武田綾乃のレビュー一覧

  • 新装版 今日、きみと息をする。

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    けいと、泰斗、夏美の三人のそれぞれの恋愛模様。だけど誰も成就しない。それぞれの想いとトラウマが三人の視点で語られていく。ちょっとドロドロした感じだけど、高校生の時って、こんなだったかも。さわやかではないけど、こんな日常もあったかも。

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    2023年09月15日
  • どうぞ愛をお叫びください(新潮文庫nex)

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    いやあ、若いっていいね!うんうん!まばゆいぜ!!と遠くを見るような目でばんばん頷きながらパタンと本を閉じる。そういう読後感でした。

    ゲーム実況を題材とした物語で、フレッシュ極まりない男子高校生4人のイキイキワイワイとしたあの感じ。ニコニコ動画世代の私としては、頭の中でどうしても某四人組ゲーム実況者が脳裏に浮かんで自然と彼らをそれらに当て嵌めてしまった。実際に彼らをモデルとしてしているのなら納得でござる。

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    2023年09月09日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編

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    こちらはアニメも観てます。北宇治高校吹奏楽部のお話。部長の久美子を筆頭に、個性豊かな部員が魅力的に描かれています。部員同士のやり取りに青くて尖った青春の雰囲気を感じました。吹奏楽には詳しくないけれど楽器について詳しくなくても読みやすくて楽しめると思いました。

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    2023年09月09日
  • 飛び立つ君の背を見上げる

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    女子高生のアオハル。
    それぞれに長所と短所もあって、チグハグに見えるのに上手く補い合って、絶妙な四重奏を紡ぐ4人が素敵でした。

    言葉にしなくても感じること、コツコツと積み上げてきた信頼関係が、多感な時期だけでなく大人になるまで続いて、いつまでも尊い思い出の伴奏者だったなと回想出来たら素敵なことだと感じます。

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    2023年09月09日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校の吹奏楽部日誌

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    ネタバレ

    描きおろし中編がふたつとインタビューがある
    中編のひとつに、立華高校との合同発表の話が
    あるが、そちらの話も読んでおいてよかったw
    このシリーズ・・・大学生が書いたのか(´・ω・`)

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    2023年07月30日
  • 響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編

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    ネタバレ

    マーチングバンドの話である、軍隊の様に隊列を
    幾何学的に守る立華高校の吹奏楽部は水色の悪魔
    と関西では名うての強豪校である
    主人公は『響け!ユーフォニアム』シリーズ主役
    の黄前久美子(本書にもチラ見せがある)の友人
    で、友人関係を形成するのが得意なハズだったが
    不安定な部分が見え隠れします・・・知りたい人
    は後編を読むしかない(´・ω・`)

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    2023年07月30日
  • なんやかんや日記 ~京都と猫と本のこと~

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    読みやすいエッセイ集で、ユーモアも感じられて面白かったです。

    恋愛に興味が無いと言っていたのに、結局結婚していたり、人生なにが起こるか分からない。
    分からないなかでも、愛猫のバロンを大切にしたり、『特別』を育んでいたり、日々の生活で積み重ねている徳を感じました。

    私もユーモアと徳を積んで、後悔のない人生にしていきたい。

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    2023年07月23日
  • 響け! ユーフォニアム 2 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏

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    ネタバレ

    何時もの様にアニメと並行して読んだ
    小説=原作だと説明的な言葉やシーンがある
    アニメだと印象的な場面で代替するし、なん
    なら1話の盛り上がりや分かり易くするため
    場面や人を入れ替えたりする
    麗奈が京都弁なのが違和感(´・ω・`)
    ※アニメは結構標準語で違いがある

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    2023年07月19日
  • 青い春を数えて

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    高校生が主人公の短編小説
    失敗が怖くて確実に成功することしかしたくないって
    随分大人になってしまったわたしでもよく思う。
    最後の井手上漠さんの解説も共感する部分があって、
    つい「可哀想」って言ってしまってるから
    気を付けないとなと思った。
    たまには青春がテーマの小説もいいなー

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    2023年07月16日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編

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    いや、ダメでしょ。

    真由って子の本質が最後まで分からなくて、とても気持ちが悪い。それ以外はまあ、良いかも、でも前述がこの本の本質のはずだからなあ。ついでに言えば、麗奈って子も嫌いになった。勝手だよ。
    黒江さんは、北宇治高校吹奏楽部をバカにしているとしか思えない。酷い話だ。
    あーーーー、真由、嫌い、嫌い嫌い嫌い。何度読んでも気持ち悪い。
    真由の久美子に対する態度は、よく言って何も考えていない、悪く言うと侮辱。この侮辱が、延々と続くこの物語は気持ち悪いとしか言いようがない。読むたびに気持ち悪いところを読み飛ばす様になる。最低だ。
    しかも、黒江の最低なところは、ソリを譲る気はあっても、Aメンバーを譲る気が全く無いところ

    #ハッピー #胸キュン

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    2023年07月26日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編

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    ネタバレ

    黄前久美子部長の本領発揮、順調に吹奏楽の名門校に
    進化する過程、秀一副部長・麗奈ドラムメジャー三人
    の幹部が本音・建て前を意思疎通ノートで合わせる筈
    が・・・吹部らしからぬ部内の不協和音を拾い、部長
    が揺れ麗奈が許さない(´・ω・`)

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    2023年07月08日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 後編

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     本シリーズは、頼りになり読者が思い入れやすい形の主人公と、完璧な理想を体現するヒロインが物語の中心にとなってストーリーが展開され、ハッピーエンドな王道のストーリーで、爽快か気持ちになりながら感動できるが、反面ストーリー展開が予想通りである。
     予想通りの展開ならば主人公が2年生の本編は、最終楽章に向けたステップとして、シリーズ全体では多分一番花がない場面であると思われる。
     そのため、他編に比べてやや面白くはなかったが、最終楽章への期待が膨らむ内容であった。

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    2023年06月26日
  • 青い春を数えて

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    女子高校生が拗らせながら自分と葛藤していく物語。若い頃の拗らせは美しくこれもまた青春なんだよな〜と懐かしい気持ちになった。ただ、『漠然と五体』だけは少し系統が異なるような気がして、やることが痛すぎて行きすぎで恥ずかしくて呼んでて小っ恥ずかしくなった。
    あと、解説?の文章が拙く中学生が書いたような感じで、小説そのものを台無しにしてるのでは?と思った。同年代の感想がよりリアルにさせる図らいなのかもしれないが、もっと普通の(と言ったらLGBT差別と言われるのかもしれないけど、あえて)若者の感想を聞きたかったな。
    あと、有紗の物語が気になる!

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    2023年06月24日
  • なんやかんや日記 ~京都と猫と本のこと~

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    武田綾乃さん、小説の方は読んだことがなく、このエッセイが初読みでした。文学YouTuberベルさんが度々紹介されているのを見て、いつか読みたいと思っていたのですが、このエッセイを読んでその思いが強くなりました。
    読みやすい文体でユーモアもあり、等身大の言葉が書かれていると感じたので、武田さんがどんな風に学生や若者を描いているのか、興味深々です。
    とりあえず、本屋で武田綾乃作品を探しにいってきます!

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    2023年06月17日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話

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    本編はまだ読んでいない。最初にサブエピソードを読んでしまったようだ。アニメが良いのは周知のところ。京都弁が素敵だ。

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    2023年06月15日
  • 新装版 今日、きみと息をする。

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    『響け!ユーフォニアム』などの著者武田綾乃さんのデビュー作。夏美は沖君が好きで沖君はけいとが好きでけいとは夏美が好き。廃部寸前の美術部の3人それぞれの恋心、自己愛、家庭事情、友達関係などが描かれます。複雑な三角関係のゆくえは?

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    2023年06月13日
  • 青い春を数えて

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    連作小説、甘酸っぱい女子高生の葛藤を描いた
    アタクシなんかでも現在地を見失う事があるが
    若いと何処に自分が立っているのか不安になる
    事もあるだろう・何かに囚われて制約された行
    動しかできないんだよね・・・ホントはもっと
    自由なのに(´・ω・`)

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    2023年06月04日
  • 放課後探偵団2 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

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    ▶履く靴によって人格が切り替わる女子高生多重人格探偵が紛失した赤い靴探しを依頼される。シチュエーションがおもしろい。
    ▶高校文芸部で殺人事件。全員にアリバイがあるが・・・。キャラが強い。
    ▶校内合唱コンクールのための、クラス全員分の楽譜が黒く塗りつぶされていた。挙動不審な女子生徒が犯人か? ちゃんとしたミステリ。
    ▶《穏やかで飄々としている割に、残酷な性格をしている》高校美術部の先輩が大震災で行方不明になってから五年、祖父の最後の場所を探す人に同行すると・・・。ミステリではないように思えましたがかなしいミステリなのでした。
    ▶格技場裏に吸殻を捨てたのは誰だ? 風ヶ丘高校が舞台。ですが今回探偵は

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    2023年04月29日
  • 石黒くんに春は来ない

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    ネタバレ

    読みやすく、いい具合にざわざわする読み心地のお話で面白かったですが、
    個人的にはタマリン大量出現あたりがピークで、その後は少々尻切れトンボ
    宇正がスマート?すぎて、なんかス○ッとジャパンみたいな…
    とはいえ、LINE上で匿名性をもって下剋上を仕掛けたクラスメイトたちが、
    リアルな教室の中でもその顔を失っていく表現などは、怖さがあって良かったです
    「青春は美しくなんかない。世界は狭く、現実はおぞましい」
    この冒頭の一文が良いです

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    2023年04月12日
  • 青い春を数えて

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    白線と一歩
    赤点と二万
    側転と三夏
    作戦と四角
    漠然と五体

    一から五までの女子高生の葛藤を描いた連作短編集
    根底には『伝えようとしなければ何も始まらない』
    と分かっているが、伝えれない苦しみや将来の不安を短編集に凝縮されています。
    青春時代のほろ苦い思い出や無駄を無駄と思わない、大人から見れば意味不明な行動も成る程と感じました。

    青い春を色々と数えてもオチがない遠い昔(笑)の私を思い出しました。

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    2023年04月06日