円居挽のレビュー一覧

  • 河原町ルヴォワール

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    2018年7冊目。落花の死という衝撃から始まるシリーズ最終作。今作の主人公と言える撫子が双龍会で見せる執念と成長は見事。仕掛けもバッチリ決まって、最後も綺麗に締まる素晴らしい終わり方でした。

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    2018年01月13日
  • 今出川ルヴォワール

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    双龍会も権々会も圧倒的面白さ。大仕掛けもバッチリ決まって痛快。達也の過去にも今にも一つのケリがついた、と思いきや新たな展開も出てきて次巻への期待も高まる。

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    2017年12月30日
  • 丸太町ルヴォワール

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    双龍会での侃々諤々の議論が面白い。論理の応酬は好きなので、読んでいて楽しかった。最後まで意表を突かれまくって、驚き疲れました。

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    2017年11月26日
  • 河原町ルヴォワール

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    ネタバレ

    すごくよかったなー。丸太町の伏線が4巻目で生きたり、もう顔馴染みのように感じられる主人公たちが仲間割れしているのかと思ったら最後に大団結するし。何より、落花のどんでん返しが素晴らしい。
    虚を実にするという特性があるから、どんでん返しが起きることを否定して否定して、否定尽くした先のどんでんがえし、素晴らしかった。
    そして何より、メタなギミック。黄昏卿を2巻ではファンタジーな存在なのかと思わせておいて、その伏線を活かした二つのそうりゅうえ!すばらしかったなー。
    撫子と論語の恋、三巻で終わったのもよかったし、この巻で再開したのもよかった。流の劣等感ややるせなさにはいつも共感するし。

    再読。やっぱり

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    2017年07月08日
  • 今出川ルヴォワール

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    時折、読んでいて、ふと今読み進めている部分の時間と空間がわからなくなる、足元がおぼつかなくなる雰囲気を味わう時がある、このシリーズのそんなところがとても好きです。
    そしてまた、もどかしく切ない複数のラブストーリーでありながら(僕にはとても稀なことですが)、なんか惹かれてしまうというのも、これまたこのシリーズの不思議な魅力です。

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    2016年12月29日
  • 河原町ルヴォワール

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    ネタバレ

    結果、シリーズを纏め上げる最終巻としてふさわしい傑作に仕上がっていると思う。
    構造としての様式美を優先するあまりか、中盤までは各登場人物の台詞回しが、過去3作において確立されたキャラクターの枠をなんだか少しはみ出しているような印象もあったのだが、すべてが閉じた後で改めて感じるのは、そのような些末な違和を吹き飛ばしてしまう充足だった。

    途中、いくつも示されていたはずの伏線から思い至ることのなかった自らの不明を恥じるべきかもしれないが、スケールの大きな双鴉の計と称すべき、今作の根幹を為す仕掛けには充分楽しませてもらい、素直に脱帽する。
    これまでの今シリーズにおいては、お世辞にもフェアとは言えない

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    2016年09月16日
  • 河原町ルヴォワール

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    このシリーズが終わってしまうのが寂しい。もっとみんなの喋りを聞いてたい。
    でも終わるならやっぱりこういうラストが良いよね。

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    2016年09月12日
  • 今出川ルヴォワール

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    シリーズものというと、1作目→2作目→3作目…と回を重ねるごとに勢いが衰えていく方が多数かとは思うが、この作品群に関してはどんどんパワーが増しているというか、端的に言って面白くなっているような気がする。
    あるいは、今シリーズが持つ独特かつ独善的な訴求性に、読み手の私が完全に慣れてきたということか?
    最近では珍しく、ページをめくる手が止まらない、他にやることがあってもつい手を伸ばしてしまう、そんな一冊だった。

    相変わらず純粋な推理物、フーダニットとして読めるミステリーではないが、一見暴力的とすら思われる、著者が構築したルールを理解し、この世界の楽しみ方さえ身につければ、これほど面白い小説もなか

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    2016年09月10日
  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)

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    この先の期待をこめての☆×5
    ルヴォワールシリーズに比べて、主人公の年齢層が低いせいか、ちょっと物足りない感じもするけど、どっちもちょっとだけやきもきするような青春感がちょっとだけ入っているのが個人的には好き。

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    2016年08月16日
  • 丸太町ルヴォワール

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    ネタバレ

    2016/3/21 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2017/5/2〜5/9

    ずっと気になっていたルヴォワールシリーズ、ようやく順番が回って来た。私的裁判、双龍会を舞台に繰り広げられる丁々発止の会話。登場人物も魅力的でとても気に入った。続編を早く読みたいところだか、いつになるやら。

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    2017年05月12日
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)

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    前作の「謎解きバー」がちょっと拍子抜けだったので、期待せず読みだしたら…あら、双龍会を思わせる学級裁判に、お~やっぱこのノリおもしろいなぁ(お~天親出てきた~!とか思いつつ)、と思いつつ、その後の展開は通常ミステリっぽく、でも本作者さんならではの妙が最後まであって、あ~双龍会だけの人と思ってすみません~~という感想でした。続き物なのかな??続きも楽しみです♪

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    2015年07月07日
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)

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    鷹司高校という全寮制のエリート校の新入生である剣峰成(つるみね なる)。
    彼は図書室でのちょっとしたトラブルから、同級生の太刀杜からんという少女と親しくなり、同時に三年生で生徒会長の大神五条と知り合います。

    そして、新入生の歓迎の意味も込めた、この学校ならではの行事「星覧仕合」にて、成とからんはタッグを組み、五条に推理ゲームを挑みます。
    (第1章 学園裁判と名探偵)

    次に、第1章で少しだけ垣間見えた成の鷹司高校入学前の生い立ち、過去に関わることになった事件が語られます。
    (第2章 暗号と名探偵)

    そして、時代はまた現代!?に戻り、休日のある日に成とからんが巻き込まれる事件が描かれます。

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    2015年06月13日
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)

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    あらすじがダンロンやソロモンの偽証といったような作品から今日モチーフに使われる(元祖がソロモンなのだろうか?)校内で「裁判」とあったので好奇心半分冷やかし半分で読んでみる。
    どちらかというとダンロンのような必ず一つの真実にたどり着かなければならないというよりは、『汝は人狼なりや?』や一休さんの問答のような感じといえば分かりやすいだろうか。
    真実というよりは如何に観客や審判をねじ伏せられるか?調査を基盤とした推理のもと説得する感じ。

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    2015年05月28日
  • 今出川ルヴォワール

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    「オ・ルヴォワール」というフランスの別れの挨拶は、〝別離〟と〝再会〟という反対の意味を一語のうちに孕んでいる。いっぽう、ふたつの通りが交差する点によってあらわされる京都の地名もまた、そこに〝別離〟と〝再会〟とを孕んでいる。「ルヴォワール」シリーズ第3弾の舞台は、大怨寺という怪しげな寺院のある「河原町今出川」。当然、そこは積年の〝別離〟と〝出会い〟の交差点となる。

    メインが、私的裁判「双龍会」におけるディベート以上に「権々会」における「鳳」と呼ばれるカードゲームに変わるとはいえ、その息を呑むような壮絶な騙し合いの連続は相変らずだ。そして最後、登場人物らの人間ドラマにも大きな変転が……

    文庫化

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    2015年01月11日
  • 烏丸ルヴォワール

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    天才肌の登場人物たちの中で、唯一〝人間臭い〟キャラクター流(みつる)。このシリーズは論語、達也、撫子らそれぞれがみな主役の青春群像劇でもあるのだが、個人的にはこれから先「流」がどのように成長してゆくのかが楽しみでならない。おそらく読み手の多くも、(とりわけ双龍会の場面では)「流」のいかにも〝人間臭い〟視点からドラマを眺めているのではないだろうか。その意味で、重要な狂言回しの役割を担っているのがこの「流」なのである。

    シリーズ第二弾であるこの『烏丸ルヴォワール』では、「流」がその人間臭さゆえ敵方の陰謀に翻弄されることになる。伝説の龍師「ささめきの山月」、「流」同様コンプレックスを抱えたまま姿を

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    2015年01月08日
  • 烏丸ルヴォワール

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    ネタバレ

    ささめきの山月や有栖、烏有さんや繰子といった新キャラが多く出てくる中、相変わらず論語のキャラの立ちっぷりはすごい。トリックスターのよう!

    次のページをめくるとひっくり返されている状況は相変わらずで、前の『丸太町ルヴォワール』ともども楽しめました。

    とにかくタイトル通りの結末に辿りつきますが、その初めての出会いやらなんやらが悔しいくらい上手く隠されていて何度でも読み返したくなります。

    そして流さんの格好よさときたら!!
    落花さんや他のみんなも素敵なんですが、やっぱり有栖が憧れるのも無理はないですね。

    続きも講談社ボックスで買って読んでしまいそうです。
    文庫で800円、なかなかの金額ですが

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    2013年10月19日
  • 京都市民限定で求人が出ているとあるバイトについて

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    モキュメンタリーかと思いきや全く違う切り口からなる小説だった。
    主人公の孤独と弱さが深村堂を通じて出会った人と繋がることで、人間的にも成長していく京都を舞台とした青春物語だった。
    単なるホラーではなく、怪異的な案件をこなしていくうちに科学的に証明出来るというか理屈で説明できる展開になっていく。ただ、分からないという恐怖や人為的な恐怖、実体のない恐怖も様々で、地続きで物語は繋がっているけど、一つ一つのテーマも読み応えがあった。
    主人公に限らず、キャラクター性が個性的でちゃんと目立っていたし、最後の話では京都の地名を使ったお話で読みやすかった。
    思ったより世界観に没入してしまった、続編を出して欲し

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    2026年03月30日
  • 京都市民限定で求人が出ているとあるバイトについて

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    いい意味で裏切られた。『近畿地方のある場所について』のようなモキュメンタリー系ホラー小説かと思って手に取ったら、全く違ってた。
    でも、内容としてはこちらの方が断然好き。
    続きが読みたい。続編出たら絶対即買う。

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    2026年03月24日
  • 貴女。

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    結構好みが分かれるお話も結構あったが、個人的には青崎有吾さんの『首師』と織守きょうやさんの『いいよ。』がぶっちぎりで好き

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    2026年03月22日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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    ネタバレ

    面白かった。
    ゲームにはなかったけど、他にも何件かあざみとジャスミンで依頼こなしてたと思うと少し救われ……るか?
    ジャスミンの心の傷が大きくなるだけでは…?
    思い出が多い方が吹っ切れ難そう。

    山田ガスマスクときのこの話は最後「そういう事だったの?」と肩透かしな気分を味わった後に「いや、でも途中の鈴の音は何だったの…?」と疑問に思った。
    結局怖い話だったのか?

    グレイトリセット後のジャスミンの話は色々辛い。
    富入さんが上司で良かった…!
    部下の感情にも配慮してくれる凄出来上司で…!
    この事件でジャスミン吹っ切れて良かったけど、最後意味深な終わり方は期待しても良いんだろうか…?

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    2026年03月08日