武田綾乃のレビュー一覧

  • 響け! ユーフォニアム 2 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏

    購入済み

    アニメから入り原作と。
    アニメで語られていない部分もあってより深くキャラクターや世界観を知ることができて良かった。

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    2020年05月06日
  • 君と漕ぐ―ながとろ高校カヌー部―(新潮文庫nex)

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    大会のシーンでは、自分もその場にいるかのように引き込まれら次のページに行きたい行きたいという気持ちになりました。
    君と漕ぐ。この意味がよくわかった気がします。

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    2020年04月18日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編

    購入済み

    面白いですね~

    アニメから入りましたが、小説でより細やかな心理描写に触れられるのもとても良かったです。
    綺麗に王道でまとまったストーリーですが、文章の読みやすさや、「この人なら確かにここでこうするんだろうな」と納得できるように一人一人のキャラがきちんと立っているせいで、ご都合主義の安っぽさや無理矢理感とはほぼ無縁で読み進められました。
    これだけ爽やかな読後感になれるのも久しぶりです。青春系のエンタメ小説としてとても良い作品だと思います。

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    2020年04月17日
  • 君と漕ぐ2―ながとろ高校カヌー部と強敵たち―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    前巻でインターハイ出場を決めた希衣と恵梨香の新ペア。
    舞台は富士五湖のひとつ精進湖の、カヌー競技場での関東大会が中心。
    シングルに賭ける「孤高の女王」こと利根蘭子をはじめ、繊細なパドル捌きで魅せる双子の大森姉妹、山梨からはパワーが武器の神田と堀ペアなど個性的なライバルらが集結。これらの間で繰り広げる、言葉のやりとりと人間関係がなかなか面白い。
    レースの結果はというと・・・。「悔しいです。先輩、私、やっぱり悔しい」(p.297)。

    エピローグでは、利根蘭子の発言が新たな展開を予感させる。その展開も楽しみだが、選手としてではなく大会の後方支援を任されている黒部舞奈の「君と、そしてみんなと、漕ぎた

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    2020年04月11日
  • 石黒くんに春は来ない

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    ネタバレ

    読んでると、え?!そういう事だったの?え?!って感じでどんでん返しの連続で凄く面白かったです。最後、石黒くんは親友の佐々木さんが偽っていたとしてゾクッとしました...ほんとに読んだ方がいいです!!オススメです( ¨̮ )

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    2020年03月04日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編

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    お正月休み中に後編も合わせて一気に読み漁ってしまった。

    久美子が香織先輩に言われた言葉が印象に残る。

    疑心暗鬼に囚われて、いろんなものが恐怖や脅威の対象に見えてしまうこと自分もあったななんて思い出した。

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    2020年01月10日
  • 石黒くんに春は来ない

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    ネタバレ

    とにかく怖い。自分の学生時代はまだLINEなんてものは普及してなかったから、今やいじめはこんなにも進化してるのかと驚いた。進化っていうのはちょっと言葉が違うのかもしれないけど。
    久住京香みたいな子がいたら、私もきっと許せないし、なんかダメージ受けるようなことしてやりたいって思うけど、北村恵たちがした仕返しは立派ないじめで、やってることは久住京香と同じ。いじめをいじめでし返すようなやり方が、本当に正しいのかどうなのか、考えた。

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    2019年12月12日
  • 君と漕ぐ2―ながとろ高校カヌー部と強敵たち―(新潮文庫nex)

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    ながとろ高校4人の心の動き(特に、希衣に対する千帆の気持ちを舞奈に話す場面)がキラキラしてて瑞々しくてイイね。武田さんの真骨頂。「響け!ユーフォニアム」シリーズに比べてメインとなる登場人物が少ないため、関係がシンプルでスッキリしているけれど、若干物足りなさも感じる。他の高校の上級生を「〇〇先輩」と呼んで親しげにしているのは、競技人口の少ないカヌーならではの心理的距離の近さのためか?(自分だったら、さん付けで呼んで「先輩」とは呼ばないなと思ったもので)

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    2019年11月15日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編

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    後始末は?

    今日2月28日 誓いのフィナーレのブルーレイが届いて見終わり、改めてこれを
    読み返し、感動を新たにした。
    どうもやっぱり気になるのは、久美子たちの次世代に繋ぐストーリーで
    誰を幹部に選ぶのか? とか、アンコンへの参加など...
    是非番外編をお願いしたいです。

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    2020年02月28日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編

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     好きな作品ということもあり、やはり三年目は重みが違うと感じた。漂う不安や問題を演出するのがうまいと思う。毎年ながらオーディションは読んでいるこっちもドキドキしてしまう。

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    2019年09月20日
  • 君と漕ぐ2―ながとろ高校カヌー部と強敵たち―(新潮文庫nex)

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    > 君と、そしてみんなと、漕ぎたい。

    p137のこの件で、あぁ「君と漕ぎたい」という想いの物語なんだよなぁ、と遅まきながら合点がいった。

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    2019年08月29日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 後編

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    映画で筋書きはわかっているのに、読んでいるうちに涙が止まらなくなりました。
    原作はより人物描写が丁寧で、わかりやすく感じました。
    映画を待つか原作を先に読むか悩むところです。

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    2019年09月12日
  • 石黒くんに春は来ない

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    何度かお?ってなる展開があってからのどんでん返し。
    こういうひっくり返し方嫌いじゃない。
    ちょっと最後ゾクッとした。

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    2019年07月30日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編

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    ネタバレ

    久美子世代3年間の集大成
    変にひねった物語にせず、王道展開でとても良かった。

    盛りだくさんな内容の中で、卒業生達のエピソードもさりげなくあって嬉しい。

    個人的に感動したエピソードが二つ、一つは恐らく最後になる大吉山のシーンで、映像化されたらとても美しい絵になると想像できる。
    もう一つは、ずっと第三者目線で立ち回っていた黒江真由が、ようやく吹っ切れた久美子に引っ張られて奏と3人で写真を撮られる場面。
    ずっとぎすぎすしていたユーフォ組がようやく和解する象徴的なシーンに見えてほっこりした。

    これで最後かと思うと寂しいが、作者の今後の展開に期待しております。

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    2019年06月23日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編

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    困ったときのあすか大明神、V3のピンチに登場する技の1号、みたいな(笑)

    アニメの、なんだそりゃ、な山登りを大詰めで回収してきたのは、作者も気にしていたのかな?

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    2019年06月22日
  • 君と漕ぐ―ながとろ高校カヌー部―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    天才肌の1年生が入ってきて、努力型の先輩とのコラボでミラクルが起こるような青春部活物としては、『はねバド!』や『風が強く吹いている』とか、天才肌ではないけれど周りへの影響力がある1年生のパターンでは『響け!ユーフォニアム』や『弱虫ペダル』『僕のヒーローアカデミア』なんかを連想。「プロローグ」によってその他の未来の可能性が狭まっちゃうような気がするし、ない方がシリーズ物として長く続けられそうな気もするけれど、あえて変化球なのかな。プールで一緒に練習しているときの千帆と舞奈とか、希衣と千帆が好きなものを店で注文して取り替えっこする場面とか、繊細な心の動きがいかにも女の子っぽいし、女性作家ならではと

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    2019年04月28日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編

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    カバーイラスト観て、誰?、と思ったら、今度は「謎の転校生」ですか…

    先に立華が日本一になったせいで、素直に北宇治が全国金賞なるとは信じられなくなってるけど、そこはおとぎ話らしくハッピーエンドで締めて欲しい、なぁ…

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    2019年04月18日
  • 君と漕ぐ―ながとろ高校カヌー部―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    小学生からのペアが存在する鶴見希衣と今まで一人でやっていた湧別恵梨香が、「"君と"漕ぐ」ことを選択することによって、一方は今までのペア(親友)という呪縛からの解放、もう一方はペアで(他人と)組むことを通して自己を外に向けて解放するお話。
    読み始めは初心者の黒部舞奈のお話かと思っていたが、上記の通りのお話であった。
    同じ時間を過ごしていても、知ることが増えるだけで、分かりあえるわけではない(pp.246-247)のは、まぁそうだよなぁと思った。
    カヌーに対しての基礎的な知識がないため、イメージが少々掴みにくいところはあったが、大会当日、レース前の緊張感は文面を通して伝わってき

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    2019年04月06日
  • 君と漕ぐ―ながとろ高校カヌー部―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    ながとろ高校入学前日に出会った黒部舞奈と湧別恵梨香。二人が入部したカヌー(カヌースプリント)部の先輩で、小学校からオリンピックを目指してカヌーを続けていた鶴見希衣と天神千帆。この4人の少女達の間に生じる人間関係を追う形で話は展開する。

    初対面でも興味を持った人には無遠慮に近付いていく天真爛漫な舞奈(カヌー初心者)。小6での不登校を機にカヌーを始め、人と交わらず大会にも出ずたった一人で漕いできた恵梨香。そして、小学生時代からずっとペアを組んできた千帆と希衣。「千帆と一緒に上を目指す」という想いを抱く希衣と、そんな希衣の想いを「重荷」と感じる千帆のすれ違い。そこに、過去はベールに包まれているが圧

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    2019年03月09日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 後編

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    青春ものっていいなあ。皆が少しずつ成長していくのを追うことができるのって楽しい。2年生編も終わり、ついにかつての1年生が最上級生に。漫画キャプテンを読んでるようだ。

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    2019年03月05日