見仏記6 ぶらり旅篇

見仏記6 ぶらり旅篇

仏像ブームを牽引してきた2人がまたもや出かけた見仏の旅。平城遷都1300年祭にわく奈良ではあまりの暑さに摩訶不思議な体験をする。法然上人800回忌で盛り上がる京都では、法然にすっかり心奪われる。見仏初の愛知では思いがけないところで素晴らしい仏像に出会う。人間は現れては消え、仏像は長い時間をかけて生き永らえる。消えゆくものの拠り所としてあるのが仏像――そんなことを思いながら、ぶらりぶらりと2人旅。

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見仏記 のシリーズ作品

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1~8件目 / 8件
  • 見仏記
    726円 (税込)
    小学生時代から、詳細なスクラップブックを作ってしまうほど、仏像に魅せられてしまったみうらじゅんが、仏友・いとうせいこうを巻き込んで、全国各地を“見仏”をする珍道中が始まった! セクシーな如意輪観音に心を奪われ、千手観音のパフォーマンスに驚愕し、十二神将像の逆立った髪型を考察する。さらに、みやげ物にまで目配りを怠らないという充実ぶり。抱腹絶倒の大ヒットシリーズ、第一弾。
  • 見仏記2 仏友篇
    792円 (税込)
    見仏コンビのいとう&みうらが、仏像見物の旅を密かに再開。ある時は、四国でオヘンローラーとなり、またある時は佐渡で親鸞に思いを馳せる。またふと我に返って、男子2人旅の怪しさを文化的に考察してみたりする。2人の好奇心が向く先は、仏像だけにとどまらない……。お互いへのおかしな友情をしみじみと深め合い絆を確かめ合った、ますます充実の仏友篇!(新宿篇を特別収録)
  • 見仏記3 海外篇
    638円 (税込)
    見仏熱が高じて、海を越えた2人組。韓国では山の上の寺を目指して急な石段を腿上げ運動でしのぎ、タイでは閉所&高所恐怖に耐え狭く暗い壁の中を進む。中国ではえんえんと夜汽車に揺られ、インドでは1体の仏像を見るために小型車で往復16時間の移動をする。常識人なら絶対やらない苛酷ツアーを、ただただ仏像を見るだけのために敢行してしまった、仏友コンビが放つ、大好評シリーズ、第三弾!
  • 見仏記4 親孝行篇
    550円 (税込)
    ますますパワーアップして見仏の旅を続ける、いとう&みうらの仏友コンビ。ひょんなきっかけで、みうら&いとう家、またある日はいとう&みうら家という、それぞれの両親との見仏の旅「親見仏」が実現。親も一緒ではハプニング続き。ときには盛り上げ、ときには仲裁に励む2人。いつしか見仏もそっちのけで、親孝行の意味に思いを馳せて……。仏像との関わりもどんどん進化していく、2人の心の周遊記。
  • 見仏記5 ゴールデンガイド篇
    550円 (税込)
    仏像めぐりの旅もはや十数年の、いとう&みうらの仏友コンビ。今回はメジャーな寺にしぼろうと京都・奈良に向かった2人。ところがサギ(鳥の)だのマスコット人形だのに気を取られて、なかなか足が前に進まない。次に向かったのは福島県。縁がなかった会津の里には、素朴で力強い仏像たちが鎮座していて、2人の心をとらえて放さない。和歌山、兵庫の素晴らしい仏像たちも花を添え、仏像を追いかける2人の旅物語は続いていく……。
  • 見仏記6 ぶらり旅篇
    594円 (税込)
    仏像ブームを牽引してきた2人がまたもや出かけた見仏の旅。平城遷都1300年祭にわく奈良ではあまりの暑さに摩訶不思議な体験をする。法然上人800回忌で盛り上がる京都では、法然にすっかり心奪われる。見仏初の愛知では思いがけないところで素晴らしい仏像に出会う。人間は現れては消え、仏像は長い時間をかけて生き永らえる。消えゆくものの拠り所としてあるのが仏像――そんなことを思いながら、ぶらりぶらりと2人旅。
  • 見仏記7 仏像ロケ隊がゆく
    704円 (税込)
    仏像を見つめ続け、気づけば四半世紀。仏像を求めて移動し、見る、喩える、関係のない面白いことを言う。それだけの繰り返しが愛おしい、脱線多めの見仏旅。ますます自由度を増す2人の珍道中がここに! ※2015年3月に刊行された単行本「見仏記 メディアミックス篇」を改題の上文庫化した作品です。 ※本書は2018年5月4日まで単行本と併売しております。
  • 見仏記 道草篇
    726円 (税込)
    仏像を見続けて四半世紀。「見仏」を極めた二人にとってはもはや、道草すら見仏の一部。恐山、大分の国東半島、そして中国峨眉山に飛びながら、時にパンダを見るだけで一日をつぶす。 いとうせいこうのエッセイとみうらじゅんのイラストで再現する、寄り道おおめの旅日記。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

見仏記6 ぶらり旅篇 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年04月17日

    気が付けば出ていた6巻、ぶらり旅編。お二人だからこそ出来るゆる~い感じのぶらり旅がなんとなく羨ましい(笑)見たことのあるお寺もあってニヤニヤしたり、頷いたりして読んでいました。

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    Posted by ブクログ 2012年09月01日

    出張の飛行機の中で読もうと急遽空港で購入した。(実は「城」を読んでいる最中なのではあるが、ぐったりと疲れそうなので一時「置いといて」をするために買ったのだ。)

    見仏記は海外編まで読んでそこから未読だったのだが、改めて面白い。いとう・みうら両氏と仏像を見て回っているような気分になる。そして自分の目で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月30日

    今回は半分くらいが奈良で、それ以外は京都と愛知でした。
    愛知県は日本で一番お寺の数が多い県らしいし、自分も今度は見仏をメインに愛知へ行ってみようかな…。

    だんだんと年齢を重ねていくにつれて、いとうさんとみうらさんの仏や宗教へ対する考え方が変わっていくのも通しで読んでいて面白いところ。
    無機物にすら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年06月30日

    ついに現在ある見仏記の最終版まで読破。
    ぶらり旅だけど、仏に導かれるように進む2人。
    今回は鉄地蔵や法然上人、円空仏を求めての拡大版の旅でした。我が庭のように進むみうらさん。そして、お寺関係者にも知れ渡る2人の旅。認知度が上がってきたことも、読んでいて嬉しくなりました。

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    Posted by ブクログ 2013年08月06日

    お二人とも年を重ねて、丸くなったなぁ。あんなにバカにしていたお庭を観賞したり、ねこの写真を撮ったり、でも、そんな自分達を笑いに転化してしまうところが、やっぱり、かっこいい。仏像への愛だけは変わらない。それもまた、かっこいい。憧れの人生の先輩たちです。

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    Posted by ブクログ 2012年09月23日

    見仏記を本屋で平積みしてあるのを初めてみた。みうらじゅんの大仏好きは筋金入りだと聞いていたが本を読んだことはなく初めて買ってみてあれれ?帯がかかっていて「見仏記」までしか見えなかったが、表紙をめくったら「見仏記6」って書いてあるよ。もう6巻目だったのですね‥
    このシリーズはじめて読んだがみうらさんの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月18日

    ますます自由度が増したお二人の旅。確かに「ぶらり旅」ではありますが、行動範囲は広い!並々ならぬ仏像愛を感じます。
    それにしても、「ゆるキャラ」を広めたみうらじゅんさんが、売店でゆるキャラグッズの豊富さに翻弄されるのは面白いですね(笑)。
    色々な所で買い込んだ沢山のゆるキャラグッズ、それに仏グッズ(誕...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月01日

    この本をもとに見仏の旅をしてみたくなります。
    初期の頃よりいとうさんが仏像に詳しくなりすぎて、説明っぽくなっているところが気になりましたが相変わらずの面白さがあります。

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    Posted by ブクログ 2012年09月11日

    海外篇以来、久しぶりに見仏記を読んだ。このシリーズが始まって十数年たつそうで、ふたりの関心も当然深く、広くなっている。今回も、神仏習合、慶派、上人像、円空仏等のディープなテーマで奈良、愛知、京都を駆け巡る。珍道中的な部分と紀行の部分のバランスがとれており読み易く、ガイドとしても使えそうだ。見尽くした...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年03月03日

    個人的に非常に思入れのあるこのシリーズ。私の仏像趣味もそうですが、オビの「仏像ブームはここから始まった!」というのもあながち大げさではないですね。この巻は前半は平城遷都1300年の奈良、後半は法然上人800回忌の京都と円空仏の東海地方。上人像の良さが今一つわからず、読む楽しみの後半減速。

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