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祖父殺しの嫌疑をかけられた御曹司、城坂論語(しろさかろんご)。彼は事件当日、屋敷にルージュと名乗る謎の女がいたと証言するが、その痕跡はすべて消え失せていた。そして開かれたのが古(いにしえ)より京都で行われてきた私的裁判、双龍会(そうりゅうえ)。艶やかな衣装と滑らかな答弁が、論語の真の目的と彼女の正体を徐々に浮かび上がらせていく。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
祖父殺しの容疑をかけられた御曹司・城坂論語を巡る私的裁判・双龍会で繰り広げられる天才達による論理合戦が面白いリーガルミステリーで、軽妙な文体と個性豊かな登場人物、変死事件の謎、謎の女・ルージュの正体、そして二転三転する展開の末に待ち受ける驚愕の真相など面白い要素全部載せのような作品だった。また主要...続きを読む人物である城坂論語の恋愛要素も面白かった。
再読。前回、星4だったが、自身の中で評価は上昇。 シリーズ全作を揃えたので再読。 1度目はくどく感じた青龍•黄龍の応酬や、事件を知らない聴衆を納得させるためなら出鱈目を展開する手法が出来事の大枠を知っている読者からすると「それでいいのか?本当に可能か?」と感じていた部分が多くありました。また、何度...続きを読むも繰り返されるどんでん返しがくどく感じるところも多少。 しかし、再読では伏線やそれぞれの騙し合いが大変面白かった。また、キャラが立っている分感じるラノベ感が苦手と思う方もいるだろが、また彼らと会えたという懐かしい感じが世界感へのめり込む要因となれた。重箱の隅を突くような細やかな伏線からの展開や追求も、「確かにそう言われてみれば」と思え楽しめました。 ルージュを守るため、両者が真相を隠し、別の真相へ辿り着かそうとするところが最高。双竜会終盤、ルージュへの論語の言葉が哀愁に満ち、とても良かった。キャラたちの一挙一動表情が目に浮かぶような場面描写、真相に気づいたであろうころからの応酬からが、本作の見せ場だと思います。 すぐさま、「烏丸ルヴォワール」へ。
ルヴォワールシリーズ1作品目。 論語とルージュの会合から始まる。 面白い個性を持ったキャラクター達。 ルージュの正体は誰か、祖父殺しの犯人は誰かという結論に達するまでの天才たちの騙し合いを楽しむストーリ。 叙述トリック満載。 真相はどうあれ、大衆が納得すればOKという世の中なので、それができる人が強...続きを読むいですよね。 面白かったです。
短編集かと思ってたけど全くそうじゃなかった。三章の双龍会から一気読みしてしまったけども。 城坂論語と朽紅のルージュの会話は心地よい。論語も一本取られて双龍会に至るわけだが。 双龍会後半では、次々と虚実が入り混じり、怒涛の展開。ルージュの正体辺りはもう一度読み直したい気もするけれど…。謎とは語る者...続きを読むにより真実が異なる、偽ることの易いものなのだなぁ、と。 ラストの論語とルージュの会話…龍樹は心移りしない、からね。 (あとキングレオとは別の世界線なのか、と少し気になったりした)
双龍会での侃々諤々の議論が面白い。論理の応酬は好きなので、読んでいて楽しかった。最後まで意表を突かれまくって、驚き疲れました。
逆転裁判に影響を受けた双龍会という疑似裁判が舞台。 しかし証拠を元に議論を戦わせるということはほとんどなく、インチキと変装(叙述トリック)による空中戦がメイン。 怒涛のどんでん返しが盛り上がる。
丸太町という聞き慣れた地名なんで読んでみた。 リーガルサスペンスになるんかな? 「双龍会」という疑似法廷みたいやけど。 何で、落花さんだけ、京都弁で他の人は、標準語?って違和感あったけど、京都でなくても、奈良の人とかやし、それなりの言葉使うはずやけど… 何か闇社会の法廷で、主役達も闇社会っぽいけど、...続きを読む全員、京大やん!それも、イケメン、イケジョ! まぁ、優秀でないと事件解決できんのやろうし、怪しさは美形がええのか… 疑似法廷やからか、真実というより、如何に言葉を使って納得させる(騙す)かに掛かってる。 なので、どんでん返しだらけになるのは、仕方ないかもしれんけど、もう分からん!^^;ってなる。 中性的な名前にも… 最後は、分かるんやけど。 私は落花さんの京言葉の虜になりました〜♡ この作家さんも、京大のミステリー研の人みたい。京大出身の人って、そのまま、京都を舞台にした作品作る人多ない? でも、知ってるとこ出て来るから嬉しい。(また、藤井大丸出とった。分かるんかな?)
「ぼくの初恋にまつわる話をしましょうか」。冒頭の一文とタイトルに惹かれて、この著者初読み。 初恋を語るのは、容姿端麗、ものすごい知力を兼ね備え、さらには金まで持っている美少年御曹司、その名も「論語」。祖父殺害の濡れ衣を着せられた彼が法廷へ。といっても、世間的には祖父は自然死したものとされていて、真...続きを読む相を追及する場となるのは、京都で開かれる私的裁判「双龍会(そうりゅうえ)」。 実在の地名だらけだから、私も含めて京都贔屓の人にとってはたぶんとても楽しい。登場人物の容貌や話し方はアニメにしたらさぞかし映えそうで、オタクな雰囲気。「論語」という名前を「ごんべんくさい」と評したり、相当なダジャレというべき言葉遊びがあったり、好き嫌いが激しく分かれそう。ちなみに私はかなり好きです。ちゃんとミステリーなところも○。 論語をはじめとする本作の登場人物たちと、西尾維新の戯言使いと、森見登美彦のオッパイ大好き少年と、言の葉対決をしたらさぞかし盛り上がるのでは。想像するだけでワクワクします。
再読。ラノベ臭さがあまり気にならなくなっていた。なぜだろ?わざとらしく悪趣味とも評価できる過剰さが、古都の艶やかな一面に溶け込んでしまったのか。 私的裁判が始まるまでが意外に長いことに気づいたが、そこまでを退屈させずに読ませるのがさすが。そして、私的裁判はどんでん返しに次ぐどんでん返し。ラストで一発...続きを読む、どんでん返しのためのどんでん返しをして満足、みたいな凡百のどんでん返し小説とは明らかに異なる。というのも、どんでん返しに物語としての必然性があるし、どこまでひっくり返されることになるのか最期の一ページまで予測ができないから。 ラノベ臭さがしんどい。論語とルージュのやりとりは中学生の夢想の中の小粋さ、斜に構えたガキの鼻持ちならないさかしらぶり。まさに中二。 落花のキャラもまたアニメ的。決め台詞がクサくて白けるし、内に秘めた使命感とひょうげた表向きのギャップも、わざとらしくて馬鹿みたい。 反面、京都のエキゾチズムは愁眉。古都のあやしげな澱んだ空気を存分に活かしきり、本当に私設裁判が行われているのではないかという気持ちにさせる。「左京区弁慶」というのは、某森見さんが左京区しか語れないことへの皮肉かな。野暮の極みだよなー左京区しか知らなくて学生ノリしか書けなくて野暮を逆にウリにする俺どうですか?という開き直り。 本作の著者は、ホテルの描写など京都のおハイソな部分も入れ込んでおり、そのぶんリアルな背景が鮮やか。 丸太町通りをタクシーでまっすぐ行くなんて、ほんとに京都の街を物語に活かしている。愛してるんだろうなー。
壮大な屁理屈合戦!緊迫した会場での出来事のはずなのに、くすっとしちゃった。これをミステリーとするならば、こんなミステリー初めて。
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丸太町ルヴォワール
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