酒井昭伸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2022/01/08〜4/10
ゆっくり読み進めてたら3カ月もかかっていた……笑
劇場版を観て読み始めた。
映画の持つ空気感はドゥニ・ヴェルヌーヴ監督の作家性に拠る所も大きいが原作の持つ空気感を割と忠実に再現していたのだなと言う気付きがあった。
機械の有用性が人々に理解されはじめ、機械が生活を豊かにする時代の曙に作られたSF作品。そんな時代感を宿す作品だからこそ、本作では人の持つ可能性を描いている。
STAR WARSが本作をイメージソースにしているというのは読めば納得。
また、海を感じさせる砂漠の描写の数々は『サイボーグクロちゃん』第五巻「異世界サバイバル編」を想起させてならない。 -
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Posted by ブクログ
マイケル・クライトンの凄いところは、SFであっても発想は実際の科学やテクノロジーの限界からくる危機に着目しているところからスタートするからリアルにぞっとする。
「アンドロメダ病原体」も、アポロ宇宙計画が始まったタイミングで、宇宙飛行士の検疫をどうするかという課題に立脚している。もし、宇宙や月に未知の病原体がいて宇宙飛行士が地球に持ちこむ可能性はゼロなのか?持ち込んでしまったらどうなる?という一般には知れ渡っていないけれども、最新の科学と事実から導き出された恐怖を構築していくのだ。それは、海賊の物語でも同じで、当時の海賊の生活や国との関係の知られていない事実を積み上げていくから、読むものは驚くし