北山猛邦のレビュー一覧

  • 人魚姫 探偵グリムの手稿

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    人魚姫をモチーフにしたミステリ。最初、人魚なんてのはセレナの嘘で、最後は合理の範疇に納めるんだろうと思っていたら、ガチでびっくり。海の底に人魚や魔女が住んでいる世界を舞台にした、特殊設定ミステリになるのか。ミステリ向きの設定ではないが、うまく取り込んでお話を造っているように思う。この辺は「ファンタジーの北山」と言ったところ。もちろん「物理の北山」も出てくるので、その辺を期待する向きも裏切られない(少ししょぼいが)。

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    2021年11月17日
  • アルファベット荘事件

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    うーん、評価が結構い良いので読みましたが、うーん
    そんなトリックうまくいく??って感じです。

    読み始めて、これはシリーズ物なのか?と思ってしまった。
    メインの3人キャラ立ってるのに、この作品だけなのかな~

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    2021年10月26日
  • アルファベット荘事件

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    あとがきで触れられているけれど、作者さんの最初期の作品とのこと。基本オリジナルのママだが、手を入れないわけにはいかなかったという文章はさすがに生硬で、微妙に読みにくい。キャラクターや犯行動機は奇をてらいすぎている感じで、かなりぎこちない。全体の印象を一言で言うとやはり生硬になると思う。それでもハチャメチャなメイントリックはもちろん、語り手の女性や探偵のキャラにはらしさが出ているように思う。

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    2021年10月16日
  • 『アリス・ミラー城』殺人事件

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    ネタバレ

    怖かった〜!ベッドの下に隠れてたら男が斧で鍵ぶっ壊して入って来るとか、人形が動くとか、鏡越しにアリスが見えるとか、覗き窓覗いたら殺人鬼の目が見えるとか…。何回も「こわ!」て声出た。ホラー小説かと思った。
    舞台もトリックも複雑で超本格的なミステリー!犯人誰だろー!?とハラハラドキドキしながら読みましたよ。途中までは…。
    犯人、そして動機については正直「へ??」だった。終盤の犯人の台詞ずっと「誰こいつ誰こいつ」って思いながら読んだ。笑
    登場人物の人数を誤魔化す叙述トリック自体はいいとして、さすがに最初以外ずっといなかった人物がポッと出で犯人パターンは無いよ〜。というか海上がハッキリ「アリスが犯人」て言ってんじゃん。もう犯人探しするまでもなく犯人確定じゃん。密室やバラバラ死体のトリックの意味も、そもそも計画自体の動機も「何じゃそりゃ」だしツッコミ所が多すぎる。
    ツッコミといえば窓端さんや観月への海上のツッコミがキレッキレで面白かった。観月のキャラも好き。山根さんは結局なんで人にくっつかないと喋れなかったの?
    犯人はまだいいとして動機をもう少し納得させてほしかった。でもそれ以外のところは叙述トリックも見事に騙されたし面白かった。

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    2021年10月14日
  • 猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数

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    設定などに、うっ、て思うことが多少あるけど、そこを受け入れられたら、肩肘張らずに気軽に読める一冊だった

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    2021年09月16日
  • 密室から黒猫を取り出す方法

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    ネタバレ

    ● 感想
     気弱で引きこもりがちな名探偵,音野順が登場するシリーズ第2弾。第1弾の「踊るジョーカー」も読んでいて,「雰囲気が素晴らしい」として8点を付けていた。個々の作品の内容,感想はメモに記載。引きこもりの名探偵、音野順とワトソン役の白瀬白夜のやり取りはコミカルで面白い。この二人のキャラクター,関係性はなんとなく麻耶雄嵩作品のキャラクターに通じるものがある。どこか,浮世離れしているが,憎めないキャラクター。特に白瀬白夜が,麻耶雄嵩のメルカトルシリーズの美袋三条に近しいものを感じてしまう。どちらもミステリ作家だし。
     北山猛邦は,最も好きなミステリ作家の一人で,文体が肌に合う。作品の雰囲気も好きなのだが,個々の短編のミステリとしてのデキはあと一歩というところ。標題作となっている「密室から黒猫を取り出す方法」や,「クローズド・キャンドル」での,物理トリックの密室は北山猛邦らしいのだが,物理トリックはどこまでいっても物理トリック。傑作だ!とまでは感じられなかった。
     文庫本の解説では,青崎有吾が,「停電から夜明けまで」について,驚くべき短編と評価し,音野順が探偵としての能動的行動を全くとらずに,捜査も,水利も,質問も挨拶すらもしないで,黙っているだけで犯人を示してしまう。音野順が音野順らしくあるままでも,名探偵の使命が達成される。あまりにも見事なジレンマの昇華,と絶賛しているが,そこまでの作品か?と思ってしまった。
     そもそも,ミステリを「名探偵モノ」として読むことにあまり意味を見出せない。面白い謎,面白いプロット,面白いストーリーこそがミステリの本質であり,名探偵とはどうあるべきか,といったものは,面白い謎等の副産物で,それがメインである必要はないと思うのだが。
     評価としては★3で。話としての面白さ,ミステリとしての完成度,キャラクター等のどれをとっても,面白くないわけではないが,傑作とまではいえず。そこそこ。
    ● メモ
    ● 密室から黒猫を取り出す方法
     田野は,企画を横取りし,出世をし,何らの見返りをよこさない上司,福中を自殺に見せ掛けるため,ホテルの一室で密室殺人を行う。密室トリックは,バネを使ってカンヌキを閉じるという物理トリック。密室を作っている際に,黒猫が部屋に入ってしまう。猫はバネにじゃれつき,回収すべきバネは部屋に残る。そもそも福中は猫アレルギーなので,黒猫がいる部屋で自殺をするか?田野は不安に思いながら,黒猫をそのままにしておく。本作の主人公,音野順とワトソン役の推理作家白瀬は,ホテルに出没するという黒猫探しのために,このホテルを訪れる。そこで,この事件に遭遇する。
     岩飛警部の許可を得て,現場を捜査。音野順はバネを見つけ,謎を解き,犯人に罠を掛ける。田野は黒猫の確認のバネの回収のために,殺人現場に戻るが,そこで警察と音野達に見つかる。田野は密室に黒猫が閉じ込められていると思っていたが,黒猫はタイガーロープを凍らせ,円筒状にしたものを利用し,回収されていた。この黒猫=音野が捜索しにきた黒猫は,ホテルのオーナーの娘,千里が飼っていた猫であり,同様の方法で,ホテルの一室で飼っていた猫だったのだ。
     北山猛邦らしい物理トリックの密室に,黒猫消失の謎を加えた作品。雰囲気は悪くないが,密室トリック,黒猫消失のトリックともに,バネや氷を使った物理トリックで,さほどの面白みはない。
    ● 人食いテレビ
     UFO研究会の面々が,殺人事件が起こった現場で,被害者がテレビに人が食べられるという場面を目撃する。この事件の被害者の遺体には3つの謎が存在した。1つ目は,上半身が裸にされていたということ,2つ目は,奇妙な鈍器の存在。3つ目は,切断された腕。これら3つの謎には共通するアイテムが関係している。それは銃。被害者は銃を撃っており,犯人は少しでも銃に関する証拠を残さないように,細工をした。犯人はロッジのオーナーの宮本。宮本は,ブラウン管のテレビを利用して,テレビを介して銃の売買を行い利益を得ていた。被害者は,銃が暴発してケガをし,宮本は銃の痕跡を隠すために殺害をした。
     ややコミカルな短編。殺害の動機も納得できかねる程度のものだし,トリックらしいトリックもない。人食いテレビという謎はそれなりに魅力的ではあるが,その真相が,単にブラウン管のテレビを隠し場所にして銃のやり取りをしていたというのは,あまりエレガントでもない。これは凡作だろう。
    ● 音楽は凶器じゃない
     過去の事件で知り合った笹川蘭という少女から聞いた,殺人事件の話について推理をする。音楽室で起こった事件であり,音楽室に潜んでいた何者かに教師と女生徒が襲われたという。犯人は捕まっていない。教師は死んだが女生徒は一命をとりとめた。女生徒には,推薦文を書いてもらえなかったという動機があり,女生徒の狂言で,実は女生徒が犯人ではないかという疑いがあったが,凶器がない。音野順の推理した凶器は,肖像画と150枚程度のCD。CDを肖像画の先端に取り付け,ハンマーのような鈍器にしたのではないかという推理。既にCDは売却されており,証拠はない。犯人と思われた女生徒,落合彩は学校に教師として戻ってくる,というオチ。消えた凶器の謎で,真相は推理クイズレベル。こんな推理クイズを見たことがあるような気がする。小説の雰囲気等は悪くないが…これも凡作レベルだろう。
    ● 停電から夜明けまで
     異色の一編。倒叙モノである。シロとペンタ兄さんの2人が,落雷による停電の機会を利用して,義父の殺害を計画する。暗闇でナイトビジョンを使って殺害するという計画。地元銀行の常務である石橋剛士,弁護士の杉岡正義,世界的なオーケストラ指揮者の音野要が招待された場で殺害を計画する。
     殺害に使う凶器は,西洋鎧のレプリカ,マクシミリアンの剣。殺害計画の途中で白瀬白夜と音野順が登場する。
     音野要は,たばこのにおいがしなくなったことから,ペンタ兄さんが部屋にいないことに気付き,マクシミリアンの剣に白瀬が持っていたルミノールの検査液と血を付け,犯行を暴く。シロはナイトビジョンを使っていたので,ルミノール液には気付くことができなかった。
     シロはとぼけるが,音野順が部屋に入っていたことに気付いていたことから,ナイトビジョンを使っていたことがばれる。この事件では,音野順は一言もしゃべらずに,ただ黙っていて犯人を告発し,被害者が殺害される前に犯人を見つけ出し,犯人の思惑を阻止した。
     これはそれなりに面白い。音野順の探偵としての働きは描いていないが,音野要を利用し,音野順が何もしなくても,存在するだけで犯人の犯行を暴くというプロットが秀逸。倒叙モノとしては,犯行にやや無理があり,倒叙モノとしてはさほど楽しめないのが難点
    ● クローズド・キャンドル
     音野順と推理比べをするライバルとして,琴宮という名探偵が登場する。琴宮のワトソンは,比之彦。琴宮は,3000万円払えば真相を伝えるという。
     事件は蝋燭が立てられた密室で起こった。被害者は照明器具にロープを掛けて首吊り。警察は自殺と判断している。
     白瀬は,琴宮とのやり取りの中で,音野順が真相を解明できなければ,3000万円を払うと約束してしまう。
     まずは,琴宮の推理。密室には犯人である鈴谷花澄が隠れていた。第一発見者は,花澄の双子である澄玲。ここで,花澄に双子がいることを暴く。双子を利用した双子入れ替えトリック
     音野順の推理。円卓を斜めに立て,扉を出入りするだけのスペースを作った。円卓を支える蝋燭に火を付け,円卓を支えられなくなった段階で円卓はずり落ちる。密室が完成するという物理トリック。円卓がずり落ちて,密室が完成し,首吊状態になる。犯人は,花澄の従妹であり,琴宮のワトソン役だった比之彦だった。
     探偵対探偵の推理対決というシチュエーションは楽しい。密室が物理トリックで解明というのも北山猛邦らしい。総合的にみて,それなりのデキの作品だと思う。

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    2022年12月03日
  • 少年検閲官

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    ちょっと回りくどいチャプターもあったけど、しっかりしたミステリーでした。ファンタジーと言うのかもしれないけど、想定外な世界観とかが楽しめる人には二度美味しい、かな?

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    2021年08月19日
  • 『アリス・ミラー城』殺人事件

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    叙述と知ってたので、最初から騙されずに読んでしまい…
    そうなると犯人あての楽しみはなく、サプライズはあまりなかった。
    よくある手法とは思うが、隠し方にちょっと無理があったような。
    本格らしい雰囲気自体はよかった。

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    2021年08月13日
  • 『クロック城』殺人事件

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    ややSFが入ってて好みとは少し違った。
    表題の時計の使い方は上手かったと思うし、自分の予想と方向性が合ったのは嬉しかった。

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    2021年08月13日
  • 踊るジョーカー

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    ネタバレ

    気弱な引きこもり名探偵と助手を自負する小説家。ふたりのやりとりは微笑ましが、住居といい事務所といい、白瀬はなぜにそこまで?と思わんではない。私には助手というよりパトロンに見える。本人は否定しそうだけど。スタンドライトの下りで笑ってしまった。音野の方は推理能力になんの杞憂もないが、放っておくと世捨て人まっしぐらで、そっちのほうが心配だ。毎回、もっと強かに生きて!と叱咤激励したくなる名探偵も珍しい。

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    2021年07月23日
  • 猫柳十一弦の失敗 探偵助手五箇条

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    表層的にはコメディタッチの軽いお話だけど、その裏に人の死を娯楽とする、探偵小説の業への鋭い批判(かも知れないもの)を潜めた案外と重い作品。クローズドサークルなのに、皆殺しを回避するどころが、このコだけは死ぬでしょ的なキャラまで助けたり、クローズドサークルの愛好家に喧嘩売ってるような長編も、作者は上梓してるから、事件が起こる前に解決してしまう探偵というのは確信犯なのかも知れない。やっぱり地味にはなるんだけど、色々考えさせられる。

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    2021年03月28日
  • 人魚姫 探偵グリムの手稿

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    メルヘンな雰囲気はとても良かった。ただミステリのトリックはこの時代だからこそできたものであるという事を除いてもちょっと大味すぎてなぁ…。全体的に悪くはないがめっちゃ良いとも言えない感じ。探偵役やワトスン役のキャラクター性もよくみるような感じなのでちと拍子抜け。犯人の動機や幕間の話で作られる雰囲気はとても良かったのでそういう空気を読むのが好きな方には合うと思う。

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    2021年03月08日
  • 『アリス・ミラー城』殺人事件

    犯人の存在を隠しすぎ

    犯人は実は登場しているが、文章を読んだだけでは存在が認識されない描写でごまかしている。
    それは目的としてわかるし、発想としては面白いが、、、。
    ある探偵が「あれは〇〇〇だった」と犯人を名指しするのに、その犯人を除いた(もしくは描写せずに)
    人間たちを「自分以外を全員殺せば助かる」として殺そうと大騒ぎをすること。
    目利きの探偵達もその探偵が目撃証言を話しているのに、「犯人は△△だろうとか」目撃証言を無視して他の
    人物ばかり疑う。
    もし、こんな探偵ばかりじゃ、目撃者がいる事件でも解決できないよ。死んでも当然じゃん。と思ってしまう。
    オチとしては意外性があるが、ヘボ探偵ばかりが集められたのはいかがなものかと思ってしまう。

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    2020年10月08日
  • つめたい転校生

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    「かわいい狙撃手」
    「つめたい転校生」
    「うるさい双子」
    「いとしいくねくね」
    「はかない薔薇」
    「ちいさいピアニスト」
    の6編。

    以前『私たちが星座を盗んだ理由』を読んだが、こういうファンタジーっぽいミステリが多いのだろうか?
    あれは「終の童話」がおもしろかった。

    今作は単行本のタイトル『人外境ロマンス』の通り、人間と人間以外の存在とのロマンスを描いた短編集。
    そんな関係性だから、単純にうまくいかないことも多くて、全体的に切なさが漂う。

    なかでも「いとしいくねくね」は、本来人間と人外との間にあるはずの「恐怖」という隔たりを上手く使っていた。
    「くねくね」というのはネットで話題の怪異だが、それを知らなくても楽しめる。

    僕はプラスの行動がマイナスの結果を生んでしまうお話はあまり好きではない。
    それでもこの作品の結末を受け入れることができたのは、人と人外は本来交わるべきではないという前提が頭にあったからだろうか。

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    2020年10月07日
  • 『瑠璃城』殺人事件

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    ファンタジーっぽいの全開なのに、トリックがちょっと笑えるくらい豪快だった
    探偵さんのキャラが好きだわー愛くるしいねぇ

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    2020年08月30日
  • 猫柳十一弦の失敗 探偵助手五箇条

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    女性探偵である猫柳十一弦の事が少しだけ紹介されています
    殺人トリックが実行される前に暴くという奇想天外な展開は第一作と同じで楽しませてくれる作品です

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    2020年02月13日
  • 『クロック城』殺人事件

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    非現実なファンタジー色の強い世界観で、本格ミステリの世界を展開する。どこまでがルールで迷いつつ読み進むがどこか危うい。トリックは何となく読めたけど、この世界観だから良いのかもしれない。

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    2020年01月03日
  • 先生、大事なものが盗まれました

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    伝説の怪盗を中心とした話。想像していたよりだいぶファンタジー?というか想像力を鍛えられる感じの話が中心だったけど(特に探偵の盗みを前提としたところとか)それを踏まえての謎の解明の仕方が良かった。あと何といってもキャラたちがいい!続くと書いてあったしこれは是非とも続きを読みたい。作者の別作品である「つめたい転校生」の青春さとか話の展開がいける人にはこの作品もオススメできる。

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    2019年10月05日
  • つめたい転校生

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    人と人でないものの切ない恋を中心にしてそこにミステリのエッセンスを散りばめた短編集。ミステリとしての要素は薄め。どの短編集も切なくなったりキュンキュンしたりしたんだけど一番好きなのは「はかない薔薇」かな。これからの二人がめっちゃ気になるのは「かわいい狙撃手」。

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    2019年10月05日
  • 先生、大事なものが盗まれました

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    どんなものでも盗む事が出来ると言われている凪島の伝説の怪盗フェレス。犯行後に残される署名入りカードが見つかったのに盗まれた物が判らない。何が盗まれたのか?本当にフェレスの仕業なのか?の謎に怪盗高校、探偵高校に進学した幼馴染み達と一緒に雪子が挑戦する、というか巻き込まれる短編3本。何でも盗める、という設定に馴染めていない最初の話は置いていかれた感があるけど慣れてきた二・三番目は成程納得。特殊設定な凪島での日常や謎解き役の雪子の怪しい担任、ヨサリ先生とか良い雰囲気なので続編出ないかな。

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    2019年07月23日