松浦弥太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『もし僕が25歳なら、こんな50のやりたいことがある。』を読んで心に残ったこと
最近、松浦弥太郎さんの『もし僕が25歳なら、こんな50のやりたいことがある。』という本を読みました。この本は、タイトルの通り “もし今、自分が25歳だったら” を想定して書かれた50のメッセージから構成されていて、若さゆえの迷いや焦りの中で生きる人に向けた温かい助言が詰まっています。
読み進めるうちに、まるで年上の信頼できる友人がそっと隣に座って「これからどう生きるか」を一緒に考えてくれているような感覚になりました。その中でも、特に心に響いた言葉を3つ紹介したいと思います。
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1. 「ありがとう」は“何がありがとうか”を伝えること
ただ「ありがとう」と言うのではなく、「○○してくれてありがとう」「○○のおかげで助かったよ」と、具体的に“何が”ありがたかったのかを伝えることが大切だという一節がありました。
これは当たり前のようでいて、実はなかなかできていないことに気づかされました。感謝の言葉に具体性があるだけで、相手に届く温度も深さもまったく違う。言葉の「重み」が変わるんです。
丁寧に、相手の行動や気持ちをちゃんと見て、それに心から「ありがとう」と伝える。そんな日常を少しずつ増やしていきたいと思いました。
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2. 「すみません」を使いすぎない
松浦さんは、「すみません」という言葉についても鋭く指摘していました。
「すみません」は非常に便利な言葉で、謝罪にも感謝にも驚きにも使えてしまう。でも、それゆえに言葉の精度が曖昧になり、誤解や無礼につながることもある。
その代わりに、「申し訳ございません」「ありがとうございます」「恐れ入ります」など、シチュエーションに合わせた正確な表現を意識して使うことで、語彙力も人間関係も豊かになると教えてくれました。
自分の語彙を磨くことは、感受性や思いやりを磨くことでもある。そう考えると、「すみません」と無意識に口にする場面こそ、丁寧に言葉を選び直すチャンスなんですよね。
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3. 「もし、○○だったら」と想像するクセをつける
これは、自分の考え方や行動を広げるための素晴らしい習慣だと思いました。日常のあらゆる場面で「もし、自分がこの人だったら」「もし、違う街で生きていたら」「もし、今すぐ挑戦するとしたら」と想像してみる。
それは単なる空想ではなく、自分を動かすための「問い」になる。
想像することで、自分の固定観念に気づけたり、新しい選択肢が見えてきたりする。変化の激しい時代だからこそ、「もし〇〇だったら?」という視点を持つことが、柔軟に生きるための武器になる気がしました。
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この本には、若さをどう活かすか、どう受け入れるか、そして「これから」の人生をどう設計していくかのヒントがたくさん詰まっています。
今、25歳である僕にとって、このタイミングでこの本と出会えたことがとても大きな意味を持ちました。たぶん、10年後に読み返したら、また違う箇所が響くのだろうと思います。
読んで終わりにせず、日常に落とし込みたい。そう思える一冊でした。
同じように、日々の迷いや悩みの中で自分を見失いそうになっている人に、この本の言葉たちが届けばいいなと思います。 -
Posted by ブクログ
エッセイストの松浦弥太郎さんが、「これからの新しい生き方」を模索し考えた結果生まれたお守りのような言葉や文章をまとめた本。
松浦弥太郎さんの本はこれまでも何冊か読んできたが、その度に自分の生き方に刺激を与えてくれる。自分自身の「幸せ」や「これからの新しい生き方」を見つけるきっかけになる一冊になった。
心に残った言葉
・よいことも、そうでないことも、それらはいつか自分の糧になる。だからこそ、感謝の気持ちを持つ。その感謝が考え方や所作に現れ、それが「ていねい」というささやかな美しさとなるのではないか。
・信じること。思いやること。見守り、黙っていること。尽くし、助けること。一番の味方であること。待っていると言わず、いつまでも待つこと。入口と出口を開け放ったような、そういう大きな心を持っていたい。かんたんではないけれど、そういう自分でありたいと願っている。
・この世でいちばんうつくしいものは「笑顔」。この世でいちばんうつくしいことばは「ありがとう」。 -
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『もし僕が25歳なら、こんな50のやりたいことがある。』
著:松浦弥太郎
25歳の時に知っていたらどれだけ良かっただろうと思う3つのポイント
①『世の中の多くの人は、いつも誰かを探している』
・日々の出会いからチャンスがあり、優秀な人
ほど引き抜かれている。
・関心を持たれるチャンプはあらゆるところに
ある。
・自分が予測もしないところで、誰かが自分を
見ていることを知っておく。
②『人はいつも、自分を助けてくれるものを探している』
・人は自分を助けてくれるものを探し、それに
お金と時間を使う
・話を聞いてくれて、相槌を打ってくれる人
③『収入は人に与えた感動の質量に比例する』
・常に自分の収入が喜んでくれたり感動してく
れた人の数に比例すると知っておく
2.小さな成功を積み重ねる
・成長曲線は指数関数
┗前向きに継続していれば微量でも成長してい
るので、忍耐が必要
・あるポイントまで来ると一気に上昇する
┗ただ繰り返すだけじゃなく、創意工夫をしな
がら仕事を継続することが「小さな成功の積
み重ね」
┗目の前の仕事にどれだけ愛を込められるか
3.3ヶ月でリーダーになる
・人がやりたがらない仕事を率先してやる
┗率先して行うことで実績ができ、周りの中で
自分の存在感が大きくなる。
・「先制点を取る」ことを心がける
┗つまらない仕事が実は大きなチャンスになる
┗人が嫌がること、つまらないこと、面倒に思
う小さな作業の中に小さなチャンスがある
┗先制点は貯金になっていつか利息も生む
5.失敗を成功に変える
・トラブルは解決するものではなく、いかに
迅速に対応するかが重要である
┗対応次第でプラスに変えることができる
┗失敗を許してくれたり、理解してくれる人が
いて初めてトラブルが解決する。
解決か、そうでないかを決めるのは相手。
┗解決は自分にできることではなく、できるこ
とは真摯な対応だけである
・失敗をどうリカバーするかが重要
┗とにかく素早いフォローや対応力が一番。
・失敗も自分の肥やしにする前向きさを持つ
6.保証人にならない
・高確率で自分が借金を被ることになる
・絶対保証人にはならないし、人には保証人を
頼まないと言う覚悟を持つ
・「友達だから助けてあげたいが、親との約束
なので、助けたくてもできない」と言う
15.「呼ばれる人」になる
・もう一度会いたくなる人になる
┗相手が捕りやすいところに捕りやすいスピー
ドでコミュニケーションのボールを投げる
・この場にいてもらいたいと思われる人になる
16.お礼上手、褒め上手
・お礼と褒め言葉は具体的に口に出して言う
┗闇雲に言うと具体性がなく、本心ではないの
では?と思われてしまう
┗具体的にお礼や褒め言葉を伝えると、一気に
人間関係の距離が縮まる
・ただ「ありがとうございます」では、伝わる
ことが少ないことに気付く
35. 味方を増やす
・自分を絶対的に信頼してくれる強い味方をつくる
・地味でも正攻法で丁寧に物事を進めていく
┗誠実さと情熱。人への思いやり、誠意。
45. 「無理です」「できません」は口にしない
・真実でないことも言葉にしていうと、耳から脳に伝わり頭の中で真実と固定されてしまう
→ネガティブな言葉は絶対に口に出さない
・無理です、できません、お金がない、時間がないは口にしない
・反対にポジティブな言葉を口にしていると、実際以上の力を発揮できる、自分を変えられる
リスクを勇気で包み込んで。
希望というお日さまに顔を向けて。
「もし」25歳だったらという気持ちを忘れない -
Posted by ブクログ
50歳を過ぎて、棘がなくなって、丸くなった松浦弥太郎氏の、ふんわりとした老前、老後生活といってもいい本。
無気力に対処する。まずは、このモラトリアムをどうするか。こういう時を感じている人をたくさん見てきた。優秀と言われている人は、こうしたモラトリアム時期にも、全く速度を落とすことなく走っている。この違いはよくわからないが、仕事というより仕事にまつわる何か、優越感とか仕事を完遂した時の高揚感とか、なんかそんな小さいものでないといいのだけれど、そうしたものがエナジーになっている。そうではない人、冷静に自分を見つめている人は、今こんなことやっていてどういう意味があるのか、と考え始める。そういう時こそ、Todoリストで何も考えずに実行していくというソリューションが書いてある。
しがらみを断つこと、それなりでいいという達観を持つこと、そしてなんだってできずぞ、ついでにお金もあるぞ、最高じゃないか50歳。そういうメッセージをもっともっと大人が持っていくと、いい社会になるのかもしれない。