【感想・ネタバレ】愛さなくてはいけないふたつのこと あなたに贈る人生のくすり箱のレビュー

あらすじ

将来が心配、自分に自信がない、独りが怖い、見た目が気になる――人間はだれでもこうした考えに囚われ、押しつぶされそうになるときがあります。本書は、これらの根底ある「不安」と「寂しさ」との、上手なつき合い方がわかる実践的人生論。「得体の知れない不安や寂しさ」を抱いているのは、あなた一人ではありません。おそらく、この世界のほとんどの人が、あなたと同じ弱い心をもった存在で、それぞれの不安や寂しさを抱えています。自分のもっている不安と寂しさを認め、抱きしめ、愛することができれば、不安と寂しさをもっているほかの人を愛することができます。これもまた、この世界の不安や寂しさをやわらげる、すばらしい方法だと僕は感じます。――本文より抜粋心が晴れない、涙が止まらない……そんな日は、静かにページを開いてみてください。あなたにぴったりの心の薬が見つかるはずです。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

何年間も何回も読み返して自分の心を整えるバイブルとして使ってきた一冊。
自分のことが嫌いで
人の目や評価にがんじがらめにされていたあの頃、何度この本に救われたことか。

松浦弥太郎さんの書く言葉は人の体温のようにじんわりと温かい。

愛さなくてはならないふたつのこと
不安と寂しさと私も少しは仲良くなれてきただろうか。

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2019年12月23日

Posted by ブクログ

昨年、Instagramで偶然松浦弥太郎さんを知り、考え方に共感したので書店でみつけたこちらの文庫本を購入。読み始めたら一気に吸い込まれるように読めました。第4章ありますが、1章の項目が5つの項目に分かれており、その最後にレッスンが書かれてあります。不安と寂しさを抱える人のための本です。

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2016年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

誰もが抱いている「不安」と「寂しさ」
逃れることのできない、心の根っこに潜むこの2つの気持ちとどうやって向き合うか。

「不安」と「寂しさ」を認め、愛し、友達になろう。そのための上手な付き合い方のヒントが散りばめられた、薬箱のような一冊。

失敗、臆病、孤独、自信がない、将来の不安、やめられない不安、辛い、失いたくない…様々な心配に対して、寄り添うような優しい言葉とキッパリとした態度で松浦さんは私たちに考えるヒントを差し出してくれる。

私に効いた言葉
・今、起きていることを、順番に、ひとつひとつ、丁寧に片付けていく。(具体的に行動⇔漠然とした想像、不安)
・私が持っているのは「みずみずしい」一つのリンゴ。
・仕事の評価と人間としての評価は別。
・私は誰を認めているか
・私から心を打ち明けよう、秘密を。挨拶。
・自分を見つめる、とことん愛する(家で一人でゆっくり過ごす、手のひらをじっと見る、紙に書く、目の輝きをチェック)
・成功の反対は失敗ではなく、何もしないこと
・行動と発見の繰り返し(見切り発車でいい)
・素直で謙虚
・乗り越えられると信じる。自分も相手も。
・全ては所有ではなく、預かっているもの
・自分が嫌になったら、得意で好きなことをする
・過去に引きずられない。
・自分を許す、腹を立てない、良いとこ探し
・夢をとにかく書いて毎日見る
・解決しようとせず、対処する
・我慢し、プライドを捨てる

即実践できたのは、あたまのネジをゆっくり1つ2つ緩めるというイメトレ。見えてる景色がぼんやり。敏感すぎるとき、こうして鈍感になれるんだなぁと新発見。

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2015年08月31日

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松浦先生の本は片っ端から読んでいますが、毎回同じような内容かと思いきや、異なる角度や言葉で導かれて都度新鮮な気持ちになれる。
失敗やリスクを恐れずに不安に負けず、自分らしく人生を歩むことにそっと背中を押してくれる。自分のナッジとして、これからも松浦先生の言葉に励ましてもらいたい。

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2025年07月21日

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月末に引越しを控えててメンタルが不安定。必死に整え気味な本のチョイスが続いてる。本当は極度の気にしいを人に気付かれたくなくて気にしていないように振る舞い自己嫌悪。気持ちが楽になるためには信頼できる相手に開示することだそうです。

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2023年02月06日

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・こうありたいという思いの裏側には、そうならなかったらどうしようという「恐怖」があるのです。
・人を悪く言うのは、自分に自信がない証拠。つまり、自分自身が自分を認めていないことになります。
・手のひらは、いちばん身近な自分の内側
・「圧勝は、別くちで圧敗を招く」
・成功の反対は失敗ではなく、なにもしないことです。
・目は心の老いをはかるバロメーター
・できれば見たくなかったみっともない自分こそ、受け入れるべき自分です。
・生きるとは答え探しではなく、自分と向き合って、考えながら毎日を積み重ねていくこと
・夢を叶えた人というのは、夢を忘れず、夢をあきらめなかった人でしょう。
・プライドを捨てられない人、我慢できない人は、本当の成功を手にできない。

2021.5.14

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2021年05月14日

購入済み

考え方を学ぶ

自分の物のためでなく、社会にどうやったら貢献できるか考えてお金を使う。という考えが素晴らしいと思った

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2020年01月08日

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松浦さんのこのシリーズ、今回は「不安」と「寂しさ」への対処について、これまでより長いまとまりで書かれていました。
今まで読んできた中で一番考えさせられました。
自分の現在と未来、外見も内面も状況も不安になってしまうことだらけですが、ここに書かれている対処法で、少しずつでも向き合っていこうと思います。
今までとこれから。どちらも大事ですが、今が疎かになっているような気がするので、一歩一歩を大切に。
素直な心を忘れずに。

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2018年07月14日

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本は心を映す鏡だと思っています。

ちょうど少し落ち込んでいる時期で、陰に入るといろんなものを投げ出したくなる。負の部分と不足していることを見つけては、自分を責めて『もうダメかもしれない』と後ろ向きな気持ちになります。3日程度で治るのが私の良いところでもあるんですが(笑)


その度思うのが、周りの支えで自分が居るということ。
時に人に甘えたり、心の内を話すことは、大切なことに気づける瞬間でもあります。


・自信が持てないあなたへ(P024〜031)
『人が持っているものは永遠に手に入らない。』この事実を受け入れれば、自分が持っている宝物が見えてきます。(文中P27より)


私の大切な宝物は、人。いろんな人の親切・優しさと愛情を注いでもらって今立っているんだと気づけて、また少し頑張れそうです(*´꒳`*)♪

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2018年02月09日

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不安と寂しさに悩んでいた自分は、この本を読んで前向きになれました。
ただ将来の漠然とした不安にとらわれるのではなく、
今目の前で起こっていることだけに向き合い、対処する。
まさに今の自分に必要なことだと思いました。
この本は、人生を豊かにするために必要なことをわかりやすく言語化してくれています。

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2017年10月04日

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相変わらずの松浦さん本。
ただぼーっと読むと自己啓発本に今まで散々書かれていることと共通していることが多いのですが、優しさや温かさが根底にあって、よりすっと共感できるなぁ。
真面目に、優しく、けど人間らしい松浦さんが、それでもこんな風に工夫して、日々を生きているのだな、頑張ってこその好きな松浦さんになってるのだなぁーと。わたしも目の前のことを頑張ろう。二つのことを愛して毎日を積み重ねよう

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2016年02月28日

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自分と真摯に向き合うこと
自分を愛することを教えてくれます。

自分が弱っている時に
溢れ出て来る毒素のようなもの
それは、ついつい逃げ出したくなるような
辛く苦しいものだったりします。

そういったものと
いかに向き合うか
どう捉えていけばいいのか
そしてどうやって乗り越えるのか

ひとは元来、独りだけど
この本が味方になって
辛く苦しいものを
乗り越えられるように
背中を押してくれます。

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2014年09月16日

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不安や寂しさ、人間誰もがもっているこのふたつを受け入れ肯定して日々を生きるということ。まあとにかく今、目の前のことひとつひとつに向き合って日々を過ごすということ。

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2014年05月03日

Posted by ブクログ

好きな作家なのだが、今回は軽く読み終えてしまった。
この人の毎日の暮らしをていねいにするという考え方にとても日本人らしさを感じて何冊も読んだ。
この本は章が細かく分かれてしまっているため、自分の中に納得できる考えとして消化する前にその章を読み終えてしまうという感じになってしまった。

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2020年10月17日

Posted by ブクログ

ごく当たり前の事、誰もが(わたしも含め)自分を地に立たせる為に自分で自分に掛けている言葉が有ると思います。
この本はそんな当たり前の事、でも忘れかけてしまいそうなことが暖かく書かれています。「頭のネジを緩めるイメージ」、というのが、書かれていますが、すぐにでも実践したく思いました。とても優しい本です

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2018年09月24日

Posted by ブクログ

確かにそうだな、とうなづける部分とそうでない部分の比率が6∶4くらいか。賛同できない部分はなんというか、ちょっと極端かなと感じた。
ただ、改めて自分との向き合い方を考えるいいきっかけにはなったし、自分が健康でいることの大切さを再確認できたのはよかった。

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2018年03月14日

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