円居挽のレビュー一覧
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ネタバレ「椿と悠」
女の子同士のありがちな、勝手に勘違いして、勝手に妄想して、勝手に傷つく。大好き。女の不器用な部分がきれいに描かれている。お母さんかよ、のセリフには思わず笑っちゃったね。
「馬鹿者の恋」
若いなぁ。愛は無償じゃない事に気づけなかったんだよね。
「百合である値打ちもない」
隣に歩くのに見合う自分でありたい。好きなのに、それでももっと美しくあってほしい。相手のことが好き、ってそれだけでいいはずなのに。他者の評価が気になってしまう。悲しいね。
「微笑の対価」
タイトルが秀逸。自分の知らない彼女がいる。私に見せてくれない彼女の内面。知りたいけど、知りたくない、気持ちがぐらつく描写が好き。
「 -
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丸太町という聞き慣れた地名なんで読んでみた。
リーガルサスペンスになるんかな?
「双龍会」という疑似法廷みたいやけど。
何で、落花さんだけ、京都弁で他の人は、標準語?って違和感あったけど、京都でなくても、奈良の人とかやし、それなりの言葉使うはずやけど…
何か闇社会の法廷で、主役達も闇社会っぽいけど、全員、京大やん!それも、イケメン、イケジョ!
まぁ、優秀でないと事件解決できんのやろうし、怪しさは美形がええのか…
疑似法廷やからか、真実というより、如何に言葉を使って納得させる(騙す)かに掛かってる。
なので、どんでん返しだらけになるのは、仕方ないかもしれんけど、もう分からん!^^;ってなる。
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若林さんがガンガン踏み込んで面白い話を引き出してくださるので楽しかった。「こうではないですか?」と斬り込んで「そうじゃないですね」と返される場面も多かったけど、それはまあご愛嬌。
印象に残っているのはこの辺▼
・円居さんの「推理漫画よりも早く展開する頭脳バトルやギャンブル漫画のテンポが求められていると感じている」という話や、FGO他ノベライズの裏話。
・SFミステリと特殊設定ミステリの違いと阿津川さん・逸木さん・方丈さんのスタンスの違い。
・澤村さんの「ジャンルの書き手でないからこそジャンルあるあるなシチュやキャラに頼りたくない」スタンスはそういう考えもあるんだと新鮮だった。
・呉さん -
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シリーズ2作目
というか、これで完結でもおかしくはない終わり方ではあるんだけど、続くのか?これ
今回はキャラクターの内面的にも踏み込んでいて、読んでいてちょっと心苦しい展開も……
今回は以下5編
・たまにはセドリー・オンザ・ロックスを
・見えないブルー
・撫子はもう好きじゃない
・五分だけでも待って
・銀叡電の夜
今回の探偵というか謎解決のアドバイザーは瓶賀流さんの方が務めているような……
前作の最後の種明かしで、バーが決してファンタジー的な存在ではない事が描かれたことで、三号館という縛りなく蒼馬実希さんが登場しているし
終盤ではバーの存在意義そのものが揺らいでいるなぁ
キャラかぶり -
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京大のキャンパスで神出鬼没なバー「三号館」にお題代わりに謎を持ち込んでカクテルを飲むと謎の答えに気づかされるお話
連作短編日常の謎もの
収録作は以下5編
・クローバー・リーフをもう一杯
・ジュリエットには早すぎる
・ブルー・ラグーンに溺れそう
・ペイル・ライダーに魅入られて
・名無しのガフにうってつけの夜
「四季報」なんて単語が入っているので「株に関する謎か?」と思ったけど、京大の学生による日常の謎だった
もしかして4冊で一年間の物語の予定とか?
腐れ学生とまでは行かないけど、森見登美彦がよく書くキャラクターの風味を感じる
主人公もそうだし、憧れの女性の描写もそれっぽく思ってしまう
た -
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既読作家のインタビューは面白く読めたが、それ以外の方のは上滑りする感じで読んだ。しかし、作家さんたちや、書評家の方々は本当に本を読み込んでいるのだなぁと思う。澤村伊智と阿津川辰海は読もうと思っていた作家で、更に早く読まねば、と思った。あと、大学のミステリ研で、ミステリーよりも「ジョジョ」「カイジ」「ガンダム」が会話に出るというエピソードや、京大ミス研にはジョジョ全巻置いてあるのとか面白かった。デスノートもインタビューのあちこちにでてきたし、マンガ・アニメのストーリーがミステリー界に与えている影響も大きいのですね。
今、高校生だったら賢い大学行ってミステリ研入る目標も楽しそうだなぁ。読み仲間が増 -
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登録してレビュー書いていたのが電子書籍版であった。実際は文庫本につき再登録、レビューもコピペしました。
ルヴォワールシリーズのどうやら最終巻、シリーズ完結に相応しい終幕であった。
以下完全ネタバレにつき、ご注意ください!
このシリーズ当初からミステリの、ありとあらゆる騙しの仕掛けに満ち満ちていた、これ以上の仕掛けなんて果たしてあるものか?と思うほどだったのが、またしても仕掛けてきた。文庫本の体裁、構造をも使用したトリックであった。それは174pを境に分岐する構成だった。
その前にであるが、前作で城坂論語の離脱、撫子と論語の別れ、敵陣営への加担、 -
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ミステリの骨格に少年まんがの肉付けをしたような作品。それもバトルまんがと呼ばれるもののノリがあります。
推理や論理は相手と対決するための武器となるのです。相手の裏の裏をかき、それすらかわされながらも最後に全てをひっくり返す。これも最近のバトルまんがの定石です。理屈に理屈を重ね最後に理屈を通したものが勝つ。そんなバトルミステリなのです。
探偵を養成する高校の新入生である成は、生徒会長との学園裁判でその実力を示す。その成が持つ秘密が明らかにされ、大切なものを奪った強敵との対決へと物語は流れます。
探偵養成学校、名探偵の頂点に立つ九哭将(ナインテイラーズ)、学園裁判、連続密室爆破事件。これもまた少