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うちとペアを組んで、オリンピック目指さへん? 突如ながとろ高校にやってきた、孤高の女王こと蘭子の誘いに戸惑う恵梨香。パートナーの希衣の思いも複雑だ。葛藤を抱えた彼女は一人、コーチの芦田のもとを訪れる。そしていよいよ八月。インターハイ会場・長良川にやってきたカヌー部四人。恵梨香はシングルで蘭子に勝てるのか。そして希衣とのペアで、優勝をもぎ取れるのか――。
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Posted by ブクログ
恵梨香が医大にいくとかの話になって来て、親近感を持った。私の娘も小学6年生からの全日本の常連だった。 医学部の先輩にはショパンコンクールの上位入選者もいた。娘はオリンピック無理だったけど、医学部多才な人多いよ!東京オリンピックだって1年早かったらハードルで大学医学部の後輩が選手になるはずだった。翌年...続きを読むの選考会は無理だったけど。 夏休み初日、ながとろ高校の練習に蘭子が乱入した。文部科学大臣杯の時に、一緒に組んで世界を目指そうと恵梨香に誘いをかける。 ギリギリまで恵梨香は迷うが、蘭子と試しに乗ってみる。とても早い。ようやく決心を固める。一方千帆は製菓の専門学校に行こうと思っているらしい。恵梨香は医大に行くらしい。 芦田は希衣にも指導を始める。岐阜の長良川でインターハイが始まる。
孤高の女王と呼ばれる利根蘭子が部をかき乱す 恵梨香ちゃんをペアへ誘ったから 彼女と漕いだことですぐに決心をするも、複雑な先輩への気持ち それでも最終的には受け入れ合うのが、部活動らしくて本当に良いな 先輩後輩の関係や3年間の関係 その中で一生のものを手に入れる人もいるんだろうなって感じられる 誰と...続きを読むペアになるか、ということ 相性が良い人と、好きな人と、そして強い人と 選択は様々で、だからこそもどかしい 実力なら強い人と組むべきでも、複雑な人間関係で思い悩んだり 何かをするってことも本当に様々だ 好きだから続ける人もいるし、高みを目指すために続ける人もいる、多分暇だから続ける人もいるかもしれない そんなそれぞれの思いを覗けるような今巻かなって思った どの選択だとしても、ひたすら前に漕ぐ姿が本当に美しい 舞奈ちゃんの願いである4人でやるフォアをやりたいってこと 私も彼ら4人が一緒の艇を漕ぐところを見たいな その姿が描かれるのかどうか楽しみだ
自分が勝ちたいからペアを千帆から恵梨香に変えた希衣。そして、オリンピックを視野に入れ、高校生の枠を超えてペアを組もうと持ちかける蘭子。武田さんは本当に女子の心理とキラキラした描写がやっぱり上手いです。 皆んなが思い通りにはならないけれど、皆んな輝いててとても爽快でした。
カヌーの関東大会やインターハイでの試合を通じて次第に登場人物が増えてきました。みんな個性的で楽しい。いよいよ主人公も新人大会が始まります。4巻での展開が楽しみです。
とりあえずGWに秩父に行く予定を入れました。 とりあえずGWに秩父に行く予定を入れました。娘と二人で自然を楽しんできます。もちろん、カヌーにも乗りたかったのですが、娘の興味がなく断念。いつかチャレンジしてみたいです。3巻も面白かったですが、そろそろ違う本を挟もうかな。。
武田綾乃さんの作品を読むのは、このシリーズが初めて。 実はこれ、「新潮文庫」じゃなくて「新潮文庫nex」だそう。確かに読んだ印象は、ライトノベル的だ。ただ先述の通り、これが武田綾乃さんの作家性なのか、レーベルによるものなのかはわからない。 何となく『君と漕ぐ』というタイトルがしっくりしてきた感があ...続きを読むる。 だけども、だからこそ、(1巻の感想でも書いたが)カヌーに乗る描写をもっとして欲しいと思う。本文よりも、カヌーに乗るということを語っているのは、表紙のイラストのような気がしてならない。 読んでいて思い出したのだが、私はかつて野田知佑さんのカヌー紀行本をいくつか読んでいたのだった。 もしかしたら、カヌーから見える世界にどこか憧れがあって、この『君と漕ぐ』を手にしたのかも知れない。 個人的には、このカヌーの世界とながとろ高校カヌー部(特に恵梨香を中心とした人間模様等)を「新潮文庫nex」ではなく「新潮文庫」として読んでみたい。
第1巻でインターハイ出場を決めた希衣と恵梨香の新ペア。第2巻で富士五湖のひとつ精進湖のカヌー競技場での関東大会。そして第3巻では長良川で行われたインターハイ全国大会へと進む。 物語は、小学6年で不登校になり、こつこつと練習しながらも圧倒的な実力をもつ一年生恵理香、その恵理香と文部科学大臣杯でペアを組...続きを読むんでトップ(オリンピック)を目指そうとに誘いをかけてきた他校の利根蘭子、二人のペアを本心では快く思っていない主将希衣。高卒後の進路が異なる3人の微妙な心理が描かれる。 希衣がコーチ芦田に個人レッスンの約束を取り付けに行ったときに受けた「身体の基礎作り」のレクチャーはとても参考になる(pp.149-156)。トップ選手を目指すには、このような知識も必要なのだと。 ところで、インターハイの結果はというと・・・。(p.250, 259)。 「来年はフォアでも目指そう。黒部(舞奈)さんも入れて、4人で」という言葉に、チーム競技としてのカヌーが、個性豊かな4人―特に希衣―をどのように成長させていくのか。楽しみだ。
インターハイの「ペアで誰と組むか問題」。どうあるべきかはみんなわかっているけれど、それと、どうしたいかが人によって違う場合の、若者ならではの葛藤。大人になるとそこまで入れ込まなくなるんだよなあと少しさみしい気分になった。若いっていいね。
スポーツものというには女子萌え感というか、百合感というかで、ぐりぐりやって来る訳だけれど(武田さんだから……笑) 特に神田・堀ペアはもう、ご馳走様というか、犬も食わないというか、勝手にやっとれというか(ああ見えて真剣に悲しんでいるとは勿論思う)。 でもほんと良かったねってなる爽やかすぎる着地で、なん...続きを読むて清々しいラストシーンなんだ! 突き抜けてた。すてき。 蘭子さんはあすかせんぱいみたいだけど、こわくて構えちゃう感がちょっと強いかなあ。。 恵梨香は麗奈みたいだけど、わたしはこちらの方がサービスにちょろく引っ掛かってしまう。 他の作品はそんなことないのに(確か)、何故か本シリーズとユーフォは上記二人を筆頭にキャラクター造形の印象がかぶり易い。 だからだめってこともないけど、女子たちの部活ものだから?? 恵梨香がすき。 個人商店で店主に声を掛けられるとかオマケとかされるよりコンビニで客Aでいたいって話、比喩じゃない意味で(だめか)わかりすぎておどろく。 買い物中に無個性でいたい、認識されたくない。同意。人間の温もりを感じるのが気持ち悪い。さもありなん。 生活の為のカヌーはやりたくないというのも、自分版で具体的に当て嵌めると重なりはしない感じだけれど、回路としてわかりそう。 ベースの人慣れしていない性格に共感する。 恵梨香が楽しそうだとすごく嬉しくなって、共感を飛び越えて赤ちゃんを見守っているような感覚に突入する。笑 無垢すぎるでしょ……! 希衣が「幸せな家の子って感じする」という舞奈が、離婚家庭の子であるらしいことが、印象的。 そう言われて斜に受け取って見せない舞奈もああ舞奈だなあって感じだし、まあ、ひとってきっとそんな風に受け取り合ってる。 良いとか悪いとかじゃなくてふつうにそういうものだってストンと納得がいく。 なんでもかんでも深入りしたりしないし、することが正義とも限らない。 舞奈も、べつに見せないようにむりに頑張っちゃっている訳でもなければ、誰も彼もに見抜いて欲しいとも思わないだろうし、(なんなら離婚家庭ですって若干恥だし(?)(振られれば答えるけど))、事情ってむずかしい、、 このシーンの希衣に対してわざわざ攻撃的にはなりたくないんだけど、彼女は想像力が足りないってことになるのかなあ。。 そういう希衣さんちはこの巻では作中上位の幸せな家庭に見えるし、彼女自身個人商店の温もりをすきだと言えるような健やかさんだから、ああああ若いいい。 彼女がこじらせているのは、家庭問題じゃなくて過去における友人とか才能とかのあれだよね……?ちがったかな、、 ともあれ、離婚に傷付いていない子供なんて、いない気がするんだ。 離婚という結果=悪というよりは(如何にも無理をされてもつらいし)、そこに至らざるを得ないような不動の不仲が、かなしくない訳がなくない? それを外から「不幸」と言ってしまうと何だかずれてしまうけれども。 色んな子の理想通りの偶像は有り得ないみたいな様を描いているとは思うのだけれど、「ペアを解消した二人が普通の顔をしていたら嫌だ」は強烈。。 「だって応援してたから」。一方的な自己都合だと舞奈はわかっているのだろうか……。 なんかその分野の高みを目指す清らかな関係性がぎゃくに歪む発想。だからけっこう、良心的扱いな舞奈も、油断のならない子だ。 外野じゃなければ、堀みたいのも、うんうんって聞けるんだけど。。 余談。 わたし中身こんななのに()周囲から見た印象は千帆だろうなあと、妙に、思う。。 キャラクターに重ねるとかうすら寒いとは思うんだけど、でもしっくり感が強くて、するんと無視出来ないというか何というか、……とてもめずらしい。 恵梨香の場合は、重ねるとはちょっと違う。つもり。あくまで部分的、というか重ならないだろう天才美人だぜーむりー
インターハイの終わりと共にキャラ説明が終わり、これからの話のフックがそこここに撒かれて、やっと話が動き出してきた感。先が楽しみ。
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君と漕ぐ3―ながとろ高校カヌー部と孤高の女王―(新潮文庫nex)
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武田綾乃
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