みうらじゅんのレビュー一覧

  • 見仏記

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    著者の肩に力が入っている感じで、前半はちょっと読みにくい。最後半くらいからいい具合に力が抜けてきて、読みやすくて楽しい。
    最後、あんなセンチメンタルに終わる、はず、だったんだね。

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    2018年10月14日
  • 人生エロエロ

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    初めて氏のエッセイを読んだ。うーん、面白いのかな?テレビ等で聞く話のほうが面白く感じる。ムカエマ、カスハガといったものを選ぶ目や、言葉のセンスが面白いと思うのだが。。

    こういうエロを面白くなくなってきているのは、老いるショックなのかも。

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    2018年10月12日
  • 人生エロエロ

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    小中学生男子が話すようなエロ話エッセイ。(^^;
    作者の体験談を交えての 4 ページ程度の短い話は、それぞれ痛々しい(^^; 感じでとても楽しめました。
    阿川との対談も、阿川のノリの良さも有り好印象でした。
    これで、女性側が引いちゃうと、興ざめですからね。(^^

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    2018年09月27日
  • さよなら私

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    いつものみうらじゅん作品のような面白さを期待して読みましたが、すぐ読み終わってしまいました。参考になるフレーズもたくさんありましたが、あまり心に残りませんでした。

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    2018年07月18日
  • 見仏記

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    (01)
    仏像を見る際に,どのように既存の文脈から切り離して自分の目の前にあるものを見るか.この難問に著者の二人は取り組んでいる.寺院からのアプローチ,由来や縁起などの創作,フェノロサ,和辻,亀井といった近代の批評,他の観光客や観光産業関係者など,著名な仏像を取り巻く言説を華麗にいなし,かわしつつ,自らのポップやサブカルの文脈に近づけつつも,仏師や仏像そのものの想いや方法をダイレクト(*02)に見る方法に挑戦している.

    (02)
    そのとき,眼は興奮し,恋愛やエロスなどに類似したフェティシズムの視線によって仏像が捕らえられる.みうら氏は吉祥天に向かい,いとう氏は文殊菩薩に向かったその視線(*0

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    2018年07月08日
  • 自分なくしの旅

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    私の大好きな、みうらじゅんの自伝的小説。

    タイトルの「自分なくしの旅」
    自分なくしとは?

    主人公のじゅんは美大合格を目指しながら
    フォークシンガーにも憧れており
    初めての恋人とのセックスにのめり込み
    結婚を考えたり‥と、読んでいて、
    自分ホンマに何がしたいねん?と
    関西弁でツッコミたくなります。

    両親に甘えてばかりで、冴えない主人公の姿は
    リアリティがあり、青春小説が苦手な私ですが
    最後まで楽しく読めました。

    じゅんの後半の行動が
    タイトルに繋がっているのではないでしょうか。

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    2018年06月16日
  • いやげ物

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    キッチュ。キャンプ。ダサい。変。
    同じ会社が漠然した城に看板だけ立てて無理やりご当地みやげと主張していたり。
    それにしても「二穴オヤジ」って、ダレよ!? ムダにファナシーなんだなー。

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    2018年06月04日
  • 見仏記7 仏像ロケ隊がゆく

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    『新TV見仏記』も観ている人なら2倍楽しめそう。私は本しか読んでいないから、「TVだとこういう苦労があるんだなー」くらいの感想でしたが。

    今回の見仏記では時間の流れ、そして、変わらないようで変わっている様々なことについて考えさせられました。
    お二人も「年を取った」と感じているようですし、お寺(仏像)の方でも、LEDライトが導入されたり、配置換えがあったり、と変化があって。
    驚いたり、寂しく感じたり、嬉しく思ったり、色々ですが・・・全てをひっくるめて愛せるようになってこそ『見仏人』なんでしょうね。

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    2018年04月30日
  • 見仏記6 ぶらり旅篇

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    ますます自由度が増したお二人の旅。確かに「ぶらり旅」ではありますが、行動範囲は広い!並々ならぬ仏像愛を感じます。
    それにしても、「ゆるキャラ」を広めたみうらじゅんさんが、売店でゆるキャラグッズの豊富さに翻弄されるのは面白いですね(笑)。
    色々な所で買い込んだ沢山のゆるキャラグッズ、それに仏グッズ(誕生仏のレプリカとか)は、みうら家でどんな風に飾られているんだろう・・・。

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    2018年04月18日
  • 男気の作法 ブロンソンならこう言うね。

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    ネタバレ

    もうあまりのくだらなさに笑う(誉めてる)
    そろそろアラ還とか言ってるけど、精神年齢は中2いや小学生かも。
    ここまでその頃の精神状態に戻れる(戻ってないかも常時そうなのかも)ってある意味すごい!尊敬する。(特にみうらじゅん)
    この本でもチャールズ・ブロンソンになりきってお互いのくだらない(誉めてる)質問に答えてる。
    ブチャムクレフェイスには笑った。
    あの世でブロンソンも日本人ふたりにこんなにいじり倒されてるなんて驚いてるだろうな。

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    2018年02月23日
  • されど人生エロエロ

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    「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」の書き出しで始まるエロ話。週刊文春連載のエッセイ集をまとめた第2弾。
    若い頃の恥ずかしながらのエロ話から、年齢を重ねて見えてくる性の極みまで、馬鹿馬鹿しいけど人間の本質を突くことこの上ない。

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    2018年02月21日
  • セックス・ドリンク・ロックンロール!

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    前に読んだ「自分なくしの旅」では美大に入るまでの話で今回は美大に入ってからの話なので勝手に続編だと思ってましたがこのセックスドリンクロックンロールの乾純くんは別人です。
    二浪して美大に合格しましたがここでの乾純くんは現役で合格してます。
    そしてまたまた童貞です。笑
    美大に入学してすぐ知り合った玉手がいいキャラクターしてます。
    実際にみうらじゅんが本当に美大でああいう人物と知り合ったのかどうかはわかりませんがそのような人からインスピレーションを受けたのは間違いないのかなと…。
    ロックンロールとは何か。ジョンレノンがオノヨーコに対して歌っていた気持ちを乾純が解釈してる最後のシーンが印象的でした。

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    2018年01月26日
  • 自分なくしの旅

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    みうらじゅんの世界でした。笑
    自伝的小説なのでどこまで本当なのかはわかりませんが面白かったです。
    あらすじは京都から上京し美大を目指し浪人生活を送る乾純(みうらじゅん)。美術予備校で知り合った美奈と恋に落ち、童貞を捨て、覚えたてのセックスにのめり込む間に美術の勉強も家族とも地元の友達とも距離が広がり混乱していく話です。笑
    登場する女性。美奈はいわゆるお嬢様の女子大生でそんな感じの子が乾純(みうらじゅん)のどこになぜ惚れていたのかなと…。
    っていうぐらいこの乾純(みうらじゅん)はなよなよしてます。
    まぁ自分のどこが好きなのかなんて相手にしかわからないことですが。
    ただ、みうらじゅんが急に彼女に対

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    2018年01月26日
  • 人生エロエロ

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    人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。
    みうらじゅんのエロエッセイです。
    リリーフランキーと70万円するラブドールを買いに行った話、ラブドールを同伴させての食事。
    大量のエロ本を抱えての交通事故。
    そんな話から日常の男ならわかる"エロ"をみうらじゅんの表現で面白く描いてます。
    「誰々ちゃんとセックスしたことがある!」みたいなデリカシーのない発言を僕につい最近30代のいい大人の男が飲み屋でしてきましたがエロって最近信頼関係だと思ってきました。

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    2018年01月26日
  • 人生エロエロ

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    人生の3分の2はエロいことを考えて来た、という文面で全編が始まるエッセイです。エロとはいっても哀愁を帯びた懐かしい気持ちになるエロで、ある意味郷愁系エロです。若い頃は常に頭の片隅にエロがこびり付いていて、片時も頭を離れる事は有りませんでした。ところが今はどうでしょう。一日の中でエロい事を考えるなんてそうそう無くなりました。これは憂うべきことでありましょう。エロは命のバロメーターなのかと思う位エロジジイが長生きするイメージがあります。このままでは長生き出来ないのでは!!と危惧を覚えました。何しろすごいのは最近等身大のダッチワイフ絵里加さんを購入し、一緒に取材の場に同伴している事です。ネタとはいえ

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    2017年08月09日
  • アレの名前大百科

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    ネタバレ

    食パンの袋をとめている凱旋門みたいなアレ、視力検査に出てくるC型のアレ、ひじ先をぶつけたときにビリビリするアレ…。ふだん目にしている「アレ」の名前をクイズで出題し、由来を解説する。

    意外とあっけない…。

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    2017年04月28日
  • 赤塚不二夫生誕80年企画 バカ田大学講義録なのだ!

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     小さい頃天才バカボンが大好きで、小学校の卒業文集の「尊敬する人」の欄には「バカボンのパパ」と書いたのを覚えています。バカ田大学を見てみたいと思って、隣の大学に通いましたが4年間見つけることはありませんでした。ホントバカな話でございます。
     この本に、「バカと言われて怒るのは本当のバカだと定義すれば、誰も怒らなくなります。」との記載がありました。まことそのとおりだと思いました。

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    2017年04月14日
  • いやげ物

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    ネタバレ

    気楽な感じで読む(見る?)のに最適。
    しかしよく集めたよね。部屋が狭くなりそう。棚に入れてあるのかな。

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    2017年02月11日
  • 赤塚不二夫生誕80年企画 バカ田大学講義録なのだ!

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    赤塚不二夫生誕80周年記念、ということで集められた講師陣が何をしたらいいのか戸惑いながらやってるような感じは拭えない。なんかもーちょっと明確なコンセプトがあっても良かったのではなかろうか。

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    2016年12月04日
  • 人生エロエロ

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    「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」という名言ではじまる、『週刊文春』の人気エッセイの文庫化。
    男という生き物は、死んでもスケベは治らない。スケベじゃなくなった時は、人生の終わりか男を捨てた時なのかも。昭和の香りが漂うエロものの諸々が、堪らなくいとおしい。

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    2016年11月30日