北山猛邦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ気弱な探偵・音野順と、推理作家の助手・白瀬が事件を解決する短編集
「踊るジョーカー」
トランプがバラまかれた地下密室で殺人事件が発生
被害者はトランプの束が刺さった短剣で殺されていた
「時間泥棒」
高価な美術品を持つ姉弟が住む家から
アナログ時計だけが盗まれた理由とは
「見えないダイイング・メッセージ」
被害者が死の直前に撮ったポラロイド写真を手がかりに
金庫の暗証番号を解いてほしいと依頼を受ける
「毒入りバレンタイン・チョコ」
複数の人物が食べていたチョコの中から
毒入りチョコを被害者ただ一人に確実に食べさせた方法とは
「ゆきだるまが殺しにやってくる」
雪山の豪邸で花婿候補者が外 -
Posted by ブクログ
ネタバレ待望の城シリーズの新刊が単行本で登場。
終末的世界と物理の北山の名をこれでもかと発揮している内容である。
石球が大活躍もとい、広く活用されていて脱帽です。様々な特徴を持つ石球を割ったり転がしたり重ねたりと、それなら出来ないことも無いのか?というギリギリのラインで書かれているが、とても読んでいて思いつくものではない。
犯人の造形もこの世界ならではの珍しいものであった。託されたことにそんなに固執するだろうかという疑問はある。
ロメリアとルーサの最後の決断の悩ましさと、ラストの美しさによって綺麗に締め括られているのが良い。
次に誰が犠牲になるのか?という楽しみがないのが少し残念だが、これは個人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ短編集全体を通して「突然消えるはずのない建物が消えてしまう」という衝撃的な謎が軸になった作品。時代を越えてその謎を解いていく構成が面白い。
特に最後の「シンクロニティセレナーデ」がとても好きだった。
同じ館の夢を何度も見る人々が、その館を探し出して謎を解こうとする話で、真相が「輪廻転生した死者たちの魂が夢の中でメッセージを送っているのか?それとも自分は詐欺に遭っているのか?」という展開がロマンたっぷりで楽しかった。建物の消失という不可解な出来事が、過去からの繋がりへと昇華していくところがたまらない。
表題作はそこまで強く惹かれなかったものの、どの作品も発想が突飛でユーモラス。
北山さんの独特の -
Posted by ブクログ
消失をテーマにした短編集。それぞれのトリックの完成度が高く、短編で使うにはもったいないと感じるレベルだった。
各話では大きな謎が提示され、そこに誰も想定しないような大掛かりなトリックが仕掛けられている。SF的な要素を取り入れたトリックもあり、最後まで飽きずに楽しめた。
個人的には、表題作の「神の光」が特に印象に残っている。
あらすじは以下の通り。
1955年、ラスベガス。違法カジノで荒稼ぎした主人公は、近くの小屋で一晩を過ごす。ところが翌朝目覚めると、街が丸ごと消失していた。
さらにその後、謎の光に包まれ、次に目覚めた時には一週間が経過しており、大金を詰めたバッグも消えていた。
あの光は何だっ