北山猛邦のレビュー一覧

  • 私たちが星座を盗んだ理由

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    ちょっぴりダークな短編集。空いた時間に読みやすい。
    4つ目のお話が好きです。2つ目の話は最後まで読んでも意味がわからなく、検索してほんのり理解した程度ですが雰囲気が好き。

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    2025年04月04日
  • 『アリス・ミラー城』殺人事件

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    頭がおかしい。よくあるクローズド・サークルかと思いきやあらゆる意味でぶっ飛ばされた。
    アガサ・クリスティーはミステリの中で大発明をしたがよくまあここまで……。
    色々とシンプルな話ではあるが、北山猛邦は数冊読んだのみなので深く語れないが、意地が悪い。平気で読者の床をぶち抜いて奈落に突き落とす。なるほどねぇ……。

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    2024年12月23日
  • 踊るジョーカー

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    気が弱くて、引っ込み思案で、人と話すのが苦手な人という、なんとも自分と共感すべきところが多い主人公なのですが、
    そんな彼が相棒やお馴染みの警部とともに事件を解決していくストーリーが、読み始めると止まらないから不思議です。

    北山猛邦さんのトリックは相変わらず難しいですが、発送が面白いです。続編も読んでみたいと思います٩( 'ω' )و

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    2024年10月01日
  • 『アリス・ミラー城』殺人事件

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    大好きな北山先生に一言
    そんなのアリかよ!!
    100%騙される小説は?
    と聞かれると真っ先にこの小説を紹介します。
    こんなの防ぎようがないです笑
    こんなん絶対分かりっこないですよ!
    興味がある方は是非読んでください!

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    2024年10月15日
  • 私たちが星座を盗んだ理由

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    読みやすいのでスラスラと読み進めることができるが読み終わったあと心に何か重しが残る。個人的に「終の童話」と題された作品が一番好きで考えさせられた。
    短編なので隙間時間に一話読めるのでサッと読むのに最適。良き。

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    2026年10月05日
  • 推理の時間です

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    謎解き挑戦ミステリーアンソロジー。いわゆる「犯人当て」なのですが、当てるのは犯人だけとは限りません。フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットの三種類が各二作品ずつ。どれもこれも難問ぞろいでした……。
    とりあえず解答にたどり着けたのは法月綸太郎「被疑者死亡により」と田中啓文「ペリーの墓」。でもどちらも辛うじて核心部分は当てたと言えるものの、細部などは詰め切れませんでした。手掛かり部分等はわりと分かりやすいほうではあったと思いますが、決して簡単というわけではありません。
    謎が魅力的だったのは我孫子武丸「幼すぎる目撃者」。ホワイダニットって謎を作る方も解く方も一番大変なのではと思います。そんな中でこれは……真相をわかってみればどれもこれも腑に落ちるのだけれど。これはとんでもないわー。というか本当に怖い真相。
    個人的にはハウダニットが苦手でした。こういうのを解き明かすのは、頭がぐるぐるしてきてしまいます。さくっと解決編を読んでトリックすげー、と感嘆しておくのが楽しい。

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    2024年08月31日
  • オルゴーリェンヌ

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    最後のシーンになってようやく犯人像が見えてきて、まさか、まさか…!と徐々に明らかになる真実に打ち震えました。
    かなり分厚い文庫本ですが、最後まで読む価値はあります。前作の『少年検閲官』を読んだ事がある方は特にオススメします!

    序章からすでに面白く☆5にしたいのですが、
    『少年検閲官』で紙のない世界ならではの犯行を上手く描いていた反面、今作はあまりその世界観が生かされていなかった点で、☆4にしました。

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    2024年08月15日
  • 少年検閲官

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     書物が駆逐されるディストピア風のファンタジーに本格ミステリーを組み込んでいて、家の扉や壁に赤い十字架のような印に首なし死体といった謎や『検閲官』のエノや旅をする少年のクリスという登場人物の魅力にも溢れた作品だった。

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    2024年07月14日
  • つめたい転校生

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    『人外境ロマンス』を改題して文庫化
    「人外」とあるように人以外の何かとのロマンスや交流を描いた6つの短篇集

    定番の人外から意外な人外まで読後感も含めバラエティ豊かで楽しめた!

    北山先生の独特な世界観最高に好き!

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    2024年06月01日
  • 街角で謎が待っている がまくら市事件

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    ネタバレ

    がまくら市事件の短編集の2冊目です。
    1冊目に登場した人物も出てきますが、こちらから読み始めても問題はないと思います。

    1.さくら炎上
    今まで読んできた北山猛邦さんの作品はどれも面白かったので一番期待していましたが、続きが気になるところで終わってしまいました。
    個人的には、一緒のクラスになりたかったという理由で殺された生徒たちが気の毒に思えてしまい、あまり読後感は良くありませんでした…。

    2.毒入りローストビーフ事件
    この作品は犯人が指摘されずに終わっていますが、おそらくよく読めば犯人を当てられる仕組みになっているように思いました。
    謎解きしがいがありますが、解答が欲しいです(泣)

    3.密室の本
    最後のあたりまで彼女が犯人だと気付かなかったので、真相を知ってびっくりしました。
    真知博士は本当に気づいてなかったのでしょうか…?でも自分のファンだからといって、殺人犯が目の前にいるのにわざと見逃がすはずが…う〜ん(悩)

    4.観客席からの眺め
    個人的には全11作品の中で一番好きな作品でした。
    今村くんが本当に星野さんのことを愛していて守りたいんだって伝わってきて、でもこのラストだと二人が結ばれることはこの先ないんじゃないかって思って心苦しい思いでいっぱいになりました。
    二人がやらなくても、遅かれ早かれ勝田には天罰がくだっていたと思います。
    ただ、現場に髪の毛をばら撒いたことと、今村くんが宗教団体に所属した理由が今一つよく分からなかったです。読み返せば分かるのかな…?

    5.消えた左腕事件
    これも最後のあたりまで犯人が分からなくて驚きました。ただわたしがポンコツなだけかもしれませんが…!
    でも真知博士も分かってなかったみたいですし、つまり真知博士もポンコツ仲間ですね!(怒られそう)

    6.ナイフを失われた思い出の中に
    他の作品に比べて難しい表現が多く出てきましたが、推理自体は分かりやすいと思います。
    良和さんの無罪が一日も早く判明してほしいですね。そしてあの布の服の隠し場所の分かりやすさは、太刀洗さんだけじゃなく読者全員びっくりしていたと思います。

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    2024年05月26日
  • 推理の時間です

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    フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットをテーマに各2作品ずつ取り上げた短編ミステリー。解決するのは読者である私達。巻末には各作家が他作品をどの様に推理したかも書かれていて楽しい試み。私自身は推理は到底及ばず、さっさと袋とじの解決編へと読み進めた。楽しめた。

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    2024年05月13日
  • 天の川の舟乗り

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     音野順シリーズ第3弾。相変わらず卑屈で気弱だけど名探偵である音野順の推理は切れ味抜群でその名探偵をサポートする白瀬のワトソンぶりも面白かった。次は長編で読んでみたい。

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    2024年03月30日
  • 『アリス・ミラー城』殺人事件

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    ネタバレ

    冬、海に浮かぶ密室「アリス・ミラー城」に招待された探偵たちの目的は館に伝わるアリスミラーの捜索。 最後まで生き残った者が手に入れられるという条件の下で探偵たちを嘲笑うような奇々怪々な惨劇の幕が上がった・・・。

     結末は言わずもがな
    「アリス」なる人物を不思議の国のアリスと混同させるトリックはもはや芸術の域。 御伽噺のアリスとの誤認に加え、ルディとの容姿・出生の混合、「友達」ではなく「フレンド」という表現は実在の人物ではなく架空の人物を想起させるような言葉選びですっかり騙されてしまった。
     

     一方で作者が意図的にアリスの描写を省きすぎているのでアンフェアの側面も強い。 終盤の入瀬、古加持のセリフから作中内で既にアリスは死んだものとされている。 アリス犯人説を否定するにはアリスの死体でも上がらない限り探偵たちは納得しないと思われるのだがそこらへんは丸々描写されていない。 この点は賛否分かれるところであろう。

     久々に奇天烈な作品に出遭えたのでそれなりに満足、個人にとっての傑作っていうのはこういう尖った作品から現出するのだと思う。

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    2024年03月19日
  • 密室から黒猫を取り出す方法

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     名探偵音野順シリーズ第2弾。今回も読みやすい文体ながら密室、消えた凶器、倒叙などしっかり本格ミステリーが紡がれていて面白かった。特に「クローズド・キャンドル」が一番面白かった。そして前作と変わらない音野順の「気弱で引きこもりだけど、しっかり名探偵である。」というキャラ造形もよかった。

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    2024年03月09日
  • 推理の時間です

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    誰が、どうやって、何故の3つのテーマで2篇づつ短編があり、解答は最後に纏まっているという面白い形式の本。
    読者への挑戦ということで読み進めながら考えたけど、わかったものはひとつもなく。
    巻末に作家の方々の推理があるのだけど、さすがきちんと読み取ってるなと思うものも、裏を読みすぎたような推理もあって面白かった。
    作家さんなら軽々といてくるのかと思ったから面白い結果だった。

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    2024年02月29日
  • 天の川の舟乗り

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    ネタバレ

     北山猛邦さんの作品の中でも、好きなシリーズだった名探偵音野順シリーズ。2009年刊行の第2作『密室から黒猫を取り出す方法』が最後だと思っていたが、まさか2021年に第3作が出ていたとは。書店で文庫版を見かけて知った次第である。

     作家の白瀬と引きこもり探偵の音野順というコンビは、何とか覚えていたものの、音野順の兄・要の存在は忘れていた。「物理の北山」らしい、他愛のないトリックを楽しむ作品集だったはず。予期せぬ書店での発見に期待は高まる。

     「人形の村」。お菊人形の話を聞いたことがある人は多いだろう。いいねえ、ネタからしてこのシリーズらしいじゃなーい。しかし、1編目からそりゃないよ。支障がない程度に書いておくと、「物理の北山」じゃないんかい!

     170pと長めな表題作「天の川の舟乗り」。怪盗からの予告状といい、金塊を祭る村といい、密室殺人といい、設定だけなら1編目同様にいい感じじゃなーい。焦点はトリックに限られる。……。まあ、タイトル通りではあるけども…。

     大変大掛かりではあるのだけれど、過去2作のようなクスっと笑えるトリックではないんだよなあ。一読者の勝手な感想と読み流していただきたいが、最もがっかりするタイプのトリックだった。最後の演出も、響かないというか。

     「怪人対音野要」。このシリーズは、毎回1編だけ世界的指揮者の要が探偵役を務める。舞台は古城。音楽トリビアの意外性に、ギリギリなトリック。そして胡散臭い名探偵退場シーン。こっちを長くした方がよかったんじゃないか?

     「マッシー再び」。ん?「天の川の舟乗り」の後日譚か? 引きこもりがひどくなった順を、連れ出した甲斐があった。これだよ。こういう微笑ましいトリックが読みたかったんだよ。最後にこのシリーズらしさを読めてよかった。

     最も長い表題作に最もがっかりした自分だが、解説を読んでそういう見方もあるかと思った。果たして第4作を読める日は来るか?

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    2024年02月23日
  • 踊るジョーカー

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    初めての北山猛邦先生の凄惨な殺人がないし、登場人物のキャラがはっきりしているので、かなり読みやすい本でした

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    2024年01月29日
  • 『クロック城』殺人事件

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    ネタバレ

    4.7評価

    冒頭20ページくらいで作品の世界観に没入
    終末感は好みの設定

    いま読んでもまったく色褪せていない物語
    やはり名作か

    時計の針を伝うというメイントリックは既視感アリ
    悪くないですけど
    (黄金の羊毛亭によるとルパン3世の映画のせいとのこと。なるほど。その他にもあった気がする)

    解決は多重推理のどんでん返し
    犯人は裏ボス?主人公?やっぱり裏ボス?

    首を切った理由は特筆事項
    これとメイントリックは本書の二大ポイント

    綺麗に収束しないファンタジー要素と、いわゆる厨二要素がマイナス0.3pt
    世界観にはあってるんだけどなあ

    シリーズ追い確定

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    2024年01月05日
  • 踊るジョーカー

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    気弱な名探偵と推理作家による本格ミステリ
    お弁当を持参する気弱な探偵がかわいらしく殺人事件なのにほのぼのしました

    探偵と助手、そしてトリックを重視したミステリ。やっぱりこういうミステリが一番好き
    Howが好きな人にはおすすめな短編ミステリだと思います
    これからも読んでいきたいシリーズです!
    おもしろかったです!

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    2023年11月20日
  • 『アリス・ミラー城』殺人事件

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     中盤から終盤にかけてのホラーサスペンス的な展開。そして、さまざまな視点に移り変わりながら展開するミステリー。そして、最後の読者を騙すトリック。読んでいて楽しめるミステリー小説でありました。ただ、叙述トリックの部分がいささか地味で、わかりづらいところがややマイナスでした。

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    2023年11月10日