北山猛邦のレビュー一覧

  • 私たちが星座を盗んだ理由

    Posted by ブクログ

    5つの短編が入ってる作品。
    読みやすいのでスラスラと読み進めることができるが読み終わったあとにぞくり、どろり。と心に何か重しが残る。
    個人的に「終の童話」と題された作品が一番好きで考えさせられた。

    短編なので隙間時間に一話読めるのでサッと読むのに最適。良き。

    0
    2024年09月11日
  • 推理の時間です

    Posted by ブクログ

    謎解き挑戦ミステリーアンソロジー。いわゆる「犯人当て」なのですが、当てるのは犯人だけとは限りません。フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットの三種類が各二作品ずつ。どれもこれも難問ぞろいでした……。
    とりあえず解答にたどり着けたのは法月綸太郎「被疑者死亡により」と田中啓文「ペリーの墓」。でもどちらも辛うじて核心部分は当てたと言えるものの、細部などは詰め切れませんでした。手掛かり部分等はわりと分かりやすいほうではあったと思いますが、決して簡単というわけではありません。
    謎が魅力的だったのは我孫子武丸「幼すぎる目撃者」。ホワイダニットって謎を作る方も解く方も一番大変なのではと思います。そんな中で

    0
    2024年08月31日
  • オルゴーリェンヌ

    Posted by ブクログ

    最後のシーンになってようやく犯人像が見えてきて、まさか、まさか…!と徐々に明らかになる真実に打ち震えました。
    かなり分厚い文庫本ですが、最後まで読む価値はあります。前作の『少年検閲官』を読んだ事がある方は特にオススメします!

    序章からすでに面白く☆5にしたいのですが、
    『少年検閲官』で紙のない世界ならではの犯行を上手く描いていた反面、今作はあまりその世界観が生かされていなかった点で、☆4にしました。

    0
    2024年08月15日
  • 少年検閲官

    Posted by ブクログ

     書物が駆逐されるディストピア風のファンタジーに本格ミステリーを組み込んでいて、家の扉や壁に赤い十字架のような印に首なし死体といった謎や『検閲官』のエノや旅をする少年のクリスという登場人物の魅力にも溢れた作品だった。

    0
    2024年07月14日
  • 私たちが星座を盗んだ理由

    Posted by ブクログ

    短編集で読みやすい。
    ずっと不穏な空気が漂っていて、結末が気になって一気に読んでしまった。
    4話目の「終の童話」が特にお気に入り。余韻の残る読後感でした。

    0
    2024年07月11日
  • つめたい転校生

    Posted by ブクログ

    『人外境ロマンス』を改題して文庫化
    「人外」とあるように人以外の何かとのロマンスや交流を描いた6つの短篇集

    定番の人外から意外な人外まで読後感も含めバラエティ豊かで楽しめた!

    北山先生の独特な世界観最高に好き!

    0
    2024年06月01日
  • 街角で謎が待っている がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    がまくら市事件の短編集の2冊目です。
    1冊目に登場した人物も出てきますが、こちらから読み始めても問題はないと思います。

    1.さくら炎上
    今まで読んできた北山猛邦さんの作品はどれも面白かったので一番期待していましたが、続きが気になるところで終わってしまいました。
    個人的には、一緒のクラスになりたかったという理由で殺された生徒たちが気の毒に思えてしまい、あまり読後感は良くありませんでした…。

    2.毒入りローストビーフ事件
    この作品は犯人が指摘されずに終わっていますが、おそらくよく読めば犯人を当てられる仕組みになっているように思いました。
    謎解きしがいがありますが、解答が欲しいです(泣)

    3.

    0
    2024年05月26日
  • 推理の時間です

    Posted by ブクログ

    フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットをテーマに各2作品ずつ取り上げた短編ミステリー。解決するのは読者である私達。巻末には各作家が他作品をどの様に推理したかも書かれていて楽しい試み。私自身は推理は到底及ばず、さっさと袋とじの解決編へと読み進めた。楽しめた。

    0
    2024年05月13日
  • 私たちが星座を盗んだ理由

    Posted by ブクログ

    子供向けのミステリだと思っていたけど、読むととても引き込まれる作品だった

    特に妖精の学校はめちゃくちゃ面白い
    どこかで見た事のあるような設定だけど、読んでいてドキドキワクワクする
    強いて言えば、オチに無理があるような気がした
    ただ、あの薄っぺらい分量でここまで引き込まれる設定を作れるのは凄い

    最後の最後でイヤミスにする展開が毎回同じだから、何となく展開が読めてくるのが少し残念

    0
    2024年04月06日
  • 天の川の舟乗り

    Posted by ブクログ

     音野順シリーズ第3弾。相変わらず卑屈で気弱だけど名探偵である音野順の推理は切れ味抜群でその名探偵をサポートする白瀬のワトソンぶりも面白かった。次は長編で読んでみたい。

    0
    2024年03月30日
  • 『アリス・ミラー城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    冬、海に浮かぶ密室「アリス・ミラー城」に招待された探偵たちの目的は館に伝わるアリスミラーの捜索。 最後まで生き残った者が手に入れられるという条件の下で探偵たちを嘲笑うような奇々怪々な惨劇の幕が上がった・・・。

     結末は言わずもがな
    「アリス」なる人物を不思議の国のアリスと混同させるトリックはもはや芸術の域。 御伽噺のアリスとの誤認に加え、ルディとの容姿・出生の混合、「友達」ではなく「フレンド」という表現は実在の人物ではなく架空の人物を想起させるような言葉選びですっかり騙されてしまった。
     

     一方で作者が意図的にアリスの描写を省きすぎているのでアンフェアの側面も強い。 終盤の入瀬、古加持の

    0
    2024年03月19日
  • 密室から黒猫を取り出す方法

    Posted by ブクログ

     名探偵音野順シリーズ第2弾。今回も読みやすい文体ながら密室、消えた凶器、倒叙などしっかり本格ミステリーが紡がれていて面白かった。特に「クローズド・キャンドル」が一番面白かった。そして前作と変わらない音野順の「気弱で引きこもりだけど、しっかり名探偵である。」というキャラ造形もよかった。

    0
    2024年03月09日
  • 推理の時間です

    Posted by ブクログ

    誰が、どうやって、何故の3つのテーマで2篇づつ短編があり、解答は最後に纏まっているという面白い形式の本。
    読者への挑戦ということで読み進めながら考えたけど、わかったものはひとつもなく。
    巻末に作家の方々の推理があるのだけど、さすがきちんと読み取ってるなと思うものも、裏を読みすぎたような推理もあって面白かった。
    作家さんなら軽々といてくるのかと思ったから面白い結果だった。

    0
    2024年02月29日
  • 天の川の舟乗り

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     北山猛邦さんの作品の中でも、好きなシリーズだった名探偵音野順シリーズ。2009年刊行の第2作『密室から黒猫を取り出す方法』が最後だと思っていたが、まさか2021年に第3作が出ていたとは。書店で文庫版を見かけて知った次第である。

     作家の白瀬と引きこもり探偵の音野順というコンビは、何とか覚えていたものの、音野順の兄・要の存在は忘れていた。「物理の北山」らしい、他愛のないトリックを楽しむ作品集だったはず。予期せぬ書店での発見に期待は高まる。

     「人形の村」。お菊人形の話を聞いたことがある人は多いだろう。いいねえ、ネタからしてこのシリーズらしいじゃなーい。しかし、1編目からそりゃないよ。支障が

    0
    2024年02月23日
  • 踊るジョーカー

    Posted by ブクログ

    初めての北山猛邦先生の凄惨な殺人がないし、登場人物のキャラがはっきりしているので、かなり読みやすい本でした

    0
    2024年01月29日
  • 『クロック城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    4.7評価

    冒頭20ページくらいで作品の世界観に没入
    終末感は好みの設定

    いま読んでもまったく色褪せていない物語
    やはり名作か

    時計の針を伝うというメイントリックは既視感アリ
    悪くないですけど
    (黄金の羊毛亭によるとルパン3世の映画のせいとのこと。なるほど。その他にもあった気がする)

    解決は多重推理のどんでん返し
    犯人は裏ボス?主人公?やっぱり裏ボス?

    首を切った理由は特筆事項
    これとメイントリックは本書の二大ポイント

    綺麗に収束しないファンタジー要素と、いわゆる厨二要素がマイナス0.3pt
    世界観にはあってるんだけどなあ

    シリーズ追い確定

    0
    2024年01月05日
  • 踊るジョーカー

    Posted by ブクログ

    気弱な名探偵と推理作家による本格ミステリ
    お弁当を持参する気弱な探偵がかわいらしく殺人事件なのにほのぼのしました

    探偵と助手、そしてトリックを重視したミステリ。やっぱりこういうミステリが一番好き
    Howが好きな人にはおすすめな短編ミステリだと思います
    これからも読んでいきたいシリーズです!
    おもしろかったです!

    0
    2023年11月20日
  • 『アリス・ミラー城』殺人事件

    Posted by ブクログ

     中盤から終盤にかけてのホラーサスペンス的な展開。そして、さまざまな視点に移り変わりながら展開するミステリー。そして、最後の読者を騙すトリック。読んでいて楽しめるミステリー小説でありました。ただ、叙述トリックの部分がいささか地味で、わかりづらいところがややマイナスでした。

    0
    2023年11月10日
  • 『アリス・ミラー城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    城シリーズ3作目。他のシリーズと一線を画すとはこういうことかと読んで思いました。
    私は全作好きですが、今回は特にミステリー感の強い古典チックな仕上がりかなと。
    かなり人が殺される割にはそこまで分厚い本じゃないのでどんどんバタバタ駆け足な展開な印象なのでちょっと物足りない感というか、もっと書き込んで欲しいなーという気持ちもありましたが結末を見たらそうもいかないのかと納得。

    終盤の犯人を探すところでは気になりすぎて夜更かししてしまいました
    ミステリー小説をたくさん読んできましたが、そんな手もあるのか!!!とまんまと騙されて一つまた視野が広くなった気がします。

    0
    2023年07月28日
  • 『クロック城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    ちょっと前の、あったのかもしれない、違う世界線の話かもしれない、人類史が終わる寸前の世界。
    クロック城と呼ばれる謎の建物。
    直径10メートルの巨大な時計が3つ並び、左右の時計の針は真ん中の時計と10分づつ前後にずれている。
    SFチックな館の噂、存在の不明な登場人物、眉唾な計画や組織、それらが収束してどういう展開、結末になるのか、序盤では全く想像できず。。。
    本格ミステリーとして読んでいましたがファンタジーとして取り掛かった方がすんなりとはいってきそう。

    ノベルズ版では後半の謎解き部分や館の見取り図?館の図が袋綴じになっていたし、帯には"本文208頁の真相を他人に喋らないでください&

    0
    2023年07月28日