松浦弥太郎のレビュー一覧
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いつだって、口角を上げている。
これはきれいな口紅より、
クールなネクタイより、
素晴らしい身だしなみです。
(松浦弥太郎/文筆家
『しごとのきほん くらしのきほん100』より)
* * *
忙しい朝、意識していないと
怖い顔になってしまうので……
口角をクッとあげるように心がける
すると「今日はご機嫌やなぁ」と
家族もうれしい顔になる
子どもたちの笑顔を見ると
つられて笑う わたしがいる
笑顔は伝染するらしい
まずは自分から
優しいほほえみを
プレゼントしよう
* * *
ほほえみの「口角カーブ」が
伝染すると、世界がほんわりします。
(松浦弥太郎/文筆家) -
Posted by ブクログ
大好きなメイクアップアーティストの早坂香須子さんがだぁいぶ前にご紹介されてた本で、松浦弥太郎さんの本も何冊か持っていて気になっていたのですがようやく読みました。
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松浦さん監修の「くらしのきほん」というウェブサイトに夜間限定で投稿されるエッセイが本になったもの。
夜間限定なので朝、昼には見られなくなりますが、その通り夜寝る前に読むのにピッタリの本。
ひとつひとつのお話も短くて少し読んで寝よう、というときにもピッタリです。
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ざわざわしたり、波立っていたり、疲れている心をやさしくまるーく包み込んでくれるような本。
とはいえ、松浦さんの文章は背筋がいつも伸びる思いだし、そのまっすぐさにうしろめ -
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“街の本屋さん”の代表格、千駄木・往来堂書店の
『D坂文庫』から選んだ一冊。
『暮しの手帖』の編集長・松浦弥太郎さんが自身の
青春時代と、そこから得たものをつづったエッセイ。
高校を中退してアメリカに渡ったといういわゆるアウト
ローから始まって、本を売ることに楽しみとやりがいを
見つけたことが軽いタッチで描かれている。
でも、このタッチにだまされてはいけないはず。きっと
大変な苦労をしているはずだから。
でも、苦労したことをまったく出さずに、こんな
タッチで書いてしまうような人をワタシは支持する。
難しいことを簡単に説明できる人と同じように。
だから、このタッチ -
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ネタバレ菊池亜希子さんとの対談は良かった。
そのなかで著者が、好きなものを相手に伝わるように正直に見せることは、人と人とが関わる大事なきっかけになると言っていて確かにそうだなと。
すぐ思い浮かんだのは、神戸のパン屋さんで買ったピンクのトートバッグ。
これを持って、初めてのカフェに行ったときに店主さんに「私もそこ行きました!パンおいしいですよね!」と笑顔で声をかけてくれた。
初対面で話が弾むことはそうないので、とても嬉しくまた行きたいお店の一つになった。ピンクのトートが出会いのきっかけになった。
そういう思い出や、自分のベーシックが、暮らしをつくるのだろう。
何となく選ばないで集まったモノたちが、生 -
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本は心を映す鏡だと思っています。
ちょうど少し落ち込んでいる時期で、陰に入るといろんなものを投げ出したくなる。負の部分と不足していることを見つけては、自分を責めて『もうダメかもしれない』と後ろ向きな気持ちになります。3日程度で治るのが私の良いところでもあるんですが(笑)
その度思うのが、周りの支えで自分が居るということ。
時に人に甘えたり、心の内を話すことは、大切なことに気づける瞬間でもあります。
・自信が持てないあなたへ(P024〜031)
『人が持っているものは永遠に手に入らない。』この事実を受け入れれば、自分が持っている宝物が見えてきます。(文中P27より)
私の大切な宝物