武田綾乃のレビュー一覧
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「響け!ユーフォニアム」シリーズのスピンオフ短編集。
久美子以外のいろんな人たちが取り上げられて、楽しい作品。
誰もが応援してしまう卓也と梨子の優しい関係が好き。ニマニマしちゃうな〜。二人のこの先も読んでみたい。
夏紀と優子とか、香織とあすかとか、いろんな視点が楽しいよね。
中編のアンサンブルコンクールも好き。
メンバー決めの問題とか、少人数だからこそ目立つ個人の技量の差とか、いろいろあった上での校内演奏会。葉月とつばめの演奏の上達と、それを支える仲間たちがいいなぁ。個人的には、管楽器のアンサンブルの中で、唯一の弦であるコントラバス二重奏が聴きたい。 -
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久美子2年生編。
あちこちの人間関係のあれこれがいろいろ描かれている。なかなか難しいですなぁ。でも眩しい。
みぞれと希美の関係については、アニメよりも深く描かれていた。特に希美の暗い部分も描写されていたのが読んでいて辛かったけど、それを乗り越えた友情が続くといいなと思う。
最後にはみんないい関係になって、気持ちよく読み終えられた。
加部ちゃん先輩が、いいキャラクターだなぁ。
あと、アニメでははっきり描かれない、久美子と秀一の関係も、原作では少し踏み込んで描かれるのが新鮮。あくまで部活が中心だから、スパイス程度だけど。
次はいよいよ3年生! -
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「響け!ユーフォニアム」シリーズのスピンオフ。
マーチングの強豪校、立華高校の吹奏楽部が舞台。久美子と中学の吹奏楽部で一緒だった梓が主人公。
人に頼られることに存在意義を感じ、人に頼ることが苦手な梓。友達との付き合い方って、学生でも大人になってからでも、難しいよねぇ。梓が心から笑えるようになって、よかった。
彼女の母親への気の使い方が異常ではないかと、けっこう心配だった。いつもいい子じゃなくても、いいんだよ。
音楽への向き合い方も、ストイックすぎて、ちょっと心配になる。いろいろ危うい子だなぁ。
描かれなかった二年間で、そのあたりも成長したのだといいな。 -
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青春は、音とともに――それぞれの想いが響き合う、ひと夏のハーモニー。
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人気シリーズということで気になって手に取った『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』。聞いてみると、まるでアニメのようにテンポがよく、軽やかに物語が進んでいきました。朗読を担当する声優さんの表現力も素晴らしく、まるで登場人物たちが目の前で演奏しているかのような臨場感があります。
自分は吹奏楽とは縁のない学生時代を過ごしてきましたが、それでも彼女たちの「本気で何かに打ち込む姿勢」や、仲間とのぶつかり合いの中で少しずつ成長していく姿に、どこか懐かしい青春の感触を思い出しました。
音楽を通して描かれる“努 -
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毒親を持つ、宮田 陽彩(みやた ひいろ)、江永 雅(えなが みやび)、木村 水宝石(きむら あくあ) の三人の女子大学生たち。
浪費癖の強い母親と二人暮らしし、バイトで月20万円稼いで8万円を母に渡す宮田、父が殺人犯で母に身売りを強要される江永、過干渉の母から逃げて宗教に入った木村。
そんな宮田は、母にお金を盗まれていると知り家出する。
そして、江永と一緒に暮らし始める。
本書を読み進めるにつれ、それぞれ違う家庭環境だが、どの母親も酷くて心が苦しくなった。
そういう親と上手く付き合ったり仲良くするような、お花畑的な世界ではなく、逃げてもいいし、向き合わなくてもいい。愛されなくても別に生