武田綾乃のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ1人の女子高生朱音の死にまつわることが
それぞれの違った人の視点から描かれる。
朱音と親しくない人だったり
朱音とすごく親しかった子だったり。
いじめとまではいかないし読むに耐えぬ描写があるわけじゃないけど、なんとなくある嫌なこと嫌な人、そういうのが描かれててリアル。
女同士の嫉妬だったり独占欲が
逆に自分たちを苦しめていい関係になれなくなって。コミュニティが狭いとその分みてる視野が狭くなって息苦しくなる。
最後の朱音本人の章は色んなことが分かって怖かった。
夏川みたいな子が周りにいたら本当に怖い。
誰にでも良い顔をして誰とでも仲良くなる
けどその奥では平気で裏切る。
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Posted by ブクログ
めっちゃ良い、これぞスポーツの青春って感じがする
ペアを変えての大会
それぞれの感情が伺える
過去にすがりついたり、諦めと理想の狭間にいたり、人間関係不器用だったり
悩みながらただただ不器用に前に漕ぐだけ
ライバル達に言われる『何故ペアを変えたのか』というのは、1番本人たちが悩んでるに決まってる
他人がとやかく言うことじゃないよー!って思いながら読んでしまった笑
何年も共にやってきて、悩まない訳がないよ
別の子と組む選択、彼女自身を受け入れた選択
まだココロの中では思うことがあるとは思うけれど、先輩の強さが私は凄く好ましいなって思う
恵梨香ちゃんの人間関係不器用な様子も、少しずつ他者と関わり感情が増えてきてる姿が応援したくなってくる
悩んで悔しんで青春だ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「その爪先を彩る赤」は、多重人格を装う必要性がよくわからなかった。さらにはあまりに露骨なヒントでねらいが読めなかったなぁ。総じてキャラ設定の意味を十分に活かせていない気がする。長編だと違うんかな?
「東雲高校文芸部の崩壊と殺人」は、妙に淡々としていたがトリックはよかった。というか、淡々としていたからトリックの良さが際立ったのかもしれない。高校という世界をどのように色づけるかは、世界観だけではなく、トリックの受け取り方まで変えるんだなと改めて思った。
「黒塗り楽譜と転校生」は、転校生って必要?って感じの扱いになっちゃった気がする。タイトルにつけて一定の役割を期待したのだとは思うけど、作品全体としてはむしろマイナス方向ではなかろうか。今回の謎の本質をよりプラスにさせるためのテクニックだったと仮置きしても、それでもなお悲しい存在になっちゃってるなぁと思う。3枚目にもなりきれない的な。
「願わくば海の底で」という作品は、海の底で、もしくは海の底に何を願うのかという、タイトルをどう受け取るかで事件との距離感を変えてしまう難しい作品かもしれないと思った。それがまだまだ誰の記憶にも新しい震災だからということではなく、人の生き死にには、特に残された人にとっては当人にしかわからないことがあるという大前提をミステリーの伏線にしたところだろうと思う。ミステリーは誰にとってもフェアでなければならない。イレギュラーな形で人を失う辛さを、誰しもがもつ感情や意図で隠さなければならない状況を持ち込むことでそのフェアさを担保したという。短編だから表現できたのかもしれないね。長いと震災のイメージがデカくなりすぎるかもしれない。
「あるいは紙の」は、高校というおそらく10代のそれなりに濃密な時期が、こうした日常の謎で彩られていたかもしれないというある種の夢をリアリティをもって見せてくれた(つまりは自分の高校時代は多分もっと平凡だった)。新聞部の矜持とかいうことではなく、おそらくただの若気の至りなんだろうけども、何をするかより、誰とするかみたいなところで主人公の彼は、裏染と向坂にアテられたんだろうな。
ただ、タイトルの意味がわからなかった。向坂が無理をしてる理由もよくわからないままな気がする。今回の事件の前の2つの殺人事件を経て、もしかしたら向坂は裏染の立ち位置が広がってることになんかちょっと焦ったのかもしれないね。 -
Posted by ブクログ
積んでた子達、やっと全巻揃えたので読んであげられました!
切磋琢磨して時々険悪な雰囲気になったり、そしてお互いを受け入れて力を出し切る
良い青春だー!って叫びたくなる
武田先生の描く女の子たちが本当に好きだなって思う
ちょっとした嫉妬心に似た感情といった心の機微がいつも繊細だなぁって感じられる
その、若さというか『女の子』独特の感性の描き方に凄く魅力があるなって
今作は4人の女の子たちが主人公
初心者の子、経験者の子、誰かと漕ぐのが初めての子
色んな子が集まってカヌーについて教えてくれる
1巻ということでカヌーについて教えてくれるような1冊だった
舞奈ちゃんが大会で漕ぐ姿も読めたら良いな!
夏のような暑さと、水のひんやりさが伝わる素敵な青春小説
カヌーのこと全く知らなかったが、初心者には乗るのすら難しいのか…
そして、カヌーが部活動としてあることにも驚いた
実際に切磋琢磨している子達がいるんだなって
知らない分野であるカヌーについて知る機会に、そして興味を持つ機会になって良かったな