北山猛邦のレビュー一覧

  • 『瑠璃城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    生まれ変わりの運命に翻弄される男女と3つの時代で起きる不可能犯罪。
    前作に続いて、物理トリックを駆使した本格ミステリにもかかわらず、生まれ変わりの設定を加えることでファンタジーの要素まで含んでいます。
    地の文が単調に感じられる箇所があるものの、全ての繋がりが明らかになる終盤は見事で、ラストにはさらに一ひねりあって充実の内容です。

    0
    2011年10月23日
  • 『瑠璃城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    城シリーズ第2段。
    クロック城の後だったので、多少心構えが出来ていて
    「よしファンタジーだと思えば何でも有りだ」
    みたいな事を考えていた気がします。

    結果的に設定はファンタジーだったのですが
    放り投げっぱなしの設定が減ってたのですんなり入れました。
    (少なくとも無意味に放り投げられたような設定は控え目だったかと)
    (ゲシュタルトの欠片とか十一人委員会とかSEEMとかもう色々と)
    (クロック城、辛かったのです)

    むしろファンタジックな雰囲気が今回はしっくりきてたかと。
    時を跨いで起きる謎がうまく連動されていて
    ミステリー的な「どうやって?」という部分こそ飛び道具的でしたが
    「何故?」の部分の

    0
    2010年01月21日
  • 『瑠璃城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    おお!
    なんて切ない本格ミステリーなんでしょ。
    読みやすくて数時間であっという間に
    読めました。
    どうやったらこんな小説のプロットを
    思いつくんだろうか。
    作家ってのは凄いね。

    0
    2009年11月25日
  • 『ギロチン城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    2009/3/19 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
    2013/11/4〜11/7

    「城」シリーズ第四弾。今回は「ギロチン」に魅入られた富豪の建てた「ギロチン城」で起こる連続密室殺人。おどろおどろしい舞台は新本格が勃興した頃の作品を思いおこさせる。面白く読めたが、トリックは「そんなんアリか?」という感じ。でも、こういう舞台設定は大好きである。

    0
    2013年11月08日
  • 『瑠璃城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    ファンタジー色の強いミステリー。
    ミステリー部分はちょっと薄いかもしれない。
    トリック部分に関しては、北山氏にしてはあんまり凝ってない方な気がする。
    ラストはちょっとハッピーではなくトゥルーエンドぽい感じで良かった。

    0
    2009年10月04日
  • 『瑠璃城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    物語の設定はファンタジー色が強いですが、中のトリックは王道のトリックです。
    なので、1話通して安定して読めました。
    毎回タイトルと中身との差が好きです。初版は2002年発行なのに、敢てこのタイトルで行くトコは本格を意識していて良いですねv
    まだ北山作品を全部読んだ訳ではないので分かりませんが、生まれ変わりの循環をよく書く作家さんなのかな?『ファウスト』にも生まれ変わりネタの短編を書いてましたね〜

    0
    2009年10月04日
  • 神の光

    Posted by ブクログ

    大きな物体の消失をテーマにしたミステリー小説。歴史的に話がつながっていた点は連作の意味があってよかったが、なんだか気取ったような感じで本の雰囲気はあまり好ましくはなかった

    0
    2026年09月21日
  • 神の光

    Posted by ブクログ

    街や建物が一瞬にして消えるエピソード集。

    自分も探偵の気分になって「犯人は誰だ」とトリックを暴こうとするものもあるけれど、本作は「そういうこともあるのか」と謎を楽しむ感じである。ほのかに寂しさを感じる、今まで出会ったことのない”推理”短編集であった。

    0
    2026年09月20日
  • 検索結果はありません

    Posted by ブクログ

    「検索結果はありません」で始まる24個の短編
    不思議な話が多くて、理解が難しいものもあったけど、サクッと読めていい

    0
    2026年09月18日
  • 『クロック城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    時計を使った大胆なトリックと最後の二転三転での怒涛の畳み込みで、最後までハラハラしながら飽きることなく読める作品でした!

    0
    2026年09月15日
  • 『石球城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    太陽が出ず、暗闇の中13の灯台の「結晶髑髏」の明かりの下に暮らす石球城百人の住人。

    城壁外から少年ルーサが迷い込んだことで均衡が破れた世界で、灯台を守る13人の巫女が次々と殺害される。

    いずれも不可能にみえる密室殺人に対する最終章での謎解きに、いくつかは疑問符がつくものの、13ものトリックを1冊の本で大盤振る舞いする作者には拍手を送りたい。

    地軸が反転し、一部を除いて現代文明を失った暗闇に百人しかいない世界で、しかも寿命が数十日しかない早老症の子供(というかせいぜい乳児)が電磁誘導や超電導を駆使して犯行を繰り返すという設定は、控えめに言って荒唐無稽というしかない。
    それを押し切る作者の腕

    0
    2026年09月14日
  • 『石球城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    終末世界で起きる13の密室とその世界の謎がテーマの小説。物理トリックを使う筆者の作品は何回か読んだことあるが、そうはならんやろ!って気持ちと、創作だしそういうこともあるかっていう気持ちが大体半々になる。今回もそうなった。感心したトリックはガウスとレンツ。

    0
    2026年09月13日
  • 『石球城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ファンタジー要素のあるミステリー。

    地軸がずれた大破局後の未来の地球。
    ルーサは食糧と海を求めて仲間と雪原の旅に出るも仲間割れして意識を失い、
    気が付けば石球城内の泉で倒れていたところを同じ年頃の少年ロメリアに救われて一命をとりとめる。

    石球城は城の建物単体ではなく城壁内の民家や施設の総称。
    閉ざされた城の高い城壁の外はコンパスもきかない闇。
    太陽が昇らない世界を治めるのは黒衣の9人の王たち。
    彼らによって城内の定員は管理され、過去の文明の遺物を利用した自給自足の暮らしをしている。
    主な光源は城壁沿いにそびえ建つ13の塔の天辺の台座に捧げられ、赤々と燃え続ける結晶髑髏。
    13の塔それぞれに

    0
    2026年09月13日
  • 神の光

    Posted by ブクログ

    『館が消える
    私の目の前で、その館は消えてしまう』

    館が消える五つの短編
    科学的なトリックだったりで、ちょっと考えるのが難しかったかな
    最後はちょっとファンタジー?で、読みやすかったです

    0
    2026年09月09日
  • 『石球城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    氷に覆われた世界。死にゆく村を抜け出した主人公が目覚めたのは、周囲を灯台に囲まれ、石球が国中に置かれた石球城。
    長い間閉鎖された国なので、独自の信仰や排斥、諦めが存在し、この世界こそより滅びを信じずにはおれない世界。
    7人の王、13人の灯台の巫女、外から来た主人公、探偵役以外は影絵のように存在感がなく、観客かBGMぐらいの扱いだったからこそ関係性もわかり読みやすい。
    作者の特性でもある物理トリックがこれでもかと怒涛のように詰め込まれ、物理法則のレベル差というか、この犯人は運が良すぎるから死にたがりなのかと思うトリックもあるけれど、真相部分を読めばそれもわかる。ただこのトリックはいくらなんでも無

    0
    2026年09月01日
  • 『石球城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    物理トリックの物量攻撃…。ある条件が明かされるとその補助線で解明するトリックが複数あるのだけど、その条件の伏線すら気づくのに特殊な知識が必要なので、フェアな本格ミステリというより、壮大なファンタジー作品を読んでいる気分でした。
    予想→13の密室に共通して世界の秘密が関わってるから(例えば重力が操作できるとか)謎解きは一瞬なんじゃないかな〜
    正解→13の密室毎に謎解き!トリック13通り!!

    凄い本でした。誰か映像で見せて…

    0
    2026年08月30日
  • 神の光

    Posted by ブクログ

    短編集。建物が消えるので大掛かりな仕掛けだったり、壮大な時の流れやロマン、幻想的な雰囲気を感じる話だったり盛りだくさんで楽しめました。
    一九四一年のモーゼルは想像力が乏しい私にとっては図があって助かった(笑)
    神の光は探偵が推理して伏線が回収される気持ちよさを感じ、未完成月光はポーの作品を読みたくなり、藤色の鶴は長い年月に身を任せるように読み、シンクロニシティ・セレナーデは夢の話で幻想的な雰囲気を楽しめました。

    0
    2026年08月27日
  • 『アリス・ミラー城』殺人事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    孤島にたつ「アリス・ミラー城」に招待されあ8人の探偵。招待主ルディは「アリス・ミラー」を手に入れられるのは、最後まで生き残った者のみと言うルールを宣言。その夜、密室状態の部屋で探偵の1人が殺害される。顔を潰された死体。増える扉の謎。更に殺害されていく探偵たち。

    物語の展開は良いし、『不思議の国のアリス』や『鏡の国のアリス』、ルイス・キャロルについての話は面白い。しかし、真相は分かりにくい…。再読でも…。

    0
    2026年08月26日
  • 意外な犯人 犯人当て小説傑作選

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いわゆる"読者への挑戦"もの。バラエティに富んだ様々なパターンの作品に触れられて面白い。
    ただし、
    ・「少女」殺人事件
    大学2年生の中国人留学生がトイレの貼り紙「うんこが流れません」を読めない、というのは納得がいかない。「won't flush」レベルがわからずにどうやって日本で生活するんだ。
    また、ミステリの十戒が推理に多大に影響するなら十戒を書いておくのが筋でしょう。ミステリってそういう内輪ネタを公然と出してくるところあるよなぁ。
    「必要な情報は全て読者に提示され」じゃないのか。
    「アンフェアな描写も目立つ。2点。」ということか。

    0
    2026年08月25日
  • 検索結果はありません

    Posted by ブクログ

    最初の一行は共通で、あとの展開が作者によって異なる、メフィストリーダーズクラブのショートショート企画の第七弾。「検索結果はありません」の一文で始まる24の短編集。
    この一文で始まるので、あるはずのものがない、という内容が多め。そのためか、「小説版の世にも奇妙な物語短編集」のような内容が多く、楽しめた。
    少々、落ちがわかりにくかったものがあったのはやや残念。
    (ちなみに、短編集なので、ボリューム不足云々言うのはお門違いだと思ってる)

    特に面白かったのは、風森章羽「検索の怪物」、金子玲介「お前のためのハンバーグ」、梨「被り拒否強火担なんで自衛でブロックします」、時農(著)阿井幸作(訳)「変容」、

    0
    2026年08月16日