武田綾乃のレビュー一覧

  • ここはこどものいない国

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    未来にこんなこと起きるんだろうか?普通って、一番わからない。何が普通かなんて、いつでも変わっていくから。その時に一番大多数の意見が支持されていく。その中で、自分の考えを押し通すのは難しい。合っているのか、正しいのかもわからないのに。本能は、正しいのかな?正しいのか正しくないのかという判断がちがうのか?

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    2026年07月21日
  • ここはこどものいない国

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    デストピアによくある設定で「工場で生まれてくるこども」があるが、そこに加えて愛玩動物的な「人間の赤子」という存在がミソ。なるほど、この設定は新しい。

    こどものいない国。現代のようだし、「こどもがいない国」ではなく「こどもしかいない国」ではないのだろうか。誰も育児をしないし、こどもに関わらない世界の「大人」ってなんなのかな。工場を出たら大人なのかしら。

    主人公は反出生主義のようで、登場自分たちの中で一番命の誕生と成長の過程を大切にしている。本人はけっして認めないだろうけど、きっといい親になるだろう。

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    2026年07月18日
  • ここはこどものいない国

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    人間が工場で生産される2226年の日本で、自然妊娠で生まれ家族を捨てた美奈子と、工場生まれで子供を産みたい伊藤を描いた作品。

    「人間が工場で生産された未来」という設定に惹かれて手に取った1冊。

    人間の3大欲求がコントロールされても、人間の庇護欲は残されているというのが面白い。

    成長しない、泣かない、排泄の世話も日に2回でOK、ミルクも自分で飲む、品種改良されたペットベイビー。

    庇護欲を満たす存在であるPBが、赤ん坊の手間がかかる部分を排除し、愛らしい存在を極めているところに、人間が欲を満たすために生きている動物だということを表している気がする。

    妊娠・出産が罰ゲームのようになってきて

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    2026年07月15日
  • ここはこどものいない国

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    ここは約200年後の日本。それは子供のいない国。
    本作で描かれている世界では人間が三台欲求を克服し、全てが効率化され、無駄を省いた生活を送っている。そんな世界で流通しているのが赤ちゃんの見た目をしたペット。通称PB(ペットベイビー)
    しかし、本能に従い自然出産を望む人々も描かれている。便利になれば幸せなのか?無駄を省けば身軽になるのか?そうではないですよね。
    不便だから工夫し、助け合って生きていく。無駄な動作=不必要とは限らない!
    進化を望めば、人の温かみや幸福度を失う。本末転倒な気がしますが、求めた先に冷徹な未来が待っているとしたら僕は今のままの生活が続けばいいと思う!

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    2026年07月13日
  • ここはこどものいない国

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    愛は温度という言葉を大切にしたい。
    人の命は儚くて脆く美しい
    自分の好きな人たちを大切にしたいと思えた。

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    2026年07月06日
  • ここはこどものいない国

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    人間が工場で生産される2226年の日本。安定と引き換えに三大欲求を失った社会で、自然出生を望む人々を描く。

    人が集まって社会が形成されたはずが、社会を維持するために人をモノ化している未来像。かわいいだけのペットと化した「赤ちゃん」が恐怖。
    徹底して不安定さを排除した近未来では、妊娠や育児、手料理等は「異常」とみなされる、という視点に価値観を揺すぶられる。言われてみれば…?が続く読書体験でした。

    実際は、人間生産が続けば「正解」が淘汰されて似たような人ばかりになり、社会/生物として弱くなって破綻しそう。人口に合わせて社会の在り方の方を最適化していく今が正しい。
    理不尽に翻弄されながらも「人間

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    2026年07月04日
  • ここはこどものいない国

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    思考実験としては面白い。現実味は薄い。生物として絶滅するほうがありえるように思う。生きてる意味あるのかなぁ

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    2026年06月30日
  • ここはこどものいない国

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    AIの進歩により暮らしの部分では未来的にこんな世の中になっているのでは?と現実的に思えてしまいました。出産する環境によって子供の人生が違ってくる事になってしまう世の中は怖いと感じました。

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    2026年06月28日
  • ここはこどものいない国

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    人間の三大欲求(食欲・性欲・睡眠欲)を克服した近未来ディストピア小説。
    ディストピアというと希望がない世界のように感じるが、最後にひと筋の希望をいだかせてくれる小説だった。

    人間の「工場生産」という設定がちょっとマトリックスっぽいけれど、地方と東京、「自然派」と呼ばれる人たちのコミュニティ設定など、なかなかリアルで200年と言わずもう少し近い未来にこうなっているのでは?と思わされる。

    時系列が若干複雑で、過去と現在がいったりきたりするので少々読みにくいところがあるかも。

    200年後の日本は一体どうなっているのだろうか...。

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    2026年06月28日
  • ここはこどものいない国

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    舞台は2226年、200年後の東京。

    三大欲求(食欲・睡眠欲・性欲)が制御可能となりペットベイビー(PB)と呼ばれる愛玩赤ちゃんが工場で量産される世界が描かれる。

    読み進めるほどに、背筋の奥が冷えていくような感覚に襲われた。

    令和の今でさえ、ネットの普及によって便利さと引き換えに何かを失っている気がするのに、この無機質な未来世界には思わずゾッとしてしまう。

    手がかからず、従順で、都合よく作られた赤ちゃんを育てる姿は、大人のエゴにしか見えない。

    欲望や感情に揺れながら生きることこそ人間らしさの根幹なのだと強く感じた。

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    2026年06月23日
  • 愛されなくても別に

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    ネタバレ

    オーディブルで聴いた。
    宮田の親も、江永の親も、子どものお金を使い込んだり、家事をさせたり、働かせたりと毒親すぎて、自分は恵まれていたんだなと思った。
    江永と同棲を始めるところは少しワクワクした。
    江永のが、もう自分は子供を産めないと思うと言っているところは悲しかった。もはや虐待だよな…と思った。

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    2026年06月18日
  • 可哀想な蠅(新潮文庫)

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    可哀想!良い人?悪い人?
    同情?「頼ってないし」
    上へ目線?理解不足?
    読み方によってはどちらの目線で感じるかでも
    大きく異なる!でも「怖!」

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    2026年05月15日
  • 世界が青くなったら

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    ネタバレ

    最後は時間軸が違う亮(ミツル)と佳奈が残ったというか出会った訳ですよね。
    厳密には、佳奈が会いたかった亮じゃないんだよなあとちょっとモヤモヤ。

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    2026年05月12日
  • 嘘つきなふたり

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    自分も空っぽな人間だから、すごく刺さる言葉があった。
    正解のない問題に丸つけできるのは、最初から最後まで自分しかいない、自分で選んだことにも選ばなかったことにも責任やら結果やらは付いてくるので、自分で考えて後悔ない選択をしていかなくちゃな〜と思った。

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    2026年04月19日
  • 愛されなくても別に

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    そうか、そうだな!
    愛されなくても別にいいのだ!!

    「親」それも「毒」のある。
    重い内容のはずが、妙にリアルでドライで、そして言葉が深くて、スカッとした気分になれました。

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    2026年04月11日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話

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    「響け!ユーフォニアム」シリーズのスピンオフ短編集。

    久美子以外のいろんな人たちが取り上げられて、楽しい作品。
    誰もが応援してしまう卓也と梨子の優しい関係が好き。ニマニマしちゃうな〜。二人のこの先も読んでみたい。
    夏紀と優子とか、香織とあすかとか、いろんな視点が楽しいよね。

    中編のアンサンブルコンクールも好き。
    メンバー決めの問題とか、少人数だからこそ目立つ個人の技量の差とか、いろいろあった上での校内演奏会。葉月とつばめの演奏の上達と、それを支える仲間たちがいいなぁ。個人的には、管楽器のアンサンブルの中で、唯一の弦であるコントラバス二重奏が聴きたい。

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    2026年04月09日
  • 嘘つきなふたり

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    読むのは2度目の作品。私個人的には生き方とかを再認識できる物語だった。琴葉に共感した。私は不幸なんだから周りは私にもっと気を使うべきだ、とかそのまま昔の私が思っていたこと。結果的にラストはキレイに収まっていた。

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    2026年04月07日
  • 愛されなくても別に

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    実写で配信されてるとこのことだったので、観る前にと思い読みました。

    自分も宮田のような学生時代を過ごしてきた身として、共感できるところもあり、ん?と思うこともありでした。

    愛されなくても別にと思って生きてきたけど、それが今になって愛することって、愛されることってなにみたいな考えに支配されてきてる。


    愛ってなんなんだろうな。
    教えてくれ。

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    2026年04月03日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 後編

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    久美子2年生編。
    あちこちの人間関係のあれこれがいろいろ描かれている。なかなか難しいですなぁ。でも眩しい。

    みぞれと希美の関係については、アニメよりも深く描かれていた。特に希美の暗い部分も描写されていたのが読んでいて辛かったけど、それを乗り越えた友情が続くといいなと思う。
    最後にはみんないい関係になって、気持ちよく読み終えられた。
    加部ちゃん先輩が、いいキャラクターだなぁ。

    あと、アニメでははっきり描かれない、久美子と秀一の関係も、原作では少し踏み込んで描かれるのが新鮮。あくまで部活が中心だから、スパイス程度だけど。

    次はいよいよ3年生!

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    2026年03月23日
  • 響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 後編

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    「響け!ユーフォニアム」シリーズのスピンオフ。
    マーチングの強豪校、立華高校の吹奏楽部が舞台。久美子と中学の吹奏楽部で一緒だった梓が主人公。

    人に頼られることに存在意義を感じ、人に頼ることが苦手な梓。友達との付き合い方って、学生でも大人になってからでも、難しいよねぇ。梓が心から笑えるようになって、よかった。

    彼女の母親への気の使い方が異常ではないかと、けっこう心配だった。いつもいい子じゃなくても、いいんだよ。
    音楽への向き合い方も、ストイックすぎて、ちょっと心配になる。いろいろ危うい子だなぁ。
    描かれなかった二年間で、そのあたりも成長したのだといいな。

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    2026年03月05日