あらすじ
「暮しの手帖」編集長・松浦弥太郎が見つけた、必ず花が咲くしあわせの種をお裾わけします。本書は、著者渾身の「幸福論」。心にうつくしい花を咲かせる素敵なアイデアです。しあわせというのは、お金を出して買うものでもないし、どこかにあるものをとってくるものでもありません。自分で選んだ種を、自分で種を蒔いて、水をあげて、栄養もあげて、大切に育てていく。それではじめて花が咲く。しあわせとはそういうもの。毎日毎日、「今日のベリーグッド(素敵なこと)」を育てていく感覚だと著者はいいます。社会に出て約30年。その間に著者・松浦弥太郎が見つけた、必ず花が咲くしあわせの種がここには書かれています。この本を、あなたの心に植えてください。きっとしあわせの花が咲くでしょう。
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Posted by ブクログ
心を花や庭で例えた美しい表現に心奪われる
●1番大切なのは、待つ事、続ける事
●素直という宝石
素直さはあなたを宝石のわうに美しくしてくれる
●自分に不必要な事は起きない
自分に乗り越えられない困難は自分には起きない
●不自由さは最高の先生です
●憧れの花ではなく、憧れの根っこを研究しよう
●花を咲かせる三つの秘訣
①人の心を察する感性
②状況を読み取る観察力
③果敢な行動力
●目の前の人が、何を考え、何を感じ、何を思っているのかを想像して挨拶を
➡︎心が現れる所作、それが挨拶
(ex)皇后様の献花を見て著者は人というのはこんなに美しい所作が出来るのだろうかと、心が震えた と言う
●子供の様に聞き、大人として話す
Posted by ブクログ
しあわせというものはお金を出して買うものではないし、どこかにあるものをとってくるものでもない。ある日突然、どこからかぽろっと落ちてくるものでもありません。
(はじめに より)
日々の生活と自分の生き方の中にこそしあわせの種がある…
すごく深い。
やみくもに断捨離をするのがいいとは限らない
暮らしという日常の中から生まれるしあわせ
人は人から学ぶもの
などなど…
松浦さんの言葉の数々を胸に秘めて
小さくても私なりの「しあわせの種まき」ができたらいいなあ
Posted by ブクログ
頭を柔らかくしたいなら、心を柔らかくする
体を使って解ることがある
メールなどの情報は「わかったような」
経験している人ほど素敵な人はいません
便利だからこそ心を使う意識
体と頭と心のバランス
人間関係でうまくいかない時は頭を使いすぎている
Posted by ブクログ
とても読みやすく、大事なことが書かれている本。
ちょっと乱雑に生きていると感じている人は、読むことで良い影響を受けると思う。
乃木坂46の生田絵梨花さんオススメの一冊。
芸能人以外の忙しい職業の人にも、オススメしたい。
Posted by ブクログ
大切なことは
日々のルーティーンの中にある
自分のベーシックを見つける
弥太郎さんの話は
いつも一貫性がありますが、
弥太郎さんの本を
読み始めて7年目。
所々の変化に気付きました。
それもまた
過去に述べられたことで、
変わらないために変わるということ。
つまりは
変化ですら一貫していて、
それが潔く、心地よいです。
Posted by ブクログ
松浦弥太郎さんの本は、タイトルの通りな内容のものが多い。
この本を読み終えて、そう感じた。
仕事術だったり、生活に沿うものだったり、
どっちにも使えそうだけど、敢えてタイトルで色分けしてるのかな。そこが好ましい。
足し算ではなく、掛け算になる日々の積み重ね、
心して、育てたい。
Posted by ブクログ
著者の基本としている姿勢に、自然さ、優しさ、すがすがしさを感じ、心地よい。今日のベリーグッドとして種を蒔き、水をやり、手入れし、庭をはぐくみ、周囲のお手伝いをする、そんな素敵な暮らしも一歩ずつの取り組みから。何かできることに取り組もうと思う。
「願望」(=他力本願の受け身の願い)よりも「希望」(=当事者として、すべてを信じ、あきらめない気持ち)がストンと心に落ちた。
13-143
Posted by ブクログ
「顔色、髪型、指先、立ち方、歩き方、座り方といった姿勢。そういう素の自分の身だしなみを点検し、ていねいに整えておく」
「今日は1人に手紙を書き10人に笑顔を贈りましょう」
とても好きなフレーズ
姿勢、気にかけているつもりではいたけど
そこも身だしなみと呼ぶことにハッとさせられました
指先まで美しく居たいものです
文字は温度のこもった思いを伝え、笑顔は相手をも笑顔にする力があると思ってます
前から気になってた作家さん
好きな言葉がたくさんあって、出会えてよかったです