武田綾乃のレビュー一覧

  • 響け! ユーフォニアム 3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機

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    3巻は北宇治高校吹奏楽部の心臓であるあすかと、久美子の成長編。
    今まで普通であることにこだわり、優柔不断でどこか1歩踏み出せなかった久美子が、やっと成長を見せます。
    この物語は本当にキャラクターが魅力的で、優柔不断で流され易い久美子と天才的だが周りを見通す力や相手を思い遣ることのできない麗奈、美しい容姿と優しい性格、そして他人を思い遣る心をもった香織、感情的で暴走し易いが他人想いな優子、そして優しいが故に決断できない部長の晴香と、理論的で完璧な副部長あすか、それぞれが吹奏楽で音楽をすることでどう成長していくのかがこの物語の肝だと思います。
    そして悩める子どもたちに対し、少し年を重ねた橋本と新山

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    2016年05月21日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話

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    ボーナス短編集。葉月ちゃんの告白話、新3年生会議、久美子に彼氏ができた話など。今までこのシリーズを読んできた人たちへのボーナス本。これで終わりなのかな。もう少し読みたいけど。
    立華高校の話も読んで、あちらの方が何倍も練習して頑張っているけど、応援したくなるのは北宇治だなぁ。

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    2019年02月09日
  • 響け! ユーフォニアム 3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機

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    あすか先輩のお当番のお話。スーパーマンのあすか先輩の高校生らしさがちょこっと垣間見えた貴重なお話。これで3年生が卒業してお話も終わりかな。1年生が入ってどうなったかも見たい気がする。

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    2016年02月28日
  • 響け! ユーフォニアム 3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機

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    メインはあすか先輩と全国大会、そして滝先生の過去。
    相変わらず人の中にある葛藤を書くのが上手いなぁと思った。久美子のお姉ちゃんの言う通り、急いで大人にならなくてもいいと思う。ならざるを得なかったあすか先輩は仕方ないけど、期待に応えようと自分の意思とは違う方向に頑張り過ぎると損をする、それが青春。
    それを教えてくれた3巻。文句なしに心に響いた!

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    2015年08月03日
  • 響け! ユーフォニアム 3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機

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    どきどきハラハラの関西大会から一転、ようやく落ち着いたお話へ戻るかと思いきや・・・そこはさすが北宇治吹奏楽部、次から次へと問題が!
    気になって気になって、あっという間に読み終えてしまった。
    中学校も高校も期間は3年間と決まっていて、出会いと別れ、経験したことは忘れようとしても決して忘れられるものじゃない。
    既に卒業した人たちも、今真っ只中の人たちも、そしてこれから青春時代を迎える人たちも、一度は手にとって読んで欲しい本。
    特に吹奏楽をやっていた人にはお勧めです。

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    2015年07月16日
  • ここはこどものいない国

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    この世界が現実なのかと錯覚するほど、世界観が作り込まれていた。ちょっとこの世界を本当に見てみたいと思った。
    生きるとは?産まれるとは?産むとは? 現代でも問われるテーマだけど、視点が違うはずなのに、答えは変わらないんだなと考えさせられる作品だった。

    この後どうなったのか、美奈子がどう生きていったのか、とてもとても気になった。

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    2026年06月14日
  • ここはこどものいない国

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    「響け!ユーフォニアム」の著者が描く
    ディストピアものってどんなだろうと
    興味をひかれて手にとった本

    200年後、人間の三大欲求を克服した時代を描く
    手料理を食べてる人は上流階級のごく一部
    薬により睡眠は1時間〜3時間で事足りるように
    男女間の営みなんて、昔の小説に
    出てくるレベルで一般人は知識もない時代

    ディストピア小説は、現存の価値観や
    固定概念を一旦全部フラットにしてくれるから、
    思考がもう一段階、全面的に押し上げられる
    感覚が味わえて好きなんだよね

    ​価値観や常識は、単に大多数が支持している
    というだけで絶対的なものではない
    時代や環境の変化で少数派に転じれば、
    その評価は180

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    2026年06月12日
  • ここはこどものいない国

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    設定が面白かったです。
    無知による無意識の悪意は現実世界にも蔓延ってますよね。

    最後はみなさんはどう捉えましたか、と読後に話したくなります。
    普通に考えるならそういう意味だけど、深読みするなら…。

    良くも悪くも血の繋がりは断てないのだと感じました。
    あの赤いマフラーはすなわち臍の緒なんだという気がします。

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    2026年06月08日
  • ここはこどものいない国

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    ネタバレ

    両親には兄弟姉妹よりも自分を見てほしい、家族から愛されたい、兄弟姉妹の中で「上の子」であるべき、「下の子」であるべき、友達の家が羨ましい、友達の家よりも自分の家のほうが好きだ。現代ではきっと誰もが持ったことがある感情。
    自分だけが抱いてるってコンプレックスも含め、その感情にがんじがらめになった美奈子と、
    それとは無縁で生きてきて、家族に憧れる伊藤の話だった。
    この時代の人って社会に出るまで兄弟姉妹とか先輩後輩みたいな上下関係と縁がうすそうだから、伊藤がそういう面で未熟に感じた。美奈子に大好き大好きしてる感じが。

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    2026年05月31日
  • 飛び立つ君の背を見上げる

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    ネタバレ

    中川夏紀視点の南中カルテットのお話。

    ユーフォは基本アニメ勢なのでアニメで描かれなかった部分が補完されてー例えば2年生の部員が大量に辞めた事情とかー理解が深まった。
    意外だったのは、夏紀のキャラがアニメ見て思っていたのとはちょっと違ったこと。
    まあ、彼女視点で内面が語られているからというのはあるだろうけど、他のメンツは優子にしてもみぞれにしても思っていた通り(希美は少し違うか)だった。

    特になかよし川の絡みはもう、なんというか、お互い、相手といると遠慮なく素を出せる、もしくは出さされてしまう関係はほんと相性ピッタリと言うか腐れ縁というか笑 
    大学で二人がバンドをやっている経緯もわかって二度

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    2026年05月22日
  • 貴女。

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    青崎有吾さんの話が読みたくて手に取る。
    生首を作る首師という特殊な職業の話。城主でもある姫への恋愛と首師への矜持が天秤に乗る話で面白い。

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    2026年05月14日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編

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    久美子三年生編。ついに最後のコンクール。

    部長として103人という大所帯をまとめていく久美子。副部長の秀一、ドラムメジャーの麗奈と一緒に、ときにぶつかったり試行錯誤もしながら、部をよいものにしたいと奮闘する。
    大会ごとに行われるオーディションの結果。久美子と麗奈のすれ違い。心がざわざわする出来事はたくさんあるけれど、全員でが一つになって挑む最後のコンクールは、素晴らしかった!

    アニメ版とは違う展開で、私はこちらの方が好きだったなぁ。あの展開が良いという人もいるだろうけど、私は断然こっち。
    アニメでは最後まで真由のことをあまり好きになれなかったのだけど、小説では、オーディションを辞退しようか

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    2026年05月04日
  • 愛されなくても別に

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     初めて読む作家さんでしたが、テーマが毒親で興味を持ち、手に取りました。テーマが重く、出てくる人みんなが、苦しそうですが、どこか明るく感じられました。

     宮田さんが江永さんと繋がることが出来て、本当に良かった…。家族には恵まれなかった2人にとって、お互いの存在がお互いを支えている。

     私は木村さんのその後が気になりました。

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    2026年04月22日
  • 可哀想な蠅(新潮文庫)

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    可哀想な蝿は、思ったよりもひどい終わり方で、愕然とした。
    まりこさんは、なんとなくそうよねえというまりこさんだった。
    重ね着は、また違うやろうけど、ちょっと響けユーフォニアムの久美子と麗奈を思い出した。
    呪縛は、救いがあってくれよと思う反面、とても好みな話の進み方だった。

    全体的に、全然違うけど、ホラー味のあるお話やなあと。
    あとは、私が今、31歳なのだけど、20代後半から漠然と感じる、そこらへんの女性の“結婚”のプレッシャーというか寂しさというか、なんていうのが正解なのかわからんけれど、結婚してない女性の気持ちっていうのが、なんかとても身に沁みる感じでした。
    武田綾乃さん、同い年くらいかな

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    2026年04月09日
  • どうぞ愛をお叫びください(新潮文庫nex)

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    ゲーム実況を題材にした青春小説。
    某4人組のイメージw
    男子高校生がわちゃわちゃしてるのをイメージして読み始めたから女子が出てくるのに一瞬抵抗があったけど、悪くなかったです。
    実際のゲーム名が沢山出てきてリアリティある感じで読めました。

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    2026年04月08日
  • 可哀想な蠅(新潮文庫)

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    「 可哀想」という言葉は、一見、相手を思いやる優しい善意のように聞こえる。自分もそう思っていたところがある。
    だけど、この物語を読み終えたら、今までの言葉のイメージは一変してしまった。

    最初は「力になりたい」っていう善意だったはずなのに、いつの間にか「自分の方が上だ」っていう無自覚な優越感に変わっていて……。それが自分や周りの心をじわじわ蝕んでいく様子が、息苦しく背筋が凍るくらい怖いんです。
    ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!

    自分は善意のつもりでも、相手からすれば救いになることもあれば、ひどい屈辱になることもある。この本の主人公たちはみんな「自分はまともだ」とか「いい人だ」って思い込んでいるふし

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    2026年04月03日
  • 愛されなくても別に

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    会話のテンポがよく、会話内容も自然な感じで違和感もなくて読みやすかった。
    テーマに出てくる毒親たちもリアリティがあってよかった。
    小説を読んでいると、リアルでこんな会話するやついないだろうなぁと思って萎えることがある。
    この小説にはそういうことが少なく、楽しく最後まで読むことができた。
    非常に会話センスの良い作品めあった。

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    2026年03月22日
  • 貴女。

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    結構好みが分かれるお話も結構あったが、個人的には青崎有吾さんの『首師』と織守きょうやさんの『いいよ。』がぶっちぎりで好き

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    2026年03月22日
  • 嘘つきなふたり

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    "修学旅行をやり直す"というありそうでない設定に興味を惹かれたので読みやすかった。
    『他人に干渉されず、自分の人生を生きる』
    それがどれだけ幸せで尊いのか、これを筆者は伝えたかったのだろうと感じた。
    そして、印象的な比喩表現が沢山出てきたことで、ストーリー以外でも楽しめた。

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    2026年03月11日
  • 君と漕ぐ2―ながとろ高校カヌー部と強敵たち―(新潮文庫nex)

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    ながとろ高校の4人や他校の面々も、会話やしぐさ、行動で、それぞれの個性がわかりやすく描かれている。
    最初のイラスト入りの登場人物紹介頁が、
    イメージしやすくて大変良い♥
    蘭子と恵梨香がペアを組むのか、希衣と千帆のペア復活か、千帆と舞奈の新ペアか、今後の展開や登場人物の成長が楽しみだ。
    部活小説は、自分が高校の頃を思い出させてくれる。恋愛等も絡んできたら更に面白いかな。

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    2026年02月27日