武田綾乃のレビュー一覧

  • その日、朱音は空を飛んだ

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    なんだかとげとげした気分だったので、とげとげした本を読みたくなって選んだ本。
    珍しく前情報をほぼ入れずに読んだら、まさかの胸糞エンドでした。刺さる、引きずられる、、。

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    2025年08月13日
  • 青い春を数えて

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    すごくきれいな青春。高校生だからこそ持つ不安や焦り、葛藤。すごく小さいことで漠然と「しにたい」と考えてしまう感情の整理がうまくできないあの感覚。
    彼女たちにとって、大人になっても大切だと思う数日間を切り取ったような美しさがあった。
    武田綾乃さんは、高校生の感情の動きを言語化するのがお上手なのだろうな。
    正直、思っていたほどの青春は浴びられなかったけど、自分の高校生活はとてもキラキラした日々だったことを再確認させられるどころか、より宝物になったように感じた。
    こう本書を振り返っている時にじわじわと温かい気持ちになるのが不思議。アニメ『花は咲く、修羅の如く』の原作を担当していたようで…!出会えたことに感謝。

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    2025年10月11日
  • 飛び立つ君の背を見上げる

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    爽やかでリアルで素直で愚直で、普通の女子高生たちのありふれた卒業までのカウントダウンだからこそ、読むと元気が貰える、そんな感覚を残された。本編では知れない彼女らの思い出を小説という形で読めたのが嬉しかった。

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    2025年07月01日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編

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    最後の終わり方がとても綺麗な小説だなと感じました。


    小説の中でお気に入りの言葉

    「誰かは誰かにとって、特別。」

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    2025年06月20日
  • 彼女。

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    またしても斜線堂有紀だ。
    今回は『百合である値打ちもない』で殴ってくる。
    確かに「釣り合いが取れているかどうか」って無視できない。
    だけど圧倒的なビジュアルの差はそう簡単には埋められない。
    多分これ、男女だったらスルーされてる部分だと思うんだよなあ。
    恋愛は二人でできるのに、その関係は社会的に認められないといけない。
    だから「絶対に認めさせる」という二人の覚悟と言動に思いがけず涙が出た。
    他にも面白い作品があったはずなんだけど、もう全部吹っ飛んでしまった。

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    2025年06月17日
  • 愛されなくても別に

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    映画化ということで、積読から、引っ張り出してきました。初読作家さんでもあります。
    テーマは重いように感じましたが、読んだ感じは想像しやすく、同調しやすくて読みやすかったです。
    傷付きたくなくて尖っていたあの頃を思い出しました。

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    2025年05月21日
  • 響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 後編

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    こうなんかなああなんかな〜って思いながら読んでた前編の伏線が後編ではっきりしすぎてちょっと嫌!!!母子家庭育ちなのがしっかり性格に出ちゃうね梓ちゃん。
    頑張りたくても頑張れない瞬間の悔しさとか、一年生の頃から見た三年生の大人っぽさとか、努力が才能に勝らない現実とか、懐かしくなった。演奏が文章で入ってくる新鮮さも良くって人間関係の描写と共にしっかりと部活感感じれた後編。

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    2025年05月18日
  • 響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編

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    梓があみかに頼られることに対して必死すぎるように見えた。私の友達にも、頼られることで自分が肯定された気持ちになる、自分に価値があるように思えるっていう人がいてすごい重なった。たくましくまっすぐな梓という印象が強いけど、芹那から言われた一言がトラウマのように心に残ってる部分もあり、実は自分に自信がないところもあるんかな。弱みを見せたり言語化したりするのが嫌というプライドもあって、自分を保つために前向きな上昇志向な言葉を口に出すようにしてるのかも。

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    2025年05月17日
  • 花は咲く、修羅の如く 1

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    雑誌「ウルトラジャンプ」で連載中のむっしゅ(漫画)、武田綾乃(原作)による「花は咲く、修羅の如く」の第1巻。2025年にTVアニメが放送。朗読好きな春山花奈が高校の放送部に入り、仲間たちと成長していく姿を描いたお話。武田氏が思春期の学生を描いた時の凄みはハズレがない。今回は朗読やアナウンスをどうやって絵で表現するのかと思いましたが、むっしゅ氏の表現方法は新鮮な驚きでした。キャラ絵もとても魅力的。ユーフォ好きな人は確実にハマる気がする。そして、武田先生の放送部を題材にした短編「白線と一歩」もおすすめ。

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    2025年05月06日
  • 響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 後編

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    武田綾乃さんは女性のどろどろした感情を描くのがうまいなーと思う。快活な主人公のギャップのある心情描写が良かった。

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    2025年05月03日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ

    購入済み

    アニメで気になって購入しました。
    作者が京都出身の方なので、関西弁が自然なもので良かったです。
    続きも気になります!

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    2025年05月03日
  • 響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編

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    学生時代に読んだのを再読。
    吹奏楽も、マーチングも経験していたから懐かしい。
    こっちのシリーズ好きだからアニメ化してほしいな

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    2025年04月12日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 後編

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    色々と衝撃的な後編だった。
    まず、吹奏楽コンクールがダメ金という結果に終わってしまったこと。どんなに納得のいく演奏をしても、それ以上に他校が上手かったらしょうがない。それは分かってる。物語の主人公がいつも勝てる訳ではないが、ここまでリアルなのか…。ダメ金だって銀賞、銅賞に比べたら凄いんだけど、でもやっぱり全国まで行けなかったという悔しさの方が大きい。これはますます久美子たちの最後の年に全国で金を取るという期待を高めてきているが、3年生にはもう後がないんだよね…。

    次に、久美子が新部長に抜擢され、部長としての職を全うするために秀一との別れを決心したこと。
    真面目すぎるんだよ久美子は…。久美子のことをよく知っていてサポートしてくれる秀一は、何にも代えられない存在なのに。そんな久美子の気持ちを分かっていて別れを受け入れた秀一、頼むからちゃんと1年、久美子のことを待っててくれ!と思う。

    「波乱の第二楽章」は、本当に大変なことばかり起きた。2年生って普通はもっと中弛みする時期なんじゃないのか?久美子たちに至っては全くそんな様子ないけど。

    みぞれと希美の問題が一段落したことが、この巻唯一の安心剤だった。知らないうちに相手のことを少し下に見ていたのに、気づいたら相手の方が自分より上手くなっている…という展開は自分の学生時代のときと重なり胸が苦しくなった。相手が仲の良い友達だったらなおさら苦しい。音楽の場合は、どんなに努力しても"才能"という壁があるのは分かるが、それでも努力していれば何とかなったのではないかと思えてならない。

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    2025年04月06日
  • 飛び立つ君の背を見上げる

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    ユーフォロスの流れで。夏紀先輩が主人公のスピンオフ小説。
    愛おしくてたまらない思春期感と優子との関係の尊さ。

    本編では他者からの眼差しである「いい人」たる彼女を見ることが多かったけどその内面が描かれることで他の一人ひとりにも同じように個々の想いや物語があるのだろうなと思わされ、よりシリーズ全体に奥行きや息づかいが感じられるようになる。あのシーンで本当はこんなことを考えていたんだろうあんとか想像が膨らむ。

    卒業式前後の心情を見事に切り取っていて読んだ人はきっと自分の当時のことも思い出してしまうはず。

    矛盾を抱えた不器用さや自分のことをいい人じゃないと思いながら悪者にはなれないピュアさを持っている夏紀が心から愛おしい。

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    2025年04月06日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編

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    久美子たちもとうとう2年生か。頼りにしていたあすかが卒業し、1年生が入ってきて、久美子にも可愛い後輩(奏)ができる。久美子、大丈夫かなと思いきや意外にしっかり周りを観察していて、人間関係のいざこざにもしっかり対処できていた。え…ぼんやりしている様に見えて優秀やん…。

    奏ちゃんはなかなかに曲者で、演奏者として腕は良いし、人当たりも良いんだけれど、苦手な先輩には冷たい態度だったり、同学年の求が嫌がることを本人にわざと言ってしまったりする。こんな後輩いたら非常に扱いづらい…
    で、奏より演奏技術の低い夏紀と奏の仲もお世辞にも良いとは言えなくて、コンクールの選抜オーディションで一悶着起こる。
    これ、奏も夏紀も互いのことを思いやっているからこそ起きた揉め事なんだよね。学生時代、自分を最優先してた私は、奏にも夏紀にも頭が上がらない。
    精一杯やって、久美子含めユーフォ全員でA部門出場という結果が出たことを嬉しく思う。

    本シリーズって、予定調和という言葉がなく、コンクールに出場できるかできないかも発表まで本当に分からない。なので、久美子たちと一緒に毎回、結果を聞く(読む)ときはドキドキする。
    いよいよ下巻では吹奏楽コンクールが始まるが、これも無事金賞が取れるかは分からない。(そこが面白いんだけど。)

    人間関係のわだかまりも完全に消えた訳ではなさそうだし、下巻もまだまだ波乱の予感がしている。

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    2025年04月03日
  • 愛されなくても別に

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    家族ほど難しい愛はないと思う。
    血が繋がっていれば家族か、
    戸籍が一緒なら家族なのか、
    生まれた時からそこにいる人間ってだけで
    愛し、愛されなければならない。
    私自身も家族全員を愛せている訳じゃない。
    母親と兄さえ生きていてくれれば
    父や祖父母はどうだっていいと考えてしまう

    愛されなくても別に、君が居れば。
    そんな相手に私も出会える日が来るだろうか

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    2025年04月01日
  • 愛されなくても別に

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    愛されることよりも愛することができることにこそ愛がある。2人が心の奥底で繋がることができ、そこに守るべきものを感じられるようになって良かった!シスターフッド物語としてすごく丁寧。過干渉親を持つあの子がどうなってしまったか心配なのが心残り。

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    2025年03月30日
  • 愛されなくても別に

    購入済み

    新自由主義の弊害

    全てが自己責任に帰結される社会になって久しい。
    人類が生き残ってきた共同体の意味が否定される世界の未来は決して明るくない。
    プロパガンダに踊らされずどんな社会で暮らしたいのかを考えるべきだと思う

    #共感する #深い

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    2025年03月02日
  • 響け! ユーフォニアム 3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機

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    捉えどころのない完璧なアスカ先輩の内面が、この巻では描かれていく。

    お父さんに聴いて欲しくて続けたユーフォニアム。最後に、その願いが叶う。

    「よくここまで続けてきたね。美しい音色だったよ」
    お父さんからのメッセージで号泣。

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    2025年02月21日
  • 愛されなくても別に

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    私は誰かに愛されること(恋愛)で自分の存在を確かなものだと思うことができた。よって思春期から24歳の今まで恋人がいなかった時期はほとんどない。

    友達なんて私のことを好きかは分からない。とりあえず今求めていることを得られるから一緒にいるだけかも。他人なんてもっと不信。
    恋人は私のことを愛している限り、横にいてくれる。分かりやすい関係だから、私は私であっていいんだと安心させてくれる。

    自分が弱く、でも強がりたい、負けず嫌いであることは重々承知。強くなりたくて、勇気を出して好きではなくなった彼氏とは別れ、1人で生きるぞ!と毎度心に決める。しかし私はやはり弱く、すぐに私を好いてくれる人の腕にすっぽり収まってしまう。

    本書は「愛されなくても、自分が愛することができれば、孤独でない」と語っている。私の憧れる強さを宮田と江永は持っていた。

    本書を読んで、強くなりたいと本気で志すことを期待していたが、やはりどこか他人事で「かっこいいなあ」しか出てこない。

    結局、寄生しながら生きていくのが私のスタイルだと開き直った。(笑)

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    2025年02月19日