北山猛邦のレビュー一覧
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ネタバレ=作者のファンなので、かなり評価の甘い感想になります=
と言いつつも、ミステリとしてトリックが凡庸なのはまぁそうだなとは思う(笑
でも巨大アルファベットを足場やトンネルにしたりというアイデアがいかにも北山先生っぽくて大好き。実現性とかは知ったこっちゃない、ロマンですよ。
あと、創生の箱からの死体出現トリックがすべて別のネタで行われているのが面白いポイント。凝ってる。
んで、本作の魅力の大きなところはは、トリックではなくてキャラクターや読後感。
美久月が最後の最後に正体を現しても違和感のないキャラクター設定とストーリー。このまとめ方こそ本作の面白さの根幹ではないでしょうか。
ずっと読みたか -
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ネタバレ1989年日本、1243年フランス、1916年ドイツ……マリィとレインは生まれ変わり続け、殺し合う。
って、まさか生まれ変わりの最初が1989年とは。輪廻転生って時が遡るんですね…という切ない美しさがありました。生まれ変わりに重複もあるなんて。重複が鍵でした。自分と同じ記憶を持った人が複数いる、ってかなり妙だし自分さえも信じられなくなる…ジョフロワはそれで歪んだんだろうけど狂うよなぁ。
ラピスラズリの瑠璃色がちらつきます。
マリィとレインの恋も、執着して殺してるジョフロワも、時を自在に移動する探偵の探偵のスノウウィも良い。スノウウィ=マリィなのねたぶん。
2作目にして、事件そのもののトリックよ -
Posted by ブクログ
物語の舞台が終わりかけている世界で、素敵に好みのミステリでした。面白かったです。
この音世界を終わらせないためにSEEMと十一人委員会がそれぞれ別の方向性で支配している…磁気異常と降り続く雨の世界観も好きでした。
びしょ濡れでやってきた瑠華から「家に住む〈スキップマン〉を退治して」という依頼を受けた探偵の南深騎といつも側にいる菜美が訪れる『クロック城』。外壁にある10分ずつずれた3つの大時計が印象的です。
クロック城で暮らす瑠華の家族や親族、博士の助手、執事親子もなんだか変わっている人ばかり、加えて世界の崩壊を止める〈真夜中の鍵〉を探す十一人委員会の第三の天使・クロスとその助手までいる。
世界 -
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ネタバレツッコミどころは読後に色々出てくるものの、
殺人鬼がどんどん迫ってくるスリルと、奇抜で大胆な犯行へのサプライズ感を全体通して楽しめたし、
こちら(読み手)の勝手な思い込みを見事に利用してきたな、というところの上手さに素直に騙されたと思ったので星4つ。
もともと動機の部分にはあまり興味がないので、犯人が過激派エコロジストだったという説明は別にそれで良いかなと思うものの、
海上が「犯人はアリス」とまで言ったのに、その後誰もアリスについて言及しないのはさすがにおかしいのでは...ずるいのでは。
とは言え、怪しい館に探偵が集められてチェス盤の通りに人が消えていく、というシチュエーションは「そうそう -
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ネタバレ評価
サプライズ ★★★☆☆
熱中度 ★★★☆☆
インパクト ★★★☆☆
キャラクター★★★★★
読後感 ★★★★☆
希少価値 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★☆
サプライズ ★★★☆☆
クリスチャン王子殺害の犯人がルイーズ王子妃だというのはある程度予想できてしまう。よって,この部分はあまりサプライズがない。魔女が二人いて,一人目の魔女がナポレオンに恋し,ナポレオンを助けていたという点もあからさまに書かれている。セレナの妹が二人目の魔女になっていたという点はややサプライズ。総合的にみると,★3かな。伏線が丁寧でよくできているので,納得のいく驚きである。
熱中度 -
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とりあえず読み終わってまず考えたのは、本格ミステリとは一体どこまで示すのだろうか、ということだ。
本著は裏表紙のあらすじに本格ミステリを謳っているのだが、他の本格派とはかなり毛色が異なる。
まず設定だが、終焉をむかえつつある人類の世界、が舞台だ。これは件の裏表紙あらすじから抜粋させて頂いた。
主人公はゲシュタルトの欠片と本作内では呼ばれる見えざる者が見えてしまう探偵、南深騎。彼は一般人が可視出来ないゲシュタルトの欠片を退治することを仕事としている。
そんな南深騎と行動にするのがどこにでもいてどこにもいない謎に包まれた少女、菜美。
ある日二人の元に瑠華という少女が訪れる。
彼女は自宅であるク -
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ネタバレようやく読んだ名探偵音野順シリーズ。
小説の表紙も可愛らしいイラストなので、けっこうほんわか系?と思ったらなかなかコミカル。
殺人は起こるし、物騒な事件も起きているのに、シリアスになりきらぬ、ちょっと脱力感のある作品。
まず、名探偵の音野順が超弱気。
名探偵の才能はあるものの、彼を名探偵だと盲信したきつけるのは専ら大学時代からの友人であり推理作家の白瀬白夜。
自分の作品のネタになるということもあって音野の面倒をみつつ、やれ事件だと引っ張り出す。
そして、名探偵たるものこう言えこうしろとやいやい言うが、気の弱い音野は基本白瀬の背中に隠れ、人前に出されてもたどたどしく控え目に発言するばかり…。
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ネタバレ〇 概要
大東亜帝国探偵助手学部に所属する月々守と君橋君人のもとに,前作,「猫柳十一弦の後悔」で知り合った小田切美奈からある依頼がされる。その依頼は,月々守の体を張った解決策で解決されるが,ゼミ教官で女探偵の猫柳十一弦は,これから連続見立て殺人が起こると推理する。猫柳と君橋は,惨劇をひそかに,未然に防ぐために山間の小村・稲木村に向かう。果たして,猫柳は惨劇を未然に防ぐことができるのか?
〇 総合評価 ★★★★☆
探偵は殺人事件が起こってから活躍する…結局,連続殺人として,何人も死んでから犯人を指摘する…という古典的な本格ミステリの探偵像に真っ向から向かい合う猫柳十一弦という探偵の存在が魅