あらすじ
すてきな男性って、どんな人だろう?すべての女性に松浦さんが捧げる、「素敵論」!男性にとっては最強の「素敵な生き方論」。つまり大人の男女にとっての必読書です!!「暮らしの手帖」前編集長のエッセイスト、松浦弥太郎が58通りの「すてき」で「おとこまえ」な魅力を伝えます。読んだ後には、豊かな人間関係がきっと広がります!
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Posted by ブクログ
再読。松浦弥太郎さんが「すてきだな」と思う「おとこまえ」な男とはどんな男なのかを紹介している。この本を時々読み直しては、自分なりの「おとこまえ」観の参考にして、尊敬するすてきな男達に少しでも近づけるようにしていきたいと思っている。
心に残った言葉
・価値観とは、何を幸せだと思うかということ。自分が生きて行くうえで、何を大切にするかということ。
・自分にできることを気が付いたらやる。相手が困っているようなら黙って手を差しのべる。
・本当のマナーとは、その場所の雰囲気を壊さず、相手に嫌な思いをさせないためにはどうすればよいか?という想像力に基づいて思いやりと感謝を表すこと。
・年齢や立場が自分より上であろうと下であろうと、つねに相手に敬意をもつこと。それが正しい姿勢や言葉遣いにつながる。
・プライドとは剣や盾のような武器ではなく、心に秘めるお守りみたいなもの。誰にも見せないし、ましてや振りかざさない。でも、心の奥にずっとある。
・お店に対して、自分の一生懸命さを伝える。おいしければおいしいと言葉にするべきだし、出された器がよければ器をほめるべきだし、気遣いがあれば気遣いに感謝するべきです。
・客観的な評価ではなく、自分の目で見、自分の頭で考え、自分が感じたことを信じることが重要。
素敵な人になるために
背伸びしてでも自分が素敵だなと思う人と関わるようにしていきたいと思った。また、一つ一つのことを自分で考えて丁寧に暮らしていこうと思わせてくれる本。
Posted by ブクログ
「すてき」「おとこまえ」をテーマに書かれたエッセイ。当たり前なんだけど、まっすぐに表現されると、確かにそうなんだけどもと異物が混入したような感覚になる。
本気なおとこ。全ては勝負の時に本気になれるかどうか。強いのは本気な人だから。同じく一生懸命なおとこも素敵だ。
孤独でいられるおとこ。量と質のどちらを追うのか。人によって違うのだけど、これが人間関係にも言える。孤独であるということを、認めるプロセスを大切にしたい。
セクシーなおとこ。所作が違う。歩き方、座り方、食事の仕方、水の飲み方。自身が昔教えてもらったのは、シャツの袖のまくり方だったりする。「一番いいもの」を見にいくおとこもそうだ。美術品や道具や家具はそうだと思われる。
1日のリズムを持つおとこ。人の生涯は、99%のいつもの毎日と1%の特別な日でできている。人生の99%を占めるいつもの毎日を大切にする。
姿勢がいいおとこ。姿勢が美しいだけで、人にインパクトを与える。ガニ股で、靴を引きずりながら歩く人もいる。前に、自分の歩き方を言われたことがある。オーラがあると言われたけれど、フーンとしか思わなかった。ただ、座り姿も含めて、姿勢を維持するにはテーブルの上に手を乗せないとか、そういった人に与える印象を積み重ねていくしかない。
健康管理ができるおとこ。健康管理は一番の仕事。
さて、素敵なおとこになれるだろうか。まずは、身近なところから頑張って行こう。