【感想・ネタバレ】全滅領域 サザーン・リーチ1のレビュー

あらすじ

突如として世界に出現した謎の領域〈エリアX〉。そこでは生態系が異様な変化を遂げ、拡大を続けていた。監視機構〈サザーン・リーチ〉に派遣された、生物学者をはじめ女性4名からなる調査隊は領域奥深く侵入し、地図にない構造物を発見、そしてそこに棲む未知の存在を感知する。さらに進むべきか、引き返すべきか? 無事に帰還できた隊は過去に存在しない……。大型エンタテインメント〈サザーン・リーチ〉三部作開幕

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

Netflixでアナイアレイションを観て原作へ。
物語は調査隊の女性生物学者の手記を読むように進む。

最後まで出ることのなかった彼女達の名前。生物学者の回想でさえ夫の名前も本人の名前も出ることはなく・・。

全滅領域を読み終えても結構エリアXはなんだったの感が拭えない。
なぜ今回の調査は女性ばかりが選ばれたのかも分からず・・次の巻で分かるのかな。

得体の知れない何かも怖いけれど、心理学者に知らない間に埋め込まれた暗示がなかなかに怖い。

アナイアレイション・・消滅せよの暗示は強烈

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2021年12月30日

Posted by ブクログ

サザーン・リーチ三部作の第一作です。
エリアXと呼ばれる未知の領域が舞台。
第十二次調査隊の「生物学者」による日誌が、本書の文章となっています。
登場人物の名前は始終語られず、チームの〝生物学者〟〝心理学者〟〝人類学者〟〝測量技師〟は、各々の任務をこなします。
しかし、エリアXやチームの人間による影響で、恐ろしい展開を迎えることになるのです。

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2015年07月18日

Posted by ブクログ

ストルガツキー兄弟の『ストーカー』が好きだから、この小説の世界観はドンピシャだった。

エリアXの不気味な未知の世界と、生物学者の緻密な心理描写が絶妙に絡み合うSFの枠を超えた文学的な深みが、読むほどにゾクゾクする。

特に主人公の内面の葛藤がリアルで、謎めいた雰囲気と相まって引き込まれた。『ストーカー』の哲学的な余韻とも通じる魅力。続編の『管理機構』も絶対読みたい!

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2025年06月04日

Posted by ブクログ

女神転生Strange Journeyを彷彿させる不思議な物語。この一巻では完結しないので続きが気になる。

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2017年10月20日

Posted by ブクログ

三部作の一巻なので、まだ全体像が把握できていないかも。コッペリオンとか、M3とか思い出しました。人の名前を1つも出さない書き方はいいなと思った。記号化されてる感じも駒のようで。役割が面白い。次を今から読みます。

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2014年12月18日

Posted by ブクログ

非常にクラシックな幻想怪奇小説。つまり、異常な状況なのはわかるが微妙に何が起こっているのかよくわからない中、主人公が過去を振り返りつつぐちゃーっと終わっていくようなやつ。個人的には大嫌いなジャンル。翻訳は結構頑張っていたので、最後まで読むことができた。全巻まとめ買いしたのは早計だったと後悔。

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

原作でなく、Netflixにて鑑賞
こう言う意味不明で謎が気になるものは原作を読むのが1番いいのかも。

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2020年05月03日

Posted by ブクログ

こういったものの作品の緩急は恐ろしく集中力を掻き立てる。退屈と感じさせるような静謐である文章が急に顔色を変え緊張感と恐怖を駆り立てる、その場面を読んだ私の反応はおそらく作者の思い通りのものであったに違いないと思う。救い用がない心を蝕んでいくシミのような恐怖感、また孤独な感じがやっぱりラブクラフトの作品を思わせるものがあった。でも、いったい「それ」らがなんなのか、エリアXがなんなのか、這うものの正体がまったくもって分からず終い。続編があるらしいけど、そこで明かされるとしたら、星4かもしれない

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2020年02月20日

Posted by ブクログ

あのモンスターの設定が飛び抜けて良くて、主人公の人間性もまあまあ良くて、あとはよくわからない。
主人公もわかってないし読者もわからない。
でも最後、主人公が殻をやぶる感じがとてもいい。

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2018年12月31日

Posted by ブクログ

突然出現したエリアX。境界があり容易には進入できない。何度も調査隊を送り込むが、全滅もしくは帰還後すぐに死亡してしまう。
三部作の第1作目だけあって謎を立ち上げて中途半端にひと段落という感じ。
文章は調査隊の一人である生物学者の手記のような構成のため、内面的で記録のような文章になっている。
映像化が決まっているらしいが想像が出来る。ただ、この淡々とした語り口調によるホラー感は文章ならではだと思う。

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2015年06月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 SFかと思ったら、○○だったでござる。(ネタバレ過ぎて言えない)
 生理的にぞわぞわ来るような描写もさることながら、ヒロインの性格がすさまじい。夫泣くぞ。
 そして○○なのに読後がさわやかとはこれはいかに。


<ネタバレあり>
 SFかとおもったらクトゥルフだったでござる。そのつなぎ、違和感ない

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2015年02月24日

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