ユーザーレビュー デューン 砂の惑星〔新訳版〕 下 フランクハーバート / 酒井昭伸 いやぁおもしろかった!! 奥行きのある世界観や壮大な人類史、舞台となる惑星アラキスの緻密な設定に加え、預言者として苦悩する主人公ポールたちの人間模様…しかし、プロットはど直球な復讐劇。これら全ての要素が重なり合って抜群のエンターテイメントを提供する本書は、ヒューゴー賞と第1回ネビュラ賞のダブルクラ...続きを読むウンに輝く「デューン 砂の惑星」です。 解説によると、1975年からスタートし、およそ12年ごとに読者投票されるローカス賞「オールタイムベスト」において、4回連続(1975年、1987年、1998年、2012年)の1位となっているよう。これ地味に凄いですね。でもなんとなく納得。とてもSFらしい作品だと思いますし、王道展開の節々で垣間見られる深遠さは、読者の心を掴んで離さないかと。 続編もあるようですので、随時読み進めようと思います。(ただ、絶版の気配が…) Posted by ブクログ デューン 砂の惑星〔新訳版〕 上 フランクハーバート / 酒井昭伸 こ…これは物凄い本だ。 想像を絶するスケールと緻密に設計された独特の世界観。SF、という言葉じゃ表現できないほどの壮大なストーリー。今は亡き著者に脱帽。 どことなく『風の谷のナウシカ』をイメージさせる。文明社会が滅び、砂漠には巨大な蟲が脅威を振るう。もはや世界は人間が住む環境にない。 そこに1人の...続きを読む救世主が誕生する。 彼は世界を救うことができるのか。 Posted by ブクログ デューン 砂丘の子供たち〔新訳版〕 下 フランクハーバート / 酒井昭伸 「デューン 砂丘の子供たち〔新訳版〕 上・下」( フランク・ハーバート : 酒井昭伸 訳)を読んだ。 (何度目かわからない)再読。 初期三部作の中では一番奥深い難しさを隠し持つものの、読んでいて一番面白いのもこれかな。 スティルガー、ダンカン・アイダホ、ガーニー・ハレックのそれぞれが渋くて痺れる...続きを読む。 アラキスにおけるフレメンと水との関係を端的に表す印象深い文章を引く。 『ここのフレメンはいまも"天国とは流れる水の音にほかならず"と信じているが、』(本文より) とりあえず新訳版はここまでなのだが、次の「デューン砂漠の神皇帝」とか出るのかな? Posted by ブクログ デューン 砂丘の子供たち〔新訳版〕 上 フランクハーバート / 酒井昭伸 「デューン 砂丘の子供たち〔新訳版〕 上・下」( フランク・ハーバート : 酒井昭伸 訳)を読んだ。 (何度目かわからない)再読。 初期三部作の中では一番奥深い難しさを隠し持つものの、読んでいて一番面白いのもこれかな。 スティルガー、ダンカン・アイダホ、ガーニー・ハレックのそれぞれが渋くて痺れる...続きを読む。 アラキスにおけるフレメンと水との関係を端的に表す印象深い文章を引く。 『ここのフレメンはいまも"天国とは流れる水の音にほかならず"と信じているが、』(本文より) とりあえず新訳版はここまでなのだが、次の「デューン砂漠の神皇帝」とか出るのかな? Posted by ブクログ デューン 砂の惑星〔新訳版〕 下 フランクハーバート / 酒井昭伸 人類文明が大宇宙に広がる遥かな未来。 思考機械、超コンピュータ群への従属を良しとしない【バトラーの聖戦】を経て幾星霜、人々は中世的な社会の中で、機械に頼らず自らの肉体精神性を拡張した文明を築いている。 解説より抜粋 もうこの設定に痺れてしまった。 人類の歴史は何周もし...続きを読むて、遥かな未来では中世的な世の中になってしまうのか。 そこで起こっているのは、利権をめぐる戦争であり民族への弾圧である。高度な武器は高度なシールドに阻まれ使い物にならないし、巨大な砂嵐や凶暴な生物の前で人々は、息を殺してやり過ごすしかない。そしていつの世もヒーローの出現を待つのだ。 Posted by ブクログ フランクハーバートのレビューをもっと見る