酒井昭伸のレビュー一覧

  • 量子怪盗

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    期待して読んだ新世代SFだったけど、正直、膨大なガジェットと複雑なプロットに振りまわされ、取っ付きにくくて面白さがわかるまでに至らなかった。残念。(と、突き放したくないような、期待感の残滓をずっと引きずってしまう、珍しいSFでした。)
    と、ここで終わるかと思いきや、驚きは最後に来た。
    メインプロットが終わったあと、最後にひっそりと付け加えられていた「幕間」の章にビックリ。面白い。というか、これこれ!これだよ!これの続きが読みたい!と思った。
    そして思い出した。SFM2012年12月号の同作者の短編「奉仕者と龍」(面白かった!)に、この幕間の話はつながっているのだ。
    というわけで、最後の最後に、

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    2013年09月17日
  • 量子怪盗

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    <ジレンマの監獄>から脱獄させられた盗賊。火星でショコラティエ殺人事件を推理する探偵。ルビとガジェットとアクションが大盛り。
    作者はフィンランド出身イギリス在住だそう。

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    2013年05月10日
  • 久遠 下

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    先日読んだ、同じくグレッグ・ベアの「天空の劫火」「天界の殺戮」に引き続きスケールのでかい話。壊滅的な打撃から復興している最中の地球、時間を超えてやってきた未来人の都市<冠毛>、並行世界?の「ガイア」が、無限につながる超空間通廊<道>を通してつながっていく。そしてその先には異種生命体「ジャルト」との戦いが…というような、「コテコテ」なSF的舞台設定。
    ただ、前述のSF的舞台設定のほとんどが、前作で登場していたもので、今作で掘り下げられていたのは異種生命体「ジャルト」についてのみとなっており、その一方、登場人物(前作より引き続き)の、ドラマ部分に主軸が置かれている。この作品、単体で成立している「続

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    2013年03月23日
  • 量子怪盗

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    まあ、面白かったけど、未解明の謎を残し過ぎ。続編が出るんだろうけど、そうやって次の作品に引っ張るのはどうかなあ。
    最新の科学や技術を駆使した描写や小道具はスゴイと思うが、それだけに古びてしまうのも早そうだ。ニューロマンサーみたいにね。

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    2013年02月24日
  • ジュラシック・パーク(上)

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    昔ヒットした有名映画の原作。映像化すると一発で分かる恐竜を文章で表現するのは難しいが、映像とはひと味違う面白さもある。前半はパニックが起こるまでの出来事を描いている。登場人物や設定は映画とは違い部分もあるが、そこがまた面白いかも。下巻に期待。

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    2012年11月26日
  • ハイペリオンの没落(上)

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    アウスターの全面攻勢が始まってやっと物語が動き出した。真の敵はコアなのか。鍵を握るのはハイペリオンの巡礼者たち。そして、それぞれの前に待ち望んでいた破壊の神シュライクが現れる。

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    2012年08月26日
  • ハイペリオン(下)

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    だんだん謎がハッキリしてきて、面白くなってきたかな、と思ったところで唐突に終了。後書きで「ハイペリオンの没落」まで読まないと謎が解決されないと知る。名作といわれているが、イマイチ実感できないでいる。

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    2012年08月12日
  • イリアム(下)

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    上巻で世界観にもだいぶ慣れたので、下巻はかなりペースアップして読破。
    ところが、これが全然話が終わらない。
    いろいろな謎が下巻に入って収束していった一方、まだまだ明らかにならない謎や、新たに生じた謎もあって、これはもう『オリュンポス』も読むしかない!

    最初はとんでもないお荷物だったディーマンがどんどん成長していったのでビックリ。

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    2012年05月21日
  • イリアム(上)

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    いやぁ、手こずりました。
    こんなに読むのに時間が掛かった本は、同じくダン・シモンズの『ハイペリオン』シリーズ以来かも知れない。
    設定が何となくわかってきて、登場人物の相関関係もだいぶ理解できて、やっと読むペースが上がりました。
    冒頭のホッケンベリーの独白で挫ける人もいるんじゃないかなぁ。
    そこを乗り越えられると、ワクワクする世界が待っています。

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    2012年05月21日
  • エアフレーム-機体-(上)

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    単行本が出たのは1997年。記憶になかったので全くの新刊だと思って買ったんですが、やっぱり騒がれるほどの作品じゃなかったからチェックしなかっただけだったんだなぁ(笑)。
     作者はあの「ジェラシック・パーク」の作者です。あの小説自体はなかなか面白く読めました。なんと言っても設定とかディテールがいいですよね。映画ももちろん良かったですけどね。
     この作品は名前の通り航空機事故を取り扱った作品です。事故に対する航空機メーカーの対応や事故を扱うマスコミの姿が描かれています。例えば、事故原因を究明する技術的な部分とか航空機メーカーの内側とか、そういう細部は書きこまれていて興味があれば面白く読めるし、

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    2012年02月18日
  • ハイペリオン(上)

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    船員一人ひとりの長い身の上話を聞かされるのが苦痛。これだけで上下巻終わるっていうのにちょっと引いてしまった。4部作だということを知らなかった。エンディミオンは別シリーズだと思っていた。

    話は面白いし訳も良くスラスラ読めるからこれを苦痛と言ってしまうのもおかしいかもしれないが、早く先の展開が読みたいのにずーーーっと船の中で巡礼にいたるまでの話をしてるだけでつまらない。

    これに限らずどんな小説でも回想はつまらないよね……。

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    2011年10月29日
  • ハイペリオン(上)

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    ハイペリオンシリーズに到着

     以前、巨人シリーズの次には「降伏の儀式」(確かダンボさんのお勧めだったかな?)もしくは「ハイペリオン」(これはみのお勧め)の計画だったが、ようやくゲットしたため再び読書開始。

     後編というか本編と思われる「ハイペリオンの没落」もゲットしている。それぞれ上下巻だから合計4冊。1週間は楽しめそうだ。おもしろそうなら次のシリーズ「エンディミオン」もゲットしてみよう。

     最初の感想は、とかく難解。著者をちょっと調べてみると、やっぱり「もったいぶった文式を持つ作家」だそうだ。加えて日本語訳があまりうまいと思えないからだな。何度もページを戻らないと独特の単語につまづいて

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    2011年09月16日
  • ハイペリオンの没落(上)

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    映像を読むのか筋を読むのか

     読書にはいろんな楽しみがある。まるで目の前で繰り広げられるような絵巻という感触を楽しむという意味において「ハイペリオン」は存在価値が十分にある。しかし、謎が解き明かされるのか、そして謎解きはクリアかという意味では、私はあまりいい評価を与えることができない。そもそもこの手のストーリーがあまり好きではないからかもしれないが。

     バケツがひっくり返るほどの大きな展開は、もちろん「ある」。それはそれでクライマックスを作り出すに十分なストーリーだ。しかし、大味なんだな、それが。アメリカ的というかなんというか。緻密さに欠ける。精密機器が苦手な感じがする。最初に書いたよう

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    2011年09月16日
  • 星の光、いまは遠く (上)

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    人を人たらしめるものは何か。
    文化か、伝統か、誇りか。

    物語のなかで、盛んに自分の星の文化や伝統を重んじることが繰り返されるが、その文化や伝統が、一体何を守るためにあるのかということを考えさせられた。
    だからこそ、クライマックスにそれぞれとった決断が、重く響いてくる。

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    2011年09月13日
  • ハンターズ・ラン

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    地球から離れた恒星に移り住んで20年目のサンパウロCITY
    BIGガールとリトルガールの2つの月が追いかけっこする星 牡蠣人間、銀色エニュ、大きな新動物や地球に追いた子供を思い泣くといわれる泣き女鳥やら沢山の新種族と暮らしている

    脂の乗った漢、炭鉱士のラモンはいつも通り酒を浴び、あの夜、思いもよらず異種族エウロパの大使を殺してしまう

    当局から逃げようとまだ未踏地の北方へ 今度こそ一山も当てて帰ろうと、また未踏地の地図を作り金を得ようと探検する
    その爆破で見えたのが恐ろしい異種族の住む穴だった…

    異種族は自分達を知ってしまった逃亡者の先に見つけてしまった人間を捕まえるため、ラモンの人間的思

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    2011年09月02日
  • オリュンポス2

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    二巻目で、この世界の成り立ちのなぞ解きが始まります。火星と地球の関係、古典的人類とポストヒューマンの関係。この物語の一つの仕掛けである、量子テレポーションの原理。そして3巻目では、何が待っているの。文庫本の3巻目は、今日発売になるはずです。結末が楽しみです。

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    2010年11月10日
  • オリュンポス1

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    イリアムの続編。火星にギリシャ神話の神々とトロイや戦争の人々がホメロスのイーリアスさながらに戦っていた。学師ホッケンベリーの取った行動によってイーリアスとは異なる展開が始まる。イリアムでは、別々に進んでいた火星での話と地球の話が交差していきそう。今後の展開は、2と3によってあきらかになるか。

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    2010年10月29日
  • ハンターズ・ラン

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    SFといえば、SFですが、異星人が出てくる以外は、冒険小説という感じでしょうか。電車の中でとんとんと読めました。異性人の人間観察も楽しめました。でも妙に薄っぺらに感じてしまうのは、アメリカ産の中途半端なSF映画を見すぎた所為かなと自己分析しております。文字から想像するイメージがどうも近年の映画風になってしまい、底が浅く感じてしまうのです。3人の作家が30年かかって完成させた共作だそうです。

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    2011年09月20日
  • ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2(上)

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    この本はジェラシックパークの続編で、恐竜たちが出てくる話です。前作を読んでいなくても楽しめると思いますので、ぜひご覧ください

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    2010年02月01日
  • 禅〈ゼン・ガン〉銃

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    イマジネーションと奇想天外なアイデアが持ち味。
    「カエアンの聖衣」も凄かった。
    イギリス、恐るべし。

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    2009年10月04日