松浦弥太郎のレビュー一覧
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『もし僕が25歳なら、こんな50のやりたいことがある。』を読んで心に残ったこと
最近、松浦弥太郎さんの『もし僕が25歳なら、こんな50のやりたいことがある。』という本を読みました。この本は、タイトルの通り “もし今、自分が25歳だったら” を想定して書かれた50のメッセージから構成されていて、若さゆえの迷いや焦りの中で生きる人に向けた温かい助言が詰まっています。
読み進めるうちに、まるで年上の信頼できる友人がそっと隣に座って「これからどう生きるか」を一緒に考えてくれているような感覚になりました。その中でも、特に心に響いた言葉を3つ紹介したいと思います。
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1. 「ありがとう」は“何が -
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エッセイストの松浦弥太郎さんが、「これからの新しい生き方」を模索し考えた結果生まれたお守りのような言葉や文章をまとめた本。
松浦弥太郎さんの本はこれまでも何冊か読んできたが、その度に自分の生き方に刺激を与えてくれる。自分自身の「幸せ」や「これからの新しい生き方」を見つけるきっかけになる一冊になった。
心に残った言葉
・よいことも、そうでないことも、それらはいつか自分の糧になる。だからこそ、感謝の気持ちを持つ。その感謝が考え方や所作に現れ、それが「ていねい」というささやかな美しさとなるのではないか。
・信じること。思いやること。見守り、黙っていること。尽くし、助けること。一番の味方であること -
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『もし僕が25歳なら、こんな50のやりたいことがある。』
著:松浦弥太郎
25歳の時に知っていたらどれだけ良かっただろうと思う3つのポイント
①『世の中の多くの人は、いつも誰かを探している』
・日々の出会いからチャンスがあり、優秀な人
ほど引き抜かれている。
・関心を持たれるチャンプはあらゆるところに
ある。
・自分が予測もしないところで、誰かが自分を
見ていることを知っておく。
②『人はいつも、自分を助けてくれるものを探している』
・人は自分を助けてくれるものを探し、それに
お金と時間を使う
・話を聞いてくれて、相槌を打ってくれる人
③『収入は人に与えた感動の質量に比例 -
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50歳を過ぎて、棘がなくなって、丸くなった松浦弥太郎氏の、ふんわりとした老前、老後生活といってもいい本。
無気力に対処する。まずは、このモラトリアムをどうするか。こういう時を感じている人をたくさん見てきた。優秀と言われている人は、こうしたモラトリアム時期にも、全く速度を落とすことなく走っている。この違いはよくわからないが、仕事というより仕事にまつわる何か、優越感とか仕事を完遂した時の高揚感とか、なんかそんな小さいものでないといいのだけれど、そうしたものがエナジーになっている。そうではない人、冷静に自分を見つめている人は、今こんなことやっていてどういう意味があるのか、と考え始める。そういう時こそ -
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ネタバレ旅の本が好きだ。行ったことがある街でもない街でもその空気を感じ、実際にその場にいるような気分になれる。ましてや角田光代さんや松浦さんのようにエピソードをたっぷりもっている人の旅行記は楽しい。文章もうまいのでグイグイ惹かれていく。この本は「ブルータス」や「クウネル」に掲載されたショートストーリーなので断片しか書かれていないけれど、それから彼女はどうなったの‥など続きを読みたくなる章もある。
松浦さんが古本屋を始めるきっかけとなったリーバイス501を巡る冒険はワクワクしたし、特に好きなのは「ショウエンバーグ・ギターズ」というサンフランシスコの小さな町にあるギター屋さんを訪れた時の話。その店のオ