酒井昭伸のレビュー一覧

  • 鏖戦【おうせん】/凍月【いてづき】

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    中編「鏖戦」「凍月」の二作収録。
    どちらも共通しているのは独特な世界観で造語が説明無く飛び交うところ。

    「鏖戦」
    はるか未来、人類が異星人と戦っているようだけど人類は人体改造してるし文化も戦争に特化した物になっているようでまるで異星人同士の戦争のよう。
    でも異星人の方が更に訳分からない価値観だからまだ人類の方が感情移入できるな、という感じで。
    その表現が古語というか当て字や文体などで行われている所が面白い。あと途中からある事情(だと思ったけど読み違い?)で文体が変わって行くのも面白かったです。
    大変難解でしたが、その奥にある幻想的な風景が良かったです。

    「凍月」
    未来の月に住む科学者がある

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    2023年10月04日
  • デューン 砂の惑星〔新訳版〕 下

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    ポールの成長と覚醒が凄まじい。
    そしてこの上中下でストーリーは終わらない(知らなかった)。

    しかし、原作が書かれた当時、この想像力は圧巻。
    附録が凄い。
    ストーリーの中での世の中のバックグラウンドが
    ワード解説とともに語られている。
    解説と翻訳者によるあとがきもおもしろい。

    ハリウッドのストの煽りを受け、
    DUNE: PART TWOの公開が来年になりそう…で、
    読むモチベとスピードがダダ下がり。
    ミッションインポシブルを観に行った時映画館で、
    フル IMAXのDUNE2の予告編を観て読む気を取り戻す。

    映画はどう・どこまで描かれるのか、楽しみすぎる。
    続編『砂漠の救世主 上下』は恵比

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    2023年08月10日
  • デューン 砂の惑星〔新訳版〕 中

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    この中巻の半分ちょっとくらいまでが、
    2021年の映画で描かれていた分だった。
    SF不慣れの為、読むのに若干時間がかかるが、
    面白いから読み進んじゃう。
    映画を観たおかげで、登場人物と演者が見た目で直結、
    頭の中で整理+映像化しやすいのも一因。

    疑いを持ったままの親子や家臣との人間関係、
    フェイド=ラウサとハルコンネン男爵の今後、
    アトレイデス家とフレメンとの関係性、
    フレメンの内部の今後、
    ポールとチェイニーの関係、ポール自身の今後、
    プリンセス・イルーラン(まだ出てきてない)との絡み、
    ジハードとは…続きが気になりすぎる。

    そして、早く映画観たい!!
    ↑ストライキが映画公開に影響しない

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    2023年07月19日
  • 宇宙【そら】へ 下

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    もしも地球に隕石が落ちてきたら?から始まる歴史改変SF!!
    解説読んだらほぼ史実をベースに作り上げてるらしい。
    驚きすぎて解説2回読んでしまった。

    主人公が様々な差別にぶち当たる度に問いかけ、一つずつぶっ壊していくところがとにかく格好良くて爽快!!
    ちょいちょい挟まれるロマンス描写は正直要らないと思ってしまってその辺がノイズになったのは惜しかったが、それ以上の面白さが全部詰まっていた。
    映画『ドリーム』が好きな人は皆んな好きだと思う!!
    皆んな読んで!!!!!
    面白かったー!!

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    2023年07月09日
  • デューン 砂の惑星〔新訳版〕 上

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    ドゥニ・ヴィルヌーヴとティモシー・シャラメの映画『Dune』が好きすぎて、11月の『Dune: Part Two』公開前に原作を読もうと、思いつきで読み始める。

    同じ段落を何度も読んだり、
    数ページ遡って読み返したり、
    スラスラと読み進めはしないけど(基本SF苦手だし)、
    映画で観たお陰で、あの上質な映像が頭の中に甦り、
    内容を理解する一助になっている。

    読んでいて原作に比較的忠実に映画化されてた事に驚く。
    流石に原作は人物の内面/心象の描写が濃い。
    特にポール。自分に対して、父に対して、母に対して。
    上巻の最後半での母に対する想いの描写は複雑で、
    これからどう変わるのか、変わらないのか気

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    2023年07月07日
  • デューン 砂の惑星〔新訳版〕 上

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    映画を見たのでずっと積んでた原作を読んだ。映画がかなり原作に忠実だったようで、読んでてスラスラ入ってくる。

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    2023年03月09日
  • 火星へ 上

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    『宇宙〈そら〉へ』の続編。火星有人ミッションに選ばれた宇宙飛行士のエルマは、家族や仲間との間で煩悶する。

    史実では1969年にアポロ11号が有人月面着陸に成功したのち、アポロ17号で計画は終了し、以来50年を経てもいまだに火星まで宇宙飛行士が行くという話は聞かない。その後のスペースシャトル計画を経て、2022年始動のアルテミス計画でようやく再び月には行くことになったらしいが、火星への夢はまだ遠い。詳しくは知らないが、宇宙開発があまり進んでいるように見えないのは、お金がかかりすぎるのが大きいのだろうか?
    本作では1962年に第一次火星探検隊が火星へ旅立つという設定になっており、もし早い時期から

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    2023年02月04日
  • 宇宙【そら】へ 上

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    1952年、巨大隕石の落下により絶滅の危機が迫る人類は、宇宙開発に希望をつなげるが……。歴史改変SF。

    落下してくるものを阻止しようというアルマゲドンやディープ・インパクトとは逆で、最初に隕石が落ちてしまってからの顛末。1952年の設定で、実在の人物も登場するが、歴史は現実とは大きく異なるものとなっていく。

    隕石落下の影響で、人類の存続が危ぶまれるのだが……。
    あれ?序盤のパニック的な危機感はどこへやら。宇宙開発のさなかで、女性の社会進出問題や黒人とかユダヤ人の人権問題、人間関係のあれこれや自身の弱点との戦いで物語は進んでいく。なんだか、肩すかしをくらったような感じを抱きながらも、主人公の

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    2023年01月27日
  • 炎と血 II

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    本物の「歴史書」を読んでいるようだった。時代が過ぎるにつれ、登場人物も増え、同じ名前、似た名前も多く、巻末の家系図を確認しながら読んだ。そこもまた本当の歴史書みたいだった。

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    2023年01月25日
  • デューン 砂の惑星〔新訳版〕 下

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    ネタバレ

    映画(前編)を見た後に読み始めた下巻。
    下巻は上中巻に比べて展開がダイナミックで読みスピードも自然と早まった。大きく期待を裏切られるような結末ではないが、細かく描かれた世界観にひたってストーリーを追うことや、生態系や権力闘争や宗教に想いを馳せるのを楽しむような作品だなと思った。

    上中巻で登場するもあまり正体が明らかにされていなかった人物たちを知っていくのが面白いし、散り散りになったアトレイデス家に属する人々の今も知れて、特にモヤっとする点が残るようなことはなかった。最後の付録も、ストーリーの中では盛り込めなかったであろう背景や用語を説明していて、読みがいがある。

    ようやくポールと皇帝が同じ

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    2023年01月13日
  • 炎と血 I

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    ターガリエン家の治世を綴った本。「アーチメイスター」が書いたという設定になっていて、最初は歴史書を読んでいるかのように感じた。小説としては味気ないようにも感じたのだが、読み進めていくと、どんどん面白くなっていった。

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    2023年01月05日
  • デューン 砂の惑星〔新訳版〕 中

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    "フレメン"の生活や文化にかなりフォーカスされていて、新鮮な場面が多かった。またリエトはじめフレメンの夢について掘り下げられていて、水や太陽と生き物(動物植物)の関係性や日本みたいな人間が過ごしやすい環境ではない世界に想いを馳せることができて面白かった。

    フレメンにこれだけページを割いているからどういうふうに下巻に繋がっていくか、ジハードは本当に起こされるのか、展開が楽しみ。ハルコンネンや皇帝についてはいまだあまり掴めなかった。

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    2023年01月04日
  • 宇宙【そら】へ 下

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    アメリカ主要SF3賞受賞作。1950年代のアメリカが舞台。恐竜を絶滅させたのと似た規模の隕石衝突があり、近い将来居住不可能になる地球から脱出すべく宇宙開発を進めなくてはならないという歴史のifを考えるSF。主要なテーマは宇宙開発そのものよりも、女性差別や人種差別、そして宇宙飛行士を目指す女性主人公がパニック障害の性質も持っているという形で、差別や多様性が軸となっており非常に現代的。「地球の限界」を社会や私たちが一律に一丸となっては受け止めないのではという点は現代への風刺とも取れるし、緊迫した場面の描写もうまく、コンピュータの発展前なので計算者などの改変歴史ならではの職業による味付けが程良いこと

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    2022年12月04日
  • デューン 砂の惑星〔新訳版〕 上

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    映画を観たあとで読んだ。
    以前のものよりも翻訳がわかやすくなっている。
    正統派SFといった感じでとてもおもしろい。
    冒険活劇的な一面もあるが、政治的な駆け引きや登場人物の心理についてもじっくり描かれており、重厚感があっていい。

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    2022年11月13日
  • 竜との舞踏3

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    このあっちこっちに広がった話が、どう収まるのか…続きはいつ出るのか…気になります。
    最後に訳者の方が用語解説を載せているのですが、ナルホド〜と思いました。

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    2022年11月11日
  • 宇宙【そら】へ 上

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     映画『ドリーム(Hidden Figures)』を思い出した。こちらは、実話だが、1950年代のアメリカの宇宙開発に貢献した黒人女性達の話。ケビン.コスナーがいい味出してた。あいや、映画の感想ではなく、時代背景、人種差別、女性蔑視、さまざまな困難を乗り越えて、NASAの数学者としての地位を確立して行く主人公が、この本の主人公と重なって見えたのだ。
     次巻も楽しみ。

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    2022年10月19日
  • 竜との舞踏1

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    前巻の続きではなく、前巻と同じ時間軸で違う場所での話。前巻に比べ、登場人物が少なく、あまり混乱しないで読み進みることができた。またまたドラマとは違う展開でビックリ。

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    2022年10月17日
  • デューン 砂の惑星〔新訳版〕 上

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    映画は視覚的に情報が入ってくるので、分かりやすいし、特にSF作品はダイナミックな演出が醍醐味だったりするので、アクションシーンは引き込まれるような没頭感を味わえる。一方原作の本書は内容はもちろんおおむね同じだが、映像があるわけではないので、1シーン1シーンを解読しなければならない。それもあってか言葉の重みが際立っているように感じた。両方の視点から楽しめるのは素晴らしいことで、どちらも優れていて初めて成り立つことなので、改めて良作であることを認識。

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    2022年10月10日
  • ハイペリオン(下)

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     一体どんな終わり方するんだろう。ワクワクしてたら、なんと、お話はまだまだ続くらしい。最後まで読み切れるのか自信ないけど、引き続き『ハイペリオンの没落』、いくしかないっしょ!

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    2022年09月10日
  • 乱鴉の饗宴 (上)

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    読み始めて感じる違和感…名前が変わっている登場人物がいる。よく見ると前巻までと訳者が変わってる。最初は変な感じもしたが、読み進める内に慣れていった。

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    2022年09月02日