北山猛邦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
昔読んだことをすっかり忘れて再度読む。
『恋煩い』
途中で男が急に雄弁に話し出すところが笑える。お前そんなキャラだったのかと。ラスト一文はパンチライン。
『妖精の学校』
恋煩いのパターンで読み進めるとラストで度肝を抜かれる。わ、分からん…このあたり歴史とかに詳しい人ならハッとするんでしょうか。
『嘘つき紳士』
ケータイという表記の懐かしさ。お前も幸せになれねえのかよと思い始める。
『終の童話』
一番好み。童話とミステリーが上手く混ざっている。救いのないオチも良かった。
『私たちが星座を盗んだ理由』
そりゃあ20年も経ってますし、と思いながら、こういうのを引きずるのは男性の方な感じもするなぁと -
Posted by ブクログ
久々に読書で『えっ!?』と声が出るような驚きを味わいました。
もし少しでも物足りなさを感じているなら、北山猛邦さんの『神の光』をおすすめします。この短編集は、「そんなことあるはずがない」という常識を、鮮やかに裏切ってくれます。
収録されている5編は、すべて「消失」がテーマ。しかし消えるのは人や凶器ではありません。館が消え、屋敷が消え、ついには街そのものが消えてしまいます。ミステリ作家が一生に一度使うような巨大トリックを、一冊の中で惜しげもなく繰り出す贅沢さに、まず圧倒されました。
特に表題作「神の光」は圧巻です。砂漠の街が消えるという神話のような出来事を、歴史と物理を組み合わせた論理で説 -
Posted by ブクログ
2026.07.28
このショートショート企画のなかでいちばん「これ、おもしろいな」と思った本。
お気に入りは3作。
市塔承さんは『最後の一行』がはじめましてで口調の軽さが好きで読みやすかったのだけれど、今回も突拍子もない物語でありながら一気に読めた。想定外にほっこり。
横関さんははじめましての作家さん。会社勤めしたことある?と思える内容。ヤマシタ、人事が天職だわ。出来る人ってこうよねと関心してしまった。
河村さんの物語はクイズ作問者ならではの視点かもしれない。動画でふくらPが「使う側より作る側が強い。世の中ってのはそういうもん」という言葉を思い出してにそにそした -
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Posted by ブクログ
ネタバレ屋敷が消える、街が消える、神社が鳥居が消える!
初読だが、物理の北山と呼ばれているミステリー作家らしい。なるほど仕掛けは物理的理屈を通している(現実的かどうかは別として)、そして物語は、短編それぞれ独特にテイストを変えているのも面白い。
謎自体とその解き方を楽しめる、きちんとした?ミステリーファンならきっと楽しめるのだと思う。でも、俺みたいなきちんとしてない?ミステリー読者には「いや、ここまでして消すことないやん」と思ってしまうねんなぁ。
粗雑なものを提供されているわけではないのだから、作者が提供してくれる物語と仕掛けをもっときちんと楽しまないと損やのに… -