない少年が助けてくれたらしい。

    僕、ルーサ。

    助けてくれた少年さロメリア。

    どうやってここにたどり着いたか記憶がない。


    13の塔。街の外周を丸く囲むように配置されている。
    塔の上には灯。
    灯台にはそれぞれ名前がある。
    『嵐の灯台』6番目。
    1番目が『初めの灯台』、2番目が『空気の灯台』

    壁で囲まれた空間。円のように壁で閉ざされた街。

    部屋のあちこちに転がっている石の球体。

    それぞれの灯台には巫女が一人ずついて、

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    2026年07月05日
  • 神の光

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    建物や街が一晩にして消えてしまう、そんな壮大な消失トリックをテーマにした短編集。表題作『神の光』はもちろん素晴らしいが、特に心に残ったのは「一九四一年のモーデル」だった。第二次世界大戦下、狙撃兵がスコープ越しに監視していたはずの建物が、一夜にして消えてしまう――という物語。場末のバーで出会った老人が語る昔話というシチュエーションも味わい深く、その情感と消失トリックの鮮やかな美しさに唸らされた。

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    2026年06月30日
  • 私たちが星座を盗んだ理由

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    5編のミステリーが入っている短編集。
    ほんタメで紹介されていたので読んでみました。1編20分~30分程で読めるので、ちょっとした隙間時間や移動時間に読むのにピッタリ。
    そしてロマンチックなタイトルとは裏腹にどれもダークな終わり方。
    私は特に最初の「恋煩い」と表題作の「私たちが星座を盗んだ理由」が好きでした。

    恋煩いが1番後味悪かったかな。

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    2026年04月21日
  • つめたい転校生

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    ネタバレ

    ファンタジー✕ミステリのどんでん返し系短編集。どれも人外要素ある。

    ①かわいい狙撃手

    エレベーターで一目惚れ。
    彼は屋上に行った?

    ヴィオラ・ケースを持ってる。

    彼とケーキバイキング。
    トイレに行った隙にヴィオラ・ケースの中を見てみると、クロスボウ。

    ビルの屋上から引き金を引いたのを目撃。

    スナイパーで殺人をしているのと思いきや、
    キューピッドだった。
    撃たれた人は、その後に見た人に恋する。

    ②つめたい転校生

    謎の転校生。冷たい性格の女性。

    過去。
    いつも川を挟んで喋っていた。
    「目を閉じて」と言われて、目を閉じた一瞬で急に隣に。
    火事。その子、死亡?

    転校生、かつての亡く

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    2026年04月15日
  • 推理の時間です

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    これ、ぜひぜひ続編出してほしい!
    読む前は普通のアンソロジーだと思っていたけれど、他人の推理(しかも普段書き手の作家さんの推理!)を聞くのがこんなにおもしろいとは。
    自分でもいつも以上に推理しながら読めて、読んでは戻り…考えてもう一度読んでとがんばったけど、なかなか犯人や動機は当たらず。

    『封谷館の殺人』と『ペリーの墓』がおもしろかったな。
    『波戸崎大尉の誉れ』は、軍隊もの(っていうのか?)が苦手だから読み進めるのと理解が少し大変だった。

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    2026年04月07日
  • 神の光

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    消失をテーマにした短編ミステリー集。
    海外の時代背景や場所も含め、トリックのキーとしていて楽しめた。
    大掛かりな仕掛けが大好きだし、ちょっぴり理系の要素も味わえる短編集だった。

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    2026年03月25日
  • 神の光

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    特に表題作が良いですね。
    その瞬間·その場所でしか成立しえない消失トリックを、完遂させたアイデアは見事!!

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    2026年03月19日
  • 私たちが星座を盗んだ理由

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    かわいらしい表紙で内容も軽めなのかと思いきや、最初の『恋煩い』からガツンと頭を殴られたような衝撃を受けた。
    全5篇入っているが、どれもタダでは終わらない話ばかりだった。
    これから読む人に向けてのアドバイスは表紙に騙されるな。

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    2026年01月17日
  • 神の光

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    建物物や街が消失するという規模が大きすぎるテーマの五篇の短編集。
    「その街は、たった一晩で姿を消した」という帯に猛烈に惹かれてまんまと買ってしまいました。

    トリックが壮大すぎて、ちょっとそれは無理がないか?と思うものもありましたが、そういうのも自分の予想の範疇を超えているだけでもしかしたら不可能ではないのかもしれないと思わされるくらい、全ての作品がハイクオリティ。
    そもそも建物や街を消すなんて、無理やりすぎるくらい大がかりな仕掛けがないとできないですしね。
    というかトリック抜きにしても一篇50ページ程度でこんなに独自の世界観を作り上げられるのかというほど面白く、ゆっくりじっくり読もうと思って

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    2026年09月08日
  • オルゴーリェンヌ

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    世界観とそこに出てくるキャラクターとミステリのトリックと、要素の全てが最高のバランスで配置されていて、やはり傑作ですね。(単行本が出た当時既に大感動してその時にも感想をまとめましたが、ようやくの文庫化で再読して再確認した次第)

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    2025年08月17日
  • 『アリス・ミラー城』殺人事件

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    ネタバレ

    最後まで犯人もトリックもわからず、終盤は、1人ずつ、この人には無理、この人には無理・・・じゃあこの人!?あれ、でもこの人も無理になった・・・??という感情がつづき、ハラハラして楽しめた。記憶がなくなったころにもう1度読みたい。そろそろ思い出せなくなったので、読み返そうと思う。再読したいと思えるミステリは少ないが、これはその1つ。

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    2025年08月12日