みうらじゅんのレビュー一覧

  • 「ない仕事」の作り方

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    肩の力を抜いて読めた。
    自分を信じ、自分を洗脳し、自分が楽しむ。
    好きな事を突き抜けるまでやり続け振り返った時、誰も追随していない未知の領域へ到達、結果的にそれが「ない仕事」となっている。

    今あるものを違う角度から見たり、まったく関係ないものとくっつけたりする事が「ない仕事」とするならば、それは正にイノベーション。

    「ない仕事」とは自分をフロー状態にするためのピンポイントのイノベーションだ。

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    2023年08月12日
  • 清張地獄八景

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    みうらじゅんさんの清張愛が炸裂。

    ただし、本書の半分はみうらさん以外の清張ファンの方々の文章やインタビューになる。

    もう孫のいる私の世代でさえ清張の描く風俗は、懐かしさや古くささを感じるので、今の若い人が清張を読んでどう感じるのかは分からないが、案外新鮮な感じなのかもしれない。

    もっとも人間の本質的なものはそう変わってないので、三浦さんが指摘している清張スイッチは今でも十分生きていて、若い人も共感するのかもしれない。

    清張の本はそれなりに待っているが、本書でも多くのページを割いている映像作品については、ほとんど見てないので、機会があったら見てみたい。

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    2023年08月06日
  • マイ仏教

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    みうらじゅん氏の仏像好きは有名な話ではありますが、仏教について詳しく話しているのは読んだ事ありませんでした。確かに仏像ってかっこいいですよね。

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    2023年07月01日
  • ハリネズミのジレンマ

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    安定、定番のオモエロさ(笑)

    以前にラジオで話していた「土偶」の話。
    ここに繋がっていたのかと新たな発見。

    そして、巻末に「土偶を読む」の著者・竹倉史人氏とのスペシャル対談が収録されていて、なんだか学術的?な一面も。

    「土偶を読む」、近いうちに読んでみます!

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    2023年04月22日
  • アレの名前大百科(PHP文庫)

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    雑学として覚えておくのは楽しいけれど、みうらさんのボケ回答を一つ一つに入れる必要があったのかは…。申し訳なくは思いつつも、個人的には邪魔になってしまって、指で隠しながら読みました。

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    2023年04月12日
  • マイ遺品セレクション

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    安定のみうらじゅん。みんな名前知っているけど何しているかよくわからない人と思っているかもしれませんが、この本を読むともっと何やっている人なのか分からなくなると思います。でもそれがいいんじゃない!!

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    2023年01月29日
  • 「ない仕事」の作り方

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    「ゆるキャラ」「マイブーム」「DT」といった言葉がみうらじゅん氏考案だとは知らなかった。「一人電通」を自称し、ジャンルに縛られず仕事をこなす。

    流行りや常識に流されず、自分の「好き」を突き詰めるのはかっこいいですね。こんな仕事の仕方もあるのかと刺激になった一冊です。

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    2023年01月22日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    昔から好きな2人+ちょうど死ぬことから考えたいと思っていた時期だったので購入。

    考え方が面白い2人なのだけど、昔だと笑えていたような表現が今の自分から見ると違和感があり、笑いが引き攣る箇所が少しあった。

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    2023年01月22日
  • 「ない仕事」の作り方

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    ない仕事を作れば、そこに競争相手はいない。
    生みの苦労というよりは、スタートにはいつも好きがあり、それが発展して、人の興味を惹く事柄になる。

    みうらじゅん=変わったことしてるおじさん、という印象だったが、常に自分と向き合い、企画を提示し、甘えたり安心することなく、突き進み続ける姿勢がかっこいい。

    追求した先って拓けるんだなーと、学ばせてもらえる本。

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    2023年01月21日
  • 永いおあずけ

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    最初にご忠告。変態、SMプレイ、不倫、緊縛、放置、性病などと云う言葉にアレルギーを示す保守的常識に長けた方々は、決して手にしてはならない一冊であることをお伝えしておきます。
    「みうらじゅん」氏は、常に社会のミクロ的隙間を垣間見て、鋭いエッセイを披露し続けるロックンローラー的奇才文化人であると、私は勝手に位置付けている御仁なのです。
    私が氏を評価する最大の要因は、自らの作品を惜しげもなく発表する度胸の良さと潔さにあります。
    凡人レベルでは、創造した物、書き連ねたものを他人の目に晒すと云う行為は、まず己の羞恥心を克服し、自らの裸を他人に晒す覚悟が必要で、実はとても勇気のいることだと思うのです。

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    2023年01月06日
  • 大人に質問!「大人ってどのくらい大変なんですか?」

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    「大人のたいへんさ」を子供がみうらじゅんさんに一問一答方式で聞き、答える本。

    ウィットに富んだ回答で、時に回答になってないが、リズム感とユーモアを学ぶ本。

    そして、「やはり、大人は楽しいなぁ」と思う本。

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    2022年11月26日
  • 「ない仕事」の作り方

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    ネタバレ

    「ない仕事」とは、ゼロから何か生み出すことを意味するのではなく、偏愛に名前を付けて発信して生み出すもの。「ある」けど皆の意識が向いてないものに意識を向けさせる、意味を見出す、新しい価値を与えることなのかなと思った。

    全部読んで思ったのは、みうらじゅんの「偏愛」は変なものばかり愛する「変愛」なんじゃないかなと思う。

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    2022年10月19日
  • マイ遺品セレクション

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    「いやげ物」でかぶっているものも多いけれど、さらにアップデートされている感がすごい(笑)

    「コロナ画55(コロナ禍の外出自粛中に描いた絵画)」はもうそろそろ完結するのであろうか。

    コロナ禍に開催された「マイ遺品展」、美術館も素敵で行きたかったが自粛。コロナ画55が完成したら、もう一度、開催して欲しい。

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    2022年09月28日
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

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    個性的なお二人の対談集。

    電車に揺られながら、プチ旅行のお供に最適。
    クスっとしたり、下ネタにはちょっと本を伏せがちに(笑)

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    2022年08月30日
  • マイ仏教

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    著者の考え方や生き方は素敵
    そこがいいんじゃない!と自分だけの念仏をとなえてグレイト余生を生きるなんて

    仏教に関して、もっと遠慮なく書かれているのを期待したけど。

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    2022年08月29日
  • マイ仏教

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    何か辛いことがあったら、「そこがいいんじゃない」と思う。たしかに前向きになれる。
    自分もかねてから辛い時や嫌なことがあったら「ちょうどいい」と思うようにしてた。
    新たな魔法の言葉を発見。

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    2022年08月14日
  • 永いおあずけ

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    ネタバレ

    やっぱ、みうらじゅんだわ。
    還暦過ぎても、こんな下ネタ小説を書けるなんて。
    いつまでも、中二病をこじらせていてほしい。
    ところどころクスリと笑える。

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    2022年06月10日
  • 見仏記

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    仏像(ブツ)を独特な例えで表現したり、とても楽しい本。

    お二人の関係性も読んでいて素敵だなとおもいました。

    テレビで仏像(新薬師寺)のことをタイムリーにやっていて、本を読み返しながらテレビを見ました。

    貸してくれたお友達に、感謝です。

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    2022年04月14日
  • 自分なくしの旅

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    2013年初版。著者の誰も気づかない面白い事象に目をつけるところ・若干マニアックなところが大好きです。年齢が、ひとつしか違いませんので作品の舞台が頷く部分が多々あります。東てる美さん似の彼女、俺たちの旅。作品が著者の実体験に近いものだと知り、さらに関心があります。私も意味もなく不必要に長い髪で、白いジャケットやパンタロンやブーツをカッコいいと信じていました。誰もが、自分には何でもできる、何にもできないのではないか、全く前が見えなくて誰かに頼って依存して生きていた時期があるのではないでしょうか。それを思い出しました。言い古された表現ですが青春の彷徨、そんな感じの作品だと思います。

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    2022年04月10日
  • メランコリック・サマー

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    ネタバレ

    週刊文春の連載エッセイ~「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。」から始まる人気エッセイ『人生エロエロ』の総集編~一週間に一度読むから良いんだろうね。まとめて読むとお腹一杯になっちゃうね。自分で買って少しずつ読めばいいのだろうけど、買って読むほどのモノでなし(失礼)。「人生の・・」が提携だというのはこれを読んで気が付いた。ふーん、自分より若い人だとは思わなかったけど、ほぼ同世代。早くにフリーランスの仕事に向いていったんですね。安定志向の私とは違う

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    2022年04月04日