みうらじゅんのレビュー一覧
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試し読み
Posted by ブクログ
考えたら、日常使っている物の名前を正確に把握している人は一体どれだけいるのであろうか?勿論知らなくても使用することは出来るのであるが、知っていると何かその物に対しても優しさを持てるのではなかろうかと思わされる一冊である。
ただ本書に登場してくる品々の名前のほとんどは、知らなかったというのが本音であり、そしてまたそれは忘却の彼方へと飛んでいき、問題形式で出されて同じように分からずに誤答してしまうのであろう(笑)
そんなことはつゆ知らず、その物たちは自らの役割を果たすのであろう。
つい友達に、この名前知ってるかとひけらかしたくなるのは必定か。
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試し読み
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Posted by ブクログ
何で?とおもっちゃう土産物。
でも、欲しい人がいるから、存在するんだな~多分。
でも、貰ったら(汗)・・・そんなユニークな“いやげ物”大集合!
オールカラーで大集合!
著者がみうら氏だから、なんかキッチュな中身だなぁと
思っていたら・・・そうですか・・・購入しちゃったんですか。
って、なかなか面白いんですよ、紹介しているブツが。
甘えた坊主が実はアジアの国々にもあるのに、びっくり。
ユノミンとヘンザラ、洗うのが大変だよね~。
海近くの土産店には、プリ貝は常備だよね~。
なんて、ツッコミ入れながら見入ってしまいます。
そして、かすかに朧気に見える、製作者と販売者の影。
その姿をはっきり見てみたい -
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Posted by ブクログ
大好きなみうらじゅん氏の自伝的小説三部作の二作目。
前作の高校篇「色即ぜねれいしょん」を読んでから約9年経つが、みうら氏と同年代の私には時代背景が懐かしく、浪人篇も楽しく読み終えた。とは言え、小説の出来としてはフツー(以下かも?w)
マルチな才能を持つみうら氏だけど、青春時代はご多分に漏れず悩み自分の中の排除すべきモノを模索していたんだな。それがタイトル「自分なくしの旅」に反映されていて秀逸だと思った。
山田五郎さんの解説も楽しめる。”なにひとつ不自由しない不自由さ”とか、”恵まれすぎている不幸”とか、言い得て妙なワードが盛り込まれていて納得。
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