武田綾乃のレビュー一覧
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読み終わってから気付いたけど、この作者さん「響け!ユーフォニアム」の人なのね!!部活ものっていうか、高校生ものが得意なのかな~
それぞれの人物の描き分けも良いし、気持ちの微妙な動きが現れている言動の描写も上手いです。
利根選手とは、あれしか絡みが無かったけど終わりなのか?…続きがあるのか...続きを読む -
学校の屋上から飛び降り自殺をした朱音と、それに関連する人たちの視点で展開する「なぜ朱音は自殺したのか?」をめぐるお話
ミステリというか、青春小説(カラッとしたものではなく、ドロッとしたもの)、そしてある意味でサイコホラー
朱音はなぜ自殺したのか?いじめはあったのか?ネットに投稿された動画を撮っ...続きを読むPosted by ブクログ -
いよいよ完結! なかなかに感慨深い。最後までとっても面白かったんだけど、話の焦点が自分のパートに転入してきた優れた奏者の真由と主人公久美子の葛藤と、それをめぐる周囲の反応ということに集中しすぎていて、物語が個人的に見えてしまうきらいを感じた。
今までは、主人公が持ち前の共感力で部内のいろいろな人間関...続きを読むPosted by ブクログ -
キャラクターそれぞれが求めるものに葛藤を設定することで、ぶつかりあう人間関係をどう解消させていくか
というドラマづくりはこれまでの作品同様。
ここでは主人公が中間の二年生になるので、これまでにはなかった真ん中の視点から
同じユーフォパートの「実力はまだそれほど高くないけれど、人間的にはよくできた先輩...続きを読むPosted by ブクログ -
青春だねー。コミックは小説の冒頭3冊分で終わってると思うけど、そこまで読んで面白い人なら、2年3年も、サイドストーリーも、面白い。アニメは観てない。Posted by ブクログ
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久美子3年生編。
部長としてまた高校3年生としての悪戦苦闘。
部長としてきちんと部をまとめられるのか、進路をどうしたらいいか、そして新加入の黒江真由に立場を脅かされるのではないかという恐れ。
何か一歩踏み外せばズタズタになってしまうのではないかという久美子の気持ちが伝わる。Posted by ブクログ -
吉川優子の代を中心とした短編集。
こういう短編集があることで、『響け!ユーフォニアム』シリーズは久美子が主人公であるが、吹奏楽部部員達の群像劇でもあるということを再確認できる。
十一章めの卓也と梨子の話がお気に入り。Posted by ブクログ -
☆「その爪先を彩る赤」(武田綾乃)
生徒会でこき使われてるボクっ娘が、多重人格と言い張る理事長の娘とともに、演劇部の小道具(赤い靴)盗難事件の謎を追う。
☆「東雲高校文芸部の崩壊と殺人」(斜線堂有紀)
文芸部の部室で部員が殺された謎を、奇人の部長が解く。ほのぼの系が多い中で、オチの付け方など、か...続きを読むPosted by ブクログ -
『響け!ユーフォニアム』本編で少しだけ登場した、久美子の中学時代の友人梓を主人公にしたスピンオフ。
本編では触れられなかった、マーチング強豪校立華での梓の出来事。
梓とあみかは共依存のよう。
能力のある後輩が部内に波風を立てないよう、梓が社交に気を配る様子が苦しかった。
そういう意味では、高坂麗奈...続きを読むPosted by ブクログ -
五人の作家達が、高校生の青春をテーマにしたミステリーです。
初めてアンソロジーという作品を読みましたが、それぞれの作家さんの色が出ていて、面白かったです。今までの作品から出てくる雰囲気や構成が滲みながらも短編に仕上がっていて、1つで5つの味を味わえました。
「その爪先を彩る赤」 武田綾乃
演...続きを読むPosted by ブクログ -
それぞれの作者の個性が出ていて面白かったですね。
東日本大震災を舞台にした「願わくば海の底で」は考えさせられましたね。あの状態で何ができるのか。推理小説だけにとどまらないものがありました。
学生時代は一度きりだけど、人生は続くわけで、その一時だけが特別とも思わない私ですが(学校大嫌いだったし)、...続きを読むPosted by ブクログ -
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粒ぞろい、とはこのこと!
全5編、どれも楽しく読めました。だいたいアンソロジー読むとその中から気に入った作家さんのを見繕って2、3冊買ってしまうんだけど…さて…
「その爪先を彩る赤」武田綾乃
出ました百合ミステリ。あ、百合って部分ネタバレだけどいかにもな疑似餌だからそれくらい大...続きを読むPosted by ブクログ -
ザ・青春!!!
ぶつかったり、受け止めあったり。
めちゃくちゃ爽やかで素敵な青春!
みんなが大切な時間をかけて、心でぶつかりあっめ音楽を作り上げていく過程が素敵やった。
緑輝の性格素敵やなぁ。Posted by ブクログ -
スポーツものというには女子萌え感というか、百合感というかで、ぐりぐりやって来る訳だけれど(武田さんだから……笑)
特に神田・堀ペアはもう、ご馳走様というか、犬も食わないというか、勝手にやっとれというか(ああ見えて真剣に悲しんでいるとは勿論思う)。
でもほんと良かったねってなる爽やかすぎる着地で、なん...続きを読むPosted by ブクログ -
響け!ユーフォニアムシリーズスピンオフの後編。吹奏楽コンクールが終わり、いよいよマーコンが始まる。しかし、すんなりとはなかなかいかない。梓とあみか、そして中学時代の友人の芹菜との関係は? 未来先輩にもとんでもないハプニングが。
エピローグが物足りない。あと4冊くらいは書いて欲しかった。
話の内容には...続きを読むPosted by ブクログ -
「響け!ユーフォニアム」シリーズのスピンオフ。本編にもチラチラと登場してた久美子の中学時代の同級生で、トロンボーン吹きの梓が主人公。マーチングをやりたい彼女は久美子とは違うマーチングの強豪、立華高校に進むが、そこにもいろいろな人間関係があり、いろいろな出来事が起きる。
まあ、前半なので、私には誰が誰...続きを読むPosted by ブクログ -
インターハイの終わりと共にキャラ説明が終わり、これからの話のフックがそこここに撒かれて、やっと話が動き出してきた感。先が楽しみ。Posted by ブクログ
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スピンオフ。久美子たちが1年生の冬、定演と立華との合同演奏会の中編2作がメイン。思わず定演の曲はYouTubeで全部聞いてしまった。読む順番が逆になったが、久美子たちの3年までが分かっているので、逆に面白いところもあったPosted by ブクログ
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遂に完結。久美子の悩みは解決されたのかはわからないが、未来を生きる糧になったようだ。麗奈や緑輝、滝先生の気持ちも知りたい気がした。Posted by ブクログ
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遂に主人公たちは最終学年に。私の高校時代のクラブ活動からは想像もつかないが、100人を越えるクラブの部長は本当に大変。私の母校の器楽部も県では名門だったので、それくらいの規模だったので、大変だったろうな。部長って誰だったっけ? 私自身のクラブは3年生は8名で、私は部長でもないので、大変気楽だったなあ...続きを読むPosted by ブクログ