北山猛邦のレビュー一覧

  • 神の光

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    the物理トリック
    建造物が消失するというキーフレーズで繋がる短編集。
    「一九四一年のモーゼル」と「神の光」は、それぞれ昔話の謎解きをする形で進んでいく。
    「未完成月光」は私的にはちょっとゾワっとした。
    対して「藤色の鶴」と「シンクロニシティ・セレナーデ」はファンタジーやSFのよう。
    刑事も探偵も出てこない、そして誰も死なない。
    ただ、建物が消える。
    一緒にその謎を解いてみて欲しい。

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    2026年05月13日
  • 神の光

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    建物が一瞬で消えてしまうトリック5編。1941年のモーグル、神の光、未完成月光、藤色の鶴、シンクロニシティセレナーデ

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    2026年05月08日
  • 神の光

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    ネタバレ

    短編集全体を通して「突然消えるはずのない建物が消えてしまう」という衝撃的な謎が軸になった作品。時代を越えてその謎を解いていく構成が面白い。
    特に最後の「シンクロニティセレナーデ」がとても好きだった。
    同じ館の夢を何度も見る人々が、その館を探し出して謎を解こうとする話で、真相が「輪廻転生した死者たちの魂が夢の中でメッセージを送っているのか?それとも自分は詐欺に遭っているのか?」という展開がロマンたっぷりで楽しかった。建物の消失という不可解な出来事が、過去からの繋がりへと昇華していくところがたまらない。
    表題作はそこまで強く惹かれなかったものの、どの作品も発想が突飛でユーモラス。
    北山さんの独特の

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    2026年05月05日
  • 神の光

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    著者初読み。

    久しぶりに重厚かつ王道のミステリーを読んだ余韻。
    建造物の消失というテーマで5編。
    海外が舞台な作品もあり、海外翻訳本を読んでいるようだ。

    早速、他の作品を読んでみよう。

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    2026年04月24日
  • 神の光

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    消失をテーマにした短編集。それぞれのトリックの完成度が高く、短編で使うにはもったいないと感じるレベルだった。
    各話では大きな謎が提示され、そこに誰も想定しないような大掛かりなトリックが仕掛けられている。SF的な要素を取り入れたトリックもあり、最後まで飽きずに楽しめた。
    個人的には、表題作の「神の光」が特に印象に残っている。
    あらすじは以下の通り。
    1955年、ラスベガス。違法カジノで荒稼ぎした主人公は、近くの小屋で一晩を過ごす。ところが翌朝目覚めると、街が丸ごと消失していた。
    さらにその後、謎の光に包まれ、次に目覚めた時には一週間が経過しており、大金を詰めたバッグも消えていた。
    あの光は何だっ

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    2026年04月24日
  • 神の光

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    建物消失ミステリー5編

    全部面白かった。
    建物が一夜にしてもしくは瞬時に目の前から消失するという同じ現象5編だけど、それぞれ全然切り口が違ってどれも新鮮に楽しめる。

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    2026年04月09日
  • 『アリス・ミラー城』殺人事件

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    ネタバレ

    そして誰もいなくなった系クローズドサークル(城モノ)。
    「鏡の国のアリス」モチーフなのは好きポイント!
    ホラー感がある城のつくりや、残忍な殺され方が、トリックやミスリードを際立たせていると思う。わたしは最後まで犯人に騙されたまま、え?!っという展開に。
    犯人のラストは賛否両論あるかもしれないが、わたしは許容範囲内。ハッピーエンドで終わらないミステリーがすき。

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    2026年03月31日
  • 神の光

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    ミステリ短編集、全5編
    連作短編集ではないけれど、全てのお話が「消失」というテーマで統一されています
    (さらに言うなら、建物の消失、というところまで統一されています)

    以下抜粋して雑感

    『未完成月光 Unfinished moonshine』

    収録作中で一番好きです
    エドガー・アラン・ポオの未完成未発表原稿(とされている作品)の結末を推理する作品
    ミステリとしても好きだし、作品が纏っている幻想ホラーのような雰囲気も好きです

    私自身がポオの作品を読んだ事がないため、作中作として登場する未完成原稿が文体模写になっているのかどうかを感じ取れなかったのが悔しい……


    『藤色の鶴』

    収録作中

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    2026年03月24日
  • 意外な犯人 犯人当て小説傑作選

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    純粋に犯人当てを楽しみつつ読めた。
    短編集なので話の区切りが丁度良く、頭が疲れた頃に解答編に入って一旦終わり!って中断できるので、程よく疲れて程よく知的好奇心も刺激されて楽しかったです。

    綾辻行人さんのは比較的すぐ分かるかと思いますが、乾くるみさんのは腹を括って読んだにも関わらず見抜けなかった〜。
    作者さんそれぞれの癖も楽しめる一冊だと思います。

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    2026年03月16日
  • 意外な犯人 犯人当て小説傑作選

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    なんだか、純粋な犯人あてではない作品が混じってたようなw
    でも、どのみち推理はできないし、面白かった♪
    冒頭の綾辻さんの作品が1番。まさに本領発揮。こういうひっかけって大好き。
    「殺人トーナメント」は、推理小説というより、ロジックパズルの問題みたいで、ますめを書いて〇×つけて解く感じだったけど。「少女殺人事件」も、犯人あて小説ではないような、ねぇ。ま、ノックスの十戒をからめたのは面白い。
    「三つの質疑」、「助教授」という職名を使ってるんだけど、この作品の発表の頃にはとっくに「准教授」だと思う。ま、お話の本質にからむところでないんだけど。
    『黒猫を飼うことにした』から2作品収録で、そろそろ積読か

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    2026年03月05日
  • 神の光

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    「物理の北山」でおなじみの、北山猛邦さんが最近発売した本です。
    「消失」をテーマにした短編が5つ収録されており、中には建物どころか街自体が消失してしまうという、今までで一番スケールの大きなトリックになっていました。

    物語は面白くて引き込まれますし、一体どんな仕組みで消えてしまったのかが気になってしまい、ページがどんどん進んだ印象があります。
    しかし、本格的にトリックを解こうと思ったら、おそらく世界史や化学、地球科学あたりの知識も必要になってくるのではないかと思います。

    わたしは『神の光』では、あの消えた街は近代の優れた技術者が集結して秘密裏に作った施設で、夜になると地面がガガガーっと開いて

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    2026年03月02日
  • 神の光

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    面白かった。都市伝説や不思議な現象の話が好きなので、とても興味深く読めた。
    どこまでがフェイクで、どこまで現実なのか境目が曖昧なのがよい。

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    2026年02月26日
  • 私たちが星座を盗んだ理由

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    どれも凝った内容で面白かったが、表題作が綺麗でありつつ因果関係も印象に残った。強烈だったのは恋煩い。とても楽しめた。

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    2026年02月18日
  • 推理の時間です

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    方丈貴恵さんファンなので、手に取ってみた。

    さっぱり検討がつかないものから、これはなんとか辿り着けていたのでは?!と悔しい思いをしたものまであって、楽しめる1冊だった。

    作家さんが、出題者のみならず、別作品の回答者としても執筆されているのもおもしろかった。

    読み慣れていないからか、情景をイメージするのに精一杯で、軍事ものの短編は謎解きどころではなかったかな。

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    2026年02月14日
  • 神の光

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    北山猛邦さんの作品は、どうしてこうスッと入ってくるんだろうか。
    そして不思議と童話を読んでいるような不思議な世界観を感じる。
    文体が読みやすく、そしてイメージがつかみやすい。

    『消失』がテーマにされた短編5本。
    ただミステリー要素もありつつ、物理的な仕掛けもあって、また歴史的な学びもあって興味深かった。博識な方だなぁ。


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    2026年02月10日
  • 神の光

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    消失トリックのみの短編集と聞いて読んでみた。
    これはすごい。
    そんなに何でも消せるかね?見事消えましたてな感じ。
    圧倒されました。

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    2026年02月02日
  • 神の光

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    消失をテーマにした5つの短編集

    ロマンを感じた作品
    この作品の雰囲気が好き
    短編集なのにどの作品も強いインパクトが残る

    お気に入りは表題作「神の光」と「藤色の鶴」
    特に「藤色の鶴」の鳥居の消失トリックに惚れた!!
    美しすぎて最高でした!!

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    2026年02月01日
  • 私たちが星座を盗んだ理由

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    サクッと短編、
    タイトルがなんともいいね♫
    「星座を盗む」っていう意味が成立しない文章がいいね

    妖精の学校→
    一般教養を超えた知識がないと、最後の一文(オチ)は意味不明で調べて納得、なるほどレベル
    ♡かなり好みです♡

    表題作は最後に収録
    これも良い!
    星座の知識があまりなくても楽しめますよ♫

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    2026年02月01日
  • 推理の時間です

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    そうそうたるメンバーが出題者の読者への挑戦。
    推理するのは、犯人に限らず、なぜ、やどうやって、だったりとバラエティに富んでいる。
    我孫子武丸さんだけは既読だったけど、他は未読。
    当然のように、推理はだめだめな私w
    田中啓文さんは時代物であり、どこか伝奇ものみたいだった。
    巻末に、収録の6人による推理も掲載されていて興味深かった。

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    2026年02月01日
  • 『クロック城』殺人事件

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    ネタバレ

    昔読んだときはこの世界観が苦手であまり良い印象のない作家さんたけど、今回読んでみるとこの世界観が良い感じだ。世界観は独特でSFのようだけど、ミステリの部分もちゃんとしているし良くできていると思う。袋とじのに入ってからの二転三転する展開も良かったし、108円だしちょっと買ってみようって買ってみて良かった。

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    2026年01月19日