酒井昭伸のレビュー一覧

  • ヘリックスの孤児

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    2010年の読み初めはこれ!と決めて、暮れに届いてから楽しみに置いていた。なんといっても「ハイペリオン」番外編となる表題作が収録されているんだから。数年前のSFマガジンですでに読んでいたけれど(その号はハイペリオン特集号で、もうなめるように楽しんだ)すっかり内容を忘れていた。まるではじめてのように読みながら、あらためて、自分がいかにハイペリオン世界を愛しているかしみじみわかった。大叢海、炎精林、地下迷宮、聖十字架、森霊修道士…私にとってハイペリオンは、時空を越えて、実在と変わらないものとして、つまり、確かな存在感と茫漠としたつかみどころのなさを併せ持つものとして存在している。

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    2011年09月06日
  • ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2(上)

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    ヴェラキラプトル・・・おそろしいヤツだでもやはり、ジュラシック・パークのほうが、衝撃的だったかな。御冥福をお祈りいたします。

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    2011年09月18日
  • ハイペリオンの没落(上)

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    前作「ハイペリオン」ではわからなかったこの世界の世界観がわかります。視点がいったりきたりすることに慣れてしまえばあとは一気に読めました。

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    2009年10月04日
  • デューン 砂丘の子供たち〔新訳版〕 上

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    フランク・ハーバートによるSF大河、「デューン」シリーズ第三作・上巻。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督によるシリーズ映画化の波に乗って、続編である本作の新訳も満を持して発刊。ありがとうハヤカワさん!ありがとうヴィルヌーヴ監督!

    皇帝ポール・アトレイデスが砂漠へと姿を消した、前作から10年後。惑星アラキスは、ポールの妹・アリアが、兄が遺した幼き双子の兄妹・レトとガニーマの摂政として統治していた。しかし、緑化が進んだアラキスでは、かつての過酷な環境から解放され、フレメンの規律は緩み堕落し、政治腐敗や権力争いが進んでいた。また、そのような情勢の中で重責を負うアリアは、メランジ依存となり、"胎内覚

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    2026年03月14日
  • ランニング・マン

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    ネタバレ

    海外の小説ということもあるのか、お上品な言葉遣いではないですね!笑
    それが非常に、荒れ腐った世界や主人公の心にマッチしていると感じます。

    正直、この手の作品は主人公または主人公が助けた人は助かるものかな。とうっすら決め込んで読んでいました。それが私の敗因です。

    救いようのない結末に、次の日は若干体調崩しました笑
    きっと何かしら救いがある、その救いはなんだ。といった好奇心も持ちつつ一気読みしたのに少しも救われなかった。
    高純度な喪失感だけが残る、心をすり減らされる小説だと思います(褒めてます!)。

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    2026年02月05日
  • ジュラシック・パーク(下)

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    子供が恐竜にハマりまくり、ジュラシックパーク、ジュラシックワールドをヘビロテで観続け、さらには図鑑、フィギア、今だとマクドナルドのハッピーセットまで、とにかく恐竜尽くしの生活をしています。
    そんな中で、父は子供にはまだ手の届かない活字で恐竜の世界を楽しみました。
    小説も十分に楽しむことが出来ましたが、やはり恐竜は映像ありきだなと思いました。

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    2026年02月02日
  • ジュラシック・パーク(上)

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    子供が恐竜にハマりまくり、ジュラシックパーク、ジュラシックワールドをヘビロテで観続け、さらには図鑑、フィギア、今だとマクドナルドのハッピーセットまで、とにかく恐竜尽くしの生活をしています。
    そんな中で、父は子供にはまだ手の届かない活字で恐竜の世界を楽しみました。
    小説も十分に楽しむことが出来ましたが、やはり恐竜は映像ありきだなと思いました。

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    2026年02月02日
  • 全滅領域 サザーン・リーチ1

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    非常にクラシックな幻想怪奇小説。つまり、異常な状況なのはわかるが微妙に何が起こっているのかよくわからない中、主人公が過去を振り返りつつぐちゃーっと終わっていくようなやつ。個人的には大嫌いなジャンル。翻訳は結構頑張っていたので、最後まで読むことができた。全巻まとめ買いしたのは早計だったと後悔。

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    2025年09月21日
  • 宇宙【そら】へ 下

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    隕石の影響で温暖化し続ける地球から脱出するため宇宙開発を加速させた世界線の物語。フォン・ブラウンやアームストロング、オルドリンなど誰もが聞いたことのある人物も登場します。それはいいのですが…。
    本書はタイトルどおり、宇宙へ、そして人類初月着陸ミッションの途中までが描かれています。というか、そこまでしか描かれていません。そのせいか、せっかくの設定(巨大隕石落下、地球温暖化、宇宙移民の必要性など)があまり効いておらず、壮大さや盛り上がりに欠けることは否めません。

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    2025年07月23日
  • 宇宙【そら】へ 上

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    巨大隕石落下の影響で宇宙進出を余儀なくされた世界線の1950年代宇宙開発物語

    「わたしたちは、日々、たくさんの境目に遭遇しています―境目自体は問題ではありません。これからもつねに"以前"と"以後"はあるでしょう。問題は、その境目を越えたとき、自分がどう対処するかなのです」

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    2025年07月22日
  • ハイペリオン(上)

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    巡礼者全員の話を聞くのか…なんともどうなるかわからなくて長い。しかし、たった一つの文章でさえ、相当な世界観の設定がないと書けないものであることはわかる。がんばって読みますか…。

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    2025年07月07日
  • デューン 砂の惑星〔新訳版〕 下

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    【伝説とはいかにして生まれるか】
    三部作を通じて独特のSFと宗教が入り交じった世界が作品いっぱいに広がる。
    主人公ポールがいかにして砂の惑星から人々の信仰対象になって銀河を牛耳っていくのか。
    作者の頭の中で考え出された緻密な世界が最初から最後までいっぱい。
    設定を考え活かすのにどれだけの歳月を費やしたのだろうか。
    映画化され有名になった本作。私も映画から入った。
    映画では大筋を捉えているが細かいところまで説明しているとキリがない。いい感じに映像とセリフだけで本作を表現している。
    土地名や惑星名、役職や原理などは下巻に載っているので全てを掌握しながらお話を読むのであれば2周することをオススメした

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    2025年05月27日
  • タイタン・ノワール

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    予想よりSF要素は少なかったけど予想よりノワール要素は強かった。
    タイタンの設定が事前に考えていたのと結構違ったけれど、権力と体格が比例しているのは一周回って動物的で面白かった。
    謎が謎を呼ぶ系の話かつ登場人物が結構多いので多少混乱したのと推理要素がロジカルでないので好き嫌いは分かれると思う。

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    2025年04月25日
  • 炎と血 II

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    炎と血Ⅱ、サブタイトルなら「双竜の舞踏」か。

    本編の「氷と炎の歌」でもサブタイトルがとても好きです。

    Ⅰに続いて、歴史の教科書を読んでいる感覚の本書。ただ訳が素晴らしく、スイスイ読めます。
    出てくる登場人物も癖のある奴しか出てこない。とてもおもしろかった。

    早く本編を出してくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!

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    2025年04月19日
  • 炎と血 I

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    久しぶりに「七王国」の世界に漬かった。
    トールキンを意識していると書いてあったがまさに、その通り。小説とはちょっと違うので、好みは分かれるとは思うが、これはこれでおもしろかった。

    が、とにかく、本篇早く書いてくれ!!

    〇インサーガのような、未完はやめてくれ!!
    あと2部、10年待っているが、寿命は持つのか?
    完結してくれ!!

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    2025年04月10日
  • タイタン・ノワール

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    CL 2025.2.10-2025.2.12
    ある書評では絶賛だったけど、わたしにはあまり合わなかったかな。

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    2025年02月12日
  • デューン 砂の惑星〔新訳版〕 中

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    リメイク版の映画が原作の世界観を忠実に再現していることがわかった。映画のキャスティングで読み進めるのも味わい深い。もう一回映画が観たくなった。

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    2025年01月12日
  • ジュラシック・パーク(上)

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    本作はバイオテクノロジーのSF小説。恐竜を復活させるための種であるDNAの抽出・解析や卵である胚の選定など細かく設定されている。また恐竜の生態や系統(爬虫類なのか鳥類なのかそれとも・・・)、ジュラシックパークを管理するコンピュータ(ソースコード?よく分からなかった)など細かいところまで考えられて設定されている。
    にも関わらず読みやすい。
    一方で科学に対するアンチテーゼのようなものもしばしば感じられる。

    科学によって完全にコントロールされたジュラ期の自然が、後半どのように崩れていくのか、また解決されるか期待。

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    2024年12月31日
  • 宇宙【そら】へ 上

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    隕石が降ってきて温暖化危機発生。それを回避するための地球脱出計画の話だが、前半で月に無人機を送った程度でまだまだ先が長い。タイムスケールが長すぎて人間は本当の危機ととらえられないのはわかる気がする。

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    2024年12月20日
  • 都市と星(新訳版)

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    あー、「銀河帝国」の続編か。読んでねー。

    と思って引いたんだが、「銀河帝国の崩壊」の、作者自炊完成版と言ったところだったのか。
    アーサーCクラークは、名作2001年がイマイチと感じたこともあって敬遠していたのだが、面白かった。

    全体に古い。だって、1950年代だもんな。
    どこかで見たよなあってのも逆で、この辺の大家のアイデアを、昨今の作品が取り入れていると言うか、二番三番煎じで、どうオリジナリティを出すのかってのが、相場だろう。

    かつて銀河中に覇を唱えた銀河帝国が崩壊して、地球に閉じこもって数十億年。
    コンピュータによる完全管理社会と、仕組まれた異分子はマトリックス彷彿だが、仮想現実では

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    2024年12月13日