あらすじ
人とのつながり方、モノとのつきあい方、具体的な考え方――松浦弥太郎が大切にしているルールがこの1冊に。ベストセラー『今日もていねいに。』『あたらしいあたりまえ。』『あなたにありがとう。』に『しあわせを生む小さな種』を加えた4冊の本のなかから、選び抜いた101のエッセイを再編集しました。人生の地図は、常に一定ではありません。そのときどきによって変化します。だから、地図帳へのメモも常に更新しておかなくてはならないのです。著者・松浦弥太郎が苦労して見つけた現時点でのBESTルールをお教えします。大切なことだからこそ、家族や同僚、知り合いだけでなく、もっと遠くの誰かにも伝えたい、届けたい。そんな思いのつまった本です。
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Posted by ブクログ
ティッシュをなくした暮らし…衝撃的だった。そっかぁ、そんな考えもあるんだぁ。
雑誌でよく特集されているシンプルな暮らしにちょっと憧れていたけど小さい子供がいる今はそれは味気ないと言う言葉が心にとまった。自分が心地よいと思うバランスで暮らしていけたらよし。
その他にも心に響く言葉がたくさん、たくさんあった。心がざわついた時、何度でも手にした一冊。
Posted by ブクログ
生きていると「伝わらないんだよなぁ」って、つくづく思う。
で、弥太郎さんが「100%話しても、100%伝わりはしない」って書かれていて、これくらいていねいに生きてる方でもそうなんだって、驚きと軽い失望と安心感がりました。
”よりぬき”があるのが弥太郎さんらしいですね。
【本文より】
・相手のちょっとした一言や、何気ない態度を、気にしすぎないようにしましょう。
・絶対に本人に漏れることはないと分かっていても悪口は言わないこと。
・慣れてきたときこそ、初心に戻りたいものです。
・「こんな人と付き合っていても何も変わらない」と次々に付き合う人を変えても、自分が変わらなければ再び同じ物語が繰り返されます。
・素直さはあなたを宝石のように美しくしてくれます。
・公私のけじめがきちんとついているか。自分を厳しく律しましょう。
・欲張らずに人に譲る。そうすれば本当に欲しいものは手に入ります。
・細かいことにこだわると、元気が無くなってゆきます。
・しあわせは、たった一つの大きなことではなくて、ささやかで小さなことの集まりではないか。
Posted by ブクログ
よりぬきベストなので一見矛盾してる部分もある。
「物を贈ろう」と「物じゃなくて気持ちを」とか。
多分どっちも根っこは同じで場合により見極めが必要というか。かなり分厚いベスト101項目なので最初はぎくっとしたもの、なるほどと思ったものから1つ2つ取り入れてみようかなと。他所で誰かが言ってる風なものもあるけど彼が言うとまた趣きが違って聞こえるのも不思議。
Posted by ブクログ
心が静かになる一冊。
雑誌の一コーナーとして読むと感銘を受けて、浴びるほど読みたいと思うのに、こうしてまとめて読むと、そこまでは同意しかねると感じる部分も。筆者の生きる信条の吐露であるが故、当然ではある。
Posted by ブクログ
あいかわらず、読むと心がシャンとする。
気分が落ち着かないときにまた読みたい。
特に印象に残った言葉
●Labor and to wait (行動して待て)
●続けることが立派な種まき
●一日一回さわる
●今日のおにぎりは?
その日が大切な一日と思い出させてくれる、中身の具は?
●丁寧に生きるには、何か一つだけでもいいから、暮らしに新しさを投げ込もう
Posted by ブクログ
「してほしいこと」を探す
「置き去りにした会話」を放っておかないこと。
種を蒔いて待つ。
「100%話しても、100%伝わりはしない
時間の目盛りという意識を外して、今日は何を果たすのか、と考えて、仕事に向かう。
大切なのは「解決」ではなく「対応」
「考え」をくれる道具を選ぶこと
「あたらしい習慣」をつくる
簡単にできることこそ心をこめて。
ときどき、心を使っているかな?と振り返ってみましょう。
「はじめての気持ち」をたまには思い返してみる。
「面倒くさい」を禁句に。本当の楽しさは、面倒くさいことのなかにあるのです。
目の前の人が「何を考え、何を感じ、何を思っているか」想像して挨拶を。