北山猛邦のレビュー一覧

  • 『瑠璃城』殺人事件

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    いやーこれはおもしろいです。生まれ変わりがテーマ。時代を超えた3つの密室殺人、それぞれのトリックはさすがです。恩田「ライオンハート」とややかぶってしまいますが。読み終わって本自体に納得がいきました

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    2009年10月04日
  • 神の光

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    街が消える、館が消える、鳥居が消える…
    年代も舞台も異なり、消える方法もそれぞれで、
    なんと大掛かりなトリックを思いつくのか!と。

    ただ、トリックはもちろんなんだけれど、その背景となる時代や人物が直面する〝少しの不思議さ〟に心惹かれ「夢と現実。その交錯は日常にもありふれている。」という言葉が胸に残った。

    『藤色の鶴』のお話、すきだなぁ。

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    2026年09月20日
  • 『石球城』殺人事件

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    ネタバレ

    城シリーズの新刊はのっけからファンタジー。
    凍てついた世界から、主人公ルーサがたどり着いたのは城壁に囲まれ13の灯台がそびえる「石球城」。
    その名の通り、街なかにも塔にも大小の石球がゴロゴロしています。
    それぞれの灯台には巫女がいて、夜しかないため「結晶髑髏」が篝火のように焚かれて、住人はその明かりで暮らしている。
    そんな世界で、巫女が一人、また一人と殺されていく……しかも現場は全て密室。一体犯人は?その目的は??
    匿ってくれたロメリアと共に、ルーサは謎を追いかけていく…

    城シリーズ新刊はガッツリファンタジーなんだな…と思いましたが、地球凍結で文明が滅んでるアポカリプスものかな?というのが端

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    2026年09月19日
  • 『石球城』殺人事件

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    面白かった。殺人もトリックも数がやたら多かったけど、スムーズに読めて、ファンタジー要素もうまい具合に無理なく溶け込んでいて、最後、ちゃんと終わってよかった。
    途中からだんだん科学的な内容が出てきて、ここでの教育はどうやってるのかなどは気になったけど、石球城の謎は最後まで分からないようになっていて、でも、それも良かった。
    地球温暖化が進む現在だが、長いスパンでは氷河期への途上というのを思い出した。太陽や雨や雪、海、鳥や虫など自然を体験できる事は幸せなんだな。生きることへの賛歌が感じられた。

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    2026年09月12日
  • 『石球城』殺人事件

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    めちゃくちゃ壮大な話でした。
    石球城と呼ばれる世界を舞台にしたミステリ。

    世界観が独特で謎だらけなのですが、さらに密室が13個も出てくるのです…しかも、全部違うトリックで作られた密室…!作者の労力と頭の良さに脱帽。
    そして、物理トリックとは、文字通り「物理学」を使ったトリックということなんですね…。物理学めちゃくちゃ苦手だったので、物理法則でそうなるというならそうなんでしょうね…(遠い目)という認識しか私の頭ではできずでしたが、図解されているのでなんとかついていけました。
    犯人の正体と動機には素直に納得できないものがありますが(特殊設定でファンタジックな世界観とはいえちょっとご都合主義では…

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    2026年09月10日
  • 私たちが星座を盗んだ理由

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    甘酸っぱい学生時代の恋の話とか近未来のような話とかどこか異国の話とかどれも読みやすいのに最後の1ページでガツンとビックリさせられる

    こんな話だとは思ってなかったので良い意味で裏切られた

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    2026年09月07日
  • 『石球城』殺人事件

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    ネタバレ

    デビュー作から読み続けています。
    物理はわからないけど、すごいところまで来たなぁという感動がありました。

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    2026年09月03日
  • 神の光

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    情報の少ない作家さんなので書店で本を見かける度に「生きとったんかワレぇ!」と言いたくなる。

    建物の消失トリックを主眼に置いた短編集。
    すごく良いのが前半にゴリゴリの物理トリックを持っていき、徐々にファンタジーを混ぜていく(といってもトリックはしっかりしててすごく良い)ので一冊読んだ後にどこか手品をみたような気分にさせられます。
    私は街ごと消失させたというスケールのデカい「神の光」が好きです。

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    2026年08月29日
  • 『石球城』殺人事件

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    約束の地『最果ての海』を目指して旅していたルーサは、氷の大地で亀裂(クレバス)に滑落。。。
    ロメリアという少年に看病されて意識を取り戻す。そこは「石球城」という名の王国で、13の灯台と城壁に囲まれたクローズド•サークルだった。やがて灯台守の巫女が灯台内の密室で首無し死体で発見される殺人事件が次々と発生し…

    攻めたなー!
    “物理の北山“の異名通り、物理トリックのオンパレード。これでもかと攻め立てる数々のトリックは、全て物理法則に基づいて解説図付きでわかりやすい。あまりにも奇想過ぎて失笑するのもあるけど、原理原則に腹落ちして驚嘆するのもあり、総じて楽しめた。探偵ガリレオ•湯川学なら全部暴けただろ

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    2026年08月22日
  • 神の光

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    建物が消えるトリックの短編集。
    ちゃんと作り込まれた消失トリックでけっこう難しかった。
    圧倒的に『一九四一年のモーゼル』が好き!トリックがすごいのはもちろん、オチまでよくて感動した。

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    2026年08月20日
  • 『石球城』殺人事件

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    ネタバレ

    石球城という壁に覆われた不思議な街で次々と起こる13の密室殺人。犯人はどうやって連続密室殺人を起こしたのか、石球城の壁の向こうはどうなっているのか、そして主人公ルーサはどうやってこの街にやってきたのか。
    まずは凄すぎるの一言に尽きる。これちゃんと全部解決するのか…?と不安になるほど謎が多かったけど、見事に伏線回収されてスタンディングオベーション。怒涛の密室殺人解決編はしっかり物理ってかんじですごかったけど頭疲れた。笑
    世界観も好きだったし、ルーサとロメリアのボーイミーツボーイがとてもよかった。ルーサが石球城の人々よりロメリアを取った終わり方も個人的ドタイプだった。
    世界観が好きだったからこそ、

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    2026年08月20日
  • アルファベット荘事件

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    ネタバレ

    1982年西ドイツで起きたバラバラ殺人事件。被害者は「創生の箱」と呼ばれる箱に突如現れた。
    1998年、「創生の箱」を手に入れた岩倉氏からの招待でアルファベット荘を訪れた橘美衣子、美久月美由紀、ディ。しかし雪に囲まれた館で殺人事件が…。招待客の死体が「創生の箱」に。

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    2026年08月12日
  • 私たちが星座を盗んだ理由

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    「神の光」がとても良かったので、過去作を遡って読んでみた。こちらもとても良かった。
    特に「妖精の学校」は、現代の寓話といった趣があり、サスペンス感があってドキドキする。
    北山猛邦さん、引き続き読んでいきたい作家となりました。

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    2026年08月11日
  • 『石球城』殺人事件

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    大量の物理トリックを浴びて、読後の感想がただただ「なんかすごかった」
    理屈は理解できても、あまりにも現実味がなさすぎてファンタジーすぎやしないかと思った。
    物理はファンタジー(?)

    13の巫女殺人事件だけでなく、主人公のルーサはどこから、どうやって来たのか?
    石球城とはなんなのか?
    石球はなんのために存在するのか?
    ストーリーに盛り込まれた謎が終盤で一気に回収されていく爽快感。

    ロメリアが有能すぎて、ルーサが友達や相棒というより、名探偵ロメリアと助手兼インタビュアーのルーサみたいな立ち位置になっちゃってたのが気になるところではある。
    たぶんロメリア1人でも事件解決できてた。

    最後は切ない

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    2026年08月13日
  • 『石球城』殺人事件

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    ネタバレ

    凍てつく大地で死の淵を彷徨う少年ルーサは、城壁に囲まれた都市・石球城でロメリアに出会う。9人の王と13の灯台の巫女に守られる石球城。城壁の外から来るはずがないルーサが現れてから、巫女たちが次々と殺害されていく。すべての現場は密室。容疑をかけられたルーサはロメリアや生き残りの巫女たちと事件の真相を追うが…。

    壁に囲われた都市がなんとなく『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』をイメージさせた。
    13も密室があると色々大変…。しかし解決編はそんなに長くなく上手く説明されている。図があるのも分かりやすい。しかし毎度上手いな〜と感心してしまう。

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    2026年08月09日
  • 『石球城』殺人事件

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    全部で13ある密室トリックは、超シンプルなものから凝りまくったものまで多種多様。現実的にできなくも無いのか…?と思わせるところが凄い。

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    2026年07月28日
  • 『石球城』殺人事件

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    物語の大筋が全然予測できていなかったが、ネタばらし後には「お見事です」としか言えなくなった。
    世界の秘密を解き明かしていく系のお話は大好き。

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    2026年07月26日
  • 『瑠璃城』殺人事件

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     1989年日本、1243年フランス、1916年ドイツ、時代も国も超えて繰り返される密室殺人、一組の男女の恋愛模様と逃れられない悲劇的な運命、『探偵』を名乗る不思議な存在という本格ミステリー、SFファンタジー、恋愛の要素が融合した『城』シリーズ2作目は豪快なトリックと繰り返される運命の結末が読み手を引き付ける面白さだった。

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    2026年07月25日
  • 神の光

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    「神の光」(北山猛邦)を読んだ。

    ふーむ・・・。
    なかなかやるな。

    収録作のすべてが街や建築物がわずかな時間のうちに目の前から消失するという謎を追う短編集。

    北山猛邦作品は初めて読んだのだが、奇を衒ったまやかしではなく、しっかりと読み応えのある物語が揃っている。

    特に「藤色の鶴」が好きだな。

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    2026年07月24日
  • 『石球城』殺人事件

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    13の密室と13のトリックが一冊の中にギュッと詰め込まれていて、それでいてストーリーも流れるように繋がっていき惹き込まれた。なんとも贅沢な一冊。

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    2026年07月19日