酒井昭伸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレやばい、切ない物語ばっかりなんだけど。
だけれども、謎は次の作品に持ち越しね。
(ちなみに残り3シリーズあります。
大ボリューム注意)
どの物語も切ないのよ。
ちゃんと物語の終わりにはアウスターのスパイは
判明することになります。
だけれども、一人の人物の消息に関しては
謎に包まれたまま…だから謎を…
探偵の物語が切ないんだよなぁ。
ちょっと特殊な身分の男性の
死のいきさつを調査する以来なんだけど
どうもそれはとんでもない秘密が絡んでいて
方々の敵から狙われるのね。
その男勝りの探偵は
その依頼人と恋におちるんだけど…
依頼人は悲しいことに殺されてしまいます。
だけれどもある手段によって…
なんだろう、胸が苦しくなるのよ。
時代を戻っていく娘を抱えた学者のそれも
悲しいものがあるのよ。
しかも原因が全く分からないのよ。
現状… -
Posted by ブクログ
ネタバレとにかく分厚くて最初は読むのを躊躇していたのですが、いざ読んでみると非常に読みやすく、独創性があって、恋愛やサスペンス要素もあるので、気付いた時には時間も忘れどっぷりとハイペリオンの世界にはまり込んでしまっていました。非常に面白かったです。
本書ではハイペリオンという辺境の惑星に集った7人の男女の身の上話が語られていくのですが、登場人物のエピソード毎に話が分かれているため、まるで別の本を読んでいる感覚です。特に気に入ったのは学者の物語「忘却の川の水は苦く」と領事の物語「思い出のシリ」。どちらも情感豊かで色鮮やかな画面が浮かんで来るようでした。
ただ惜しむらくはこのハイペリオン上・下だけでは謎が明かされないため、本書だけでは消化不良感が残ってしまうこと。出来ればひとまず完結となる次作「ハイペリオンの没落 上・下」も読まれることをおすすめします。長いと思われるか、また続きが2冊読めるんだと思われるのかは個人次第ですが、「没落」にて本書で彼らが語ったエピソードが集約していくラストは圧巻ですので、是非続刊も読んでハイペリオンの余韻に浸って頂ければと思います。 -
Posted by ブクログ
本シリーズのテレビ・ドラマ版『ゲーム・オブ・スローンズ』の評判がいいらしく、解説でもそのことへの言及が多いのだが、見てないし、久しぶりに続編を読むわけで、解説のこれまでのあらすじがありがたい。前巻『乱鴉の饗宴』とほぼ同じ時期の他の地域の話が語られて、最後のほうでその先に進むのが『竜との舞踊』である。実は『乱鴉の饗宴』をまだ読んでないのを忘れていて、これ読んでしまったが、まったく大丈夫なわけ。
主に3つの舞台がある。七王国ウィスタロスの中心での王座争奪戦(ゲーム・オブ・スローンズ)。300年続くターガリエン家の支配の最後、狂王エリアスの暴虐のため、傍系のロバート・バランシオンが王座を奪って十数年。ロバート王の事故死(おそらく仕組まれた事故死)のあと、5人が王を名乗る五王の戦いとなったが、次々に王たちが死に、残ったのは2人。ロバートの幼い遺児トメンが〈鉄の玉座〉に、そしてロバートの弟スタニスが兵を北部に移している。
北部はウィスタロスに野人たち、そして〈異形〉が入ってこないように〈壁〉を築き、そこを〈冥夜の守人〉が守っているが、いまや人数も減っており、資金も不足している。そこに野人たちが押し寄せてきて、スタニス軍の助けで何とか守り切ったが、〈守人〉はいかなる勢力とも結託しないことになっており、総帥ジョン・スノウは難しい舵取りを迫られている。
スタニスはスターク家が墜ちたあとの北部諸侯を味方につけようとするが、王都のラニスター家の命で北部に入ったルース・ボルトン、ラムジー・ボルトン親子と対決しなければならない。しかし最大の敵は冬なのであった。
スターク家の生き残った子どものうち、サンサとアリアについては『乱鴉の饗宴』で語られた。サンサは政治の舞台の端で権謀術数を身に付けようとしており、スターク家の娘ということが明らかになれば、即座に政治のコマになるという状況下で息をひそめている。アリアは暗殺教団に入って技術を磨いているが、その教団では「誰でもない」者になることを要求されている。下半身不随のブランは人間の前から暮らしていた種族と接触し、超常能力を身に付けていく。もっとも幼いリコンは生きているはずだがどうなっているかはわからない。マーティンはスターク家再興のために遺児たちを結集してくれるんだろうか。してくれないんだろうなあ。