武田綾乃のレビュー一覧

  • 響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編

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    「響け!ユーフォニアム」本編を読んでいないと入り込めなさそうだけど、本作だけでも充分楽しめます。
    本シリーズはお話のプロットの完成度がとても高いと思います。

    モデルとなっている高校のマーチングは一度観ましたが、高校生の頑張ってる姿におっさん泣けてきそうでした。

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    2016年09月01日
  • 響け! ユーフォニアム 3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機

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    3巻は北宇治高校吹奏楽部の心臓であるあすかと、久美子の成長編。
    今まで普通であることにこだわり、優柔不断でどこか1歩踏み出せなかった久美子が、やっと成長を見せます。
    この物語は本当にキャラクターが魅力的で、優柔不断で流され易い久美子と天才的だが周りを見通す力や相手を思い遣ることのできない麗奈、美しい容姿と優しい性格、そして他人を思い遣る心をもった香織、感情的で暴走し易いが他人想いな優子、そして優しいが故に決断できない部長の晴香と、理論的で完璧な副部長あすか、それぞれが吹奏楽で音楽をすることでどう成長していくのかがこの物語の肝だと思います。
    そして悩める子どもたちに対し、少し年を重ねた橋本と新山

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    2016年05月21日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話

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    ボーナス短編集。葉月ちゃんの告白話、新3年生会議、久美子に彼氏ができた話など。今までこのシリーズを読んできた人たちへのボーナス本。これで終わりなのかな。もう少し読みたいけど。
    立華高校の話も読んで、あちらの方が何倍も練習して頑張っているけど、応援したくなるのは北宇治だなぁ。

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    2019年02月09日
  • 響け! ユーフォニアム 3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機

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    あすか先輩のお当番のお話。スーパーマンのあすか先輩の高校生らしさがちょこっと垣間見えた貴重なお話。これで3年生が卒業してお話も終わりかな。1年生が入ってどうなったかも見たい気がする。

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    2016年02月28日
  • 響け! ユーフォニアム 3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機

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    メインはあすか先輩と全国大会、そして滝先生の過去。
    相変わらず人の中にある葛藤を書くのが上手いなぁと思った。久美子のお姉ちゃんの言う通り、急いで大人にならなくてもいいと思う。ならざるを得なかったあすか先輩は仕方ないけど、期待に応えようと自分の意思とは違う方向に頑張り過ぎると損をする、それが青春。
    それを教えてくれた3巻。文句なしに心に響いた!

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    2015年08月03日
  • 響け! ユーフォニアム 3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機

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    どきどきハラハラの関西大会から一転、ようやく落ち着いたお話へ戻るかと思いきや・・・そこはさすが北宇治吹奏楽部、次から次へと問題が!
    気になって気になって、あっという間に読み終えてしまった。
    中学校も高校も期間は3年間と決まっていて、出会いと別れ、経験したことは忘れようとしても決して忘れられるものじゃない。
    既に卒業した人たちも、今真っ只中の人たちも、そしてこれから青春時代を迎える人たちも、一度は手にとって読んで欲しい本。
    特に吹奏楽をやっていた人にはお勧めです。

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    2015年07月16日
  • ここはこどものいない国

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    2226年、人間が工場生産され、成長しない愛玩赤ちゃんPBが飼われる日本。突飛な設定なのに読むほどリアルで背筋が冷える。完璧に管理された無機質な世界だからこそ「愛って温度ですよ」という言葉がじわりと沁みた。そして「子どもを持つことは罪ですか」——この問いが200年後ではなく今の私たちに向けられていることが一番恐ろしい。常識も愛し方も違う美奈子と伊藤が、それでもそばにいようとする姿に胸を掴まれた。

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    2026年07月03日
  • 彼女。

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    FPSで知り合ってタッグを組んだママユとノエの話(『百合である価値もない』)が1番好みだった。
    百合って、何故か「美女×美女 が当たり前」みたいな風潮があると思う。それでも一般人だったら、別に美女×ブサイクやブサイク×ブサイクでも全く問題ない。ところが有名になってしまうと、叩かれることになる。美しいものを見たいという人の気持ちって、他人の悪口を言ってまでの強いものなのだろうか。
    「私の整形についてどう思う?」とママユから聞かれたノエの返答が最高過ぎる。人の恋愛に顔面偏差値まで持ち出してとやかく言ってくる世間を本当はぶっ潰したいが、結局は世間に迎合してしまっているわけでしょ?でも、そこまでして一

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    2026年06月23日
  • ここはこどものいない国

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    ネタバレ

    工場出産が通常になった世界で、自然出産で生まれた美奈子と、妊娠出産を選択した伊藤さんのお話。
    少子化が突き進んだ社会の、近未来なお話。

    怖いお話だったな、、、
    この後、伊藤さんは目覚めるのか?
    美奈子はちゃんと子育てしていけるのか?
    三大欲求を克服した人類。
    生きてて楽しいのか?

    これがディストピア小説ということであれば、今現在、終末に片足突っ込んでるよね、もうすでに。

    「ここは こどもの いない国」というフレーズが絶望的に響いた。

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    2026年06月23日
  • 嘘つきなふたり

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    偶然再会した光と琴葉。小学校の修学旅行前に転校してしまった琴葉の提案で、二人で修学旅行をやり直すことになる。母親の言いなりに東大法学部から弁護士を目指す光と、男好きなシングルマザーの母親に振り回されながらも母親が大好きだった琴葉。互いに嘘を抱える二人の京都旅行は、小学校の担任教師の死も影を落とし、苦い部分もあるが、互いを理解し合い、忘れられない旅になる。女の子の友情物語好き。京都で会う、二人の大人の女性が深いこと言う。いい男をつかまえて専業主婦になるのが夢の女子大生と推してたアイドルが引退して傷心旅行に出るOL。どちらも他人から見ればくだらない生き方してると言われるだろうけど、人はそれ

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    2026年06月22日
  • ここはこどものいない国

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    ネタバレ

    とっても読みやすかったし設定も面白いしストーリーも良かったと思う!
    読み終わった後に子どもを産むということが尊いことのように感じられた。
    結婚についてや、ペットと子供の違い、PBへの嫉妬…などなるほどと思った。
    お母さんが作ってくれたクッキーを泣きながら食べる気持ちが痛いほど伝わってきた。
    お母さんが良いと思ってやってくれていることが裏目に出てしまう、お母さんのせいで!という気持ちとお母さんの愛情を感じてぶつけようのない悲しさを感じた。学校に通う子供にとっては学校が全てだからね…
    最後の電話がお願いだから良い電話でありますようにと願わずにはいられなかった。
    美奈子と伊藤さんとの絡みが好きでした

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    2026年06月18日
  • ここはこどものいない国

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    人間の子供が工場で生まれるのが当たり前になった未来の話

    合理性で結婚や出産を判断する現代日本への警鐘

    生きるとは、人間であるとは、子孫を残す意味とは

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    2026年06月17日
  • ここはこどものいない国

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    この世界が現実なのかと錯覚するほど、世界観が作り込まれていた。ちょっとこの世界を本当に見てみたいと思った。
    生きるとは?産まれるとは?産むとは? 現代でも問われるテーマだけど、視点が違うはずなのに、答えは変わらないんだなと考えさせられる作品だった。

    この後どうなったのか、美奈子がどう生きていったのか、とてもとても気になった。

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    2026年06月14日
  • ここはこどものいない国

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    「響け!ユーフォニアム」の著者が描く
    ディストピアものってどんなだろうと
    興味をひかれて手にとった本

    200年後、人間の三大欲求を克服した時代を描く
    手料理を食べてる人は上流階級のごく一部
    薬により睡眠は1時間〜3時間で事足りるように
    男女間の営みなんて、昔の小説に
    出てくるレベルで一般人は知識もない時代

    ディストピア小説は、現存の価値観や
    固定概念を一旦全部フラットにしてくれるから、
    思考がもう一段階、全面的に押し上げられる
    感覚が味わえて好きなんだよね

    ​価値観や常識は、単に大多数が支持している
    というだけで絶対的なものではない
    時代や環境の変化で少数派に転じれば、
    その評価は180

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    2026年06月12日
  • ここはこどものいない国

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    設定が面白かったです。
    無知による無意識の悪意は現実世界にも蔓延ってますよね。

    最後はみなさんはどう捉えましたか、と読後に話したくなります。
    普通に考えるならそういう意味だけど、深読みするなら…。

    良くも悪くも血の繋がりは断てないのだと感じました。
    あの赤いマフラーはすなわち臍の緒なんだという気がします。

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    2026年06月08日
  • ここはこどものいない国

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    ネタバレ

    両親には兄弟姉妹よりも自分を見てほしい、家族から愛されたい、兄弟姉妹の中で「上の子」であるべき、「下の子」であるべき、友達の家が羨ましい、友達の家よりも自分の家のほうが好きだ。現代ではきっと誰もが持ったことがある感情。
    自分だけが抱いてるってコンプレックスも含め、その感情にがんじがらめになった美奈子と、
    それとは無縁で生きてきて、家族に憧れる伊藤の話だった。
    この時代の人って社会に出るまで兄弟姉妹とか先輩後輩みたいな上下関係と縁がうすそうだから、伊藤がそういう面で未熟に感じた。美奈子に大好き大好きしてる感じが。

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    2026年05月31日
  • 飛び立つ君の背を見上げる

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    ネタバレ

    中川夏紀視点の南中カルテットのお話。

    ユーフォは基本アニメ勢なのでアニメで描かれなかった部分が補完されてー例えば2年生の部員が大量に辞めた事情とかー理解が深まった。
    意外だったのは、夏紀のキャラがアニメ見て思っていたのとはちょっと違ったこと。
    まあ、彼女視点で内面が語られているからというのはあるだろうけど、他のメンツは優子にしてもみぞれにしても思っていた通り(希美は少し違うか)だった。

    特になかよし川の絡みはもう、なんというか、お互い、相手といると遠慮なく素を出せる、もしくは出さされてしまう関係はほんと相性ピッタリと言うか腐れ縁というか笑 
    大学で二人がバンドをやっている経緯もわかって二度

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    2026年05月22日
  • 貴女。

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    青崎有吾さんの話が読みたくて手に取る。
    生首を作る首師という特殊な職業の話。城主でもある姫への恋愛と首師への矜持が天秤に乗る話で面白い。

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    2026年05月14日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編

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    久美子三年生編。ついに最後のコンクール。

    部長として103人という大所帯をまとめていく久美子。副部長の秀一、ドラムメジャーの麗奈と一緒に、ときにぶつかったり試行錯誤もしながら、部をよいものにしたいと奮闘する。
    大会ごとに行われるオーディションの結果。久美子と麗奈のすれ違い。心がざわざわする出来事はたくさんあるけれど、全員でが一つになって挑む最後のコンクールは、素晴らしかった!

    アニメ版とは違う展開で、私はこちらの方が好きだったなぁ。あの展開が良いという人もいるだろうけど、私は断然こっち。
    アニメでは最後まで真由のことをあまり好きになれなかったのだけど、小説では、オーディションを辞退しようか

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    2026年05月04日
  • 愛されなくても別に

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     初めて読む作家さんでしたが、テーマが毒親で興味を持ち、手に取りました。テーマが重く、出てくる人みんなが、苦しそうですが、どこか明るく感じられました。

     宮田さんが江永さんと繋がることが出来て、本当に良かった…。家族には恵まれなかった2人にとって、お互いの存在がお互いを支えている。

     私は木村さんのその後が気になりました。

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    2026年04月22日