君と漕ぐ―ながとろ高校カヌー部―(新潮文庫nex)

君と漕ぐ―ながとろ高校カヌー部―(新潮文庫nex)

ラノベ
693円 (税込)

3pt

両親の離婚で引っ越してきた高校一年生の舞奈は、地元の川でカヌーを操る美少女、恵梨香に出会う。たちまち興味を持った舞奈は、彼女を誘い、ながとろ高校カヌー部に入部。先輩の希衣と千帆は、ペアを組んで大会でも活躍する選手だったが、二人のカヌーに取り組む気持ちはすれ違い始めていた。恵梨香の桁違いの実力を知り、希衣はある決意を固めるが。水しぶき眩しい青春部活小説。

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君と漕ぐ―ながとろ高校カヌー部―(新潮文庫nex) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     カヌー競技に挑む高校生たちの爽やかな青春ストーリーです。

     物語は、春から高校一年生になる舞奈が、川で颯爽とカヌーを操る恵梨香に出会ったところから動き出す。ボートとカヌーの違いもわからなかった舞奈だけれど、偶然にも同じ高校に通うという恵梨香と友達になったことがきっかけで、高校ではカヌー部に入ろうと決意する。ながとろ高校のカヌー部は、昨年できたばかりで部員は二人。舞奈と恵梨香を合わせて四人。カヌーを通じて衝突したり、お互いを理解したりしながら成長していく彼女たちの、煌めく水しぶきのような眩しい物語。

     カヌー競技というと、ここ数年でオリンピックなどでも放送されるようになった『スラローム』しか知らなかったのですが、この物語でその他にもたくさんの競技があるのだと知りました。スラロームはいわゆる障害物レースで、その他にも短距離、長距離、二人で乗るペア、四人で乗るフォースなどたくさんの競技が行われているようです。主人公の舞奈と同じく、ボートとカヌーとカヤックの違いなどまるで知らなかった私は、時々通る川沿いの道で高校生の子たちがボートに乗っているのを「おお、やってるなあ」くらいにしか思っていなかったのですが、あれがボートだったのかカヌーだったのか、次からはもう少しちゃんと見てみようと思ったりしました。

     題材が知らない世界だったこともありますが、とてもわくわくしながら読める一冊でした。
     高校生の、若さと情熱に燃える子どもたちというのは、こんなにもキラキラした世界を持っているものなのか、と改めて思うほど、描写が繊細で美しく、生き生きとしていました。空気の色、身体に伝わる音、風に混じる匂い。目の前に迫るような勢いがあるかと思えば、不意にふっと視界に飛び込んできたようなさりげなさで差し出される表現が新鮮で、感性の細やかさに驚きました。とても素敵な一冊でした。

     シリーズものということで、今後の彼女たちの行く先を楽しみに続きを読むことができそうです。またゆっくり読み進めていきたいと思います。

    0
    2024年06月27日

    Posted by ブクログ

    大会のシーンでは、自分もその場にいるかのように引き込まれら次のページに行きたい行きたいという気持ちになりました。
    君と漕ぐ。この意味がよくわかった気がします。

    0
    2020年04月18日

    Posted by ブクログ

    やっぱイヤミスより青春小説。

    当然三部作になるんだろうけど、2巻目以降で視点人物が変わるかどうかが気になるところかな。

    0
    2019年01月29日

    Posted by ブクログ

    カヌーって個人的には全然馴染みのないスポーツだったけどこの本を読んですごく興味を持った。
    不器用な高校生達の青春小説…武田さんにかかれば最高に決まってる…舞奈の成長も気になります!
    次作も読むぞ!

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

    カヌーの部活というものに、全く縁が無かったので、興味深かった。表紙を含めて、イラストが所々あったのが、とても良かった。漫画を読んでいくような感覚でサクサク読めた。人と人との出会い、巡り合わせに、心が温まった。
    スポーツを通じて、自身の限界を乗り越えていく熱い話というよりかは、部活を通じての友人関係の歩み寄り、成長を感じさせる話だった。
    これだけの努力を積み重ねてきたから、最終的にすごい実力をつけたというのが、いまいち実感できなくて、少し物足りなく思ってしまったものの、青春を感じられて、楽しかったです。

    0
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    カヌー競技については全く知識がない、これは主人公の舞奈と同じ。両親の離婚で父親の実家で高校生活を開始した主人公は、川で偶然知り合った女性と友達になり、一緒にカヌー部に入り、新生活を始めていく。1巻では、県予選が終わり、部員がインターハイに進むことになった。2巻でどう展開するのか、楽しみです。

    0
    2024年07月03日

    Posted by ブクログ

    失敗も成功も全て経験。 一瞬の風になれ(佐藤多佳子)、空をつかむまで(関口尚)、サクリファイス(近藤史恵)、青春スポーツ物が読みたくなる時があります。スポーツの中で胸が熱くなる瞬間もあれば、登場人物達のやり取りに胸が熱くなることもあります。いくつになってもそういった気持ちに寄り添えるようであればと思います。

    手に取ったのは女子高生のカヌー競技のお話。40代のおじさんですが面白く読み進めました。続巻がまだまだあるようですので、今後も楽しませてもらえればと思います。

    長瀞、寄居、戸田、埼玉の知っている地名が出てきて親近感がありました。色々な事情で学校に行けない子どもが増えている中で、前向きに高校生になり青春を謳歌している主人公に子どもの強さを感じました。カヌーやってみたいなと思いました。

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    カヌーについて全く知らなかったけど、体感鍛えられそうな競技であることは理解できた。
    武田さんの紡ぐ青春部活小説は爽やかだ。私は部活に打ち込んだ人間ではないけれど、めちゃくちゃ感情移入したし、読み終わりは目頭が熱くなった。

    0
    2023年10月06日

    Posted by ブクログ

    響け!ユーフォニアムシリーズでお馴染みの武田綾乃が2019年からスタートした「君と漕ぐシリーズ」の第1弾。本作ではながとろ高校カヌー部を舞台に、高校一年生の舞奈、恵梨香、高校二年生の希衣と千帆の4人の活躍と成長を描く部活小説です。カヌーという競技をそもそも知らないので、作中できちんと説明があって良かったです。著者が思春期の学生を描いた時のリアリティの感じられ方はやはり凄い。実際に長瀞に行ったら、4人がそこにいて、日常を積み重ねている感じがします。

    0
    2023年06月28日

    Posted by ブクログ

    積んでた子達、やっと全巻揃えたので読んであげられました!

    切磋琢磨して時々険悪な雰囲気になったり、そしてお互いを受け入れて力を出し切る
    良い青春だー!って叫びたくなる
    武田先生の描く女の子たちが本当に好きだなって思う
    ちょっとした嫉妬心に似た感情といった心の機微がいつも繊細だなぁって感じられる
    その、若さというか『女の子』独特の感性の描き方に凄く魅力があるなって

    今作は4人の女の子たちが主人公
    初心者の子、経験者の子、誰かと漕ぐのが初めての子
    色んな子が集まってカヌーについて教えてくれる
    1巻ということでカヌーについて教えてくれるような1冊だった
    舞奈ちゃんが大会で漕ぐ姿も読めたら良いな!

    夏のような暑さと、水のひんやりさが伝わる素敵な青春小説
    カヌーのこと全く知らなかったが、初心者には乗るのすら難しいのか…
    そして、カヌーが部活動としてあることにも驚いた
    実際に切磋琢磨している子達がいるんだなって
    知らない分野であるカヌーについて知る機会に、そして興味を持つ機会になって良かったな

    0
    2023年06月01日

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