酒井昭伸のレビュー一覧

  • 竜との舞踏2

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    全7部のうち、第5部の中盤に来てようやく物語の向かう方向が見えてきたように思う。
    国取りについてはまだ、どの国が七王国を統べるのかが全くわからないが。

    とにかく陰謀、裏切り、無知、傲慢。油断をすると、たちまち足を掬われてしまう。油断をしていなくたって、あっさり命は喪われる。

    ジョン、ブラン、アリアを見れば、スターク家の子どもたちは、それぞれに使命をもって生まれてきたことがわかる。ということは、サンサとリコンにも使命が?
    サンサは見つかったようなので、今度はダヴォスがリコンを見つける番だ。
    それまでに、あと幾つ裏切りが行われ、人の命が喪われてしまうのか。

    そして、ドラゴンはいつ活躍するのだ?
    デナーリスは女王としていい資質を持っている(用心深いが、必要以上に怖がらない。自分が国民を庇護する存在であることを自覚しているなど)が、なにぶん若すぎるのと、ブレーンがそろいもそろって無能であるのが残念。

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    2014年10月04日
  • 竜との舞踏1

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    最初のほうこそ、それまでのストーリーや登場人物をすっかり忘れ、Wikipediaであらすじを確認し、人物紹介や地図などを何度も何度も確認しながら読んでいたので、全然読み進められませんでしたが、ある程度まで進んだらもう、加速がついて止まりません。
    あ~、面白かった~。

    あらすじを読んでも全然イメージがつかめないでしょうし、面白くないと思いますが、初期のグインサーガを面白く読めた人なら絶対楽しめます。
    騎士と魔法と権謀術数の世界。
    横文字が苦手でなければ、歴史小説や大河小説の好きな人もぜひ。

    やっぱりこの本、単行本で揃えよう。
    だって復習しないと。第6部がいつ出るのかわからないけど、最初から読み直しておきたい。
    そう思っていたら、ドラマ版のDVDが販売されているのですね。
    無料の第一話だけ先ほど見たのですが、心臓ばくばくものでした。映像ってすごい。
    12歳以下は見てはいけないそうです。
    とても残酷で淫靡で魅力的な物語だったのだと、映像を見てはっきりわかりました。
    文章だけだとストーリーを追うのでいっぱいいっぱいだったのですね、私。
    お気に入りのブランが可愛くてかわいくて。
    単行本ではなく、DVD買おうかな。
    うーむ。悩む。

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    2014年08月21日
  • ジュラシック・パーク(上)

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    クライトンの本はどの作品もとにかく面白くて、ぐんぐん読めてしまう。
    この人の他作品のおかげで飛行機に乗ることをためらうようになってしまった。
    でも映画化するには結構難しいものが多いのです。
    なのにこちらは映画も本当に面白い!

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    2014年04月30日
  • ハイペリオン(上)

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    未来の人類が宇宙に進出し現在の世界がそれぞれの星に文化を確立し、そして一つの大ネットワークによって言語、歴史、文化等がなくなった世界観がとてもいい
    名作『スターウォーズ』のような多種生物、巨大国家が面白い

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    2014年04月11日
  • 竜との舞踏3

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    何てところで終わるんだ!…定番のツッコミ。次は何年先だろう。
    今回の主役はジョンとダニー。ジョンはまさかの退○!?いやいや、シオンだってしぶとく生きてたから。大丈夫だと願う。章ごとに時差があるから、シオンサイドの動きが気になります。あの手紙は本当なのかハッタリなのか…。
    ダニーはとうとうウェスタロスを目指す準備が整いましたが…一番真面目な君主してる気がするのは気のせいか。なんだか各陣営でダニー争奪戦を繰り広げていて、もう何処がくるかさっぱり予想がつきません。早々にドーン陣営終了のお知らせに、やっぱりかと思いつつ、ちょっと唖然でしたが。某王子のおかげで立ち位置弱くなってしまいましたものね。ついでにダニーは面食いである。

    早く熊さんやティリオンも合流してくれないかなー。

    あと何年かなー!

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    2014年03月19日
  • エアフレーム-機体-(下)

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    クライトンが航空ものを書いている!
    たまたまF・ポール・ウィルスンの『体内兇器』の巻末広告で発見し、
    さっそく飛びつきましたね。
    彼の作品を読むのはジュラシック・パーク関連以来だろうか。
    ずいぶんと久しぶり。

    わしは航空ものにやたらめったら弱い。
    ヨワいったらヨワい。
    デジカメを初めて買ったころは、
    空港や米軍基地へ行って飛行機の写真を撮りまくったものだ。
    現在はどういうわけかプロレスばかり撮っているが……。
    話がそれた。

    さすがクライトンの小説だけあって、
    2冊分をあっという間に読めてしまった。
    止められない止まらない!
    航空業界の暗部をえぐるだけでなく、
    視聴率が命の傲慢でえげつないマスコミ業界をも斬りまくる。

    最近日本でも「マスゴミ」と揶揄されるこの業界の実態は、
    アメリカでもそれほど違わない。
    いや、もっと過激かな。。
    悪徳マスコミが何かを報道する際に、
    「事実」や「真実」は彼らにとって少しも重要でない。
    視聴率を稼ぐための、あるいは部数を売るための扇情的なストーリーが、
    取材する前から予め用意してあり、そちらのほうが大事なのだ。
    「こうであれかし」、「こうあるべし」の結論が先にあって、
    取材やインタビューが行われる。
    それに近づけるためにはミスリード、情報操作、捏造、ヤラセ等を厭わない。

    こういう悪事をはたらくのは一部の心無い人だけだと信じたいけど、
    果たしてどうなのだろう?
    まじめに「事実」や「真実」を追求する良心的なマスコミはえらい迷惑を被っているんじゃないかな。

    この小説の主人公は、飛行機の製造会社のエグゼクティブ。
    会社の上役から・労働組合から・マスコミから・スパイからと四方八方から狙われ四面楚歌状態。
    困難な状況をどのように打開していくかを、手に汗握りながら読むべし!

    以上は上下巻とも読んだ感想です。

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    2014年03月09日
  • 竜との舞踏1

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    おぉティリオンの章きた!ほんと、この人は一体どこまで流れていくのだろうか…。てっきりダニー陣営に行くかと思ったら…行くのか?そして、ダニーの章と、前章読んでいたら「玉葱ー!」と叫ぶことになる。
    はっきりわかる主役格がいないせいで、だれが生き残って誰が退場するかさっぱり分からなくて、もう心配で仕方ない。ダニーや前章のジェイミー・サンサは成長物語系な香りがするが…。
    狼陣営(女性)の出番はまだか…。

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    2014年02月11日
  • ハイペリオン(上)

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    ネタバレ

    続きが楽しみ。
    内包する世界観の広がりと厚みがすごい。入れ子構造になっていて、色々な人の視点でハイペリオンの世界が語られるにつれ、ハイペリオンの世界の姿が徐々に明らかになっていく構成になっていて、ついつい引き込まれてしまう。
    それぞれのストーリーもホラー的だったり、恋愛だったり、詩的だったりとテイストが変わるので全く飽きない。退廃的な世界観も好み。ハードなSFよりも、ジーン・ウルフのような幻想ファンタジー系SF(?)が好きな人には特におすすめ。

    何度もジョン・キーツ(John Keats)の名が出てくるので、興味が湧いた。彼の生涯がジェーン・カンピオン監督、しかもベン・ウィショー主演で映画化されているようなので是非観てみたい。

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    2014年01月11日
  • エンディミオンの覚醒(下)

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    「面白い小説」にはそれなりの頻度で出会うのですが、「読んで良かった小説」については、これまで数える位にしかめぐり合ったことがございません。そして、そんな小説は「読みはじめたら止まらない」性質を兼ね備えているものです。

    400字詰め原稿用紙にして7000枚。全8巻約4500頁におよぶ大叙述詩《ハイペリオン・シリーズ》は、「ハイペリオン」、「ハイペリオンの没落」、「エンディミオン」、「エンディミオンの覚醒」の全4部で構成されます。
    前半のハイペリオン2部作が濃密な設定と緻密な構成で楽しませてくれる一方で、後半のエンディミオン2部作は前半で残された謎を回収しつつ、情熱と愛嬌に満ち満ちた冒険譚です。とりわけ後半2部作には、終始釘付け状態。理由は簡単。こういったハートフルな王道物語が好みのど真ん中だからです。

    この1ヶ月間、一刻も早く先を知りたい衝動と一節一々を噛み砕いて読みたい欲望とのジレンマの中で(結局は前者に譲りましたが)、読み進めた甲斐がありました。作中のいくつもの場面で、感動と驚きを覚えましたが、本書の後半からは、ずっと涙を浮かべながら読む始末。天衣無縫の結末に至っては(そして下巻表紙の真意を理解したときは)、ここまで7人の巡礼者とアイネイアー、そしてロールと苦難を共感した読者への最大のご褒美でしょう。
    実は、このラストシーンは随分前から感づいていました。だからといって、それが陳腐になる訳ではありませんし、作中の言葉を拝借するならば、ロールは「あわれなのろまなロール・エンディミオン。なにかを知るのは、いつでもいちばん最後と決まっている」のです。
    振り返ると、この《ハイペリオン・シリーズ》は、総じてキャラクターに魅力がありますね。前半2部作では、連邦の領事やマイナ・グラッドストーン、フィドマーン・カッサード大佐にマーティン・サイリーナス、そしてシュライク…等々。でも、やっぱり後半2部作のロールとアイネイアーでしょう。彼らの冒険に喜怒哀楽を委ねることが、実のところ、ここまでの感動を呼び起こしたのですから。
    一方で、明らかにならなかった点や読んでいて辻褄が合わなかった点もちらほら。辻褄が合わない点は、まあ些細な事だと目を瞑りますが、領事と宇宙船の顛末だけは詳しく解説して欲しかったです。

    さて、そんな読みはじめたら止まらない《ハイペリオン・シリーズ》を、時を経た後にあらためて読み直してみよう。新たな発見と感動が待ち構えていることだから。

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    2013年11月25日
  • ハイペリオン(上)

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    物語は終わりません。
    本書は、続く「ハイペリオンの没落」、さらには「エンディミオン」、「エンディミオンの覚醒」と全4部に連なる大叙述詩の幕開の巻です。従って、1000ページにおよぶ頁をめくっても返ってくる答えはありません。物語は謎ばかりを残して、終わらないのです。
    …が、それでもこの興奮は暫く抑えられそうにありません。読んでいる途中から、続編を買いに走りましたよ。直ぐに続きを読めるようにと。

    舞台は、辺境の惑星「ハイペリオン」。殺戮者シュライクを封じ込めた<時間の墓標>が開き始め、宇宙の蛮族アウスターがハイペリオンへの侵攻を開始。そして宇宙連邦は、<時間の墓標>へ7人の巡礼者を派遣する。<時間の墓標>に赴く途上で開陳される巡礼者の数奇な運命は、宇宙世界の骨格を形成し、宇宙連邦やアウスターに幾つかの説明を加え、そしてハイペリオンを廻る数々の謎を残す。物語が紡がれたとき、巡礼者ら一行は、<時間の墓標>に到達するが…

    巡礼者の各々の語りが、いわゆる群像劇となって物語は進んでいきます。司教の物語終盤に感じる不条理、戦士の物語における手に汗握る脈動感、学者の物語の涙隠せぬ喪失感など、幅広い展開に多才だなぁと思うところ、しばしば。このあたりは、訳者あとがきで存分に述べられていますが、とにかく色んなネタをこれでもかと言わんばかりに詰め込んでいるみたいですね。いわゆるオマージュ的な描写もチラホラ。探偵の物語に登場する「ギブスン」は、やっぱりそうなんだろう。
    多才なだけでなく、物語に惹きつける筆力は、最近読んだ小説のなかでも随一でした。真実の片鱗が見え隠れしつつも、肝心なところが良く解らないところも、続きを読ませる仕掛けでしょうか。まんまと掛かっています。
    個人的に大長編ってのは、飽きを感じさせて、苦手な方なのですが、久方ぶりにそれを感じさせない、パワー溢れる作品に出会えました。
    さて、続きを読もう。

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    2013年10月14日
  • 量子怪盗

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    すんっごく好みな作品。色々と合っていたのか、最初から最後まで面白いと思いながら読めた。途中で続編とかあればいいなーとか思ってたら、三部作の一作目とのことで、次巻も読むの決定。

    好きなとこ、面白いとこはたくさんあったけど、やっぱりグッとくるのは、ここまで科学が進み、人類のあり様も変わっているのに、「ミステリー」があり、ロマンがあること。

    未来世界を形作る魅力的なSFガジェットがいくつも登場するが、この世界の人間は、何度も生死を繰り返し、その精神もアップロードされたり、コピーされたり、作られた強化身体に入ったりと、まさしくポストヒューマンSF。情報を引き出すために、敵の精神のコピーに処理をして尋問し、応答が駄目になると前バージョンを呼び起こして再処理するところとか、もはや人間の精神に特別な何かなど宿っていない(尋問されるのは、そもそも弾丸に入っていた敵の精神のコピーなのだけど)。
    「本作では無限の生の中でも、いや中だからこそ、精神は傷つき、記憶は失われ、悲劇は常にあるのだ」(解説)

    こんな世界でも探偵はいて、怪盗もいる。それがとてもステキ。
    ルパン読んでる人は、色々とニヤニヤできるかも(怪盗ジャン・ル・フランブールの偽名とか後半の展開とか)

    次作が楽しみ。

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    2013年08月08日
  • エンディミオン(上)

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    「エンディミオン」ダン・シモンズ/酒井昭伸 訳
    SF叙事詩。赤銅色。
    ハイペリオンシリーズ第3作。

    前2作から300年余を経過した人類社会。
    <ウェブ>の崩壊と共に自由社会が放棄され、往時の没落から一転、キリスト教会パクスが人類を統べている。
    かつての最後の巡礼たちの物語は、禁書『詩篇』として読み継がれ、旧<ウェブ>の諸惑星は恒星間距離を隔てて生き延びていた。

    シリーズ後半戦は、3人(と1人)の冒険譚として幕を開けます。
    新たな世界の萌芽となる少女;アイネイアー、床屋で髪を切るヒーロー;ロール・エンディミオン、素晴らしき友人;アンドロイド・ベティック、小憎らしい独立A.I.;「宇宙船」。これを追うのがパクスの鉄の意志;フェデリコ・デ・ソヤ神父大佐。
    もう、これだけでいかにもワクワクしてくる痛快無比のSFアドベンチャーの予感ですが、さらに前2作で明らかになった秘密を下敷きに敷き広げられる謎、惑星世界、宇宙の行く末が、ページを繰る手を止まらせません。
    『ハイペリオン』の6つの巡礼の物語が多ジャンルにわたる映画を見ているようなものだったとしたら、『エンディミオン』の惑星巡りの物語は古今東西のSFを選りすぐって読んでいるようなもの。
    そして要所に織り込まれる不穏な伏線…。
    『エンディミオンの覚醒』の怒濤のエンディングまで一気読みです。

    再読。(5)

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    2013年07月31日
  • ハイペリオンの没落(上)

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    「ハイペリオンの没落」ダン・シモンズ/酒井昭伸 訳
    SF叙事詩。水晶色。
    1991年ローカス賞。
    ハイペリオン4部作の第2作。

    前作「ハイペリオン」で広げられた謎、謎、謎が解き明かされていきます。
    全〈ウェブ〉を飛び回って展開する物語。ミクロからマクロにまで至る設定の緻密さによって、描かれるシーンのひとつひとつが贅沢すぎる!!
    シュライクとは何なのか…を芯にして、〈ウェブ〉の趨勢、〈コア〉の思惑、アウスターの実体、そして時間を跳び越えて語られる「この宇宙」の可能性。
    そして、読者の神の視点までも物語に織り込んでしまうダイナミックさ。ひたひたに没入してしまいます。

    「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」の2部作で、まずはひとつの終焉を迎えます。
    しかし後半2部作では、素敵な冒険譚「エンディミオン」、感動と希望のエンディング「エンディミオンの覚醒」が待っているのです!
    読み進むべし。(5)

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    2013年07月24日
  • エンディミオン(上)

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    久しぶりに再読。古いのではないかと危惧していたが、時間を経て尚、輝きは失っていない。また通巻で読みなおしたくなった。

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    2013年04月29日
  • イリアム(下)

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    オリュンポスという続編があることからも分かるように、完結しませんw
    色々解決していないことが多いのでもやもや。それでもこの広大な物語を書きあげる手腕にはまたしても驚愕。続編への期待が高まります。

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    2013年04月16日
  • イリアム(上)

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    全く関係のない(と見える)3つの物語が順々に進んでいく。それぞれの世界観が理解ができるまでは我慢。神話について疎いのでそこでは色々と「?」だった。何より名前が覚えられない。ただハイペリオンシリーズで、ばらばらな物語を見事一本にする手腕をまざまざと見せつけられていたので、楽しみに読めた。ある程度読み進めれば、あとは引き込まれていた。

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    2013年04月16日
  • 量子怪盗

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    ラノベ風味のハードSF。遥かな遠未来、精神生命体が輪廻転生を繰り返し、何百年も生き続ける世界、この生と死が不透明な世界観と造語が素晴らしい。静者、精神集合体、義人、ゴーゴリ、量子念話、これに一々ルビがふられる。「有知能物質」は”スマートマター”、なんか意味不明だけどカッコいい。大筋は結構王道的な怪盗、美女、名探偵が織りなす大活劇でこれがまた面白い。本筋が面白いので脇の設定も楽しめる。そして最後の幕間〈狩人〉の意味は一体?解説によると本作は3部作の1作目だとか。続きが楽しみ!頑張れ!新☆ハヤカワ・SF・シリーズ!

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    2012年11月28日
  • 禅〈ゼン・ガン〉銃

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    タイトルとか背表紙の粗筋とか、スケールデカそうな予感がするけど、全然そんなことなくて身構えて読み始めたら肩すかし。でも、スゲー面白かったよ。宇宙船同士の艦隊戦もあるし、別次元の知性体もいるし、超兵器も超人も出てくるし、そうやっていろいろ詰まってるわりにはどれもあっさり描いちゃってて展開がスピーディー。気軽にSF読みたいときにはおすすめ。

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    2012年11月11日
  • ジュラシック・パーク(下)

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    <下>に入ってからはスリルの連続。
    映画の方が頭に残っていて結末が大きく違っていたので最後まで楽しめた。
    カオス理論にはまってしまった。

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    2012年10月25日
  • ジュラシック・パーク(上)

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    映画よりも原作の方が面白い。
    原作は遺伝子やカオス理論を中心に据えており、読書をしつつも学ぶことが多い。恐竜の遺伝子の話なんかは今読んでも違和感を感じさせないくらいで、時代の先を読んでいたんだなと改めて感心した。

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    2012年10月23日