北山猛邦のレビュー一覧

  • 『瑠璃城』殺人事件

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    城シリーズ2作品目。
    物語的には1作品目と特に関連は無い。

    型破りなトリック過ぎてうっかり笑いが出てしまう程だった。
    こんなんあり!?と思ってしまったけど、自分的には面白く読めたのでありと言うことで。
    ミステリーと言うよりは、ミステリーとSF要素を含んだファンタジー小説と思った方がいいかも知れない。
    ラストがとても爽やか。
    とんでも設定の衝撃が薄れるくらいに良いラストでした。

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    2014年01月13日
  • 少年検閲官

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    ネタバレ

    異常気象により海に飲み込まれ、終わりへと向かう世界が舞台。
    書物を禁じられた社会で、ミステリを求める少年とミステリを検閲する少年の交友を主軸に、この特殊な世界設定を使って「ミステリ」を表現し解き明かしていきます。

    冒頭の青年と女性の冒険や、少年と折りたたまれる少女の話などは童話みたいで暗く幻想的。
    これらの猟奇的で不可思議な事件が「書物が禁じられた世界」というキーひとつで様相を変えるのがおもしろいです。
    いたるところに真相を暗示する場面がありました。

    検閲官の少年と旅を続ける少年の行く先も興味を掻き立てられるところで、シリーズとしての続編が待ち遠しい。


    ネタバレ・・・・・・・・・・・・

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    2014年01月09日
  • 少年検閲官

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    「死」を忌避する余りの「死」への無関心。情報統制の元での認識としての表面的な「犯罪」の皆無と、書物の駆逐によるそれら「情報」あるいは「知識」の欠落による無知。
    さてどれを主題に読んだらいいのかしらと読み進めてみれば、主題はまぎれもなくミステリであり、前述のそれら全てがミステリに奉仕する仕掛けでした。ああー!やられた!
    p301「残すことに意味があるからだろう」…ミステリを愛する全てのひとへ。

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    2013年11月05日
  • 少年検閲官

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    タイトルと表紙に惹かれて購入。
    書物がなく情報統制された世界で起こる殺人事件。民衆は『ミステリ』の知識がないので首なし屍体を見てもそれを犯罪だとは思わない。そんな世界設定が斬新だなと思った。
    少年検閲官エノが出てくると事件解決まであっという間に読んでしまった。シリーズ次作が刊行予定とのこと。

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    2013年10月27日
  • 少年検閲官

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    まず空気感が秀逸。本のない世界でおこる殺人。これからの本格は本作のように、ファンタジーなりおとぎ話を下敷きに描かれるものが増えていく予感。

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    2013年10月16日
  • 少年検閲官

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    ミステリーというよりファンタジーに近いと感じました。
    ミステリーを読まない私でもどんどん読み進めることができました。

    クリス君とエノ君が今後どうなっていくのか気になります。

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    2013年09月04日
  • 『クロック城』殺人事件

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    メフィスト賞を追いかけるのがちょっとした趣味です。
    これもその一環で…


    世界観は「空の境界」的でちょっとアニメっぽくもある気がするんだけれど、なにより文章がきれい。
    表現の仕方がすごく的確でスマートだなぁと思いました。
    そういえばダンガンロンパのノベライズをこのかたがやるらしいと知って、超適任!とうれしくなったのを思い出します。
    そういうゲームやアニメ寄りの世界観を非常に美しくすんなりと表現できる方だなぁすごいなぁと思います。


    が、実はトリックは気づいてました…!

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    2013年08月30日
  • 『クロック城』殺人事件

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    世界設定がとにかく好み。
    トリックには驚きと言うよりハハッと笑いが出てしまったけど。
    むしろミステリーにパニック映画のような設定を持ってくることに驚いた。
    世紀末な舞台と雰囲気が合わない人には向かないらしい。

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    2013年06月21日
  • 踊るジョーカー

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    ネタバレ

    名探偵 音野順シリーズ。

    とっても気弱な名探偵。
    一緒に活動している推理作家 白瀬の方が態度としては探偵らしい。

    探偵活動に消極的で、暇さえあればドミノをしている…いや、ドミノさえしていれば満足している名探偵。

    推理作家である、白瀬は彼を元に小説を書いているので、事件があれば、本人より張り切って捜査へ向かう。


    そして、名探偵らしい事務所にしようと彼に何かを買い与えているがどこか空回り。


    何個かの事件を含んだ1冊。
    どことなく、トリックがユーモアがあって面白いです。

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    2013年05月15日
  • 踊るジョーカー

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    とっても読みやすい。解説にもあるように、軽く読めるのに古典ものを読んでるみたいな満足感。探偵と助手の関係性も新しいのに古典的。
    時間泥棒はトリックもオチも全部読めてしまったけど。

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    2013年03月10日
  • 踊るジョーカー

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    探偵役がニートという点で近代であることを感じますが、描かれている謎はなかなか古典的です。巻末の「ゆきだるまが殺しにやってくる」なんて、もろに閉ざされた山荘と雪ですしね。
    解説にも書かれていますが、ミステリーの入門にはいい本かもしれません。

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    2012年07月09日
  • 『瑠璃城』殺人事件

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    これ大好き。モロ好み。この作家さんが作る『世界』と『物語』が大好き。(なので、この作風が体質的に合わない人には苦手な作家さんになるだろうなぁ、というのも何となく判る)
    中世フランス、第一次世界大戦のドイツ、現代日本と生まれ変わりの輪廻を繰り返す3人の因縁と切ない恋愛。ミステリ+幻想・SF・ファンタジー…なんと言えば良いのか。ある意味少女漫画的。
    物理の北山の通り、トリックはとっても物理してましたな。ミステリ部分だけ取り出すとアレかもしれませんが、『物語』込みで楽しめました。また近いうちに再読したいわ-。

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    2012年03月10日
  • 『ギロチン城』殺人事件

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    薦められて読んでみました。本格ミステリですね。後半、面白かったです。でも、後半に行くまでに、挫折しそうになりましたww やっぱり、のっけからその世界に引きずり込まれるような作品を読んでみたい今日この頃です。。。

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    2012年02月13日
  • 踊るジョーカー

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    ネタバレ

    世界一気弱な名探偵と、名探偵より堂々としてる小説家のミステリ。
    表題作のトリックに少し納得が行かなかったけど、楽しめました。
    スタンドライトのくだりが好き。

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    2012年01月13日
  • 踊るジョーカー

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    音野順、カワイイ♪ いや、ホントにいたら、ウザいかもだけどww 表紙の絵が、すっかり音野にハマってる感じで~!疲れた頭には、ちょうどいい感じの癒しになりました~(*^▽^*)

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    2012年01月12日
  • 『瑠璃城』殺人事件

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    『名探偵音野順の事件簿』(東京創元社)などで知られる本格推理小説作家、北山猛邦の、デビュー2作目。

    『クロック城』につづく、そして、『アリス・ミラー城』、『ギロチン城』(いずれも講談社)とつづく、城シリーズの二作目でもある。

    ※シリーズ二作目だけど、前作と、お互いに関連性はないので、独立して読んで大丈夫です。

    読んでる最中に思っていたのは。

    「これ、レーベル違うんじゃない?」

    今回は、舞台が転々とします。

    ・1989年の日本
    ・1243年のフランス
    ・1916年のドイツ

    時代も超えて、舞台も変わる。

    そして、登場人物は同じ。

    時と場所は違えども、「転生」によって記憶を受け継い

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    2012年01月06日
  • 『ギロチン城』殺人事件

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    読んでいて違和感を感じる箇所がいくつかありましたが、最後まで読んで見て納得。「アリス・ミラー城」同様に綺麗に騙されました。
    特に後半の畳み込みが凄くて圧倒されました。

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    2017年05月20日
  • 『瑠璃城』殺人事件

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    生まれ変わりの運命に翻弄される男女と3つの時代で起きる不可能犯罪。
    前作に続いて、物理トリックを駆使した本格ミステリにもかかわらず、生まれ変わりの設定を加えることでファンタジーの要素まで含んでいます。
    地の文が単調に感じられる箇所があるものの、全ての繋がりが明らかになる終盤は見事で、ラストにはさらに一ひねりあって充実の内容です。

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    2011年10月23日
  • 『瑠璃城』殺人事件

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    城シリーズ第2段。
    クロック城の後だったので、多少心構えが出来ていて
    「よしファンタジーだと思えば何でも有りだ」
    みたいな事を考えていた気がします。

    結果的に設定はファンタジーだったのですが
    放り投げっぱなしの設定が減ってたのですんなり入れました。
    (少なくとも無意味に放り投げられたような設定は控え目だったかと)
    (ゲシュタルトの欠片とか十一人委員会とかSEEMとかもう色々と)
    (クロック城、辛かったのです)

    むしろファンタジックな雰囲気が今回はしっくりきてたかと。
    時を跨いで起きる謎がうまく連動されていて
    ミステリー的な「どうやって?」という部分こそ飛び道具的でしたが
    「何故?」の部分の

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    2010年01月21日
  • 『瑠璃城』殺人事件

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    おお!
    なんて切ない本格ミステリーなんでしょ。
    読みやすくて数時間であっという間に
    読めました。
    どうやったらこんな小説のプロットを
    思いつくんだろうか。
    作家ってのは凄いね。

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    2009年11月25日