松浦弥太郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ旅の本が好きだ。行ったことがある街でもない街でもその空気を感じ、実際にその場にいるような気分になれる。ましてや角田光代さんや松浦さんのようにエピソードをたっぷりもっている人の旅行記は楽しい。文章もうまいのでグイグイ惹かれていく。この本は「ブルータス」や「クウネル」に掲載されたショートストーリーなので断片しか書かれていないけれど、それから彼女はどうなったの‥など続きを読みたくなる章もある。
松浦さんが古本屋を始めるきっかけとなったリーバイス501を巡る冒険はワクワクしたし、特に好きなのは「ショウエンバーグ・ギターズ」というサンフランシスコの小さな町にあるギター屋さんを訪れた時の話。その店のオーナーは知る人ぞ知るカリスマギタリスト。その場にいた本人に、ギターをひくなら何か弾いてみろと言われ、恐る恐るビートルズの「ブラックバード」を弾いてみた。その演奏を褒めてくれたうえに「よし、君に『ブラックバード』を教えてあげよう」と1時間みっちりとアレンジを教えてくれるという贅沢な時間を過ごした。オリジナルギターを買いたくなり、一際目立つ逸品を指差し購入する旨を伝えたが、「いいギターではあるけれど、君には勧められない」と言われた。まだお前には早いということか。「今度はいつ来るんだい。その時までに『ブラックバード』をマスターしておくんだよ。来る前に必ず電話してくれ」‥それから一年後、「ショウエンバーグ・ギターズ」を訪れた松浦氏は一本の素晴らしいギターを手にしていた。‥ええ話やー。
人生は、その人が関わる人たちによって決まっていくのだとつくづく感じる一冊だ。 -
Posted by ブクログ
p1 年齢を重ねるにつれて、いろいろなことができるようになります。
たいていのことに、うまく対応するコツみたいなのもできてきます。
でも、なぜでしょう?年齢を重ねるにつれて、不安はより身近になってきます。くっきりと大きくなり、見て見ぬふりができなくなります。その不安は、次第に大きくなって、呑み込まれそうにもなります。
そんな気持ちになると、どんなに疲れていても、眠れないのです。
p49 仕事にしても暮らしにしても、
思い切り楽しむというのは、「照れない」ということじゃないかな。
精いっぱいとか一生懸命も「照れない」ということ。
そう思うならそう思い、そうしたいならそうする。その気持ちを貫くこと。
「照れない」というのは、ひとつの「勇気」であり「覚悟」、
「ごまかさない」こと。
p84 ひかり。
それはすなわち、どんなものでも先入観を捨てて、低いものの中から高いものを、汚れたものの中から美しいものを、にごったものの中から透明なものを見つけるまなざし。心の目を開くこと。そこにあるひかりを。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの人の本は初めて読んだが、全体的にとても心地良い文章だった。
一編一編が短くて、気軽にサクッと読める。
非常に読みやすかった!
いい言葉がたくさんあるな〜と思い、書き留めたもの多数。
だが、中盤くらいかな、ちょっと価値観が合わないなと思うこともあった。
(「勝負服を着るよりまず痩せろ」みたいなことが書いてあったが、各々の事情で痩せたくても痩せられない人が世界にはいるのだ…)
それでも、キラキラと輝く宝物のような言葉にたくさん出会えた気がする。
以下、好きだなと思った言葉↓
「見つける」ということは、感動するということだ。今日一日、感動が多ければ多いほど、それだけ「見つける」ことができたということだ」
「人でもモノでも、目に見えていることがすべてではない。自分のことを贔屓目(ひいきめ)に考えてみると、目に見えないすてきなところや、自信のあるところ、いろいろな秘密があるはずだ。そういうものは、ぱっと見では見えない。」
「いいところを見つけられたら、それは自分が第一発見者であり、自分だけの「好き」になる。そういう「好き」は、一生の宝ものだ」
作者の友人の言葉
「恋愛よりも仕事のほうがずっと簡単なのさ」
「不安と寂しさが消えることはないんだ。だったら、そんな不安と寂しさを愛してみてはどうかな。
そう、自分の弱さを決して嫌いになってはいけないんだ…」
「疲れてしまったり、小さなことで傷ついたり、心が折れてしまったりして、自分ではどうしようもなくなることもある。そんな時、僕は自分が自分らしくなれる場所に行くことにしている。自分をリセットできる場所。弱ってしまった自分を、ちょっとの間、逃がしてあげるような場所」
作者より一つ年上の女性の言葉
「おしゃれに一番大切なのは姿勢だと思うの。何を着ていようとも、背筋を伸ばして胸を張って歩くことじゃないかな」
「手紙の束は僕にとってお守りです。上手く言えませんが、この手紙の一通一通は、僕を励ましてくれたり、僕を認めてくれたり、僕を必要としてくれているものばかりなのです。だから、自分がもうだめかも、と思った時に見返すと、がんばろうと思えるのです。いわばこの手紙の束は、たくさんの僕の味方なんです」
「楽しさとは、自由であることなんだ」
「僕が気をつけていることは、できるだけ相手と対話することだ。この対話の時間がなくなると、何かと問題がくすぶってくる。あなどってはいけない」
アン・モロウ・リンドバーグの「海からの贈物」に書かれたサン=テグジュペリの言葉
「愛というのは、互いに相手の顔を眺め合っていることなのではなくて、同じ方向に二人で一緒に目を向けることなのである」
「自分に寄り添ってくれる人が欲しいなら、まずは自分から寄り添うことを大切にしなければいけない」
賢者の言葉
「何かを変えたければ、まずは先に自分を変えること」
「暮らしを豊かにしたいなら、まずは料理をはじめてみればいい」
「仕事も暮らしも、人と人との関係にも、この法則は当てはまる。そう、やめたらだめなんだ。続けること」
「「やめずに休憩」という考え方です」
「自分以外の人は皆、自分に何かを教えてくれる先生である」
「大好きなものごとで行き詰まったら、一度離れてみるのも方法だと実感した。勉強、仕事、人間関係、すべて同じかもしれない。時には離れる勇気も妙薬になるかもしれない」
ある人の言葉
「今どこを鍛えたらよいか知ることですよ。みんなそれを知ろうとしないから、なかなか強くなれないんです」
「絶対大丈夫と、あきらめないことだ」
「まずはなんでも受け入れる。いわば、信じてみる」
ビスケットの包み紙に書いてあった言葉
「嫌なことやつらいことは貯めることができて、いつでも、しあわせなことを起こすために使えるのです」
-
Posted by ブクログ
日々の生活をちょっとだけ意識してかえてみると今よりもっと毎日が楽しく幸せに感じられるようになる。そう思わせてくれる松浦弥太郎さんの本
★「心が浮き立つ」と「心が満たされる」ことは違う。
ものを買うことで心を満たさない。
★「わからない」と思ったことをすぐに検索しないで
まずは自分で考える。
↑
この2つは私の反省点
☆小さなことでも「今日一日の中で自分にって大切なこと」をみつける。
☆「そんなの嘘だ」と思ったことでも「あるかもしれない」と受け入れてみる。
☆目を見て話す。
↑
これはこれから意識してやっていきたいと思ったこと
そして「できるだけおだやかに暮らす」は今までもこれからも私の一番の目標‼︎
-
Posted by ブクログ
ネタバレ優秀より勇敢。失敗を恐れない。
過去の物差しを捨てる。
孤独を恐れない。孤独は孤立ではない。
チャレンジできるだけで感謝すべき。
人の賞賛を求めない。褒め言葉を燃料にしない。
努力や誠意は感謝を求めてするものではない。自分の成長を求めてするもの。
プライドは隠す。自分を偽らない、素直になる。
自分ではなく成果を目立たせる。
なんでもやってみる。やらずして未来はない。
失敗はチャレンジの証拠。
たっぷり仮説を立てる。次の手を出す。
面倒くさいは宝の山。
小さい努力の成功は、小さい価値しかない。
自分の利益は考えない。金銭はあとからついてくる。
放たれた言葉は消えない。
期待は自分のエゴ。
健康であることが第一の仕事。
美味しいものを食べる。心が喜ぶ人生。
失敗はチャレンジの証拠。