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ますますパワーアップして見仏の旅を続ける、いとう&みうらの仏友コンビ。ひょんなきっかけで、みうら&いとう家、またある日はいとう&みうら家という、それぞれの両親との見仏の旅「親見仏」が実現。親も一緒ではハプニング続き。ときには盛り上げ、ときには仲裁に励む2人。いつしか見仏もそっちのけで、親孝行の意味に思いを馳せて……。仏像との関わりもどんどん進化していく、2人の心の周遊記。
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Posted by ブクログ
見仏記シリーズ第四弾。相変わらずの2人の珍道中ですが、今回はいとう家の両親やみうら家の両親を伴なった「親見仏記」なんてのもあります。時空を超えたみうらじゅんの「仏」論は健在ですが、これまで信仰の対象だった仏像が美術品となってしまった明治以降は塗り直しが行われなくなったといういとうせいこうの指摘に何か...続きを読む一抹の寂しさみたいなものを感じました。
なんだかこっちまで気恥ずかしくなってくる親見仏。 なるほどねぇ、って感じのご両親。 そしてそして、即身仏までいっちゃうとは・・・。 仏自体より、即身仏の方が生と死について考えさせられるし、なんだか重いパワーがある。思わず手を合わせちゃう気持ちも分かるなぁ。
いとう氏のご両親はいかにも東京の人、って感じ。対するみうら家は典型的関西のオバちゃんである母上を筆頭としたよくある関西ファミリー。親子の愛情は居住区によって変わるものじゃないけど、現れかたが違ってくるんですね。ここ1年ほど東京に住んでいるワタクシですが、東京の親子はサラっとしてるもんね。母親が子供を...続きを読む怒るにしても、「ダメだよ〜。そんなことしたら、怒られるよ〜。」だもんね。わたしやったら絶対言うこときかんわ。威嚇効果ゼロやもん。「あんた〜!ええ加減にし〜や!しばくで!」が標準である関西。ほんまに街頭でドツきまわしている風景も日常。ベタベタしてるんやなあ、関西人の人間関係は。 ・・・と、そんなことは本書には全く関係ないんですが、これは私の最も愛する奈良の仏をはじめ、京都人にとっては馴染み深い若狭・小浜や湖東など、仏セレクト的に好きなので、シリーズの中では1の次にオススメです。小浜はいいとこですよ。
小浜の仏像を見に行きたくなりました。 東大寺二月堂のお水取りを何度も見に行っているので、若狭神宮司にはいつか行かなくっちゃ! しかし、20年前から小浜の観光はすたれてしまっていたのだね。 公共交通機関を使って観光ができない場所には、興味があっても正直言って行きにくいし、影響力のある方々が盛り上げて...続きを読む欲しいけれど、ブームで終わっちゃってもダメだし、本当に難しいです。 そもそもメディアがやたらと海外ばかりをオシャレ風に取り上げるのが本来はおかしいと思うんだけどね。 韓国を絶賛する熱量で、国内も取り上げてくれたらなぁ…。
今回はそれぞれのご両親も含めた見仏記。 相変わらずの仏愛たっぷりな見仏記だった。 このシリーズを読んでいて、猛烈に見仏したいのだが、なかなかそれもできずにいるので、さらに見仏記で見たつもりになり、さらに見仏したくなる、という悪循環にはまっている。 見仏できる予定もないので、またさらに次へと読み進める...続きを読むことにする。
じゅんは天才。 学生のとき何度となく行った若狭、小浜の仏がたくさんのっているので見仏記シリーズで一番好きかも。
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