武田綾乃のレビュー一覧

  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編

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    ネタバレ

    感想
    まず、ユーフォニアムという楽器自体を知らなかった。吹奏楽といえば、笑ってコラえての吹奏楽の旅を思い出す。全国大会の金賞に向かって、並々ならぬ努力が必要なのだなぁ。

    女の子が多い世界で人間関係が大変そう。

    しかし、副顧問の先生はなんで体育教師みたいな喋り方?熱血系なの?違和感しかなし!

    あらすじ
    北宇治高校でユーフォニアム担当の主人公の久美子が二年生になり、慣れないながら後輩の指導や人間関係に悩みつつ、全国大会の金賞を目標に吹奏楽に励む。

    一年生の指導から、各パートの人間関係のあれこれ、マーチングのフェス出場と、京都府大会に向けた部内オーディションまで。

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    2024年04月04日
  • 可哀想な蠅

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    読んでいて不快に似た感情が湧いてくるような、何ともダークな作品でした。(不快と表現するのは本作に対して最高の褒め言葉)
    不穏な空気が漂いつつも続きが気になり、読む手が止められないのが魅力の一つです。本作はもちろんフィクションですが、案外近くに存在していそうなリアルな人間像が不気味さを強めていました。

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    2024年04月02日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編

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    ネタバレ

    久美子たちが高三のストーリー後編。
    入学したてのところからシリーズが始まっているので、こうして最高学年として大所帯の吹奏楽部を立派に引っ張っていっているのは、とても感慨深かった。
    予想できたところではあるけど、最後は全国大会金賞というハッピーエンドでよかった。
    はぁ〜いいなぁ高校生…!楽しかった中高の部活を思い出させられ、懐かしくもあの時にはもう戻れないんだなぁとちょっと切なくもあり。

    このシリーズで誰が一番好きか・尊敬するか、といったら私は緑ちゃん。そのポジティブな思考と行動とオーラ、見た目と反した大人な対応も全て素晴らしくて、羨ましい!友達になりたい!

    文章もシリーズ通してどんどん洗練

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    2024年04月01日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編

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    久美子たちがいよいよ最高学年の三年生となってのぞむ部活動。前編はコンクールの京都府大会が終わったところまで。

    転校生・真由の描かれ方が何か不穏で意味深で、後編で何が起きてしまうのかちょっと怖い。

    美知恵先生の言葉が印象に残った。
    「自分が何者か。そして、何者でありたいのか。他者の声も大事だが、まずは自分の本音にきちんと向き合え。時間は誰にとっても平等で、だからこそ恐ろしい。現実から逃げようが、現実に向き合おうが、どのように生きても一年という時間は過ぎる」
    「人生なんてものは、設計図どおりにはいかないものだ。未来を空想するのもいいが、机上で考えるよりも実際に足を踏み出した方が得るものが多いこ

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    2024年03月30日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ

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    3期のアニメ放送を前にして、TVアニメシリーズを見返したり劇場版を再復習したり、の一環で。久美子以外の登場人物が方言だったのにはちょっと驚いたけど、アニメ化に際して標準語に調整したのは好判断…だったのかもしれない。
    この原作あってのアニメ。ただただありがとうございます。

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    2024年03月29日
  • 飛び立つ君の背を見上げる

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    夏紀先輩の後悔がしっかり書かれていた。止めなかったのではなく、背中を押してしまったことへの後悔。
    アニメと比較してみんなよく喋る、みぞれはそのまま。
    卒業していくことへの感慨、部活への複雑な思い、夏紀はよく考えている、自分もこれぐらい考えていた?

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    2024年03月24日
  • なんやかんや日記 ~京都と猫と本のこと~

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    落ち込んでる時にも読めて、
    たくさん共感できる本でした。

    ▽心に残った言葉

    やはり好きになりすぎると
    独りよがりな
    理想の押し付けになってしまうのかもな、
    と私はバタービールを飲みながら自省した。
    口の中が甘かった。


    「受験って大学や偏差値で考えがちやけど、
    これから四年間、
    自分がどういう環境にいたいかを
    選ぶってことやねんで。
    偏差値で学部を決めるのもええけど、
    どんな人と一緒にいたいか、
    どんな人にどんなことを学びたいかを考えたら、
    選択を失敗することは少なくなるんちゃうかな」

    どんな人と一緒に過ごしたいかと考えると、
    やっぱり本や映画、漫画やゲームといった
    カルチャーが好き

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    2024年03月24日
  • 愛されなくても別に

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    ネタバレ

    タイトルに惹かれて購入。帯に書いてあった通り、一気読みしました。
    星5つじゃないのは、私の年代よりは、高校生や大学生くらいの若い子向きな小説かなと思ったからです。厳しい家庭環境で育った20歳前後の二人が、大学で出会って、生きる力を得ていくストーリー。
    同じような境遇で、進路や家族関係に悩んでいる高校生とかが読んだら、「大学」といういろんな人間が集まる場所に行けば、一人でいても別に大丈夫だし、もしかしたら理解し合える人との出会いがあるかもしれない、と希望が持てると思う。(そういう意味でも読書習慣って本当に大事だと思う。救いのない環境に育って、本を読むことも知らないままだと救われるきっかけが得づら

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    2024年03月23日
  • 愛されなくても別に

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    「家族」「友達」「恋人」そういった人々の存在が世間ではもてはやされている。
    時にその存在が人生の全てで、そこから逃げ出せないような感じすらしてくる。
    でもそうじゃないだろ!!
    そう叫び出すみたいな、潔さと勢いのあるお話だった。

    「この人のためになら生きてもいい」
    そう思えることがとてもかけがえのないことで、時に「愛」よりも救いになる。
    宮田と江永は、名前のつけ難い緩やかな関係性の中で、お互いの存在に救われている。
    それは世間の言う「愛」とは少し違うのかもしれないけど、確実に生きる力になっている。

    人と人との関係って、こうあってもいいんだと思えて、心がなんだか軽くなった気がする。

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    2024年03月13日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 後編

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    ネタバレ

    久美子たちが2年生のストーリー、後編。
    優子と夏紀は本当にいい部長・副部長コンビだったな。
    奏者からマネージャーに転校した友恵も、重要な役回りで献身的にやっていて感動した。

    今回はコンクール、どこまで進むんだろう・どういう結果にするんだろう、と思いながら読んでいたけど、全国大会に進めない関西大会ダメ金かぁ。。
    練習の描写では少しずつの妥協が重なって…となっていて今年はダメなのかなと思ったけど、本番の描写では素晴らしいものになった様だったので期待していたけど。そういうこともあるよね。全国に進めるのが関西で三校と、無理矢理数が決められてしまっている中での音楽のコンクール。演奏は素晴らしいのに、実

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    2024年03月13日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編

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    ネタバレ

    これまでのシリーズは久美子たちが1年生の話で、こちらの「波乱の第二楽章」は2年生の時の話。
    後輩が入ってきた時の、これまで1年生の登場人物であった久美子や緑、葉月、麗奈たちの対応から、彼女たちの本質や一年間での成長が見られて良い。

    久美子は後輩からも先輩からも頼られ相談され、抜けているように見えるのにズバッと核心をついたりアドバイス出来るようになっていて、本当に成長したなと思った。
    緑が良き先輩となってコントラバスや低音の重要性について語っているところが好き。

    ユーフォ、色々あったけど3人ともAに選ばれて良かった!
    奏は読んでいて本当に未熟でハラハラするので、久美子や夏紀や他の先輩に囲まれ

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    2024年03月11日
  • 彼女。

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    浅はかな感想だし、どれくらい作者のみなさんが百合を調べて書いたのか分からないけど、どんな人も男とか女とかレズとかバイとか関係なく好きな人を見つめる目も想いも同じなんだろうなと思った。百合小説アンソロジーなんて付けなくても十分売り出せる本だと思った。逆にそういう迎合していくのがこの本にあっているようで少しズレているようで、それがまた登場人物たちにはあっているのかもとも思った。

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    2024年03月10日
  • 彼女。

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    ネタバレ

    胸キュン、胸騒ぎ、悲しみ、ほろ苦さ。色んな感情に心乱されました。
    個人的に、相沢沙呼さんの物語に翡翠らしき影が見えたのが、とてつもなく嬉しかったです!

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    2024年03月09日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校の吹奏楽部日誌

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    これで響け!シリーズ全部読み終わってしまいました。吹部時代を思い出して懐かしいやら、あの時もっと打ち込んでいたら、という後悔を感じたりやら、の毎日でした。続編出ないかなぁ。

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    2024年03月01日
  • 響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 後編

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    先に読んでしまった「吹奏楽日誌」に、立華高校編の方が好きという人もいると書いてあったけど、私もそうかもしれない。北宇治高校編より濃い感じがした。

    あみかに依存しすぎる梓の様子は見ていて怖かったし、3年の先輩に対する尊敬や憧憬を超えた恋愛感情の様なものや、卒業の時に制服など貰う文化も覚えがあり過ぎて懐かしかった。コンクール前後では私も一員になったつもりで何度もホロリとさせられたし、感情が忙しかった。

    エピローグがすぐその後のことかと思いきや、2年後の卒業前ですっかり頼られる先輩になっている様子が垣間見えたのも、心憎い演出。

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    2024年02月29日
  • 響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編

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    立華高校編。
    前編は吹奏楽コンクール京都府大会まで。

    マーチングバンドが本命の高校とはいえ、夏休みに入ってからコンクールのメンバー決めと練習を開始していることにびっくりした。モデルとなったと思われる京都橘高校の吹奏楽部はどうなんでしょう…それで関西大会へ進めるなんて凄いけど…自分の過去を振り返ると年明けくらいからコンクールの練習始まった気がするから「えぇ〜〜!!」となってしまった。

    先輩・後輩・同輩同士の楽器の技量による嫉妬・羨望が混ざったいざこざは吹奏楽あるあるだなと思った。
    これは圧倒的女子多数の自意識の高い年齢の集団では起こり得て当然なんだと思うけど、ちょっとリアルで胸がキュッとなっ

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    2024年02月28日
  • 響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編

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    橘(たちばな)→立花→立華(りっか)、で立華高校なんやね。マーチングはほとんど経験がないですが、動きながら演奏することの難しさは知っています。凄い、の一言です。後編楽しみです。

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    2024年02月24日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校の吹奏楽部日誌

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    終盤気付いたけど、立華高校マーチングバンド編を読む前にこちらを読んでしまった…
    定演と立華との合同演奏会を描いた短編が2つと、キャラクター紹介や吹奏楽用語集、楽器紹介やはたまた吹部出身の人がどんな仕事についているかインタビューなど、盛りだくさんで楽しかった。

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    2024年02月21日
  • 可哀想な蠅

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    4篇を収録した短篇集。連作ではないが、どの作品も日常に潜む何気ない怖さを描いている(「重ね着」は除く)。
    冒頭に置かれた表題作は、SNSに動画と共に上げたつぶやきがバズったことから、正体不明のアカウントにつきまとわれる女性が主人公。さっさとブロックすればいいのにと思うが、特殊な思考回路の持ち主のようでそのアカウントの書き込みを読み続ける。世相を反映した作品ではあるが、読んでいてげんなりしてくる。
    続く「まりこさん」は、住宅街に必ず1人はいる(?)猫おばさんの話だ。怖すぎる。
    「重ね着」は、結婚を控えた妹が突然帰省し、姉を伏見稲荷登山に誘う。収録作品の中では、唯一まともな話だった。
    書き下ろしの

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    2024年02月20日
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話

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    本編のスピンオフですが、主人公ではないメンバーの別の一面が丁寧に描かれていて良かったです。後藤と梨子さんの喫茶店での一場面は切ないなぁ。

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    2024年02月11日