あらすじ
松浦弥太郎が教える人と寄り添うコツ。
「『会えたら会いたい』という言葉が好きだ。なかなかいい言葉だなあと思っている。直接的に『会いたい』というのは少し照れるから、まあ、ワンクッションというか、ちょっと姿勢を低くして、「もし会えるなら、ぜひ会いたい」という気持ちを込めた言葉として使っている」「対話のポイントは、常に、今のこと、そして、未来のことの両方を話すように心がけるといい。まずは、今、自分が思っていること、悩んでいること、向き合っていること、抱えている問題を、自ら話す。自分のことを相手に話せば、自然と相手も話してくれる」(共に本文より)。
人付き合いのコミュニケーションに悩んでいる時に役に立つ、たくさんのヒント。なかなか相手に届かない自分の思い。でも伝えようとするから届かない。自然に相手に伝わるためにどうすればいいか。そのコツを、元暮しの手帖編集長で人気エッセイスト松浦弥太郎さんが教えます。
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「その心の中から、不安と寂しさが消えることはないんだ。だったら、そんな不安と寂しさを愛してみてはどうかな。そういう生き方はとてもすてきだと思う。そう、自分の弱さを決して嫌いになってはいけないんだ……。」
この言葉に出会った瞬間、次の文章に進めずずっとそこのことばに立ち止まって、ずっとずっと泣いていた。嗚咽した。涙が止まらなかった。最近、なにかと涙もろい。
「見るというのは、見えているものを、単に目に写してわかったつもりになるのではなく、ぱっと見では見えない、かくれているきらきらした輝きを、いかによく見て発見するかである。すてきなことや美しいことはそうやって見つけるものだと思っている」
このことばを読んだとき、いままでじぶんがだいじにだいじにしてきた気持ちを、うまく言語化してもらえたような気がして。わたしみたいなひとって少数派だから色々言われたり心苦しいこともあったし辛い夜もあった。でも、松浦弥太郎さんも、そうおもってるんだ、って、なんだかやさしくかんじた。あたたかい背中みたい。あったかいよ。
「やめずに休憩を」の章もすごくよかった。わたし、最近はとくに、そういうの心がけてたから。やめるのではなく、休憩。「まわりがどんなに自分を追い抜いていこうと気にせず休憩」。すてきなことばだ。お守りにしたいことば。
「真似るは学ぶこと」の章も、今の自分に響いた。わたしは、のんびり屋さんでのんきで、策略や戦略を考えることがとっても下手くそだ。だから、他の尊敬する作家さんの、生きていく姿勢を真似するようになった。益田ミリさんの、締め切りの1ヶ月まえに書き上げちったみたいなエピソードとか、いしいしんじさんの手を怪我するまで推敲を重ねたエピソードとか。尊敬するひとから、学ぶのって、こころときめくからうちはうれしい。
「おだてに乗ってみる」の章を読んで、わたしはもっと自分に謙虚になって、他の人の言葉を受け入れてみようと思えた。自分にまったく向いていない堅い仕事、資料の管理をする、ずっと憧れてた職業だったけれど、みんなががんばらなくてもできることががんばってもできない。ハンコを上下逆に押したり。やりたいこと、と、向いていることって、違うのかも。むかし、バイト先のひとから、物書きが向いていそう、とか、作品読んだこともないのにいわれたことがあって。たしかに、学生バイトなのに、職員さんから報告書の添削を頼まれたりもしてて。ひとからみて、いいといわれたこと、無視しないで聞き入れてみようと思えたんだよな。やりたいこと、じゃなくて、向いていそうといわれたこと。
この本は、いきていくときに、ずっとそばに置いていきたいと思えるような本です。
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付箋をたくさんつけて、うなずきながら読みました。
・人の「気」を見る
「料理で覚えるべきことは、技や知識ではなく、愛情の表現です」と教えてくれたのは、料理家のウー・ウェンさんだ。おいしさとはやっぱり口だけで感じるものではなく、その時その時の状態による「気」という心で感じるものが大きいのだろう。
・弱った自分を逃がす
疲れてしまったり、小さなことで傷ついたり、心が折れてしまったりして、自分ではどうしようもなくなることがある。そんな時、僕は自分が自分らしくなれる場所に行くことにしている。自分をリセットできる場所。弱った自分を、ちょっとの間、逃がしてあげれるような場所。
・背中をのばす
おしゃれに一番大切なのは姿勢だと思うの。何をきていようとも、背筋を伸ばして胸を張って歩くことじゃないかな。
・聞き上手になる
聞き上手というのは、感動上手であるということだ。たとえば話題が気恥ずかしいことであっても、何かしら些細な点を見つけて感動してくれるから、さらにあれこれと話しを続けてしまう。しかも、意見はあっても、基本的に全肯定の姿勢で聞いてくれるから安心なのだ。
・その人を思うこと
誰もが食べやすい大きさに切るのが基本、という心持ちに僕ははっとした。仕事においてもくらしにおいても、相手の何かがしやすいようにひと手間かける、もしくは心がけることは、じっさいには気がつきにくいことでもある。
・見えないところの身だしなみ
引き戸や雨戸が収納されるところの蓋の精巧さであったり、ドアノブの指が触る裏側のなめらかさであったり。人がそこで長く暮らさないと気が付かないような見えないところの、ある種身だしなみのようなものが、生み出す、はっとするすてきさに心が揺れ動いた。
・勝負からだを持つ
勝負服よりも勝負からだを持つ方がさきだと思う。その努力が大事。見た目の勝負というのは、いざという時裸になって立ち姿で勝てるかというのがほうとうのような気がする。
・しあわせのおすそわけ
しあわせとは、誰かが決めるものではなく、自分自身の感じ方考え方である。そこには基準や比較がある訳ではない。そしてしあわせは、結果でものなく目に見えるものでもない。
・食べる人のことを思う
料理を楽しむということは、暮らしをたのしむということである。ならば料理上手は暮らし上手であろう。暮らしを豊かにしたいなら、まずは料理をはじめてみればいい。
・真似ることは学ぶこと
あれこれ悩まず真似ることからはじめるのが一番いいとおもっている。真似したい対象をみつけることも才能。
・余白を作る
しごとについても暮らしについても、頑張りすぎないというか、全力をつくさない(八割くらいがちょうどいい)
・未来への自分へ
急がない 求めない 怒らない よく休みよく遊ぶ 早寝早起き はっきり伝える 文句は後回し 約束を守る いつも感謝 欲張らない 言葉を慎む いつも笑顔 先に与える もっと素直に 今日も丁寧に しらんぷりしない 楽しむ工夫 もっと親切に など
当たり前事の精度を高める。
・自信の作り方
本を読むでもいい、人の話を聞くのでもいい、新しいことに役立ちそうな思いつくことを日課にしてみよう。悩みの感情は何もしない時にやってくる。だからいつもその前に何かに没頭する。そうすれば不安も消え、いつしか自信が高まる。
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イモトさんのレビューで購入。私も同じように書き込み付箋し読んでいる。宝物みたいな視点やフレーズが多くて、抱きしめたくなる一冊。
これを読みながら朝コーヒー飲むのがしあわせな時間。
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初めて読んだ時は響かなかったけど、2回目読んでじんわり沁みてくる言葉たちがあった。
ハッとするような気づきというより、あぁ、そうだよなぁ…そういうの大事だよなぁと思うことが多い。
さらっと読むと言葉が滑って右から左へ流れていってしまうので、
ちゃんと噛み締めて読んでみるのがいいのかも。
何度も繰り返し読みたい本。
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日々の生き方というと大袈裟だが
毎日をいかに有意義に過ごすかを実践している師匠のような方の本
還暦が近くなり、ようやく松浦さんに一歩、半歩かもしれないけど近づけたように感じてる
自分を大切に生きるところが…
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人生で初めて線を引きながら読ませてもらった本になった。私が刺さったのは「らしくないにチャレンジ」と「好き嫌いをなくす」だった。これまで「自分らしくないから」とか「これは嫌い」と蓋をしていたことがちらほらあった。もったいなかった。心のもちようで、考え方ひとつでどこへだっていけるし、なんにだってなれると気がついた。心の中を整理整頓して、前を向かせてくれたことに、深く感謝している。
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『暮らしの手帖』元編集者による、日々をていねいに、穏やかに過ごすためのコツを記したエッセイ集。私は個人的に、松浦さんのライフスタイルと、「内面のお洒落さ」を密かに目指している。
この数ヶ月、私は個人的に多忙で辛い日々が続いている。収束が見えない状況が続く中、まとまった睡眠時間や、一人でゆっくりコーヒーを飲み読書する時間とか、アイロンをゆっくりかける時間といった、筆者の描く「ていねいな過ごし方」とは程遠い日常である。
それでも、松浦さんの穏やかで飾らない文章を読んで、心の平穏とか平和な日常の幸せを「おすそ分け」してもらった気になる。心身疲れている時は、文章を読んでも頭に入ってこないのだが、何とか松浦さんの本なら読むことが出来る。そして、掃除や料理といった家事をする時に、松浦さんの言葉を思い出す。
この本から元気を貰って、今日も休日出勤に向かう。帰りの電車の中でも読み返そう。
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友人からオススメしてもらい手に取った1冊。
松浦弥太郎さんの作品は初めて読みましたが、するすると文章が自分の中に入ってきてとても読みやすかったです。
日常の何気ないところに素敵な出会いがあることに気づかされる作品でした。
他の作品も読んでみたいと思います。
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人生で大切にしたいことが書いてある本です。
人生で行き詰まったり、どうするべきなのかわからない時に読み返したい本です。当たり前であることがいかにむつかしいのかを実感しました。
こころをたっぷり働かせながら人生を歩みたいと思います。
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普段エッセイは読みませんが人生の節目なんでしょうか、涙が出てしまう時、手に取った本です。スルスルと読めました。幾分心がほわっと軽くなったと感じられた本です。エッセイというジャンルの本を他にも読んでみたくなりました。
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よいですね。
松浦弥太郎の作品、たくさんすばらしいものがあると知りつつも、やっと初めて手に取った本でした。
最近読んでいた本で書かれていたこと、この本で、「愛」につながった。
心を働かせる、という、初めに書かれていた言葉がとても効いて、その言葉とともにそれぞれの寄稿を読んでいて、
多くのことがそのことについて書かれていたように思いました。
そういうことなんだなー、と、生きることすべてで、大事なこと、核心なんだろうなーと気づかされたような、
分かっているつもりでも分かっていないことだらけだということでもありますね。
それぞれの文章は短いけれど、毎文、暖かい言葉に出会える本でした。言霊。
そして、断片的にだけ知った松浦さんについて知りたくなった。
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人の考えてることを知ることが好きな私にとって、とても楽しい本だった。
新しい視点や考え方に触れ、自分の価値観を更新できた気がする。
いろんな人と話したい、と思った。
以下メモ…
「見つける」ということは、感動するということだら、今日一日中、感動が多ければ多いほど、それだけ「見つける」ことができたということだ。
会えたら会いたい
プレゼント仮説
自分が敵、の視点
敵だったらどうするか
大人になるということは、好き嫌いを卒業することなのではないでしょうか。
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たしか5年前くらいに一度読んだ再読本。
相変わらず、ていねいに暮らしているからこそ、あるシーンの切り取り部分が点であるにも関わらず深くまで潜らせてくれる。
『僕の「いいね」』が特にお気に入りのエッセイだ。春が近づいている今、「なぜ仕事をするのか」改めて考えるきっかけになった。
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めっちゃ良い先輩を本にしたような本。
一緒にご飯に行ってこういう話してもらえたら
「今日は〇〇さんのお話聞けてよかったです!」
って言いたくなるしすごい慕うと思う。
エッセイでいろんな話が入っているけど、
すごい刺さる話もあればさら〜っと読んだ話もある。
でもそれが良い。
その時々の自分で刺さるパートは変わりそう。
さら〜っと読んだ話が1年後には刺さる話になったり
どんな自分にも寄り添ってくれそうなエッセイ。
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優しくてあたたかくて、時折ハッとさせられて、
随所に丁寧さが感じ取れる。
読後感は、寒くなってきたこの時期に
ふわふわのブランケットをもらったような気分。
心に留めておきたい言葉がいくつもあるから
忘れてしまわないように繰り返し読みたい本。
「会えたら会いたい」ってたしかに素敵。
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"あなたはどんな味の記憶がありますか"
ぱっと思いついただけでも3つあった。記憶を書き出したらすごくあったかい気持ちになって泣きそうになった。
松浦弥太郎さんの本は初めて読んだけど、付箋をつけたくなる言葉が沢山あって、すでに他の作品2冊購入済み
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正論、当たり前のことを言っているという見方もあると思うがだからこそ実践するのがむずかもしれません。行き詰まった時に読み返してみたい本です。自分自身が「いいね」と思えるものは何か、考えていきたい。
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松浦さんの考え方や人となりが凄く好きです
難しい言葉ではなく、分かりやすい表現でハッとされられる文章が沢山ありました。
日々の暮らしを丁寧に、自分自身を客観的に見て生きていきたいなと、思いました。
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エッセイを読んで、作者の頭の中や私生活を覗いているような気持ちになるのは私だけではないはず。ついつい「お邪魔します」と声をかけたくなるような、初めての友人の家に遊びに行くような、そんな感じです。松浦さんの本には、解説のはあちゅうさんも言っていた通り、特別なことは出てきません。だけど、繰り返される日常の中の楽しみや幸せを丁寧にすくい、柔らかい言葉で表現していく。ひとつひとつのエピソードは長くても見開き2ページから3ページ程度ですが、松浦さんがひとことひとことを大切にしていることがよくよく伝わってきます。だからこそ、読み終えたときに「わたしもやさしく、丁寧に日々を紡いでいこうかな」と前向きな気持ちになれるのではないでしょうか。忙しなく、不安定な日々だからこそ、1日1日としっかり向き合って、自分の人生を歩んでいきたいと思える大切な一冊です。
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松浦弥太郎さんは、『100の基本』がまず大好きで。日々を人間らしく、ていねいに暮らすのだという姿勢はもちろん、それをやわらかく、わかりやすく発信し続けているところが好きです。
古き良き日本人のいいところが考え方のベースになっているのだとは思うのですけど、だからといって新しいことにもちゃんと興味も持たれているし、柔軟に取り入れているようにも思えるからすばらしい。
実はちょっと考え方の合わないなと思うこともあるのですけど、それもまた自分への気づきのきっかけになったりして、無駄なお話がひとつもないんです。
時をおいて、定期的に何度も繰り返して読みたくなるような、そんなエッセイでした。
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とっても久しぶりに松浦弥太郎さんの本を。昔よく読んでいたけど、この方とは精神性も生活も違うのだろうなぁと思ったタイミングがあってあまり読めなくなってしまったのだよね。それから数年経って、書店でふと目に入ってぱらぱらめくって、今の自分が癒されたり発見があったりしそうだなとあらだて思って購入。
正直少し高尚すぎるというか、どうしても「松浦弥太郎さんだからでしょ」と斜に読んでしまう自分もいるのだけど、ハッとすることも多かった、そしてやはりずっと読ませる文体は心地良いです。
人として気持ちいい基本の生活をいかに素朴に続けるか。こころを尽くすのか。そういうところに目が行かなくなっているのは生活のキャパが自分の許容量を超えたものになっているせいではないか。などなどを思い巡らせるきっかけになる一冊だなぁと感じました。中盤で一回読むのやめようかなぁと思ったけど、後半読み進めてよかったという気持ちに(何らか大きな変化があるわけではない)。なんだか不思議でしたが、異なる年齢で読む松浦弥太郎さんの本は受け止め方が変わるなというのも個人的な発見。ど真ん中に刺さりはしなかったけど、読めてよかったです。
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こころがざらざらさた時は、松浦弥太郎さんのエッセイを読むとさらさらになる。
学生の頃、サン=テグジュペリの
「愛とは、互いに見つめ合うことでなく、同じ方向を見ること」という言葉に出会った。
愛の何たるかなんてわからないころだったけど、
何故かその言葉が真実のように思えた。
松浦弥太郎さんの本で、その言葉と再会した。
松浦弥太郎さんが、強豪ラグビー部に入る前に、10キロメートル走ることを続けて、自分に自信をつけていった話がいい。
不安だから、弱いから、何かを継続してやってみること。
「見つける」ということは、感動するということ
日々の生活の中で、たくさん見つけたい。
それが生活に潤いと充実感をもたらすはず。
松浦弥太郎さん、ありがとうございました。
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話術の解説本だと思って前情報なしで購入、いざ開くとエッセイだったもんで拍子抜けしました。笑
思っていた本とはだいぶ違ったのですが、それでも参考にしようと思えるところが何箇所もあり、結果的には読んで良かったなと思ってます!
読みやすい文章でさらさら読めますが、読みやすいけど難解 といった類の本だと個人的には感じました
読みやすすぎるが故に咀嚼しきれないままどんどんページをめくってしまうのも罠
本当の意味で理解するには何回も読み直して、かつ自分の生活でも実践しないと自分の血肉にならない系の本、、、
最後まで読んでみると、松浦弥太郎(まつうら やたろう)さんは、春のすこやかな新芽みたいな人というイメージが湧きました
落ち着きと穏やかさがあるのに、自分の成長のために日々静かに色々とやっているというのが…
はあちゅうさんの解説が素晴らしかった!
「なんだこれは…」と思っていた感覚をここぞとばかりに解説されていたり、読みやすいなーと感じていた文章の構造はこうなっているからです、(漢字・ひらがな・カタカナがバランスよく並んでる)と。
この本の読後感を『温かいお粥をお腹に入れたような満足感と幸福感』と表現していたのも共感できるし、その表現の仕方も素晴らしいと思った
この解説を読んでこの本全体の評価が格上げされた感が私にはありました
はあちゅうさんの本も読もうーー!!
Posted by ブクログ
松浦さんの文を読むと「心をはたらかせるぞ~!」ってなる。
そしてすぐ忘れる。
また忘れたころに読み返したい。
何度だって挑戦できることがうれしい。
Posted by ブクログ
『暮らしの手帖』の元編集長の著者が、日常で感じていることをありのままに描いている。誰の近くにもある、些細な物事や出会いも松浦さんの眼にはこう映るんだ、こういう感じ方もあるんだとハッとさせられることばかりだった。私の日常を振り返ってみても思い当たることは沢山。本書を読み始める前と後では世界が少し違って見える。いつ読んでも、新たな気づきと輝きをくれる本。