松浦弥太郎のレビュー一覧
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ネタバレ自分ができることをただ一所懸命にやってきました。
前職はシステム関係のお仕事をさせていただきましたが、それまでシステムのことは心底わからなくて嫌いだと思って生きてきた(笑)ので、辞令をいただいた時は絶望でした。
わからない・退屈だと思った2年間を過ごし、3年目の時にせっかくいただいたお仕事だから一生懸命にやらないとばちが当たるなと考えを改めてから、仕事に対する意識が変わりました。
『自分の一生けんめい。(088)』
自分がどう見られているなんて関係なく、がむしゃらに仕事と向き合ってから人生が色づきました。
できることを一生懸命に。
松浦弥太郎さんは、やっぱり最高です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレむずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに。
アンパンマンの作者の井上ひさしさんの言葉を、ノートの一番はじめに書いているそうです。
元暮らしの手帖の編集長の心の中が丸見えの手紙は、みんな一緒だってこと。
うまく見えているように見えても苦しくて迷っていて、コンプレックスがあって。
すごく人間らしくて、嬉しかった。
わたしにも学歴コンプレックスがあって、学生の頃は少しでも早く勉強から投げ出したくて、高校は余裕で受かる所を選び、大学は推薦で私立にした。
大人になって思うのは -
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基本とは何か。一度立ち止まる。自らを省みる。おとなになるとは、ある種ドキドキを失い、何かのために生きることか、と言うとそうではなく、新しいことにチャレンジして行くこと、そして基本を何よりも大切に研ぎ澄ますこと。これは、軽くて上滑りするような彼のいつものいい人が繰り出す正論や文章とは違うと思った。速攻でクックパッドから去った彼が見た若い世界とはなんだろう。すごく興味がある。
テクニックに背を向けて、自分たちの理想とする世界観や心地よさを、感情を込めて表現する。それこそ、目指すアウトプットである。広い世界において自分の基礎体力はいかほどか、それを暮らしの手帖の編集長になった時に思ったと言う。世 -
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初めて読む著者ですけれども、割とよかったかな…? とにもかくにも毎日をすごく丁寧に生きているんだなぁ…と思わせるような文章でしたね…。
ヽ(・ω・)/ズコー
著者は二年に一回かな? 「お金さん」のために財布を変えるんだそうな…あとは風水だかなんだか知りませんけれども、お金を呼び込む「気」を入れるために財布を変えるんだとか…なんだか宗教臭いとか思わないでもないですけれども、僕的にはこういうゲン担ぎっていうのかな? そういうのしたくなる気持ちはわかりますよ! ってなわけで、僕は別段宗教臭いなんて思いませんでしたけれども…。
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、そんなわけで…僕も財布の中のお札を -
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「人を喜ばせる」というのが著者の一貫した哲学。そのために自分をどうコントロールするのか、というのがこの本のテーマだと思う。
著者は、周りの意見に惑わされず(安易にインターネットで検索しない)、自分で実際に見たもの・感じたもの・想像したものから、主体的に物事を作り上げていく、という。その想像も様々な角度から、深堀りし考え抜く。
自分の現在の仕事は、調査セクションであるがここまで深堀して考えているだろうか。2次情報を集めて、整理しているだけではないかと考えさせられた。
個人的には同意しかねる点もあったが、40歳を過ぎた自分がこれからどのように人生に向き合っていくかという観点で、参考となるものは数 -
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松浦さんも歴史から学ぶことの重要性について述べておられた。
机の上に物を置かない。
清潔感のある身だしなみに気をつける。どれも明日から実践したいものばかり。
手を動かすことの重要性を忘れつつある。子供の頃にpcがなかった世代は、面倒臭がらず手を動かすべきだね。
1つ1つの動作を丁寧に。
時々メモを見返し、ふとした瞬間に心から納得できることがあるととても嬉しい。
すべては自分の責任と思うこと。
いちいち腹を立てて闘っていたら仕事は進まない。プライドを捨てなさい。常に冷静でいなさい。
そろそろやらなきゃいけないなというときは、遅すぎると心得よ。
小さい約束ほど大切にする。
人に挨拶 -
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きほんはいつも自分を助けてくれる。判断軸や生きる軸が重要だということは、フランクリンコビーの七つの習慣のコンセプトであるように、論をまたない。松浦弥太郎の100は、彼の中心にあるピュアな軸だ。カッコ付けていて、そんないい人じゃないんだろうなと思うけれど、でもそれでいいじゃないという気がする。本書の意義は、小言を言ってくれるということじゃなく、自分のもっているきほん100を見つけることにあるからだ。だから、あまり記憶に残らない本である。その意味で。
しごとのきほん。「考えるときは本を読む」「余裕がクオリティを高める」「いつもポケットに次のプランを」「とりあえずと言わない」「早い返事は福を呼ぶ