酒井昭伸のレビュー一覧

  • デューン 砂の惑星〔新訳版〕 中

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     父親の公爵の地位を受け継いだ主人公が砂の惑星の中で地元の住民の中の英雄となっていく。超能力的あるいは神秘的な力が主人公やその周りの人たちにある。物語はちょっと複雑になったりすこし理解しやすくなったり。ものすごくスケールの大きなSFであることはわかる。

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    2021年10月08日
  • 炎と血 II

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    家系図見てこれで完結かと油断してたけど、えっ、、これまだ続くの?笑
    いやおもしろいから全然大歓迎なんだけど・・・本編よ笑

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    2021年10月03日
  • 宇宙【そら】へ 上

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    序盤おもしろくて引きこまれたけれどSFというより女性問題がメインの話だった。けれど不器用で聡明な主人公がとても魅力的でおもしろい。
    翻訳の日本語が古臭く、舞台が1960年代だからわざとかもと思ってたがところどころ無理矢理一昔前の若者言葉っぽいのを織り交ぜてて違和感が、、、。とりあえず宇宙に行ってほしいので火星へを読みたい。

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    2021年09月22日
  • デューン 砂の惑星〔新訳版〕 上

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    訳が分かりやすくなった気がするけど、旧訳との違いが曖昧さを産んでしまい私は困っている

    けっきょくのところ、英語版を読むしかないのだろうか

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    2021年09月14日
  • 火星へ 下

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    『宇宙へ』の続編
    宇宙SFを舞台にした歴史改変もので、
    性差別や人種差別と戦う物語でもあり、
    純愛物語でもあるのね

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    2021年08月21日
  • ハイペリオン(下)

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    基本的に上巻と同じ構成。
    『ハイペリオン巡礼』に加わることになったメンバーの過去と経緯が明らかにされていく。

    SFなのでなんでもありだが、そこには切ない事情が6人6様ににあり、それがハイペリオンでの”シュライク”との邂逅に繋がる…と思いきや、2巻かけてハイペリオンに到着したところで終わり!

    壮大なドラマであり奇想天外な物語展開なので全く飽きることはないが、オリジナル?のSF用語や、この世界の設定に戸惑いながらもじっくり虚構世界を堪能できた。

    果たしてここからどう展開する?

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    2021年07月11日
  • デューン 砂の惑星〔新訳版〕 中

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    ネタバレ

    けっこうサクサク人が死ぬ……
    アトレイデス対ハルコンネン、帝国対教団、フレメン対帝国、男爵対皇帝、ポール対ジェシカ、様々な対立と思惑が絡み合い面白い。
    フレメンのストイックさと神秘性も

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    2021年05月18日
  • ジュラシック・パーク(下)

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    映画やテーマパークで有名な作品だが、岡田斗司夫氏が書籍をオススメしていたので、投げ売りされていたこともあり、読んでみた。

    御多分に洩れず、私も幼少期には学研の「恐竜のひみつ」を熟読し、「恐竜探検隊ボーンフリー」や「アイゼンボーグ」に心躍らせたクチである。

    当時から研究も進み、恐竜のイメージや名前も全く変わってしまったが、恐竜だけでなく、カオス理論やフラクタルなど、名前しか知らない話が色々と登場して、とても面白く読むことができた。

    科学者やビジネスに対する見解は極端な面もあるが、その通りだと思わされる。

    ところで、恐竜といえば、中学受験の塾の理科の先生が話していて、今でもあれは何だったん

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    2021年05月16日
  • 炎と血 II

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    人間はもう死にすぎでいちいち悼む暇もない。
    ドラゴンの知能と生態をもっと詳しく知りたい。
    特にターガリエンの人間を火葬する時。
    故人の乗っていたドラゴンが担当するのか?
    遺体とはいえ慣れた人間に火を吐けるのか?
    そもそも騎乗者以外の命令を聞くのか?

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    2021年05月08日
  • ジュラシック・パーク(下)

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    映画が好きなのと、遺伝子工学に興味があって購入。
    映画よりも説明や背景描写がしっかりしていて面白かったし、勉強にもなった。
    パーク創設者のハモンドが、映画では優しいおじいちゃんだった(と記憶している)のに、原作は冷たいしとにかく我儘。ちょっとは孫の心配しようよ…笑

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    2021年05月06日
  • 宇宙【そら】へ 上

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    「もし」の世界観で進行するストーリーで描かれるのは単なるフィクションでなく、置き換えられた設定の中で浮き彫りになった現実の問題、差別。

    SFながら、主人公が闘う相手は異星の知性でも、過酷な天変地異でもなく(舞台設定は大きな天変地異ですが)、女性として、人間としての生きづらさであり、その困難に立ち向かう冒険。男性としては気がつかない(あるいは無視していた)事実に胸が苦しくなる。

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    2021年05月04日
  • 宇宙【そら】へ 上

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    スチームパンク風[パンチカードパンクと言うらしい]の歴史改変SF
    地球の危機の中、公民権運動・ウーマンリブが好ましい形で展開する物語が楽しく嬉しい

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    2021年03月21日
  • 都市と星(新訳版)

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    遙か先の未来、人間から死が失われた何千年もの生を何回も享受することができるダイアスパーと、テレパシーを発達させ自然と共に生きるリス。アルヴィンがダイアスパーから出て、リスを訪れ、さらに宇宙にまで飛び出る物語で、後半に差し掛かったあたりからはぐんと面白くなった。アルヴィンは久しぶりに誕生した子供ということで、勝手に小さい子供かな?と思っていたが、青年でした笑
    普通に面白かったのだけど、もっと思索しながら読めたら良かったなと反省...なかなか言語化が難しい感情を引き起こしてくれた作品です

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    2021年01月26日
  • 宇宙【そら】へ 上

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    巨大隕石が落ちて、地球が暑くなりそうだから、宇宙へ旅立つ。いいじゃないですか。どこまで行くの?火星?土星の衛星まで行っちゃう?
    意外と、まだ月にもいけない段階で上巻は終わる。隕石落ちたのは現実との大きな分岐点ではあるのだが、ぶっ飛んだ未来を描く事はなく、かなり現実路線の「過去のIf」を描いている感じ。面白いんだけど、もうちょっとぶっ飛んだ感じが下巻に出て来るといいな。

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    2020年12月19日
  • 都市と星(新訳版)

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    文庫本で500ページ程度と、とても長い訳ではないが内容ら非常に濃い。主人公と小説の世界観を一緒に旅したような、感覚となった。

    生きる意味、理想の追求の果てに何があるか、という哲学的な問いも考えさせられる一冊。

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    2020年12月13日
  • ハイペリオン(下)

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    小説として非常にカロリーが高い。これでもかというてんこ盛り。

    辺境の惑星ハイペリオンへ「巡礼」の一団として集まった構成員たちが順番に自らの物語を語っていく。それぞれのまったく異なる目的で集まった彼らだが語りが一つずつ進んでいく中で、惑星ハイペリオンやその惑星の謎や秘密が少しずつ明らかになり、彼らの物語が複雑に絡まり合っていることが徐々に明らかになっていく…。

    司祭、軍人、詩人、学者、探偵、領事と職業がバラバラの各人の物語それぞれに代表的なSFテーマが織り込まれていたり、一人称もあれば三人称もあり、文化人類学的アプローチの物語も、ハードボイルドなラブストーリーも、ハードな戦闘描写も、もうなん

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    2020年10月25日
  • 宇宙【そら】へ 下

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    大変面白く読みました。
    まぁでもちょっとダンナが理想のダンナすぎるかなぁ…と思ったりもしました。彼だけは欠点なしのパーフェクト夫みたいな感じで違和感。まぁアレで家庭もギスギスしてたら成功するものも成功しないとは思うけど。

    いつの時代も先駆者は大変だなぁと読んでいて感じました。面白かった。NASAの計算をしていた女性のノンフィクも読んでみたいなと思いましたよ。

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    2020年10月01日
  • 宇宙【そら】へ 上

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    帯に色々章を取ったと書かれていたので購入。面白かった!隕石ってミーティアライトっていうのか~ 知らなかったな。
    1950年代(だったかな)に隕石が落ちたという設定も面白い。第二次世界大戦が終わって、アポロが月に降りる前辺りのNASAが盛り上がっていた頃に、人類が宇宙に進出する必要性がある、と持ってくるのは上手いなぁと思いました。

    今でこそ男女対等などと言われていますが(今も言われているということは実際対等ではないという事の証左だと思いますけど)50年代のアメリカでも女性の扱いというのはこんな感じだったのかな~と思いながら読みました。日本は今でも医大の入試に男子学生にゲタ履かせるなんてやってる

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    2020年10月01日
  • 都市と星(新訳版)

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    地球のはるかな未来の姿、人類の行く末を哲学的な啓示で見せてくれる。SF的手法で思いもつかない未来の都市や人類を垣間見るだいご味を味わえる。今の感覚からいえば自然的には荒廃の極みの地球と、停滞した人類の中から、アルヴィンという未知への探求心に満ちた少年を主人公に、やはり前向きに進もう、という方向でしめくくる。それが、やっぱりそうでなくちゃ、と心地よい。

    アルヴィンの住むダイアスパーが人類がコンピュータに生も管理されるという描写は映画「マトリックス」を思い浮かべる。実際文中でアルヴィンが中央コンピュータの前に立つ場面では「都市のパターンは、永遠に凍てついた状態でメモリーバンクに保存され、・・・壁

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    2020年09月18日
  • アンドロメダ病原体-変異- 下

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    上巻でなんとなく感じていたのだが、下巻になると確信に変わった。本書は続編であって続編ではない。さらに、いわゆる“伝染病”を扱った作品でもない。読んだという記憶以外はなにも覚えていないに等しいが、前作はSF的な設定ではあってもSFではなかったと思う。対して、本書はバリバリのSFである。しかもかなりブッ飛んだ面白さだ。久し振りにセンス・オブ・ワンダーを感じた。

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    2020年07月29日