酒井昭伸のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
人類が、正史よりもずっと早く宇宙に進出した、もう一つの歴史を描いた並行歴史もの。
正史では世界初の人工衛星スプートニク(ソ連)は1957年だが、この世界では1952年にアメリカはすでに人工衛星を打ち上げている。正史ではアポロ計画は1960年代に発動したが、この世界では1950年代にすでに月へ人間を送り込む計画がスタートしている。
この対比は面白い。この調子で正史よりずっと早く宇宙開発が進んだら、今頃どうなっていたか。
当時の技術では立ち向かうのが困難な問題に次々とぶつかり、いかに乗り越えて行くかと言うプロジェクトX的な物語を期待したのだか…
読み進めるうちに、これ、なんか違うと思った。主人公が -
Posted by ブクログ
2022/01/08〜4/10
ゆっくり読み進めてたら3カ月もかかっていた……笑
劇場版を観て読み始めた。
映画の持つ空気感はドゥニ・ヴェルヌーヴ監督の作家性に拠る所も大きいが原作の持つ空気感を割と忠実に再現していたのだなと言う気付きがあった。
機械の有用性が人々に理解されはじめ、機械が生活を豊かにする時代の曙に作られたSF作品。そんな時代感を宿す作品だからこそ、本作では人の持つ可能性を描いている。
STAR WARSが本作をイメージソースにしているというのは読めば納得。
また、海を感じさせる砂漠の描写の数々は『サイボーグクロちゃん』第五巻「異世界サバイバル編」を想起させてならない。