酒井昭伸のレビュー一覧

  • エンディミオンの覚醒(下)

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    キリスト教を下敷きに世界観が描かれていますが、仏教の世界も描いています。よく勉強なさっている。
    最後はキリストの処刑を思わせるようなエンディングです。でもオチはそれなりに用意されています。
    あぁやっぱりキリスト教かなと思うエンディングです。

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    2009年10月04日
  • ハイペリオンの没落(下)

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    やられたなぁと思いました。これは文字じゃないと表現できないことが本当にぎっしり詰まった話ではないかなぁ・・・と思います。この後に2部続くので謎が謎のまま終わってしまう部分もあるにはあるんですが、個人的にはこの巻が一番好きです。終わりが近づいてくるに連れてどんどん引き込まれていきます。ソルとレイチェルの再会であり、別れのシーンに一番泣きました。

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    2009年10月04日
  • デューン 砂の惑星〔新訳版〕 下

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    ネタバレ

    下巻まで読むと、俯瞰的な視点からこの世界観を捉えられるようになってきた感触があり、同時にどこか既視感を覚えた。この既視感の正体を考えてみると、SF映画『アバター』を観たときに感じたものに近い。

    両作品の類似点としては、舞台となる惑星でしか得られない資源を巡る争いに、その惑星特有の部族が大きな鍵を握っているところだと思う。

    一方で、両者には対比もある。『アバター』は生態系に多様性があり、惑星そのものが持つ資源や環境の問題に、より強く目線が向けられている。それに対して『デューン』のアラキスには生態系の多様性こそ少ないものの、その分、メランジという資源を巡る政治的な駆け引きがより際立っていた印象

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    2026年09月05日
  • 全滅領域 サザーン・リーチ1

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    タイトルから予想していたよりはるかに文学的な幻想小説。SFだと思っていたけど、SFとして読める類の作品でもない。「不審な語り手」形式で謎に謎を重ねていき、奇妙な陶酔感と共に幕を閉じる。
    続編がどのような筆致で描かれているのか楽しみ

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    2026年08月19日
  • デューン 砂の惑星〔新訳版〕 中

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    ネタバレ

    上巻を読んでるときは専門用語が多く、かなりとっつきづらかったが中巻でようやく世界観になじんできて面白くなってきた。
    上巻でアトレイデス公爵家がハルコンネン男爵が糸引いたサーダカーによって壊滅させられて追われる身となったポールとジェシカが、中巻ではフレメンの集落に合流するまでが描かれてる。飲むと記憶をコピーする命の水辺りはからくりサーカスのアクアウイタエのもとになってるのかなと連想した。
    そのうち下巻も読む

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    2026年08月16日
  • 都市と星(新訳版)

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    世界観の構築がすごい。理系出身なだけあり、SFのサイエンス部分が緻密かつそれっぽくて、本当にありそうだと思って読めた。ストーリーの説明は難しいが、読んでいる最中は気にならない。振り返ると説明が難しいが。

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    2026年07月14日
  • ランニング・マン

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    アメリカのトラウマ的テロ事件を予見していたかのストーリーです。

    2025年あたりの近未来を舞台にしているわけですが、現時点で達成されているサービス・テクノロジーも描かれており流石!です(エアカーは除く)

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    2026年06月05日
  • 宇宙【そら】へ 下

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    妙にリアルな描写が多いなと思ったら、最後の著者の説明で、参考文献、実務者へのインタビュー、体験がベースになっているのがわかって納得。

    最後のワクワクはなかなかのものだった。
    人種差別、性差別の実態も知ることができる本だった

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    2026年04月27日
  • 宇宙【そら】へ 上

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    ロケット開発が盛んだったら頃の歴史改変SFであり、この上巻ではまだ地球でのお話だった。
    しかし、ぜんぜんあり得る話にもみえるのにとても驚いた。
    下巻の展開が楽しみだ

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    2026年04月26日
  • 都市と星(新訳版)

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    外の世界はないと信じているダイアスパーの住人。その中でただ1人違和感を感じている人間、アルヴィン。外に行ってみようとしたところ…

    私がアーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」が大好きなんだけど、その理由は、話が魅力的ですごく落ち着いているから。この話もそれと似ててとても穏やかな話だった。1章ずつ途切れ途切れで読んだので熱中はしなかったけど、アルヴィンも話が進むにつれて大人になっていくようでよかった。

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    2026年04月15日
  • ジュラシック・パーク(下)

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    上下と分かれていたけど中弛みすることなく最後までハラハラドキドキしながら読めた。上巻はほぼパークの構造や遺伝子操作についての説明に費やしてた分、下巻の方は映画で味わったような恐竜が迫ってくる恐怖を楽しめた。
    それにしてもラプトル怖い。牙や爪といった身体能力に加えての知能は、もうどうしろとって感じ。映画より小説はじわじわじわじわ追い詰められていく展開だったな。
    唯一気になったのは妹(映画とは逆で兄妹だった。なんで?)。子供だから当たり前だし物語の起爆剤の役割もあるとは思いつつも妹の我儘さにちょっとうんざり笑

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    2026年04月15日
  • ランニング・マン

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    ストーリー展開が早くて、頭にスッと入らない感じが半ばありましたが、終盤はあっという間に読み終える事が出来ました。この本を読んでいて思ったのが、このような世界にならないで欲しいと、こんな貧富の差が激しくならない世の中になって欲しいと思いました。

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    2026年04月09日
  • ジュラシック・パーク(上)

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    昨年ジュラシックワールド復活の大地を観たことをきっかけにジュラシックシリーズを子供以来に再燃。「恐竜かっけー!でも怖ー!」なんて子供の頃と変わらない気持ちのまま鑑賞。でも大人になってからだとマルコム博士の考えが興味深かった。正確ではないけど「できるからと言って何でもしてはいけない」だったかな。
    原作はじっくり生物に対する倫理観を味わえそうだとチャッピーに勧められたため読み始めてみた。
    遺伝子学のところやシステムの描写は難しかったから割と流し読みだったけど、全体的に読みやすかった。上巻の終盤でとうとう恐竜たちが自由に…!早く下巻読まなきゃ。

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    2026年04月01日
  • ランニング・マン

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    ネタバレ

    逃げ切れば賞金10億ドル、捕まれば死。
    そんなイカれたデスゲーム番組に出場したリチャーズ。
    ゲーム開始までの120頁のせいで、じわじわと増していく恐怖感を彼と共に味わう事になった。
    息をもつかせぬ逃走劇や密かに手助けしてくれる人達の存在に胸が熱くなるけど、やっぱりラストシーンがピカイチなんだよねえ。
    下品な表現で申し訳ないけど、“クソみたいな社会に一矢報いてやった感”が最高なんです。

    失業者があふれた都市では貧者が命を賭けたゲームで一攫千金を狙い、その様子をテレビで楽しむ富裕層がいる。
    こんな世界が舞台のディストピア小説だけど、それほど暗い気持ちにならないうえに面白かった。

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    2026年03月08日
  • ランニング・マン

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    西暦2025年のアメリカが舞台のSF?
    四~五十年前の世界から見れば、今は未来か

    こんなアメリカもあったかもしれない
    家族の元にいた方が……と何度思ったか
    これが彼の選んだ生き方とは言え胸が塞がる

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    2026年03月06日
  • ジュラシック・パーク(下)

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    ネタバレ

    ずーっとスリリング。
    最後まで全員危険で気が抜けない。
    Tレックス、ラプトルの狩りのシーンも沢山あって良い。パニック系として脅かすんでなく、野生として命を狙われているのがより良い。

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    2026年03月04日
  • 都市と星(新訳版)

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    ネタバレ

    生まれてから死ぬまで管理される都市ダイアスパーで、主人公アルヴィンが誕生した。本作の世界観においては、都市の外に興味を持たないのがふつうであったが、主人公アルヴィンはほかの人と異なり、都市の外に関心を持つという異端な存在であった。それで彼は外に出ようと試み、ダイアスパーの住人でない人類と接触して、異文化に衝撃を受ける。このように、本作は、人類史のある地点で枝分かれ、長年にわたり隔離された人間が、どのように新たな文化を確立するのか。また彼らが実際に接触した際、どの点でギャップが生じるのか、その反応を堪能するSF作品である。

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    2026年03月01日
  • タイタン・ノワール

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    SFには永遠の命や不老不死が良く出てくるが、細胞を無理やり活性化させて?老化を防ぐというアイデアは面白いなと(そのかわり巨人化して化物化するという副作用があるが)。
    お話はハードボイルド風の探偵が事件を追っていく筋書きでとても読みやすい。

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    2026年01月24日
  • 竜との舞踏(下)

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    第5部がついに終わってしまった。
    いくつものワクワクするクリフハンガーを残して。

    ドラゴンの登場には思わず声が出てしまった。
    しかし第6部を読むことは出来るのだろうか。
    そしてこの歌は本当に終わるのだろうか。
    大菩薩峠みたいにならない事を祈りたい。

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    2026年01月21日
  • 竜との舞踏(中)

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    今巻もドキドキワクワクするような展開が繰り広げられていた。
    題名も新しいパターンが出てきて、どんな内容か気になった読んだ。
    次はいよいよ下巻。
    いまのことろ、最新巻となる。
    読んでる間に新刊発表とかあって欲しいと思うぐらい、読み終わるのが惜しい

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    2025年12月29日