酒井昭伸のレビュー一覧

  • ハイペリオン(上)

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    ハイペリオンシリーズに到着

     以前、巨人シリーズの次には「降伏の儀式」(確かダンボさんのお勧めだったかな?)もしくは「ハイペリオン」(これはみのお勧め)の計画だったが、ようやくゲットしたため再び読書開始。

     後編というか本編と思われる「ハイペリオンの没落」もゲットしている。それぞれ上下巻だから合計4冊。1週間は楽しめそうだ。おもしろそうなら次のシリーズ「エンディミオン」もゲットしてみよう。

     最初の感想は、とかく難解。著者をちょっと調べてみると、やっぱり「もったいぶった文式を持つ作家」だそうだ。加えて日本語訳があまりうまいと思えないからだな。何度もページを戻らないと独特の単語につまづいて

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    2011年09月16日
  • ハイペリオンの没落(上)

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    映像を読むのか筋を読むのか

     読書にはいろんな楽しみがある。まるで目の前で繰り広げられるような絵巻という感触を楽しむという意味において「ハイペリオン」は存在価値が十分にある。しかし、謎が解き明かされるのか、そして謎解きはクリアかという意味では、私はあまりいい評価を与えることができない。そもそもこの手のストーリーがあまり好きではないからかもしれないが。

     バケツがひっくり返るほどの大きな展開は、もちろん「ある」。それはそれでクライマックスを作り出すに十分なストーリーだ。しかし、大味なんだな、それが。アメリカ的というかなんというか。緻密さに欠ける。精密機器が苦手な感じがする。最初に書いたよう

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    2011年09月16日
  • 星の光、いまは遠く (上)

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    人を人たらしめるものは何か。
    文化か、伝統か、誇りか。

    物語のなかで、盛んに自分の星の文化や伝統を重んじることが繰り返されるが、その文化や伝統が、一体何を守るためにあるのかということを考えさせられた。
    だからこそ、クライマックスにそれぞれとった決断が、重く響いてくる。

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    2011年09月13日
  • ハンターズ・ラン

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    地球から離れた恒星に移り住んで20年目のサンパウロCITY
    BIGガールとリトルガールの2つの月が追いかけっこする星 牡蠣人間、銀色エニュ、大きな新動物や地球に追いた子供を思い泣くといわれる泣き女鳥やら沢山の新種族と暮らしている

    脂の乗った漢、炭鉱士のラモンはいつも通り酒を浴び、あの夜、思いもよらず異種族エウロパの大使を殺してしまう

    当局から逃げようとまだ未踏地の北方へ 今度こそ一山も当てて帰ろうと、また未踏地の地図を作り金を得ようと探検する
    その爆破で見えたのが恐ろしい異種族の住む穴だった…

    異種族は自分達を知ってしまった逃亡者の先に見つけてしまった人間を捕まえるため、ラモンの人間的思

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    2011年09月02日
  • オリュンポス2

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    二巻目で、この世界の成り立ちのなぞ解きが始まります。火星と地球の関係、古典的人類とポストヒューマンの関係。この物語の一つの仕掛けである、量子テレポーションの原理。そして3巻目では、何が待っているの。文庫本の3巻目は、今日発売になるはずです。結末が楽しみです。

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    2010年11月10日
  • オリュンポス1

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    イリアムの続編。火星にギリシャ神話の神々とトロイや戦争の人々がホメロスのイーリアスさながらに戦っていた。学師ホッケンベリーの取った行動によってイーリアスとは異なる展開が始まる。イリアムでは、別々に進んでいた火星での話と地球の話が交差していきそう。今後の展開は、2と3によってあきらかになるか。

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    2010年10月29日
  • ハンターズ・ラン

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    SFといえば、SFですが、異星人が出てくる以外は、冒険小説という感じでしょうか。電車の中でとんとんと読めました。異性人の人間観察も楽しめました。でも妙に薄っぺらに感じてしまうのは、アメリカ産の中途半端なSF映画を見すぎた所為かなと自己分析しております。文字から想像するイメージがどうも近年の映画風になってしまい、底が浅く感じてしまうのです。3人の作家が30年かかって完成させた共作だそうです。

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    2011年09月20日
  • ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2(上)

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    この本はジェラシックパークの続編で、恐竜たちが出てくる話です。前作を読んでいなくても楽しめると思いますので、ぜひご覧ください

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    2010年02月01日
  • 禅〈ゼン・ガン〉銃

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    イマジネーションと奇想天外なアイデアが持ち味。
    「カエアンの聖衣」も凄かった。
    イギリス、恐るべし。

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    2009年10月04日
  • ディスクロージャー〔下〕

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    ハイテク企業による技術戦争にM&A、さらには女性によるセクシャルハラスメントと、その時代の最先端を盛り込んだ企業ミステリー。アメリカの企業って怖いって思った。最近は日本の企業も同じ。

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    2009年10月04日
  • ディスクロージャー〔上〕

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    ハイテク企業による技術戦争にM&A、さらには女性によるセクシャルハラスメントと、その時代の最先端を盛り込んだ企業ミステリー。アメリカの企業って怖いって思った。最近は日本の企業も同じ。

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    2009年10月04日
  • ジュラシック・パーク(下)

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    1993年(平成5年)
    第66回アカデミー賞/
    ★音響賞:ゲーリー・サマーズ、ゲーリー・ライドストーム、ショーン・マーフィー、ロン・ジャトキンス★視覚効果賞:スタン・ウィンストン、デニス・ミューレン、マイケル・ランティエリ、フィル・ティペット★音響効果編集賞:ゲーリー・ライドマン、リチャード・ハイムス / 出演:サム・ニール、ジェフ・ゴールドブラム、リチャード・アッテンボロー、アリアナ・リチャーズ、ジョセフ・マゼロ / 原案・脚本:マイケル・クライトン / 製作:キャスリーン・ケネディ、ジェラルド・R・モーレン / 監督: スティーヴン・スピルバーグ / (原作本、下巻)

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    2009年10月04日
  • 禅〈ゼン・ガン〉銃

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    だいぶ前に読んだものの、既に内容は記憶の彼方だったり。そしてやっぱりSaGaF1の攻略本で禅銃と言うアイテムを目にした時は笑っちゃったし、更にアイテムの説明で「〜後退理論」そのものまでパクってるのに気付いた時は流石に笑いが止まらなかった覚えが。そこまでやっちゃっていいんですかと言うか。

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    2009年10月04日
  • エンディミオン(下)

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    この第3部は実はデ・ソヤが好きです。敵役として登場ですが・・・。
    第3部は4部のラストに出てくるエンディミオン自身が昔を語る・・・みたいな語り口で描かれているんですが・・・4部を読んだ後に読み返すとせつない箇所が多々あります。

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    2009年10月04日
  • エンディミオン(上)

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    前作のハイペリオンの没落から一気に300年の時が経っています。(「えー・・・300年前の皆の頑張りはなんだったんだろう」とショックを受けなくもない世界になっていり・・・)
    前作の主人公の一人、ブローン・レイミアの娘アイネイアーとハイペリオン出身のエンディミオン、そして4部で正体のわかるA・Tベティックの3人がいくつかの惑星を巡るというオズの魔法使いになぞらえているらしいストーリー。

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    2009年10月04日