ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
隕石落下から四年。地球に代わる人類の居住地建設のため、宇宙開発計画が始まった。そんななか、テレビ番組に出演した女性科学者エルマは〈レディ・アストロノート〉と呼ばれ、一躍人気者となる。人類初の有人月着陸ミッションが目前に迫っていた……。解説:堺三保
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~2件目 / 2件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞。宇宙飛行士を目指す女性科学者・パイロットの姿を描いた歴史改変SF。 ハードSFの難解さはなく、サイエンス部分があまり理解できなくても人間ドラマとして楽しめる本作。 後半に入り、自らの弱点との戦いや宿敵パーカーとの対立が深化し、宇宙飛行士への思いがさらに強まって...続きを読むいく。 様々な困難のなかで、夫婦の絆やパイロット仲間たちとの関係が深まっていく姿は感動的だ。 ロケットの打ち上げや軍用ジェット機発進の描写は迫力があり、これは本物の宇宙飛行士やパイロットの助力があるという。また本作では、計算者をフィーチャーするため、IBM機の性能が低く見積もられているのも面白いところである。 上下巻合わせてもエルマの物語はまだ始まったばかりのエピソード1という感じ。まだまだ読み足りない。続刊「火星へ」が楽しみだ。
下巻は、女性宇宙飛行士の誕生如何に目的が集約され、地球規模で宇宙に移民する意識が薄らいでいる 他作品と連作になっているとのことなので、主人公エルマの過去を振り返る作品という位置付けとして捉えている
訳者が書いてるけど歴史改変SFでパンチカードパンク?というジャンルらしい。 ハードSFとかファンタジーとかは全くない。 現実的な問題に向き合いながら宇宙を目指していく話だけど、こんなに要素を詰め込みながらも冗長にもならずまとめ上げてるのは結構凄いなと思いました。 個人的には最後めちゃくちゃかっこいい...続きを読むなってなってそのままこの感想書いてるので高評価です。
なるほど~。こういうお話だったのですね。 隕石の墜落から始まるので、パニック小説系のお話かと思ったら、歴史改変ものの女性宇宙飛行士誕生物語でした。 この『宇宙へ』は著者の『レディ・アストロノーツ』の前日譚ということで、これからこのシリーズがどんどん発刊されていくのでしょ。 本書の内容としては非常...続きを読むに興味深かったですね。 1950年代、実際のアポロ計画が終了せずに、もし人間を宇宙へ送る必然性があった場合、宇宙開発はどのように進んでいっただろうかということを史実とできるだけ合わせながらリアルに描いています。 黒人差別や女性蔑視が当たり前だった時代。 このような時代にもし女性たちが真剣に宇宙飛行士を目指していったらどうであったか・・・。 非常に興味をそそられる改変歴史SF物語でした。 ぜひ、当時の女性の権利や意識に興味を持っている方は読んでみると面白いと思います。
隕石落下から4年が経過し、宇宙開発が一気に進展する中、主人公エルマは「レディ・アストロノート」として子供向けの科学番組に出演し、多くの子ども(特に女の子)に宇宙飛行士になるという夢を与えつつ、自身も女性宇宙飛行士を目指す。 上巻で強調されていた地球環境の激変という背景が薄くなり、宇宙進出に焦点が当...続きを読むてられるため、危機感的なものは感じられなくなるのがちょっと残念。 本作を通じて出てくるテーマである性差別・人種差別についてはいろいろと考えさせられる。
もしも地球に隕石が落ちてきたら?から始まる歴史改変SF!! 解説読んだらほぼ史実をベースに作り上げてるらしい。 驚きすぎて解説2回読んでしまった。 主人公が様々な差別にぶち当たる度に問いかけ、一つずつぶっ壊していくところがとにかく格好良くて爽快!! ちょいちょい挟まれるロマンス描写は正直要らないと...続きを読む思ってしまってその辺がノイズになったのは惜しかったが、それ以上の面白さが全部詰まっていた。 映画『ドリーム』が好きな人は皆んな好きだと思う!! 皆んな読んで!!!!! 面白かったー!!
アメリカ主要SF3賞受賞作。1950年代のアメリカが舞台。恐竜を絶滅させたのと似た規模の隕石衝突があり、近い将来居住不可能になる地球から脱出すべく宇宙開発を進めなくてはならないという歴史のifを考えるSF。主要なテーマは宇宙開発そのものよりも、女性差別や人種差別、そして宇宙飛行士を目指す女性主人公が...続きを読むパニック障害の性質も持っているという形で、差別や多様性が軸となっており非常に現代的。「地球の限界」を社会や私たちが一律に一丸となっては受け止めないのではという点は現代への風刺とも取れるし、緊迫した場面の描写もうまく、コンピュータの発展前なので計算者などの改変歴史ならではの職業による味付けが程良いことや、差別という理不尽に向き合う精神的なハードさを主人公とパートナーの関係性や会話が中和してくれるので楽しく読み進められる。エンタメとして3賞受賞も納得の仕上がり。続編『火星へ』も楽しみ。
エルマは、国際航空宇宙機構(IAC)所属の計算者としてこのプロジェクトに参画している。まだ、組織は男性優位で、宇宙パイロットは男性だけしか認めていないが、その中で奮闘して、女性の宇宙パイロットを誕生させることを認めさせる。現実に、NASAでは、女性の数学者を計算者として軌道計算などの当時のコンピュー...続きを読むタではできない計算に当たらせてきた。
大変面白く読みました。 まぁでもちょっとダンナが理想のダンナすぎるかなぁ…と思ったりもしました。彼だけは欠点なしのパーフェクト夫みたいな感じで違和感。まぁアレで家庭もギスギスしてたら成功するものも成功しないとは思うけど。 いつの時代も先駆者は大変だなぁと読んでいて感じました。面白かった。NASAの...続きを読む計算をしていた女性のノンフィクも読んでみたいなと思いましたよ。
隕石の影響で温暖化し続ける地球から脱出するため宇宙開発を加速させた世界線の物語。フォン・ブラウンやアームストロング、オルドリンなど誰もが聞いたことのある人物も登場します。それはいいのですが…。 本書はタイトルどおり、宇宙へ、そして人類初月着陸ミッションの途中までが描かれています。というか、そこまでし...続きを読むか描かれていません。そのせいか、せっかくの設定(巨大隕石落下、地球温暖化、宇宙移民の必要性など)があまり効いておらず、壮大さや盛り上がりに欠けることは否めません。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
宇宙【そら】へ
新刊情報をお知らせします。
メアリロビネットコワル
酒井昭伸
フォロー機能について
「ハヤカワ文庫SF」の最新刊一覧へ
「SF・ファンタジー」無料一覧へ
「SF・ファンタジー」ランキングの一覧へ
デューン 砂の惑星〔新訳版〕 上
ランニング・マン
エアフレーム-機体-(上)
アンドロメダ病原体-変異- 上
イリアム(上)
永劫 上
エンディミオン(上)
エンディミオンの覚醒(上)
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲宇宙【そら】へ 下 ページトップヘ