北山猛邦のレビュー一覧
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ネタバレ気弱な探偵・音野順と、推理作家の助手・白瀬が事件を解決する短編集
「踊るジョーカー」
トランプがバラまかれた地下密室で殺人事件が発生
被害者はトランプの束が刺さった短剣で殺されていた
「時間泥棒」
高価な美術品を持つ姉弟が住む家から
アナログ時計だけが盗まれた理由とは
「見えないダイイング・メッセージ」
被害者が死の直前に撮ったポラロイド写真を手がかりに
金庫の暗証番号を解いてほしいと依頼を受ける
「毒入りバレンタイン・チョコ」
複数の人物が食べていたチョコの中から
毒入りチョコを被害者ただ一人に確実に食べさせた方法とは
「ゆきだるまが殺しにやってくる」
雪山の豪邸で花婿候補者が外 -
Posted by ブクログ
ネタバレ凍てつく大地で死の淵を彷徨う少年ルーサは、城壁に囲まれた都市・石球城でロメリアに出会う。9人の王と13の灯台の巫女に守られる石球城。城壁の外から来るはずがないルーサが現れてから、巫女たちが次々と殺害されていく。すべての現場は密室。容疑をかけられたルーサはロメリアや生き残りの巫女たちと事件の真相を追うが…。
壁に囲われた都市がなんとなく『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』をイメージさせた。
13も密室があると色々大変…。しかし解決編はそんなに長くなく上手く説明されている。図があるのも分かりやすい。しかし毎度上手いな〜と感心してしまう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ待望の城シリーズの新刊が単行本で登場。
終末的世界と物理の北山の名をこれでもかと発揮している内容である。
石球が大活躍もとい、広く活用されていて脱帽です。様々な特徴を持つ石球を割ったり転がしたり重ねたりと、それなら出来ないことも無いのか?というギリギリのラインで書かれているが、とても読んでいて思いつくものではない。
犯人の造形もこの世界ならではの珍しいものであった。託されたことにそんなに固執するだろうかという疑問はある。
ロメリアとルーサの最後の決断の悩ましさと、ラストの美しさによって綺麗に締め括られているのが良い。
次に誰が犠牲になるのか?という楽しみがないのが少し残念だが、これは個人