酒井昭伸のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「氷と炎の歌」第5部3巻本の2冊目。
迫力の歴史ファンタジー巨編です。
この巻では、王都や王族はほとんど出てきません。
太后サーセイの弟ティリオン・ラニスターは謎の騎士に捕らえられ、身元を隠して移動中。
小人と侮られ、思わぬ敵に狙われ、船酔いに悩まされつつも、流転の道を陽気にたくましく生き延びています。
前の王家ターガリエンの遺児デナーリスはミーリーンの女王となっていますが、勢力はこう着状態。
地元の有力貴族と結婚せざるを得なくなります。
デナーリスは心がけの良いけなげな美女なのだが、周りにまともな味方がいない。男を見る目もない?
これで、どうするのか‥
ついに訪れた長い冬。
北の盟主ス -
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ第1部から言われ続けていた「冬来る」が、ついに現実のものとなった第5部2巻です。
物語は北のウィンターフェルを巡る各々の思惑が交差する中、冬の到来により、極寒と飢餓に苦しめられつつある様子が描かれています。
今回は、リバーランド付近の物語が少なかったので、南部の状態は分からないのですが、戦争で収穫前の畑を焼け野原に変えて来たツケは、今後の展開で回ってきそうな予感がします。
一方、海の向こうの土地では、デナーリスのミーリンに向けて、登場人物が集合しつつあります。
政略結婚と恋愛の間でうだうだしているデナーリス・パートですが、うだうだの合間に裏切りがあったり、ある人物と顔を合わせたり、 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ非常に長らく待たされた第5部。4部と同じ時系列なのですが、うっかり忘れていて、ジョン・パートにジリとサムがいたりマエスター・エーモンが生きていてびっくりでした。
そして、もう大物は登場すまい‥‥と、思っていたんですが、ここに来てまさかの超大物新登場!しかも1部からの登場人物に絡んで来ております。
前巻の「乱鴉」が権力を手に入れてそれを振りかざす事により破滅するサーセイの物語ならば、本巻は権力を手中にしたばかりに権力者故の孤独と為政者としての苦悩に苛まれるジョンやデナーリスの物語として、対照的に描かれております。
権力を持つ者と、それを巡る様々な思惑が二重三重に絡む様子が描かれている -
-
Posted by ブクログ
アメリカでは大人気でドラマ化も評判になっているシリーズ「氷と炎の歌」その第5部です。
ドラマチックな歴史物のような異世界ファンタジーで、シリーズ全体としては★5つの作品です。
きらきらと個性的な登場人物が波乱の運命に投げ込まれ、せめぎあう様子がいきいきと描かれています。
読み応えのある長編がお好きな方はぜひ。
「竜との舞踏」というのは、このシリーズにしてはシンプルな題ですね。
これまでが
「七王国の玉座」
「王狼たちの戦旗」
「剣嵐の大地」
「乱鴉の饗宴 」ですからね♪
第5部が3分冊になる1冊目。
という状態なので~登場人物の運命はこれ一作だけ読んでも何ともいいがたいところが‥
4 -
Posted by ブクログ
そういや、昨日ダン・シモンズの「ハイペリオン」読み終わったわ。
あんな内容やってんねぇ
これと続編のタイトルから、勝手にハイペリオンって銀河帝国(かその主星)の興亡史かと思ってたわ
ジョン・キーツって早世した不遇の詩人に同名の未完詩があって、それをモチーフにした作品なんやってねぇ。
キーツは本編でもたびたび出てきます。
全然、知らんかったわ、有名なの??
<以下、チョイネタバレ>
実際、本作はハイペリオンにある時の墓標をめざす、7人の巡礼者が一人ひとり、旅をするにいたった理由を語るというスタイルなのね
で、いよいよ時の墓標というところで、つづきは続編の「ハイペリオンの没落」に続くと…
-
Posted by ブクログ
テンポが速く、その展開に興味を覚える。
ホンコンからデンバーへ飛行中の大型旅客機から、
ロサンゼルス空港に緊急着陸の要請がはいった。
空中で異常事態が発生し、
多数の負傷者と死者が出たというのだ。
かろうじて着陸した旅客機の内部は、
壊滅的な惨状を呈していた。
シートはつぶれ、さけた天井のパネルからは
配線や断熱材がむき出しになっている。
一体、何がおこったのか?
事故機を生産したノートン社では、
緊急会議が招集され、
直ちに事故原因究明チームが結成された。
ボーイングやダグラスと並ぶ業界最大手のノートンでは
中国との大規模な契約が進行中だった。
ケイシー・シングルトン 品質保証部の事故 -
Posted by ブクログ
久しぶりに読み直してみて、改めて構想スケールの大きさと、語りの上手さに感嘆。最後の巡礼の夫々の物語が枠構造で(なおかつ、その中でさらに枠構造になっている物語も)語られ、それが辺境惑星ハイペリオンと人類の未来という外枠的物語にぴったりはまるパズルとなっているだけでなく、キーツの詩からとった表題を含めた文学的オマージュとも重層的に絡み合っていて、音楽でいえば、マーラーの交響曲のような重層的、構造的かつ後期ロマン主義的爛熟を醸し出している。でも忘れていたのは、ラストがオープン構造になっているということ。『ハイペリオンの没落』も読まなければ、、
-
- カート
-
試し読み
-
-
Posted by ブクログ
日本企業のアメリカへの進出による、様々な問題。
遺伝子組み替え技術による、「恐竜の再生」という問題。
時代の風を読みながら、主張していく。
いくつかの多重格的な人間の登場。
今回のテーマは、「セクシャルハラスメント」;
それも、男が女にレイプされるという事件である。
ここに登場する、メディレス・ジョンソンは、
実に鮮やかに描かれている。
優秀な才能、柔軟な対応、相手が何を望んでいるか
を読みとる力を持っている。
女性だからこそ成し遂げる事ができる
いろいろな場面をくぐり抜けてきた。
1964年公民権法第7篇、
職場における性差別を違法としている。
平等雇用機会委員会(EEOC)が、
セ -
Posted by ブクログ
バイオテクノロジーの技術をどのように使うのか、
一体「何をターゲットにするのか?」
ということを考える時に、
クライトンの恐竜をターゲットにする
ということの想像力はすぐれたものをもっている。
クーロンするための「遺伝子源」を寒冷地にもとめること
コハクの中の「昆虫」の吸血性に注目して、
そこから「遺伝子源」をあつめること、
<恐竜の生態>
卵、ふ化、亜成体、成体ー草食性、肉食性、毒
「鳥」を始源とする。
クレイコンピーター、
DNAシークエンス、制限酵素→゛DNA解折と合成
「メス」だけにする。「リジン」要求性にする。
→性転換ー族の同族がすべて同性の場合、
それが刺激となって性転換が -